サッカー日本代表23人発表。

FIFAワールドカップ2006 ドイツ大会に向けた、 日本代表選手、23人が先ほど発表されました。

中村、巻ら23名をW杯メンバーに選出 久保は落選 日本サッカー協会は15日、都内で会見を開き、6月9日から始まるワールドカップ(W杯)ドイツ大会の日本代表メンバー23名を発表した。海外組からは中村、中田英らが順当に選出され、激戦のFW枠では高原、柳沢、大黒、玉田、巻の5名が入った。当落線上と見られていた松井、茂庭、さらに久保が落選となった。 日本代表は17日からの国内最終合宿を経て、26日にドイツへ移動。30日にドイツ代表、6月4日にマルタ代表と親善試合をこなし、6月12日のグループリーグ第1戦、オーストラリア戦に備える。(スポーツナビ)
久保を外して巻を入れた点、 松井を外した点が、論点になりそうですが、 全体的には、大体『普通』の範疇かな、と。 11人でプレーするサッカーで、23人の代表…と言っても、 決して多すぎるわけではないわけだし、 言い方は悪いけれども『余分な』人を入れる余裕は少ないわけで… 必ずしも、サプライズがあるべきとは思わないな。 もちろん、イングランドみたいに、若い才能ある選手を入れるのも面白いけれども、 むしろ、テストしてないけど抜擢、には、メリットもデメリットもあって、 日本は、テストしてきた結果に従って選手を選び、 その結果で結束していくことの方が、重要ではないかな、とも思う。 全出場国の中だけでなく、同グループ他チームと比べても、 チームとしての力量が落ちることは、まず間違いないからね。 サッカーは、力量が落ちるチームでも、勝ち残れるスポーツ。 だから面白いし、興奮するんだと思う。 さあ、いよいよ、始まるぞ。

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iCal for FIFA world cup 2006 Germany

World Cup開幕まで1ヶ月を切りました。 皆さん、準備は良いですかー? 僕の周囲では、RAULのユニフォームを着て出勤してる人やら、 イベントが開幕に重なってる人やら、 HDD DVDレコーダーを買う人やら、 CS放送導入で悩む人やらがいますが。 日本の試合も大層気にはなりますが、 それ以上に、多くの有力国、注目国の試合が気になります。 試合日程はどうなっているんだ? なーんてことを思うけど、なかなかまとまったデータがなく、 (スポナビでも一応一覧はあるけど) どうしようかなと思っていたら、 思いついた。 絶対に、誰か、iCalデータを作って配信してるはずだと。 むしろ、無かったら作っても良いくらいの感じで。 探したら、ありました。 iCalShare – FIFA world cup 2006 Germany iCalデータはこちら。 http://ical.mac.com/rutgergeelen/All.ics Appleのサポート(というか、Discussion)にあった情報で、 iCalShareという、データ共有サービスみたいのがあるみたい。 その中に、このデータがあって、おお。 さっそく、GoogleCalendarにぶち込む。 おおお。 ビシッと、表示された! しかも、タイムゾーンもきっちり、日本時間にセットされてる。 (標準時で作ってるから当然なんだけど) これで、CalendarNameを『FIFA world cup 2006 Germany』にでも変えてやれば、 全て違和感なくビシッと行けます。 これで、6月の寝不足は決定だなー(苦笑) それにしても、iCalShare。 いろんなカレンダーがあるみたいですね。 まぁ日本に最適化されたヤツは少ないですけど。 こういうのがもっとがあると便利で良いよなぁ。 TVとか、映画とか、リリース情報とか。 RSSみたいに使えるかもなー。

