カトリーナ

ニュースはアメリカでのハリケーン被害、 『カトリーナ』でもちきりなわけだが、 まぁ人道的な部分を除けば、対岸の火事であることは否めない。 『被災地の大きさが本州に匹敵する』 って言ったってねぇ。 人口密度から見て、大きさから被害を知るのは難しいよね。 (もちろん、それだけ被害が多く出たということだけど) 何にせよ…ニュースでちらっと、被害の出た家屋とか、街の映像を見たけど、 なんだか妙に、無防備すぎるような気がしたのは気のせいだろうか… そうたびたび来ないということで、そういう文化なのかもしれないけど、 『三匹の子豚』の木の家を連想させるような作りに、少々驚く。 ミシシッピ州に再上陸した時点では、台風はカテゴリー5から4に引き下げられ、 最大風速60m/s弱、最大瞬間風速は67m/s。 暴風域が非常に大きいんで勘違いしそうだけど、台風としては特別でもないような。 日本でも、最大瞬間風速が80m/sを超える台風が観測されているらしいし、 もともと、海面に近く、湖面より低い地帯に街があることが分かっていながら、 建物の構造、排水設備、堤防、避難準備、などなど、 危機管理がなっていなかったというほか無い。 (一度フロリダに上陸して被害が出てるんだから、時間はあったんじゃないのかな…) でなければ、数千人の死者が出るような事態にはならないだろう… とはいえ、天災はいつどの程度のものが起こるかわからないし、 こんなこと言っても所詮は後出しじゃんけん、結果論なんだけど。 犠牲者の方のご冥福をお祈りしたい。 参考: 知取気亭主人の四方山話

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本日のニュース。 – 2005/08/10

ITmediaニュース:ゲーム50時間ぶっ通しで男性死亡――韓国
ほぼ50時間連続でコンピュータゲームを続けた韓国の男性が、インターネットカフェで長時間セッションを終えた数分後、心不全で死亡した。当局が8月9日明らかにした。 この男性は28歳で、リー氏という姓だけが判明している。警察によれば、韓国南部の大邸にあるサイバーカフェで、オンラインの戦闘シミュレーションゲームをしていた。
まぁもうホントに、『またか、』という感じなんだけれども、それにしても。 この人、ツッコミどころありすぎ。
3日間、席を離れたのはトイレに行く時と簡易ベッドで短い仮眠を取る時だけだった
ゲームに費やす時間を増やすため、最近仕事を辞めたばかりだった。
死因は、疲労による心不全らしい。 そうか、そういう原因で人って死ぬんだなぁ、と思ったけど、いくらなんでもなぁ。 個人の責任で死ぬんだから別に良いけど、 それでもやっぱり何か、対策できればいいと思うんだけど。 ゲームやってもいいから、せめて死なないようにはならんかなぁ。
ITmediaビジネスモバイル:BREWとは何か?
BREW特集を開始するにあたり、まずは最も基本的な、かつ難しい問いに答えなくてはならないだろう。それは「BREWとは何か?」だ。まずはBREWの誕生から今までを振り返ってみよう。
ニュースではないけれども、ITMediaの特集から。 BREWって話は聞いたことがあるけど、 やっぱり、アプリを作るための言語、くらいしか認識がなかった。 でも違うんだねぇ。 そうじゃなくて、C/C++で書かれた、プログラムのプラットフォーム、らしい。 分かりやすく言うと、共通仕様みたいなものかなぁ。 かなり目から鱗。 今現在、携帯電話の各機能は次々にBREWに移植されていて、 しかもそれぞれが独立して、プラグインのように扱えるらしい。 要するに、アプリだけじゃなくて、 メールとか、スケジュールとか、アドレス帳とか、 もしかするともっと細かく、 メールを受信して振り分ける機能とか、 アドレス帳に載せた電話に電話するとか、 そういうことかなぁ。 コラム内で、将来の携帯の可能性として、
また将来は、逆もあり得る。例えば、ハードウェアにBREWだけが乗った携帯電話を販売店で購入し、そこで店員と相談しながら載せるべき機能を選び、操作や画面構成の好みを伝えれば、望みどおりの携帯電話が仕上がるというスタイルも夢ではない。小学校3年生用に「出会い系サイト接続制限つきブラウザ」と「スパムメール自動排除機能つきメーラー」を搭載し、代わりにアプリダウンロード機能を外した携帯電話や、弱視の方用の目に優しい携帯電話などがすぐできるかもしれない。「ツーカーS」的な最小機能の携帯に、事故防止の為のGPS機能だけを付加したモデルを欲しいという人も多いのではなかろうか。極端にいえば、アプリ配信もグラフィックも不要な携帯電話モデルを、BREWならば考え得るのだ。
なんていうことも書かれている。 まぁ、実現するかどうかは、技術的な問題よりもむしろ、 採算性の問題の方が大きいだろうけど、 そんなことになったら、面白いなぁ。 携帯のキャリア開発は、必然的に機械的なこととデザインに偏っていくよね。 中に入れるもの(プログラム)が、どの携帯でも共通になってくるのなら、 あとは、見た目と、カメラやアンテナや電池の性能くらいしかないし、 言ってみれば、携帯からプログラムを切り離すことで、 より機械的な開発に『戻って』いくのかも。 プログラムだけを開発し、売る会社も増えるだろうし、 携帯の開発現場も変わっていくのかもなぁ。 最後は、これ。
ITmedia ライフスタイル:“後付け車載カメラ”から“音が出る鞄”まで――ワコー商談会
車の“しっぽ”こと「サンクステイル」で話題になったカー用品メーカーのワコーが新製品商談会を催した。「カーエンターテイメント」を標榜する同社だけあって、実用的なのか、冗談なのか、ちょっと微妙な製品が目白押しだ。
いやもう、特に何も言うまい。 もう見てください、面白いから、という感じ。 僕自身は車に乗らないのであんまり関係ないけど、 こういう『発想』は大事にしないとなぁ、と思う。 僕にとっては、発想は、 生きる上でかなり上位にランクされてる価値観だしね。

