「若人にむやみに絡むなよおっさん」という自戒も必要だな

いや、何かTwitterやっててそんなことを思ったので。 10代から20代前半くらいまでの人が、浅薄な知識と狭い視野で自らの思い込みを開陳して大人社会から反論を受けるみたいな構図って、Twitter上で割と日常茶飯事的に起きていることです。子どもの頃は認めたくなかったけど子どもには見えない事っていっぱいあるし。そういう場合の最終結論って、

  • 浅薄な知識で偉そうなこと言うなよ小僧
みたいなところに落ち着きがちなのだけど、まぁなんというか正しさの追求とかそういうことではなくてさ、そのくらいの年代の人で豊富な知識と経験を持つなんてこと自体が希なわけだから、仮にそういう人に出会ったとしても間違いを指摘するとかじゃなく生暖かく見ておけば良いんじゃないすかね。要するに、
  • 浅薄な知識しか無いことが解ってる若人にわざわざ絡むなよおっさん
という自戒もあって然るべきだよなと思ったとです。もちろん中傷を行っているとか、直接言葉を投げられたとか、自分にそれを是正するための影響力があるとか、そういう事であれば状況は変わってくるのかも知れませんけれど、そうでなければただの釣り餌なわけで…気悪くされるかも知れないけど「勝てる勝負に乗っている」だけなわけで… 大体僕の発言自体も「浅薄な知識」と言えるわけで(少ない文献を元に考えてることだし)、それでもその「浅薄な知識」を許容して貰っていることを考えると、自分より若い人間の「浅薄な知識」を許容することが大人であろうなあと思ったりも。大人として子どもの間違いを指摘するのは大事なことだけども、どうでも良いことは放っておけば良いというのもあるな。そこのバランスを失ってはいけないな、という自戒。どっかの誰かが間違ったこと言っててもね、まぁそれはもう関係ないというか。うん。

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【バンコク】屋台で売ってるフルーツを試食して買うおねーさんの話

Indra Square前でフルーツを売ってたおっちゃん 彼女の人が屋台でマンゴーを買ってるときにやってきたOL風のお姉さん。 屋台で売られている袋の一つからおもむろにマンゴーを一切れつまんで食べちゃった。え、と驚いたんだけど屋台のおっちゃんは別に驚くでもなく。OLのお姉さんはおっちゃんと二言、三言喋ってマンゴーの袋を選んで(食べたのと違うやつ)お買い上げになりました。その間、30秒くらい。

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仲間内だけでキャッキャウフフ出来る場所がWebにも欲しい

一昨日くらいに友人のマナドーラ君(仮名)が「SNSはユーザー数100万人を超えると悪い方向へ向かう」と呟いていて、何言ってるのか良く分かんなかったので聞いたら、要は、「ユーザー数が少ないうちは好きなことを好き放題書けるのにユーザーが増えてくると窮屈になってしんどい」というような意味でした。 「SNSが」「100万人を超えると」「悪い方向」といった用語はいずれも、小難しいことを語る「専門家」が良く持ち出す用語で、何か大きな流れとか説明するときには意味があります。でもこの場合は極めて私的な話でSNSがどうこうなるという問題じゃないし、その論旨でその表現の仕方は無いだろと思って突っ込んだんですけど、まぁでも言ってること自体はよく分かります。 ブログなんかでも誰も読まないからってんで仲間内で適当なこと言って楽しんでたら、ある日いきなり晒されて叩かれるみたいなのはよくあります。それで警戒して、思ったことを書く前に悩んでしまう…というようなこともままあります。書こうと思った内容自体が違法とかそういうことではないのですけれど。 ただ、本来公的な場所ってのはそういうもんなのですよね。自分のブログや自分のTwitterを「自分の部屋」だと思っている人は多いかも知れませんが、実際にはそこまではプライベートじゃありませんよね。通常、その部屋に何があるかのリストを作られて回覧されてますし(検索エンジン)、基本的に誰でも自由に入ってこれます。ドアを閉めることも出来ない。レベルで言えば映画館の座席くらいのプライベート空間でしかありません。 座って映画を見ることは許されてるけど、落書きをしたり、椅子を取り外したり、大声で叫んだり、隣の人間を殴ったりといった、他人や映画館に迷惑を掛けるような行為は許されていません。その制限にとらわれずに自由な行動をすることは人として認められていますけど、その行動の結果は退席処分ということになります。「退席処分」が自由を抑圧しているのでは無くて、本来自由というのはそういうことですよね。因果応報。

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【バンコク】 「サタン」の存在意義が全然解らない

カナダが1セント硬貨廃止へ、「経済への負担重い」 | 世界のこぼれ話 | Reuters

[オタワ 29日 ロイター] カナダ政府は29日、1セント硬貨の流通を今年で中止する方針を発表した。製造コストがかかり過ぎる一方、通貨としての価値が低いことが理由だとしている。 政府によると、1セント硬貨の購買力は最初の発行当時に比べて20分の1に縮小。一方、1セント硬貨1枚の製造には1.6セントかかり、流通の中止によって年間約1100万カナダドル(約9億0300万円)のコストが削減できるという。 政府は「一部国民の間で1セントは実用的硬貨というより、むしろ厄介者と考えられている。1セント硬貨を瓶にしまったり、噴水に投げ込んだりするが、釣り銭としては断ることも多い」と指摘。さらに「金融機関は1セント硬貨の取り扱い、保管、移送のコスト増大に直面しており、1セント硬貨は支払い手段としての価値に比べ、経済への負担が重くなっている」と説明した。 世界では、オーストラリア、ブラジル、フィンランド、イスラエル、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデン、スイス、英国などが少額硬貨の製造や流通を中止している。

