ただいま帰りました

父親の病状はなかなかしんどくて、健康というのは大事だなあと改めて思いました。 これまでの経過をざっくり書くとこんな感じ。

  • 2月下旬 発熱
  • 3月上旬 熱が引かないので病院に行ったら肺炎と診断
  • 3月中旬 病状が良くなくて入院
  • 3月下旬 退院
  • 5月上旬 肺炎がぶり返して入院
  • 5月中旬 肺化膿症と診断
  • 5月下旬 退院
  • 6月下旬 高熱が下がらず入院
  • 7月上旬 肺切除の必要ありと診断
  • 7月上旬 心臓の静脈が硬化していることが解る→それをなんとかしないと肺切除出来ないという診断
  • 7月中旬 カテーテル(予定) ← いまここ
  • 8月中旬 肺切除(予定)
いろいろと健康上の問題はあるのですけど、
  • 直接的な原因は取り壊し予定の祖父母の家に立ち入って作業を行ったこと
  • 心臓周りの血管が弱いのは喫煙の影響
  • 3月の段階で治癒しなかったのは、
    • 父親が自分の判断で処方された抗生物質を変えていた
  • 5月の段階で治癒しなかったのは、
    • 父親が自分の判断で処方された抗生物質を飲むのを止めていた
  • 6月に高熱が出たのは、健康でないのに無理して遠出したため
というまあ、主に父親の自分勝手な性格が原因となって全然治らないまま5ヶ月経過と言うことになっています。なにやってんだよ。実家に帰って自家用車を調べたら、市販薬がたくさん見つかりました。一方で処方された抗生物質はきちんと飲んでないのも見つかりました。何を考えていたのかは知るよしも無いですけど、そういう勝手なことやっちゃダメだよ。ほんとに。 以前実家に帰ったときに、「自分の体調は全部自分で解るし、どうするかは自分で決める」みたいなことを言っていたので、お前の自己診断なんか信用出来ないし、百歩譲っても専門家(=医師)の方が解ってるんだから大人しく病院の治療方針に従っておけよ、それが信用出来ないならセカンドオピニオンでもなんでも取れよと説教したのですが、結局今考えると一言も聞いてくれていなかったようです。それがこのざまだよ。 自分の父親ですから「自業自得」なんて言えませんけど、でもやっぱり……自業自得だよなあ。。 何を信用したんだか知りませんけど、専門的な教育も受けてないのに、ネットで調べたくらいで知った風で重要な決断を下したり考えたりしちゃダメだよね。

今後の予定

「肺の悪い部分を切除しようと思って調べたら心臓の血管が良くなかった」ということで、まずカテーテルやって治療し、手術に耐えられるようにしてから肺を切除するという予定です。さすがに母親もしんどいのでなるべく早く終わらせたいのですけど、なかなかスムースに行かなくて。腰を据えてやっていくしかないよね……

続きを読む

京都に帰ってきましたよ

そう言えば報告もしていなかったんですが、4日くらい実家に帰ってました。 理由は、父親が入院したため。 病名は今のところ「肺膿瘍」で、取り壊す予定の祖父母が住んでいた家屋に立ち入ったことが理由として考えられていますが、よくわかりません。歯周病や喫煙もあるかも知れませんし。 これまで抗生物質を使った治療を行ってきましたが、抗生物質がなかなか合わなかった上、勝手に抗生物質を変更してしまったり、自分の判断で飲むのを止めてしまったりといった父親の非協力的な態度もあって症状が好転せず、結果的に外科手術で肺を一部切除することになりました。 今のところはまだ検査段階。明日か明後日くらいにどう治療していくかがきっちり決まるはずですが、どちらにしてもしんどいことになりそうです。切除すれば1週間くらいは肺に管を入れる生活になりますし、もし結核だと言うことになれば切除せず半年程度の投薬治療になります。もちろん肺がんだと言うことになればそういう治療を受けることになります。 小心者の父親はきっと心細いんでしょう、入院したその日からしょうもないことを延々看護師さんに喋ったり、「動かないとリハビリに時間が掛かる」とか勝手なことを言って動こうとしたり、「手術のために精力を付けなくちゃ行けないから鰻買ってこい」「とんかつ買ってこい」とか勝手なことを言い始めていて(しかも母親が健気にも買ってっちゃうんですよね…)、本当にこいつこんな面倒なおっさんだったのかよと息子として本当に心底うんざりしました。 マジレスするなら、リハビリのことは完治が見えてから言えと思いますし、精力付けるなら動物性タンパク質よりもまずお前が残そうとしているそのお粥を腹に収めて炭水化物を補えと思いますが、それでもまあ、大病を患ったときにどういう心境になるのかと言うことは僕にはわかりませんし、なんとも……ね。そんな状態の父親を論破したって、全然全く嬉しくないんです。ホントだよ。 息子として言うなら、これまで抗生物質で治ってくれと祈るだけだったのが、積極的に切除していこうという方向になって少し前向きになった気がしています。もちろん抗生物質投与の段階で治ってくれるのがベストだったのは言うまでもないんですけど……でも、手術をした、治った、という方が多分わかりやすくて、家族みんなにとって良いんじゃないかな。 実際、どんな難度の手術なのか全くわかりませんが、先生、よろしくお願いいたします。 多分アレじゃないかな、また手術の日程決まったら実家に帰ることになるのじゃないかな。次はもう…高速バスで帰ろうかな。うん。そんなこと言ってる場合じゃないかもしれないけど、金銭的負担もバカにならないんだよ……