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本日のITニュース。 – 2005/08/08 vol.02

午前中に、週明けニュースをピックアップしたのだけど… 午後になって、また興味をそそられるニュースが“入荷”していたので、 想定外の第2弾。 まず、一番驚いたのは…これ。

ITmediaニュース:マードック氏のメディアグループ、Skype買収を試みる
メディア王ルパート・マードック氏率いるNews Corp.はSkypeを約30億ドルで買収する交渉をしていたが、話し合いは決裂した。8月7日にIndependent紙が報じた。 匿名の信頼できる情報筋によれば、Skype TechnologiesとNewsの交渉は先月、物別れに終わったと同紙は報じている。これは、マードック氏の息子であるラクラン・マードック氏が父親の帝国を離脱する直前のことだ。 Independent紙によれば、ルクセンブルクに本社を置く未公開企業、Skypeは自社の売却話を否定しているが、業界の情報筋は同社の売却が間近だと予想しているという。 NewsおよびSkypeからの公式コメントは、すぐには得られなかった。 SkypeはKaZaAの共同創設者としても知られるニクラス・ゼンストロム氏により設立された。KaZaAはファイル共有ソフトウェアプロバイダーでNapsterの競合。ユーザーがインターネット上から無料で音楽ダウンロードできる仕組みだ。Skypeが提供する無料ソフトウェアを使うと、ユーザーは世界中で無料インターネット通話が可能となる。同社の無料ソフトウェアは4200万人以上に利用されており、新規ユーザーは毎日15万人ずつ増えている。
いまや、中級以上のユーザなら必ず知っている無料電話、Skype。 一般電話とも通話可能な有料サービスが出るなど、 圧倒的なパワーを誇っているのだけど、会社自体は未公開で、 資本的には極小さい(知名度と比べて) そう言うことを考えると、なんらかの企業が獲得に乗り出してもおかしくはないし、 逆に創業者がそろそろ売却を考えてもおかしくはないのだけど、 それが、マードック氏だというのが、なかなか興味深い。 『マードック氏のメディアグループ』といえば、 泣く子も黙る、NewsCorp.なんだけれども、 最近そう言えばよく見るなぁ…と思ったら、 スターウォーズの配給元、20th FOXが、その傘下なんだった。 お決まりのロゴの下の方に、News Corporationのクレジットが見える。 Skypeは今現在ですら十分に成功してるといえるだろうけど、 儲かっているかというとどうなんだろう?微妙なところっぽい。 有料サービスの導入に当たって、それまで無料だから…と黙っていたようなクレームも、 ガシガシ届いているという話も聞く。 (それでも十二分に安いはずなのだけれども) サービスの人気と、儲け話は必ずしも一致しないのかもしれない。 赤字ってことはないにしても、規模に比べれば、それほどは儲かっていないのでは。 (儲かってるだろうけど、もっと儲かっていいはず、ってことね) 記事では結局、買収の話し合いが今後も続くのか、 という点で曖昧になっているけれども、 マードック氏に限らず、なんらかの巨大な資本を味方に付けたら、 もの凄いことになりそうである。 (多分、既に、国際電話のかなりの部分を食ってると思うけれども)
ITmediaモバイル:真夏の暑さも“蚊”も吹き飛ばす、韓国携帯の夏サービス