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FIFA WorldCup 2006 組み合わせ終了。

さて、残すところ半年となりましたが、 組み合わせが行われたことで、より一層リアルに見えてきました。 組み合わせをざっくり見返してみると、

グループA
ドイツ コスタリカ ポーランド エクアドル
グループB
イングランド パラグアイ トリニダード・トバゴ スウェーデン
グループC
アルゼンチン コートジボワール セルビア・モンテネグロ オランダ
グループD
メキシコ イラン アンゴラ ポルトガル
グループE
イタリア ガーナ アメリカ チェコ
グループF
ブラジル クロアチア オーストラリア 日本
グループG
フランス スイス 韓国 トーゴ
グループH
スペイン ウクライナ チュニジア サウジアラビア
こんな感じです。 個人的な注目は、やはり、ウクライナ。 チーム自体はよく知りませんが(苦笑) シェフチェンコがいるってだけで、何かやってくれそうな雰囲気がある。 それから、『死のグループ』と言われている、グループCとグループE。 どっちかっていうと、Eの方が面白そうだなぁ。 セルビア・モンテネグロも良いサッカーをするし(ユーゴスラビアの継承者、と言えるだろう) コートジボアールも見てみたい、 でも個人的には、イタリア、チェコ、 それから、腹立つけど実力を認めざるを得ないアメリカ、アフリカ勢から、ガーナ。 アメリカが遂に予選敗退するのか、 それとも、ヨーロッパ勢が意地を見せるのか、 特にイタリアは…最近ようやく、復調の兆しがあるような気がするし、 面白い感じになりそうだなぁと。 後は、グループBのイングランドvsスウェーデンも見物だし、 韓国の入った、グループGの、スイスの戦いぶりにも注目したい。 あ、日本のグループですか? うーん。正直、厳しいよね。 オーストラリアと日本の差については、人によって意見の分かれるところだと思うけど、 チームとしての総合力で言えば、日本の方が少し上だろうと。 クロアチアは、フランス大会の時ほどではないにしても、実力はある。 ブラジルは…なぜか、比較的相性が良いようなイメージはあるけれども、 どうなんだろう…だからといって楽観なんかできないし、難しい試合になるだろうね。 (ロナウジーニョの活躍は見たいけど…) 順当にいけば、1勝1敗1分けでクロアチアと争う感じか。 可能性がないことはないが、 イタリア紙の、『決勝進出確率40%』は、順当な判断ではないかな。
伊紙予想「日本は1次落ち」通過確率40%
2005年12月14日(水) 9時48分 日刊スポーツ  日本は1次予選落ち?  イタリアの大手紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、来年W杯の1次予選勝ち抜け国を予想した。注目のF組はブラジルの90%を筆頭に、クロアチア50%、日本40%、オーストラリア20%の順となった。ちなみに、ほかの決勝トーナメント進出国は以下の通り。A組ドイツ、ポーランド、B組イングランド、スウェーデン、C組アルゼンチン、オランダ、D組メキシコ、ポルトガル、E組イタリア、チェコ、G組フランス、韓国、H組スペイン、ウクライナ。つまり決勝トーナメント1回戦で、E組1位の母国イタリアはF組2位クロアチアと戦うことになる、と予想している。(佐藤貴洋通信員)
さーまだあと半年もあるけど(開幕は、2006年6月9日) 楽しみだなぁ。 正直、わくわくしてます。

