というわけで旅行に行っている間に円高に逆戻りしてました。
いや正確には旅行に出掛ける3日前に84円台になりそこから一気に82円台に突入、旅行中派少し戻して落ち着いたものの、週終わりにかけて81円台へ、週末はちょっと戻して82円86銭で迎える…という感じですか。まぁたかだか2円くらいの幅の話なので、円高だの円安だとやいやい言うような値動きではないんですけど、なんでしょう、どうしてもちょっと動くと「このまま一気にどちらかに言ってしまうんじゃないか」とか思ってしまうんですよね。流れはどうなっているんだろう的な。
10日スパンのグラフだとイマイチよく分かりませんが、1年スパンのグラフだとちょうど流れが途切れて一服した感があります。
このグラフが今後さらに円安方向に進むのか、円高へ揺り戻しがあるのか、はたまた安定するのか。正直言って僕には全く解りませんけれども、日本とアメリカの景気の状況に左右されながら、利益確定や期末の両替などをつぶしつつじりじり進むんだろうなぁと言う気がします。
さてはて。
そうそう、日本の景気と言えば
政府民主党が消費税増税を閣議決定したそうで。野田首相曰く、野田首相「増税で経済活性化も」 参院総務委で意義強調 – MSN産経ニュース
野田佳彦首相は29日の参院総務委員会で、30日に閣議決定する消費税増税関連法案に関し「消費税を引き上げることで社会保障の将来像に不安がなくなり、消費が喚起され、経済が活性化される可能性もある」と述べ、社会保障財源としての消費税増税の意義を強調した。
とのことですが、本当なんですかね。誰がどう考えたって、
- 消費税ごときで社会保障の将来像が明るくなることはない
- 消費税が上がればものを買うのを控えるようになり消費は落ち込む
- 経済は冷え込む
でFAだと思うのですけど…
消費税増税に関してはIMFの提言もあり国内問題ではなくなっているので、政府としても何かを打ち出す必要はあるんでしょうけれども、例えIMFが何か言ってても必要ないと判断すればそれで良いですよねぇ…増税ありきでわけのわからん理屈をこねられても。消費税5%のうち地方の取り分は1%分にすぎないわけで、「消費税増税→法人税・所得税・市府民税減少→地方自治体が一層苦しい」みたいになるんじゃないのというのも気がかりです。
「消費税増税が日本の景気にどう影響を与えるか」については政府の説明を読んでも全然解らないし、専門家の意見も割れまくってもちろんポジションもありまくりで良く分かんないんので、下手にいろいろ読むよりは今後の市場の動きを見守る方がよっぽどわかりやすいのかなと思っています。
消費税引き上げ問題 – Yahoo!ニュース
まぁいずれにせよ、消費税増税には反対ですけどね。
理由は単純で僕の生活コストが確実に上がるから。
低所得者層の所得税を減免してくれるって言うんだったら考えてやっても良い、くらいですかね。