「蚊が嫌う周波数を出して、蚊退治」「胃腸に効く体のつぼを紹介」「脳を覚醒させる音を出して眠気払い」。韓国の、夏向け面白携帯サービスを一挙紹介。
韓国の携帯に、 蚊よけアプリ搭載のものがあるのは知っていたけど、しかし凄いな。 日本では、今はそんなに多機能志向ではないけれども、 とにかく色んな機能を盛り込んじゃおう、っていう姿勢が明らか。 蚊よけアプリ一つとっても、 確か、東南アジアや、東アジアなど、 様々な地域の様々な種類の蚊に対応した周波数のプログラムを、 追加でダウンロードできるんじゃなかったっけか? 機能にしても、日本みたいにデジタルで出来ることをさせるんではなくて、 無理矢理でも何でも、アナログとデジタルを携帯で繋いでしまう、 というようなところがスゴイ。 記事中紹介されている、 『胃腸に効く体のツボを、「消化不良」「急な食あたり」「胃腸障害」の 症状別に教えてくれるソフト』 だって、いやそれってただのツボ辞典だと思うんですけど、 そんな声などものともせず、 『消化不良アシスタント』としてサービスにしてしまう辺り、 強引なのか、柔軟なのか。 もちろん、デジタル的な機能もあって、 テレビやエアコンを動かせるリモコン搭載、 様々なファイル形式を読み込めて、海外SMSとのやりとりも可能… なんていう機種も登場している。 さすが。 やはりこの辺りは大陸的思考があるような気がする。 昔、子供の頃、誰かの香港土産でもらった、 『100in1』とか言う、1本のソフトに100本のゲームを詰め込んだソフトがあったんだが、 (実際には、ゲームの種類は4分の1くらいで、様々な“リミックス”バージョンが入っている) その辺の発想と、ある程度似ているような気も。 日本人みたいに、こだわるのも大事だけど、 えいやっと出してしまうのも大事かもね。
ITmediaニュース:48時間で消えるDVD、600円で発売
開封すると48時間で中身が“消える”DVDを、日販が首都圏のコンビニで販売する。  出版取り次ぎ大手の日本出版販売は、開封後48時間程度で再生できなくなるDVD「48(よんぱち)DVD」を、9月17日に首都圏のコンビニで発売する。税込み600円と安価だが、レンタルと違って返却不要なのが売りだ。  米FlexPlay Technologiesの技術を活用した。ハムの真空パックのように、DVDを真空パックして販売。開封するとディスク表面で化学反応が始まり、48時間あまりで再生不能になる。
これに関して思うことは… なんだか、デジタルなんだか、アナログなんだかわかんねーなーってこと。 高い科学技術なんだけど、でもこれってデジタル技術じゃないよね… CDのデータを読み込めないようにするには… 専用シュレッダーを使って傷を付けましょう、 または、はさみで切りましょう、 なんていうことを言われているけれども、 それと同じで、デジタルが発展しても最後のところはアナログというか、 でもそのアナログ手法も、科学的に高度になっていって また、なんだかもう、高度なのかどうなのかよくわかんねーよ、と。 さっきの例で言えば、たとえば、 『1分間に500枚のCDを裁断できます!』 っていうシュレッダーがあったとして(あるかどうか知らんが) それは高度なのか、そうでもないのか、微妙だなーみたいな。 そもそも、大きなサイズのデータを長期間保存するために生み出されたメディアを、 なるべく短期間(それも一定の)で、使用不能にするという、 一見矛盾した技術の進歩。 いや、 まことに、人間らしくて良い。