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本日の気になったニュース。 – 2005/11/24

沢登が今季限りで引退 J1清水
 J1清水は23日、J1最多出場記録を持つ元日本代表MF沢登正朗(35)が今季限りで現役を引退すると発表した。  沢登は1992年に東海大から清水に入団し、93年にはJリーグ新人王を獲得。96年のナビスコ杯優勝、99年第2ステージ制覇などに貢献した。  J1ではこの日の神戸戦で通算380試合に出場して85得点。日本代表では93年のワールドカップ(W杯)米国大会アジア予選など16試合出場で3得点を挙げた。 [ 共同通信社 2005年11月23日 21:22 ]
京都に来て…数えてみたら、もうすぐ10年になる。 人生の3分の1くらいに当たるわけだけど、 それでも、僕が静岡出身で、静岡を愛していることは変わらないし、 同時に、清水エスパルスや、ジュビロ磐田を応援していることも変わらない。 僕は静岡市出身なので、どちらかというとダメな方のチーム、清水を応援していた。 (磐田は少し浜松よりで、藤枝以西というイメージが強い) そういう意味で、澤登という選手は特別な選手だったし、 長谷川健太や、堀池や、大榎や、その他多くの偉大な選手(シジマールとかね(笑))に続く、 清水の名プレイヤーだった。 記事内では、一応『元日本代表』とされているけれども、 日本代表としての澤登は…あんまり自分の持ち味を生かせていなかった。 サイズが小さい割に足が遅い、代わりに、小技とパワーがある、そんな選手だったから、 実はいわゆる小兵じゃなかったんだと思う。 MFだがキラーパスがあるわけでもなかった、でも、セットプレーは凄かったし、 とにかくガッツがあったよね。 J1最多出場記録だもんな。 お疲れさま。
ITmedia +D モバイル:番号ポータビリティは2006年11月までに?総務省が諮問
総務省は11月22日、番号ポータビリティ(MNP)を2006年11月1日から義務化すべく省令案をまとめ、これを情報通信審議会に諮問した。併せて12月21日まで、同省令案への意見募集を行う。
MNPがいくら流動化を進めると言っても、 現実的に言えば、いろいろ手続きが必要になることだろうし、 手数料も取られるだろうし、データの移行も必要だし、 今日はDoCoMo、来月はau、再来月はVodafoneというわけにはいかないよな。 もう、Vodafone(またはDoCoMo、au)なんてイラネ、とか言う人は一杯出そうだけど。 今後のサービスの充実に期待。 そうえいば、今は、電話番号でキャリアがわかるようになってるけど(リンク参照)、 それも過去の話になるね。 携帯電話キャリア割当表
ITmediaニュース:世界サーバ市場でWindowsが初めて首位に――IDC統計
7?9月期の世界サーバ市場は工場出荷額が前年同期比で8.1%増えて125億ドルとなった。うちWindowsサーバが46億ドルを占め、初めて首位に立った。
ががーん。 そうなのか。 ああ、よく読むと、シェアでってことではなくて、出荷額で首位にってことね。 でもさー…FreeBSDとか無料のサーバソフトウェアもあるのに、 出荷額で比較するのって…ナンセンスじゃないっすか? ベンダー別とか、機種別というハードウェアとしてのサーバであれば、ね、 十分比較対象になるけどさ。 なぜか、FreeBSDしか触ったことないんだよなぁ。 Windowsが増えたら、ホントにしょうもないバグが増えそうで嫌だなぁ。 他のシステムだって(UnixだってLinuxだってMacだって)バグはあるけど、 Windowsみたく悪用されないもんね。
ITmediaニュース:[WSJ] Xbox 360、ユーザーがクラッシュを報告
Microsoftの新しいゲーム機「Xbox 360」の一部所有者が、今週発売された同製品の技術的な問題を報告している。  複数のビデオゲームファンがwww.xbox-scene.comやwww.teamxbox.comなどのファンサイトの掲示板に、ゲームプレイの最中にXbox 360がクラッシュするという不満を書き込んでいる。画面が突然真っ暗になり、「E79」「E74」など暗号のようなエラーメッセージが表示されたと報告する人もいれば、ゲームがフリーズしたため、一度電源をオフにして、またオンにしなくてはならなかったと言う人もいる。
いやはや。 なんだか、やっちまったんじゃないのか?マイクロソフト。 だんだん、ゲーム機も、ゲーム機ではなくなってきてるからなー仕方がないけど。 それはそうと、Xbox 360、 アメリカでは凄い人気らしいなぁ。 きっと、全世界では売れるんでしょうねぇ。 そう考えると、日本の市場ってやっぱりちょっと特異だなぁ。 なんで、世界で通用する、マイクロソフトのマーケティングが通用してないのか、 よく考えると謎だしなぁ。 ていうか、そんなにいくつもハードなんか買ってられないわけだが。 携帯ならともかく。 よっぽど儲かるのか?