続きを読む

最近、より一層筋肉が硬い気がする

体の硬い人のイラスト

元々筋肉は硬い方なんですけども。そのせいで昔から捻挫の怪我も多いんですが、ストレッチを熱心にやってからここ5年くらいは随分体も柔らかくなっていたんですね。それが去年重度の捻挫をしてからなかなか戻らなくてねえ、年齢もあるんだろうとは思うけれども、硬いままで。走り出してから1.5kmくらい、走ったあと翌日の朝、じっと座ってた時間のあと、アキレス腱からふくらはぎ下部が硬直している感じがあって、難儀しています。

続きを読む

【健康に関するメモ】第11回:キャベツの苦味成分について

とても良い天気 このシリーズでは、健康に関する話題について可能な限り文献や論文、公的機関の報告書に目を通した上でまとめます。性質上いわゆる「トンデモ」や「似非科学」と言われている話題を扱うことが多くなりますが、始めからトンデモだと決めてかかるのでは無く、もちろん正しいと決めてかかるのでも無く、出来るだけフラットになるように心がけます。ただなにぶんメモ書きであり、自分が考えるための資料の集積でありますし、僕自身は専門の知識を持っているわけでもありませんので、内容の正しさは保証できません。疑問に感じる部分があれば独自に調べることをオススメします。 第11回となる今回は、キャベツを囓ったときにときおり感じる「苦味」の成分についての調査です。

目次

  • キャベツを「農薬臭い」と感じる理由は?
  • 「イソチオシアネート」の効能について
  • 「硝酸態窒素」(硝酸塩)について
  • まとめ

続きを読む

しいたけの肉なしシュウマイ。(失敗)

シュウマイ第2弾蒸しあがり。見た目はシュウマイっぽくなった。明日のお弁当。 #dinner 昨日の夕ご飯は「肉なしシュウマイ」。 ギョウザと同じくシュウマイも一般的には挽き肉(多くの場合豚肉)を使うのですけど、これを抜いてベジで作って見たらどうなるかな?というのが「肉なしシュウマイ」。「ベジシュウマイ」としていないのは、つなぎの片栗粉が心許なくて卵を使ったからです。ギョウザもそうなんですけど、肉を入れないとタネが固まりづらいのですよね……ベジ系のレシピを見るとよくくず粉や片栗粉を大量に入れています(1人分で大さじ3とか)が、これはベジで何とか固めようとするための技法です。それで良いのかと思ったりもしますけども、ベジタリアンなりの工夫なんでしょうね。

参考サイト

肉なし焼売 : vege dining 野菜のごはん

続きを読む

【近況】 1ヶ月間、休職することにしました。

「廣川」の鰻 なんとなくの精神的な不調は3月頃から続いていたのですが、最近いよいよしんどくなってきていて、質問されても答えられない(頭の中が真っ白になる)、要求を満たした成果物を作れない(能力が低いだけでなく集中力も無い。これまで以上にミスが多い)といった仕事面だけでなく、仕事のことを考えると胸が苦しくなったり冷や汗をかいたり、家に帰って気がつくと何時間も経ってたりといったことが起きていて、パートナーの「心配だから一度病院に」という勧めで近所の病院へ。 なるべく大げさにならないように事情説明したらば先生一言。