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本日のITニュース。 – 2005/08/08

いくつか文章があるんですが(カタいのも、ネタなやつも、恒例のも)、 どうも筆が進みませんで…とりあえず、最近気になったニュースなど。

ITmedia ライフスタイル:iTMS-J、わずか4日で100万曲販売突破
アップルコンピュータは8月8日、音楽配信サービス「iTunes Music Store」(以下 iTMS-J)での楽曲販売が、8月4日のサービススタートから4日間で100万曲を突破したと発表した。
やはりこれでしょう。 基本的には、うちの店とはかぶらないハズなんですが、 (メジャー系は和洋共に店頭に殆ど無い) まぁ取りそろえ方によっては影響もあるでしょうし、 やたらと心配してた社長の気持ちもわからんではない。 でもまぁ、どーーも、焚き付ける元というか、 無駄な焦りというか、になっていた感があって、 あんまり正しく評価できなかったんだけど、 正式開始ってことで、これから嫌でもその実態がつかめるようになるかな、と。 暫く、注目していたいと思います。
ITmediaニュース:「CiscoがNokia買収を検討」の報道
米Cisco Systemsがワイヤレスインフラ技術を手に入れるため、世界最大の携帯電話メーカーNokiaの買収を検討している。Businessが8月7日に報じた。 同紙は情報源を明かしていないものの、Ciscoはこれまでニッチな技術企業の買収に集中してきたが、ジョン・チェンバースCEO(最高経営責任者)はワイヤレスインフラ企業との合併に関心を持っていると考えられていると伝えている。
すごいな。 規模がでかすぎて、もうなんだか全然わかんないよ。 Ciscoの時価総額がおよそ約1230億ドル(約14兆円)、 Nokiaの時価総額が約710億ドル(約8兆円) これがどれくらいスゴイかというと… あの楽天の時価総額は約9000億円ドコモでさえ、8.7兆円。 Ciscoと肩を並べる会社というと… トヨタ自動車の約15兆円くらいか。 つまり、トヨタが、ドコモを買収すると言っている、 と解釈すれば、規模としては同じくらい? って、でかすぎるよ(苦笑) もちろん、きちんとした戦略に基づいて行われるわけだが… 果たしてどうなることやら。
ITmediaモバイル:iモード用フルブラウザ「サイトスニーカー」正式版公開
ユビキタスエンターテインメント(UE)は8月8日、iモード用フルブラウザ「サイトスニーカー」の正式版を公開した。ダウンロードは、8月8日午後8時8分から。
遂に正式版、リリースらしい。 以前一度取り上げたので、紹介しておくけど、 そう言えばそれ以来、携帯用フルブラウザが出てくること、出てくること。 あんまり種類が増えすぎると、ウェブ管理者側では対応しきれなくなるので、 PCと同じデータがロードされることを覚悟して欲しいけど、 むしろ、UAで振り分けられない方が都合良いのかな? なにはともあれ、ライバルがたくさんいて大変な業界だが、 (そして多分、ユーザは早い『淘汰』を待ってるんだ、これが) 頑張って下さいませ。 ちなみにこれは蛇足だけど、 リリース日、時間まで8並びという懲りよう。末広がり祈願かな? でも午後8時って一般的には20時であって、 ちっとも8並びじゃないんだが… まぁその辺りはご愛敬、ってことで。