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日本サッカーについて:決定力を放棄せよ。

久々に、サッカーの話でも。 サッカーの話って、試合の度に、むしろ試合がないときでも、 凡百の『自称:解説者』がしているわけなので、 まぁ今さら言う必要はないのだけど、 イマイチ盛り上がらないまま終えた(個人的には結構面白かった) アンゴラ戦を見ていて思うことがあって何となく。 基本的に、この手の話はどこに視点を置いて喋るかによって全く違ってくるので とりあえず何か一つのことを認めるという過程から出発するのが分かりやすいと思う。 良く言われる、決定力不足。 この問題は深刻且つ、解消すべき問題ではあるけれども、 解決はそう簡単ではない。 むしろ、単純すぎるのかもしれない、 例えば、卓越した一人のストライカーが出てくれば、それで解決してしまうのかもしれない。 でも、実際問題、誰か優れたプレイヤーを待つ、というのは現実的ではないし、 逆に言えば、そのひとりがいない限り、本質的には解決しない。 だから、この問題はここでは諦めてしまおう。 つまりこういうことだ、30本シュートを打って、点が入らなかったとする。 それに対して、決定力不足だ、と嘆くのではなく、 50本打てば良かったと解釈する。 もちろん、決定力が高いに越したことはないが、 確率が低いのであれば、母数を増やすしかない。 となると、現状で、日本が取るべき戦略は、 如何にチャンスを多く作るか、と言うことになる。 このことは、実はあんまり世界のクラブサッカーの流行には即していない。 チェルシーなどの例を挙げるまでもなく、 現在の世界を席巻しているスタイルは、『攻撃的なカウンターサッカー』だ。 パスで守備を崩す手間すら省く。 そして、点を与えず且つ、決定的な点を取る。 が、日本はそれを効率的に行うのがどうやら苦手だ。 決定力はあくまで確率論であるので、 それが一回目に来て、成功することもある(格上とやるときなど)、 でもそれは、カウンターサッカーではなく、 あくまで普段の延長線上でしかない。 日本が生き延びる道は結局は、 中盤(センターラインよりも後ろ)の支配、そして、重要なのはバックラインだ。 相手の攻撃機会を、玉際だけでなく、スペースの支配でも摘むこと。 比較的保守的な宮本の指揮のせいなのか、 日本の中盤とバックスの間には、たびたびスペースが生まれる。 そこを突かれて失点というパターンが最も多い。 そうではなく、本来は、そこを抑えてボールを奪い、 攻撃機会を増やさなくてはいけない。 良く、高い位置で中田、中村がボールを持てるようにというのだが、 もしかすると、それすら不可能かもしれない。 中盤はもっとも人の集中する領域だし、 元々2人にはマンマークが付くことも多い。 だから、サイドアタッカー(小野やサントス)や、 3人目の司令塔(松井や小笠原)が重要になる。 でもそれも、ベッカムのような決定的な仕事ではなく、 ワンクッションまたは、チャンスメイクのためのセンタリング。 日本には、屈強なDFに対抗できるFWは残念ながらいない。 身体能力で振り切れるFWも今はいない。 ということは、エリア外から詰める(飛び込む)、 または、ラストパスを送る必要がある。 中田、中村は稀代のパッサーだが、 役割は、いわゆるラストパスではないと思う。 今日の得点シーンは、リスタートでまだ体制が整っていないところから、 柳沢へのパス、折り返しを松井が押し込んだ。 中田、中村に求められるのは、アシストではなくて、 むしろ、展開のための精度の高いパス。 だとすれば、高い位置で彼らが組み立てる必要もないわけで。 ゴールから遠い位置でボールを持っても、 それを捌くクリティカルなスペースが、サイド、または敵陣のギャップに在ればいい。 そこに、誰が、侵入できるかの方がよっぽど重要だ。 その誰かがそこで組み立てられれば、それはチャンスとなりうるし、 高い位置まで運んで組み立てるよりも、 多くの機会を得られる。 そういう意味で、今年のサントスには不満が残る。 彼にはイマジネーションがない。 点を取るためだけのセンタリングでは、日本は点を取れない。 (Jリーグでは点が取れたとしても) 小笠原も同じ。 小笠原は良い選手だが、前線での組み立てに向いていない。 中田のスケールダウンバージョンでは、役に立たない。 司令塔というのは、排他的ではなく、 常に、共存でき、互いに相手を使えるようでなくては、いけないのではないか? 中田、中村、小野を共存させたジーコの戦略には、 賛否両論あるけれども、 そういう意味では、意義のある戦術だったかもしれない、と思い始めている。 少なくとも、小野には、指令を受けた上で、 さらに司令塔となれる能力があると思う。 (中田、中村が上手く行くようになったのも、その辺りの意識の変化ではないだろうか?) -- 決定力は上がらない。 だから、そこを責めるのはよそう。 でも、それを認識するところから、目指す方向は見えるはずだ。

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“MATSUI”