「なるほどーこれは鬱ですねえ。原因はっきりしてますし、一度仕事離れて休んでください。診断書書いておきますね」
えーと、自分的には、そこまであっさり言われると思ってなかったんで「えっいいの」って感じ。休んでもいいんだろうか。みんなに超絶迷惑掛けるけど。いいんだろうか。 まあでも強がってみても、仕事のことを考えるとなにも考えられなくなるのは変わってないし、ていうかもう作業場方面に行ける気しないし、このまま働き続けても良くなりそうに無いし、結局その診断書を持って会社へ。上司、というか社長に相談したら、「ああ、気づけなかった…」みたいな感じで了承され。「あとのことは大変なこともあるけど、どうしても困ったときに聞けるような連絡先だけ教えてくれればこっちで何とかする」と言ってもらえて、あっさり決定。 あー…プロジェクトのリーダーなんかじゃなく、さっさと社長に相談すれば良かったよ。社長と話してて、プロジェクトのリーダーが保身のために結構「ふいてる」ことがよく解ったし、会社と僕をお互いに分断することで、それぞれに都合のいいことを吹き込もうとしてたのもよく解った。僕への明らかに能力を超えると解る要求には、一部、自分自身の作業の遅れに対するスケープゴート的な面もあったのね。あいつのせいで遅れてるんすよ的な。ひでえな。 ともあれ、決めたのでね。1ヶ月お休みです。しなくてはいけなかったこととか、やっぱり考えてしまうけど、もうそれは考えないようにして。「復職出来るようであればすればいいしして良いけど、復職ありきだとしんどいからとりあえずゼロベースで様子見たら良いよ」とも言ってもらえたんで、すこしゆっくりしようと思います。自分がこんなことになるとは思いませんでしたけどね…なにが起きるかわからんもんです。 ※写真には特に意味はありません。なんか自分が癒やされるものを置きたかっただけです。

続きを読む

戦略的歯みがきブレイク

作業場所が小売店舗近くで様々な職種の人間が同居する賑やかな事務所から、多くて3人までしかいない狭い事務所に変更になって以来、大体においては快適なのですけど、いくつかある問題のうちの1つに「喋らない」というのがあります。朝出勤してから帰るときまで、長いときで12時間くらい喋りません。そうするとどうなるかというとですね、まず喋れなくなります。スーパーで野菜を買って帰ろうと思って寄って、「10,000円でよろしいですか?」と聞かれてすぐに声が出てきません。パソコンじゃないですけど、喋る機能というヤツもしばらく使わないでいると待機モードに移行するみたいです。立ち上がりに若干のタイムラグがある。たかだか12時間でこの有様なんだから、「引きこもりになったら喋れなくなる」というのを聞いても「そうだろうなあ」と納得してしまいます。そうだろうなあ。 喋らない影響のもう一つは口が気持ち悪くなります。なんですかねえ…喋ってれば大丈夫なのかは定かではないのですけど、なんかねーずっと口閉じて黙ってると口の中が妙にねちゃりとするような。自分ではクサイかどうかまでは分かんないんですけどねえ……あからさまに不快。タバコは吸わないけれど、お昼ご飯食べてるし、珈琲も飲んでるし、そりゃ臭いはなにがしかするだろうなあという。深夜にお酒飲んでそのまま寝ちゃって、翌朝起きて「口臭がある」といわれるのと同じことかなあと。よくない。 というわけで、気分転換も兼ねて、歯みがきブレイクを入れることにしてみました。夕方、これからもうちょっと頑張ろうかというタイミングで、トイレのついでに歯みがき。給湯室で一人シャカシャカシャカと。顔も洗って、気分転換。ふぃー。 なんか今までそういう余裕を持てずにいたんですよね。決められた休憩時間以外は席から動いちゃいけない的な。そんなことを言われたことは無いはずなんですけど、でも席を外す理由がないんでねえ……どうしても……。だからきっかけは他のことですが、それとは別に間を取るのは大事なんじゃないかなーと思って。 戦略的歯みがきブレイク。 ……ふと閃いたこの単語でブログを書いてみたけど、まあなんつうかあんまりしっくり来なかったのは内緒です。 歯磨きなー