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本日のITニュース。 – 2005/07/29

時期的な問題なのか、再編とか、新サービスとか、 そういう話が豊富でなんだかアレだけれども。 とりあえず、KDDIの動き。

ITmediaニュース:KDDI、パワードコムを合併か
KDDIが、東京電力子会社のパワードコムを来年1月をめどに吸収合併することで東電と大筋合意したと、7月29日付けの日本経済新聞朝刊が伝えた。  報道によると、KDDIは東電が保有するパワードコム株をすべて取得し、株式交換で東電にKDDI株を割り当てる方針。9月上旬の最終合意を目指しているという。  合併が実現すれば、KDDIは手薄な固定網を補強でき、NTTやソフトバンクに対抗する通信勢力になる  報道を受けてKDDIは「東電とは日ごろから意見交換しているが、合併など、現時点で具体的に決定している事実はない」とコメント。東電も「KDDIとは、かねてからあらゆる可能性について検討しているが、具体的には何も決まっていない」としている。  東電とKDDIは、光ファイバー網の相互接続を検討中と明らかにしていた(関連記事参照)。
TU-KAを吸収したのに続き、次はパワードコムか。 パワードコムと言えば、東京電力を中心に、 各電力会社が出資して設立されたネットワーク企業で、 電線など既存のインフラを利用できるという点で、 NTTに対抗しうる組織と目されてきた会社。 今現在、どの程度成功していると言えるのかはよく分からないが、 まぁ少なくともやばくはないでしょう。 『社長挨拶』を読む限りでは、十分実績を上げているようにも見えるし。 それを吸収合併ってんだから、KDDIは本気だ。 まぁもともと、KDDとDDIが合併した時点で、巨大な企業ではあったんだけど、 それでも、元国営のNTTにはかなわなかった、 なーんかでも、本気で『NTT』を作ろうとしているような感じがあるね。 auでDoCoMoと、パワードコムを入れて、NTT東西と、 NTTグループに対して局地戦(例えば携帯)を挑む企業はあっても、 グループに対して、全面戦争を挑む企業はなかったような。 なんか、面白くなりそうだ。
ITmedia エンタープライズ:「Vista. Not」に感動!
7月27日にβ1がリリースされたWindows次期バージョン「Windows Vista」。その数々の新機能に筆者は感動を覚えずにいられない。 Linuxの熱烈なファンである筆者はたっぷりの皮肉を込めて、Microsoftの平凡な新機能に大いに感動したことを告白する。
開発ネーム『LongHorn』と呼ばれていた、 次期WindowsOS、『WindowsVista』のベータ版がリリースされたらしいですね。 期待やら諦めやら、方々で色んなことが言われているけれども、 このコラムはまた、ウィットに富んでいながらも、悪意に充ち満ちていて、 Microsoft今日の人が読んだら発狂するかも(笑) 僕は無神教な日本人よろしく、どうだっていいわけなんだけど、 なんだかなぁ、WindowsXPのテレビCMでもそうだけど、 『新しくできるようになること』ってのがいまいちつかめなくて、 結局、OS新しくする必要なんて無いんじゃないの?と。 OSを新しくするかどうかは、OSでは決まらないよね。 マシンを買い換えたとか、 ソフトやゲームに要求されたとか、 そういうときに変えるんであって、 あんまり、『さあ、出た!変えるぞぉ!』って、一般の人は思わないよね… そういうわけで、やたらと煽りのきついMicrosoftの宣伝は滑稽ですらあるんだが、 それをきちんとまとめてくれたのが、上のコラムである。 なんちゃって。
最後に、モバイルビジネスのニュース。 最近、『モバイルコンサルティング』なんて言葉も流行るほど、 注目されている、情報端末としての携帯なのだけど(もう何度目の流行なのだろう) その携帯を使ったビジネスについて、 ドコモの担当部長による、『オサイフケータイ』の戦略でもどうぞ。
ITmediaモバイル:おサイフケータイで少額決済市場を狙う──ドコモの平野氏
おサイフケータイを他キャリアに先駆けて投入したドコモ。その普及台数は6月18日時点で412万台に達し(6月6日の記事参照)、500万台も目前だ。P901iSシリーズ以降、ドコモのハイエンドモデルに標準搭載されることや、他キャリアもサービスを開始することから、おサイフケータイは本格的な普及機に入ると見られる。
正直言って、おサイフケータイってもの凄く便利だと思う。 もちろん、セキュリティで不安はあるし、 現金に対する個人の考えの違いもあるだろうけど、 昔、郵便局キャッシュカードを使ったデビットサービス(@ローソン)を よく利用していた身としては、凄く便利だろうなと。 クレジット情報を買い物時に入力する必要はなく、 Edyのようにチャージする必要はなく、 口座から引き出して持っておく必要もなく、 携帯さえあればいいわけで。 恐ろしく安易だけど、でもたとえば、コンビニでコーヒーを買うとか、 小銭の勘定が面倒だったり、本当にちょっとした利用だったりしたときには、 買う手間も出来るだけほんのちょっとにしたい。 平野氏の言うとおり、3000円以下くらいなら、そんな感じ。 そう言う意味で言うと、実店舗でももっと普及して良いんじゃないかなぁ… 読みとり端末の整備が面倒そうだけど。