松井秀が4年契約で合意 日本選手最高の総額約61億
【ニューヨーク15日共同】米大リーグ、ヤンキースは15日 (日本時間16日)、松井秀喜外野手(31)との4年契約に合意したと発表した。16日にヤンキースタジアムで記者会見に臨む。15日は交渉期限の最終日だった。 [ 共同通信社 2005年11月16日 13:06 ]
難航していた松井の契約交渉。 まぁ…サカつくとかやると味わえるけど、契約交渉ってしんどいよね。 松井が、金額ではなく、そこにある誠意を大事にしているのは、 昔から言われていることなのだけど、 今回、予想年棒の話が報道され、まだ上手く行かないと言われる度に、 『必要とされているかどうか』 というセリフが付帯されていたので、 『うーん、松井は、年棒の額で、必要とされているかどうかを判断するつもりなのかな?』 と思っていた。 もちろん、契約上、要求して当然なのだけれども、 そして、そういう考え方は主に海外のスポーツ選手、いやスポーツ選手でなくても、 一般的な報酬に対する交渉として、 よくある考え方ではあるのだけど、 何となく日本での印象と離れていたので、少し心配していた。 別にヤンキースファンではないけれども、 マリナーズ以外のイチローが微妙、と思うように、 ヤンキースの松井を来期以降も見たいと思ってたから。 ニュース番組では一緒に、他の超一流選手の年棒を紹介したりするけど、 松井は一流ではあるけど、超一流にまではなってないからねぇ。 イチローも同じく。 まぁイチローは、自分の分野では超一流か、 ただアメリカの隅っこの新米球団所属ってだけか、 ともかく、推定15億ってのは十分じゃなかろうかねぇ。 NFLほど厳格ではないにせよ、サラリーキャップもあるんだし。 まぁしかし何はともあれ、上手くまとまって良かった。 ヤンキースのファンではないし、 松井のせいで多くのマイナーな試合が見れないという弊害はあるものの、 やっぱり、NYが似合うような気がするよ。 活躍を待っております。 もう一個、“松井”ネタ。
日本、松井の決勝点で辛勝 サッカー国際親善試合
 サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは16日、東京・国立競技場で行われ、ことし最後の試合となった日本代表は後半44分の松井(ルマン)の決勝点で、来年のワールドカップ(W杯)に初出場するアンゴラ代表を1?0で下した。 [ 共同通信社 2005年11月16日 21:36 ]
松井は、決めた後ポーズこそ取ったけど、 どうして良いかわからんといった風でなんか良かった。 ちょうどね、何をやっても後一歩っていう展開だったからなぁ。 それにしても松井。 あいつは凄い、なんで代表に選ばないんだ、と息巻く友人知人を横目に、 僕は暫く沈黙してきたのだけど、 それは別に凄さを認めていないというわけではなくて、 まだまだ、未成熟だなと思っていたからで。 正直に言うと、京都パープルサンガ時代、 僕、松井を見るために、西京極へ通ってたんですよ。 これでも。 ただ、放送中に解説者(水沼さんかなぁ…)も言ってたけど、 フランスに行って、周りを生かすということ、 ゲームを作るということを覚えてきたような気がする。 自分が切り込んで、周りはあうんの呼吸でサポートしてくれる、 そういう状態だけではなくて、 意図のあるパスからの展開、 むしろ、ボールのないところでも切り込めるようになったと言っても良い、 ドリブルで切り込むことを、 日本ではスピードがあると表現したりするけれども、そうではないよね。 きっと、以前より周りを見るようになったのだと思う。 王様が常に孤高である必要はない、 中田の変化を見ても、同じような、人間的な厚みを感じるけれども、 松井も、成長したなぁ、 このところの喧噪を見つつ、そんなことを思う。 むしろ、フランスでじっくりチャレンジして欲しい。 頑張れ、松井! (そして今日はナイスポジショニング!柳沢もナイスアシスト!)

