【読書感想文】 あずまきよひこ / よつばと! 12
待望の「よつばと!」12巻。 前作11巻の発売が 2011/11/26 だから、1年半ぶりくらい。やあ、待ちましたねえ。 連載誌である「月刊コミック電撃大王」がなかなか立ち読みできないことと、 話的に前巻がちょうど「キャンプに行く準備をゆっくり進めてる」みたいな感じで終わったので、 12巻が出るのが今か今かと待ち遠しくて。 あまりに待ち遠しかったので、日めくりカレンダーも買っちゃいました。 早く4月にならないかなー
待望の「よつばと!」12巻。 前作11巻の発売が 2011/11/26 だから、1年半ぶりくらい。やあ、待ちましたねえ。 連載誌である「月刊コミック電撃大王」がなかなか立ち読みできないことと、 話的に前巻がちょうど「キャンプに行く準備をゆっくり進めてる」みたいな感じで終わったので、 12巻が出るのが今か今かと待ち遠しくて。 あまりに待ち遠しかったので、日めくりカレンダーも買っちゃいました。 早く4月にならないかなー
僕が世界で一番敬愛している漫画家は、まちがいなく、いしいひさいちさんです。大好きな漫画家は他にもたくさんいますが、いしいひさいちさんの作品に対する思い入れは好きとかそういう問題ではありません。リストの中で明らかにぶっちぎっています。 僕がいしいひさいちさんの作品を読むようになったきっかけは、父親が単行本を収集していたからです。うちの父親は本も大量に読むけれど漫画も大量に読む人で、物心ついたときからうちにはいしいひさいちさんの作品がありました。最初は多分ドーナツブックスだったんじゃないかなあ。当時は今と違ってAmazonがありませんから、静岡の大きめの書店を定期的に巡って新刊が出ていたら買う…みたいな感じでした。なんという不便な…それでも全巻揃っていたから父親の好きさ加減も推して知るべしです。 実家から出て京都に引っ越して一時的に離れることになりますが、、「ひさいち文庫」企画が始まったことで僕は僕で作品を集めるようになりました。多分同じ本を実家で父親も買ってるんだろうなあ、実家に帰ったときに読めば済むなあと思いつつも、何度も何度も読み返せるいしいひさいち作品はやはり所有したい。いしいひさいち作品の収集は新古書店での創作も交えつつ今も続いています。ドーナツブックスとスクラップスチックは全巻揃えたいなあ…
Amazonでも在庫がないので、既に入手困難かも知れませんがとても面白い号だったので紹介。
田中ロミオさん原作のライトノベル/SF「人類は衰退しました」のコミカライズ。ただし通常のコミカライズと違って原作を忠実にコミックにしていくのではなく、「設定だけ使ってオリジナル話をやってもらうのはどうでしょう?」(あとがきより田中ロミオさん)というコミカライズ。だからストーリーは新作だし、祖父、わたし、妖精さんの雰囲気も原作とは少しずつ違っています。イラストの雰囲気、センスも原作の挿絵(戸部淑さん)ともアニメとも違っているので(特に妖精さん)、一番最初は少しんん?と思いましたがすぐに馴染みました。むしろこれもありかも。 原作ではなく、かといって原作を壊すことなく、サブタイトルに「のんびりした報告」とあるとおり全体的にはっきりとしたストーリーがあると言うこともなく、下手になぞるよりもこうした「解釈」の方がよほど原作に近い気がします。特に原作を読んでいる人であれば、絵柄の違いが不思議に思えるくらい自然に読めるはず。サブストーリー的な感じで。素敵。 帯で田中ロミオさんが「この一冊で終わってしまうのが惜しまれます。」と書かれてますが続編…ないの?Wikipediaを見る限り挿絵、コミカライズ共にいろいろと紆余曲折があったみたいだけど、そうかー。 人類は衰退しました – Wikipedia 吉祥寺笑さんのコミカライズの方は今も連載続いてるけど(そちらは本当に原作のコミカライズ)、見富拓哉さんの方はこれで終わりなのね。月刊IKKIの連載も今はしてないみたいだし…残念。もし機会があったら続編も読みたいなあ。だめですかー。そですかー。 ともあれ、そんな「残念」に思うほどの素敵な1冊でした。 原作読んだ人、アニメ見た人は是非読むべき。