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本日のITニュース。 – 2005/07/28

FeliCaケータイにメール送信する「電波ポスター」
大日本印刷はこのほど、ポスターにICカードをかざすとメール送信するシステム「電波ポスター」の新製品として、モバイルFeliCaに対応した「PiPorta」を開発した。FeliCaケータイをかざすだけで、ポスターに関連した情報をメールで受け取れる。
凄いな…最近、DVDレコーダーので録画完了するとメールで知らせる、 なんて機能があることを知って、家電がネットと繋がるって普通のことになったのね、 と思ったんだけど、ポスターもかよ。 まぁ正確には、ポスターと言っても『電波ポスター』と呼ばれるヤツで、 紙媒体だけで完結してるわけではないんだけど、 ICタグと携帯電話を利用して、紙媒体と人間がやりとりするって、 結構凄いんじゃないかなぁと。 また、大日本印刷のニュースリリースによると、 無線通信機能内蔵で、高品質ポスターを出力することも出来るし、 (つまり、1台これを置いておいて、PRは紙媒体で補完するとかか?) Felicaにも対応。 なんか、この技術は、様々なところで応用されていきそうだなぁ。 (ああ、これが既に様々な技術の応用か)
ITmediaモバイル:世界標準から日本向けUIへ──Vodafone 03シリーズ
ボーダフォンが発表した「703SH」「903SH」は、これまでの同社3G端末の課題のクリアを目指した端末だ。 「(ボーダフォンの3Gは)使い勝手が通常の端末と違うという指摘をいただいている。これを受けて、03シリーズから日本のユーザーの使い勝手に意識をした作り込みをしている。とりわけ、メール、電話帳の部分がキーだ」と、プロダクト企画部の森一幸氏。 2004年末に投入した3G端末「02シリーズ」では、欧州向け端末と共通の操作性を盛り込んだために、日本のユーザーからは操作性に不満の声が大きかった(5月25日の記事参照)。今回の「03シリーズ」ではその見直しが最も大きな改善点となる。
噂通り、03シリーズから、ようやくボーダフォンも軌道に乗りそうな感じ。 以前も書いたけれども、 単に、日本のユーザの好みが特殊であるというだけではないような気がするんだよね。 確かに、欧米で高機能携帯を触る人ってのは、 PDA端末のような役割を求めていることが多いから、 必然、PCと同じような、インターフェイスが嗜好される、 日本人はあくまで、携帯ありきで、 ネットだ、音楽だと言ったって、基本は電話とメールですよ。 そんな意識の違いで日本人が特殊扱いされることもあるかも知れない。 けれども、欧米人も、携帯のUI自体には不満を抱いているようだし、 日本では解決されているものもあることを考えると、 特殊は特殊だが、携帯電話(PDAでなく)としてのUIという意味では、 日本の方が先を行っているんじゃないか、 という思いは、日本人の僕にはぬぐえない。 まぁ、正解はない話だけどね。 そんなことはいいや、 03シリーズは、そんな意識の違いを吸収しようと、 設計段階から努力したシリーズになるということで。 まだ例によって実物が全く見えてきてない(V903SHは発表されているけれども)ので、 なんとも言えないが(902Tの時の糠喜びの可能性だってある)、 少しは期待が持てそうな感じである。 しかしそれにしても何だな、 携帯の話を書くたびに思うし、人に言われたときにも思うんだが、 今使っている端末(V601SH)、なんだかえっらい丈夫なんですけど(苦笑) そもそも、ジーンズの後ろポケットに入れっぱなしで座ったり、 酔っぱらって取り落としたり、自転車走行中に落下したり、 僕の扱いはとかく酷いハズなんだが…すごい。一分の隙もない。 電池が持たなくなってきてるという実感もないし。 …とか言ってて、いきなり壊れたらどうしよう…。 バックアップはコマメに取りましょう。