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『首振り』

『首振り』と聞いて思い出すのは、扇風機か、『NO』のサインだけど、 ここでの『首振り』は、サッカー用語。 主に、MFに対して求められるテクニックで、 広い視野を獲得するために用いられる。 人間の視野角に関しては、いろんな数字が上げられているが、 しっかり認識できる範囲で、136度。 周辺視を含めた認識可能な範囲は180-200度と言われている。 でも現実には、誰もが知っているとおり、 左右360度、上下360度に渡って世界は広がっていて、 僕らの見ている世界は、そのうちのわずかでしかない。 (仮に上下左右136度だとすると、全体の15%程度だ) だから、より多くの情報を得ようとすれば、 『首を振ること』が頻繁に必要になってくる。 サッカー選手で言えば… 例えば、パサーとしてのMF、中田英寿や、中村俊輔は、 パスを通す場所が『見えている』わけではない、 彼らはそれを探して、見つけ出しているのだ。 もちろん、どこの辺りから見ればいいかというのは、 才能でありトレーニングの結果であるとは思うけれど、 あくまで、していることで、意識下にあることだ。 日常生活で言うと、 何となく見えているものを、見ていると勘違いして生きていることが多い。 僕自身ももちろんそうなのだけど、 『近すぎて見えない』 というのはつまり、解っているはずという思いこみにより、 それをきちんと見ることをさぼっているために起こる現象。 いろんな面白い物や、新しい物を発見するのは、 能力ではあるけれども、それと同時に、技術でもある。 普段歩いている道すがらに新しいカフェが出来ていたとしても、 それを見ていなければ発見は出来ないし、 普段から見ていなければ、それが新しいかどうかも解らないだろう。 見るというのは、同時に継続的な行為でもあって、 僕らが情報を手に入れると言うことは、その場その時の対応だけではなくて、 前後と比較し、何か他の情報を生み出すためでもある。 何か、社会学的に理由があるのかどうかまではよくわからないけれども… そういうことをさぼっている人は、街に非常にたくさんいるような気がする。 もちろん、何も知らなくても生きていけるのだけど、 僕の場合、興味や好奇心がその結論を許さない。 日常生活に諦めているのかな? 毎日同じで変わらない生活、よく聴く言葉だけど、 半分は真実だが、半分は真実ではない、 仮に日常を皆で共有しているとすれば、 誰かにとって毎日何かが起きているなら、 日常が単一であり続けるわけはないし、 変化を見逃している、または、 自分の生活に興味を失っていると言うことではないのかな、と。 僕のように、バカみたいに見た物、感じた物を書き殴る必要はない、 寡黙で良いのだけど、 本当になにも感じずに、話すことが無くて黙っているのとは意味が違う。 あなたは毎日、何かを感じていますか? 感じていないなら、 もう少し、首を振って生活すると良いですよ。 きっと、何かが変わっているはずだから。

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イギリスの物価は高いんでしょうか?

28歳になろうというのに未だ日本国外へ出たことがない僕なんですが。 (行きたくないわけじゃ全くないんだけど、機会がなかったのと、パスポート申請がだるいのと) まぁそれはともかくとして(おい)、 今日更新の[カンポをめぐる狂想曲]に、イギリスの物価が異常に高い、という記述があり、 なんとなく日本の物価が高いとよく言われてる気がする僕としては、 ほうーと思ったのだった。 記述をピックアップしてみると、

現在2ポンド(400円強)もするロンドンの地下鉄の初乗り(ゾーン1区間)は、近々3ポンド(600円強)に跳ね上がるそうだ。
煙草は一箱約1000円もする。マックも約1000円。レストランでじみーに食事をしても昼食で3000円、夕食で5000円は覚悟しなければならない。
煙草はともかくとして(いろんな意味で税金掛かるから)、 地下鉄の初乗り600円てのはどうだ。 日本では大抵の地下鉄の初乗り価格が200円だから(京都市営地下鉄も200円)、 べらぼうに高い。 600円って言うと、近鉄奈良 ? 京都の片道料金とほぼ同じだ(610円)。 昼飯に、1000円だ、3000円だって掛かっていたら、生きていけないぞ。 観光地に行けば、財布の紐も緩むけれども、 日常生活なんだから… もちろん、コレはかなり極端な書き方をされている(んだろう)とは思う。 イギリスに留学経験のある友達に聞いたら、 『うーん、日本より物価安いんじゃないでしょうかねぇ』 と言っていた。 んー話が違うなぁ。 『マクドナルドが1000円て言ってるけど?』と聞いたら、 『マクドナルドは、高級品ですからねぇ。』 というとぼけたお答え。 上手く誤魔化されたのか。 よくわからないけれども。 杉山さんは、 料金が高いのに飯はまずいし、ホテルは良くないし、 空港の係員の対応はひどいし、 全くイギリスってヤツは…と呆れてるんだけれども。 (そしてサッカーしか残らないが今のイギリスサッカーは外国人がベースだとも) やはり、日本出て、見に行かないといかんなぁ。 ホントに。 [カンポをめぐる狂想曲] イングランド「不思議の国、イングランド」