タイに行って初めて知ったんですけど、タイの通貨「バーツ」には「サタン」っていう補助通貨があるんですね。1バーツ=100サタン。そのためスーパーなどでの価格表示は「30.00 B」なんて書かれてるんですけど、実際の話、1バーツ未満の価格を見ることなんて滅多にありません。僕自身は1回もサタン硬貨を受け取りませんでした。 いくら物価が安いと言っても1バーツは3円くらいの価値なわけなので…そんなに細かい単位があったところで迷惑なんですよね。そういうタイでのサタンの邪魔さ加減を知った上で上のニュースを読んだらばとてもよく分かりました。なるほどなぁ。 Wikipediaによるとタイでも流通しているサタン通貨は25サタン、50サタンだけでそれ以外の通貨は一般には流通していないようです。むしろなんであるのよ。まぁなにがしかの歴史的な事情があったんでしょうけれどもね…

参考

バーツ – Wikipedia

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【ドル円】あっという間に82円台に逆戻り、と。

31_usd_10d.png というわけで旅行に行っている間に円高に逆戻りしてました。 いや正確には旅行に出掛ける3日前に84円台になりそこから一気に82円台に突入、旅行中派少し戻して落ち着いたものの、週終わりにかけて81円台へ、週末はちょっと戻して82円86銭で迎える…という感じですか。まぁたかだか2円くらいの幅の話なので、円高だの円安だとやいやい言うような値動きではないんですけど、なんでしょう、どうしてもちょっと動くと「このまま一気にどちらかに言ってしまうんじゃないか」とか思ってしまうんですよね。流れはどうなっているんだろう的な。 10日スパンのグラフだとイマイチよく分かりませんが、1年スパンのグラフだとちょうど流れが途切れて一服した感があります。 31_usd_1y.png このグラフが今後さらに円安方向に進むのか、円高へ揺り戻しがあるのか、はたまた安定するのか。正直言って僕には全く解りませんけれども、日本とアメリカの景気の状況に左右されながら、利益確定や期末の両替などをつぶしつつじりじり進むんだろうなぁと言う気がします。 さてはて。

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「被災地の瓦礫受け入れ」について思うこと

全国で侃々諤々の議論を巻き起こしていると思われる瓦礫の問題ですが、僕個人の意見は以下の通りです。

ツイートでは表現しきれなかったけど、この件に噛んでいる人の意見でもの凄く信用できないと思う点は、被災者のことを考えるべき場面では「放射性物質」の部分を付けてコメントをし、自分のことを考えるときは「放射性物質」の部分を外してコメントする人が多いことです。本心では基準値とかどうとかじゃなく放射能汚染の可能性がある被災地の瓦礫はすべて受け入れたくないと思っているのに、人道的には被災地の瓦礫は受け入れなくちゃいけないよねみたいにコメントをする。そういう、なんだか二枚舌になってる人たち。 「被災地の瓦礫を受け入れる」と総称した場合、そこに「賛成」以外の意見が成立しうるんですか?そのことに対して「反対」は成立し得ないんじゃないですか? 僕は放射性物質が基準値以下なら受け入れて良いと思います。被災地と一言に言っても原発にほど近い地域から遠く離れた地域まであるわけですから、安全だと思われる地域の瓦礫は一刻も早く受け入れてあげるべきです。ただ、その基準値の選定基準や測定方法が曖昧であれば、受け入れることは出来ません。被災地の瓦礫には賛成だけど、放射能に汚染されている地域についてはごめんねと。論点は受け入れ基準をどこに設定するかの話であって、受け入れるか受け入れないかの話ではないはずなんですよ。 もちろん、わかっている人はきちんとわかっています。でも「放射性物質に汚染された被災地の瓦礫を受け入れる」という問題を「被災地の瓦礫を受け入れる」と略して主張する人がいるために、問題をきちんと捉えられなくなっている人もいます。例えば岩手県の汚染レベルが極端に低い瓦礫を受け入れない理由は何なんですか?「低いのとゼロとは違う」という考え方の人もいますが…日本国内に、今現在ゼロである地域ってどれくらいあるんですかね? 震災がれきの受け入れに賛成する|河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり 自分の地域のごみが健康に影響を与えないように取り組んでいく過程で、同レベルの被災地の瓦礫を受け入れるというのは、とても合理的な話のように思います。 不安なのはわかりますけど「絆」ってのはそういうことじゃないんですか。悪影響が出ない程度に放射性物質を受け入れるというのが、被災地支援だと僕は思いますよ。被災地の瓦礫受け入れには「賛成」だが無条件に受け入れるのは無理、というのが論理的に正しい立場であって、「被災地の瓦礫受け入れ」そのものに対して賛成とか反対とかいうのはおかしいでしょう。そうやって論点を曖昧にしたままざっくりと「賛成派」「反対派」と名乗って行動する人を僕は信用出来ません。 (2012/03/17 後半の論旨が荒れていたので一部書き直し)