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石原都知事とフランス語。

先日の、石原都知事のフランス語に対する発言、 フランス語学校の教師による名誉毀損訴訟、に続き、 今度はこういうことが。

明大教員:「仏語は国際語失格」石原知事に学習セット贈呈
「フランス語は数の勘定ができず、国際語として失格」などと発言した石原慎太郎・東京都知事にフランス語を勉強してもらおうと、明治大学のフランス語専任教員の有志が26日、都庁を訪れ、教科書や辞書、電卓の「学習セット」をプレゼントした。  政治経済学部の小畑精和教授ら13人。石原知事は28日まで休暇のために不在だが、「勘定の仕方を含めて言語は多様。違いを認めることが国際理解の第一歩であることも学んでください」などとする要望書とともに、都民の声課の担当者にセットを手渡した。  「コツコツ勉強すれば、数は数えられるようになる。難しければ、われわれが個人教授いたします」とメンバーたち。小畑教授は「抗議というより、フランスのエスプリを示したかった。知事にはぜひフランス語を理解してほしい」と話した。  石原知事の発言は名誉き損に当たるとして、フランス語学校長ら21人が13日、謝罪広告や損害賠償を求めて東京地裁に提訴している。(毎日新聞)
これを読んで僕が第一に思ったのは、 ああ、明大の教師ってこんな程度なのね、 そりゃなめられるわ、アホちゃうの、だよね。やっぱり。 一応書いておけば、 (もうね、この前置き自体がうざい。誤解を避けるためではあるけど) 僕は都知事が正しいとも思わんし、 このニュースにおいて、どちらかが正しくて、 もう片方が間違ってるなんてことは言いたくない。下らないし。 僕が感じたことは、 何で、石原都知事に噛みつく人って、 『上手いことやられて歯噛みする』役を引き受けることになるんかな、って。 この明大教員が哀れでばかばかしいのは、 そもそも、石原都知事が、フランス文学、フランス語に精通しており、 良さも悪さも知った上で発言しているのに、 それに対して、あまりにセンスのない皮肉をかまして 『エスプリ』とか、この期に及んでかっこつけてるところなのよ。 なんだかね、身内に造反されて、痛いとこ突かれて、 動揺しつつも、必死で体裁整えてるような、そんな印象しか残らない。 勉強して下さい、って、そもそも知った上でしゃべってる人に対して、 何の皮肉もならなくない? そもそも、フランス語圏の外からはわかりにくいから国際語としてどうか、 って言ってんのに、 じゃあ勉強してくれって、その行動自体が、 フランス語の国際語としての資質を否定してるじゃないか。 わかりにくいけど、勉強すれば分かります、 当たり前だろう。 明大の教員ってのは、そんなこともわからんのだろうかね? 情けない。 フランス語圏の人が怒るのは分かるよ。 明大の教員が怒るのも分かる。 でも、矛先を石原都知事に向けてなんか良いことがあるのか? 注目を浴びたことをチャンスととらえて、 フランス語の良さを主張する人が出ないのはなぜなんだ。 数の勘定はわかりにくいけれども、こういう良い点があるからフランス語は国際語なんだ、 それを指摘できる人がいないのはなぜなんだ。 はっきり言って、そう言うことが出来ない人間が仕切ってることが 下らないことだ、と思うんだよ。マジで。