続きを読む

父親と病気

父は63歳。今年64歳になります。 1日2箱くらいの喫煙者で、酒は飲みません。 父は昔から殆ど病気をしない人で、10年に1回くらい風邪を引いて「鬼の霍乱」なんつて言ったもんでしたが、去年、胆嚢炎(胆石)をやりましてね。といっても命に関わるようなものでは無く、少し入院しただけで退院出来たのですが、そこで睡眠の不規則さや食生活の不摂生さを強く指摘されたのが応えたのか、それまでがあまりに健康だったからなのか、途端に弱気になってしまいました。以来、少し体調が良くないと「病気じゃないか」。 今年の年明けにも少し風邪をこじらせたことがありました。同居しているわけではないので詳しい症状までは解りませんが、電話越しには元気そうでしたし、母親の話では大したことないとのことだったのであまり心配していませんでした。ところがなかなか咳が治まらない。そして曰く「癌じゃないか」。自分の父親(祖父)を肺がんで亡くし、自分自身も喫煙者であるという「負い目」や肺がんに対する「恐怖」のようなものがあるのかも知れません。 病気し慣れない人が急に病気すると弱気になったりするもんなんでしょうか?母親の方は僕が子どもの頃からずっと喘息を患っている上、血圧など良くないところもたくさんあって苦労しているので、自分自身のことであってもそれほど慌てないのですが、慣れてないというのはそういうことかも知れません。いや、健康であることに越したことは無いので、どっちが良いのかは微妙なところではあるのですけど。 結局、MRI、血液検査を行った結果、肺がんでも結核でもなく、抗生物質を投与されて2週間ほど禁煙したら治りました。抗生物質が強すぎて肝臓に負担が掛かり、医師に変更してもらうというハプニングはありましたが、まあ「大したことはない」。入院もしなかったですしね。父親ももう若いわけではないので1つや2つ病気の経験も出来て当然だし、そういうことが起きたとしても冷静でいて欲しいなあと思うのですが…なんかこう、突発的なことが起きたとき、それに慌ててしまう、パニックになってしまう、ネガティブになってしまうというのがそのまま自分を見ているようにも思えて、少し苦笑い。仕方ないんだろうなあ。 いつまでも若いと思っていた父親も、歳を取ったのだなあ、と少し寂しく感じた出来事でした。

追記:病気で弱気になっているときの精神状態

単純にネガティブに、鬱になっていくのかなと思っていたら案外そうでもなく、父親の場合はどちらかというと「躁鬱」っぽい感じになっていくようです。暗くふさぎ込んでいたかと思ったら、「精を付けるために焼肉食べに行こう!」と言いだしてみたり。機嫌が悪くなったり、良くなったり。原発のことについてよく解らないネガティブなことを書いていたのもこのせいかもしれないなあ。母親に禁煙を促されて「今までに見たこと無いくらい」怒ったのも、そのせいかも。 まあ、煙草は単純に止めれば良いと思いますけどね。胆嚢にも悪いし。

続きを読む

オフィスで「湿度」を適切に保つのは難しいなあ

職場には加湿機能付きの空気清浄機がありまして、スイッチを入れると現在の湿度を数字で表示してくれます。何もしない状態だとだいたい30%くらい。加湿機能をオンにするとこれが徐々に上がっていき、50%に達すると加湿機能が停止、49%に落ちるとまた起動。部屋の湿度を50%に保ってくれます。Amazonで見ると結構良いやつみたい。 ただ……この空気清浄機、寒いんですよね。特に加湿機能がオンになっていると結構な量の風が出るので、連続して使い続けると体感温度が低くなる。だから1回50%になったら空気清浄機の電源を切ります。部屋はエアコンが動いていることもあり、湿度はどんどん低下、40%を切ってくると喉がいがいがしてきます。やばい。慌てて空気清浄機をオン。さむー。オフ。 部屋のエアコンはかなり控えめな運転にしていますが、ビルの全館エアコンが結構きついので、フロア全体がデフォルトで乾燥してるんですね。おかげで、換気扇を回すと湿度がガンガン下がります。いがいが。オン。さむー。オフ。

続きを読む