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世界報道写真展 2011(@立命館大学国際平和ミュージアム)

今年も、世界報道写真展に行ってきました。 2007年に初めて行ったようだから、今年で5回目。 『世界報道写真展 2008』 at 立命館大学国際平和ミュージアム – nplll 世界報道写真展 2010(@立命館大学国際平和ミュージアム) – nplll よくもまぁ、衣笠くんだりまで行くなぁと思うわけですが、やっぱり行くと感じることがたくさんあるので行くわけです。 料金も500円と格安だしね。

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観光客「実験はシーズンオフにやれ」…バカ言うな

タクシー規制混乱…車列消え、客が長い列 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

JR京都駅(京都市下京区)北側の烏丸口で客待ちのタクシーがあふれ、周辺道路の渋滞を招いているとして、業界団体とJR西日本は1日朝、タクシーの乗り入れを制限する社会実験を始めた。  客を降ろす車だけを進入させ、空車の乗り入れを禁じるという選別方式だが、スタートしたとたん、タクシーが足りなくなり、客から不満が噴出。午前中に実験を休止する場面もあった。秋の観光シーズンに合わせて古都の玄関口のイメージ一新を狙った試みは、いきなりつまずいた格好だ。今後、実験を続けるかどうかは、関係者で協議して決めるという。

京都駅でタクシー乗り場へのタクシー乗り入れに関する実験を行ってるみたいです。 発端は、タクシー乗り場へ通じる道にタクシーが溢れまくってて交通の障害になってるからだそう。実験とかぬるいこと言ってないで、業者と契約して24時間違法駐停車を取り締まれば済む話だろうと僕なんかは思うわけですが、さすがにそこまでは出来ずに乗り入れを減らす方式を実験したとのこと。 まぁぶっちゃけ言えば、これだけの客待ちスペースがある場所に対して「客を降ろすタクシーだけ入ってよし」とかどんだけ筋悪いんだよと思わなくはないですけど、何にせよやってみないと効果のほどは解らないわけだし、失敗するのは大いに歓迎すべきだと思うのです。だって、今京都は比較的暇な時期だし。
観光で訪れた大阪府枚方市の植田仁美さん(56)は「お昼に料亭で予約を取っているのに、このままでは間に合わない。観光シーズンなのに実験をやる時期を考えてほしい」といら立った様子。
何を言ってるのか解らないです。植田さん。 「京都のオフシーズンはいつですか?」と聞かれたとしたら、どう答えるか?正直な話、京都にオフシーズンなんか無いわけですが(1年中、修学旅行生はいます)敢えて答えるなら、正月が一段落して梅が咲くまでの2月と、夏休みが一段落して紅葉が始まるまでの9月・10月と答えるでしょうね。植田さんがどう考えてはるかは知りませんけど、相対的にそうなっています。 で、京都の2月に屋外でタクシーを待たされるような実験をして欲しいと思いますか?そんなの全然無理でしょう。 こういう面においての京都の悪いところは、「観光客がいるから」「今できないから」などといって、対策を先送りにしていつまでも抜本的な対策を取らないことです。んで、どん詰まりになってようやく動くと言うね。どうせだめならやっておけよと思うので、むしろ今やってるのは良いことなんじゃないかな。確かに植田さんには不快な思いをさせてしまって申し訳ないと思うけれども、ここで譲歩してしまうと、将来の大勢のお客様に対して申し訳ないのではないかと。 せっかく業界団体がやる気になっているのだし、このタイミングでどんどんやってもらって、良い解決策を見つけて貰いたいと思います。そうでもしないと、この街では何かが動いたりしないよ。気を遣いすぎてね。観光都市にだって、メンテナンス期間ってのは必要なんだよ。

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福島とチェルノブイリの話(各自要確認な)

夜中に目が覚めてしばらく眠れなかった間に、とても面白いエントリを読んだので。

チェルノブイリ原発事故と福島原発事故の比較に関して: 福島原発事故に関して

様々な場面でチェルノブイリとの比較が取り上げられていて、色々誤解もあるので、一応調べた限りでまとめてみる。

多くの資料にあたっていることもあり、少し長い。エントリの趣旨を簡単にまとめるなら、
福島原発事故の政府対応などへの批判として「チェルノブイリでさえ○○していたのに、福島ではしていない→怠慢だ!」という論理展開が良く行われているけれど、それが正当なのかどうか?という検証エントリ。
といった感じになるだろうか。先の論理展開は、福島原発事故がチェルノブイリでの事故と同等かより酷い場合に説得性を持つわけだけど、その辺が曖昧なので検証しようと。ちなみにコメント欄で脊髄反射している人がいるけれども、政府の対応が正しいかどうかとか、低線量長期被爆は人体に悪影響をもたらさないとかそういうことを言っているのではないので念のため。

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