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本日のニュース。

ITmediaモバイル:KDDI、10月1日にツーカーを吸収合併
KDDIは7月25日、100%子会社であるツーカー各社を合併することを発表した。KDDIを存続会社とする吸収合併で、ツーカー各社は解散する。期日は10月1日。
あらまぁ。 ようやく、って感じだけどねー 僕は昔、実はツーカーユーザーだったんですよ。 まだ、世の中にPHSを持っている人も溢れていた時代のことでしたが。 メールはスカイメール(J-Phone/現Vodafone)、ウェブはEzWeb(au)という、 ダブルスタンダードとも言うべき状態で、 なんだかいろいろと悩まされた覚えがあります。 それからツーカーはauの100%子会社という形になり、 存在価値を疑われつつも、 プリケーと、ツーカーSとで何とか持ってきたんだけど… 『家族割りを適用させたい』 という親会社の一存で吸収合併→解散が決定。 なんだか寂しい感じもあるねぇ。 しかし、Vodafoneはよりいっそう苦しいなー
ITmedia PCUPdate:(たぶん)世界一高価で無駄なUSBケーブル
ソリッドアライアンスは7月25日、USB延長ケーブル「ケーブルga ナポリタン」を発表、同日より発売を開始した。価格は、なんと2万4800円(税込み)。
来た! 見よ、この無駄なアリサマ!(笑) もうね、見る人はまたかよ、とあきれかえって飽きてるんだろうけれども、 僕自身はひどく喜んでるので(笑) 義務として紹介しておきます。
見よ、この無駄な勇姿
商品をよく見てみると、『USB延長ケーブル』と謳ってる割に、 延長分はたいしたこと無い… それ以上におまけ部分は大きくて、逆に邪魔そうだ。
このUSB端子に…
えびふりゃあ!
バカですねー。 しかもこの3枚の写真、ソリッドアライアンスのサイトの、 製品情報から引っ張ってきた画像で、要するにオフィシャル。 オフィシャルで、えびフライを繋いだ写真を掲載するなんて、 バカ確信犯としか思えませんね。 マジで、尊敬します。 サンプル職人さん、これを販売しようとするソリッドアライアンス。 でも、買いませんけどね…2万4800円はさすがに高すぎ。 ギャグでも買えないもの(笑) SolidAlliance

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野球、ソフトボールを除外【12年ロンドン五輪】

野球、ソフトボールを除外 12年ロンドン五輪
【シンガポール8日共同】国際オリンピック委員会(IOC)は8日、シンガポールでの第117回総会で、2012年ロンドン五輪の実施競技から野球、ソフトボールを除外することを決めた。1992年バルセロナ五輪で正式採用された野球は、世界的な普及度の低さなどから支持を得られず、5大会で五輪から姿を消すことになった。ソフトボールと合わせた日本のメダル有望種目である両競技の五輪除外は、日本スポーツ界に大きな衝撃となった。 総会はこの日、現行の28競技が存続にふさわしいかを1競技ずつ投票にかけた。野球とソフトボールを含めた現行競技は、存続陳情などが功を奏し、直前の見通しでは全競技が存続するとみられていた。しかしIOC委員の投票では、野球とソフトボールだけが、存続に必要な過半数の賛成を得られなかった。(共同通信)
…2,3日前のニュースでは、すべての競技がほぼ大丈夫で、 ソフトはもちろん野球は残るだろうという話だったのに…。 世界中の人が参加するイベントでの競技だから、普及率の低さは致命的だろうけど… 少なくとも、先進国内での認知度が無いと厳しいか。 確かに、オージーボールとか、クリケットとか、 オリンピックにはないもんなぁ… ソフトボールを、本気でやってる知り合いもいるし… 野球もソフトボールも、もっと普及活動をしていかないとダメだねぇ。 ヨーロッパだとイタリアぐらいしか俺、知らないし。 柔道みたいになれば、きっと復活できると思うんだけど。 …残念だ。

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