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サッカーへの愛情。

[カンポをめぐる狂想曲] ケルン「ドイツへ直行」 – goo スポーツ:NumberWeb – 杉山さんは何を考えてそこにいたのか。 だいぶ時期をハズしてしまった感があるけれども、 コンフェデレーションズカップでの日本代表の戦いぶりは、 非常に玄人受けする、素晴らしいモノだった(らしい)。 僕自身は仕事の関係などもあって、試合そのものを見れていないのだけど、 サッカー先進国のメディア、解説者、監督経験者、 日本国内の(太鼓持ちやにわかではない、きちんとした目を持つ)解説者、 などがこぞって賛美を送る…そんな状況を見るのは、僕は初めてだ。 もちろん、細かいところを見れば、 決定力とか色々な面で瑕疵はあるけれども、 日本代表が提示した『日本人によるサッカー』、日本人のメンタリティ、 そうしたことが称賛を浴びたことは、素直に嬉しいと思う。 ラグビー日本代表が、長い間苦しみ続けているとおり、 『日本人らしいスタイル』というものを確立するのは一般的に非常に困難だ。 日本人のメンタリティもあって、そうしたスタイルは、結果を伴わないときには、 むしろ伴っていたとしても、欠点の一部として解釈される。 ボールを回すことは、手数を掛けすぎるとか、 スピードがあることは、フィジカル(当たりの強さという意味)が弱いとか。 サッカーにおいても、長い間、 日本人のサッカーとはいかなるモノであるべきか? という問いの答えを探すような取り組みが行われてきた。 多くの代表監督はそれにトライしたkれども、結果を残せなかった。 (オフト然り、加茂周然り…) 逆に結果を残してきたのは、日本人であることを否定する、 最低限汲み取れる部分だけを導入するスタイルだったように思う。 (岡田然り、トルシエ然り…) Jリーグでは必然的に、日本人らしさを追求せざるを得ないのに、 代表に行くとそこに迷いが生じるのは何でなんだろう? まぁそれはひとえに勝てないから、なんだが、 ジーコは、日本人の持つモノに対して、 多くの信頼を寄せてくれているような気がする。 (信頼…信用ではない) 監督未経験、というキャリアが示すとおり、 ピッチ上での指示や、マスコミに分かりやすいコンセプト、 その辺りは非常にぎこちない。 でも、もちろんあくまで結果として、だけれども、 こういう形で、スタイルが立ち上がり、それが多くの人に評価された、 そのことは非常に重要だったように思う。 ああ、表題から離れてしまった。 杉山茂樹というサッカー狂のライター。 同じ静岡出身と言うことを差し引いても、僕はこの人の文章が一番好きだ。 Numberという雑誌は、他のマスコミと比べると、少し性格が違う。 書かれている記事に要は、Number編集部の編集ではなく、 基本的にそれを書いたライターの意見、と言うことになる。 だから、この雑誌を読む上で一番重要なのは、 この記事を書いたのは誰なのか?と言うことを把握することなのだけど、 そういえば最近、杉山さんの記事がない。 日本代表一色になっているからか?よく分からないけれど、 かわりに、WEBでは、連載コラムが読める。 基本的にこの人は、日本サッカーに対して批判的というか… いや、むしろ、『日本サッカー』みたいなモノなど最初っから無くて、 良いサッカーを知っていて、後はそうではないサッカーがある、 そういう世界に生きている気がする。 だから、日本に限らず、全世界、全ての試合において、感覚が的確だと思う。 あくまで想像だが… 試合を見て感じてから、何故そうなのかを書くのではないか? つまらない人の文章の典型は… 『こうなら○、こうだと×』 というような図式を頭に入れたまま試合を見る、 その試合が良いか悪いかは、前提によって判断する、 出てくる記事も前提以上にはならない、そんな文章。 わかりやすいが、つまらない。 誤解を恐れずに言うと、 サッカーが好きな人が書く文章ではなくて、 サッカーのことを書いて食っている人の文章でしかない。

もっとも、正直に告白すれば、その一方で、僕は、ブラジルの好プレーにも、気が付けばしっかり拍手を送っていたのである。
これこそが、サッカーを愛する人間の正直な姿ではないか? モノがなんであれ、自分の中に入ってきたモノが基準を満たしていれば、 賛辞を送るべきだし、 そうでないなら、賛辞を探す必要なんて無い。 愛情を、感じる。 僕は代表監督ではないのだから、詳細な戦術レポートなんて要らない。 良い試合と、ビールが在れば満足な、普通の観客だ。 一方で、『観戦記』と銘打った観光レポートを読むつもりもない。 感じたものを、感じられる文章が、僕は好きなのだ。

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Mutters about the Games

Gamesっていうのは主に、サッカー日本代表の試合のこと。 なんだろうね、僕に限ったことじゃなくてさ、 試合について何か文章を書くときってさ…褒めないでしょう?絶対に。 素直に嬉しいとか、よくやったとか書いてる人を見ると、 『甘いなぁ』とか、『まぁミーハーな人たちはそれで良いんでしょうけどね』みたいな、 そんな感情を抱き、逆に、 戦術やら選手起用やらを独断で切ってるような人を見ると、 『分かってねぇなぁ』とか、『そうだけどそれをどうするかだよ』みたいな、 そんな感情を抱く。 まぁ、僕も少なからず、戦術的批判とか、 あいつは使えねぇ的発言も多々してきたんだけれども、 ダルイので止めます。 (or『かったるいからやめます。』) いやー、なんかね。 もちろん、Number最新号のジーコ力特集の中でも言われているとおり、 前向きな発言しようが、危惧しようが、追いつめられると無理矢理勝っちゃうのがジーコで、 プロ・アマ問わず、論客はほとほと疲れている、 嫌んなっちゃってる、ってのもあるんだけれども、 なんですかね、人の文章を眺めつつ、自分の文章も眺めつつ、 考えていたら、感じてしまったわけですよ。 …ださっ。 大体さー… 観戦たって所詮テレビな訳ですよ。ボールのあるところしか見えないわけで、 フリーランニングも、ラインも、ポゼッションも何もあったもんじゃない。 当然、GKのコーチングも分からんし、 そういう中でなにが戦術だと。お前、何がわかってんだ? 贔屓の引き倒しとかね…(あいつ入れれば絶対活躍するし、呼ばないジーコはアホ) その逆とかね…(あんなヤツ入れたって走ってるだけで活躍しねえって、呼ぶジーコはアホ) 俺もかっこわるいが、お前も良い勝負だな的。だるい。 そんで、自分でも書いてて収集つかなくなって、最後は2chな訳ですよ。 や、絵文字は良いんだけど、2chも良いんだけど、 最後はお決まりっぽくして、ごまかすの、止めなよ。 そういう行動一つ一つが、なんかなぁ。 王様の耳はロバの耳のような、 常に満たされない欲求不満を吐き続けるような、 うーん。 友達と会えば、そういう話するし、だめ出しもするし、お互い意見交換するし、 これからもそれはするんだけれども、 まぁここでは、そういう話は止めようかな、と。 どう勉強したって、 TV見てここで書く、戦術論中心の観戦レポートは、 知ったかぶりそのまんまだから。 結局、よく知らんまま、ただ批判したいために批判しづけて、 結局嫌気がさして嫌いになる、そんな構図、見え見えでしょ。 ジーコがダメだから、今の代表の試合は嫌い、みたいな。 バカじゃねえの。 まぁもし、実際に見に行ったらなにがしか書きましょう。 それなら、実際の雰囲気とか、何気ない選手のプレイとか、いろいろ書ける。 だから僕は杉山茂樹さんの文章は好き。 実際に知ってる人だし、サッカーへの愛があるから。 どうせ書くなら、文化としてのサッカーの中での日本代表を書きたい。 でもそれが書けるまでは、どうでもいいや。

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