【健康に関するメモ】 第16回:食事中に水分を摂取しすぎると胃酸が薄まる?

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました 多分、誰かに言われたことがあるんだと思うんですよね。 親ではなかったと思うんですが。 僕は割と食事中も水分を摂るタイプで、実家でも食事中は水を飲みながら、食後はお茶を飲むというのが習慣でした。今でも結構そんな感じなんですがずっと前(かなり前、20代の頃だと思う)に誰かに「そんなにたくさん水分摂ると胃酸が薄まって消化が悪くなるよ」と言われたことがあって、特に疑問にも思わず「そんなもんなのかな」と思ってました。気にして水を飲まないようにするってことはないないけれど、ガバガバ飲むのは止めようと思った思い出があります。そのまま今まで来てました。 でもふとしたときに「それデマらしいよ」という話を聞いて、あ、そうなの? 調べてみたらそのデマの大元と、それに対する反論を調べてまとめてくれている人がいました。素敵。普段だったらいろいろと調べ物をするんですが、このまとめが大変良い出来だったので全てそちらに丸投げします。ぜひご一読ください。

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生活習慣病予防健診を自分で申し込んで行ってみた(おまけ)

協会けんぽ

生活習慣病予防健診を自分で申し込んで行ってみた(序) | mutter 生活習慣病予防健診を自分で申し込んで行ってみた(破) | mutter 生活習慣病予防健診を自分で申し込んで行ってみた(急) | mutter 大事なことを書き忘れてました。 自分で申し込んでいった場合にどれぐらい経費が掛かるのか? 答えは、7,038円。 僕の場合はオプションで「眼底検査」(1,296円)も追加したので、全部で合計 8,334円でした。 一応制度上は「健康診断の値段は病院と協会けんぽの間の契約で最高額が決まって」いて、実際にいくら請求するかは病院によって変わることになっているのですが、実際に調べてみるとどこの病院でもその最高額(つまりそれが7,038円です)になっているので、実質的には一律料金です。会社が援助してくれて無料になっている時はこの1人7,038円の分を会社が払ってくれていると言うことですね(経理的には福利厚生費として経費になります)。会社によっては一定額の付加検診まで援助してくれるところもあるようで、年1回ならそういうの受けても良いよねって感じ。

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【今日のニュースから】米研究者「卵を週に3個以上食べるとコレステロール過多になります」

CNN.co.jp : 週に3個以上の卵を摂取、心疾患のリスク増大か 米研究 – (1/2)

(CNN) 1週間に卵を3~4個食べる人や、食事から1日当たり300ミリグラムのコレステロールを摂取する人は、そうでない人に比べて心疾患や早死にのリスクが高い――。そんな調査結果がこのほど医学誌JAMAに発表された。 論文を執筆した米ノースウエスタン大学のビクター・ゾン氏によると、卵の黄身は特にコレステロール値が高く、卵1個には大きなもので約186ミリグラムのコレステロールが含まれる。 研究チームは、2万9000人あまりについて平均で17年半にわたって追跡調査した米国内の6研究グループのデータを詳しく調べた。 その結果、心血管系の疾患を発症していたのは計5400人で、うち1302人は脳卒中(死者を含む)、1897人は心不全(同)を発症し、113人はそのほかの心疾患のため死亡していた。それ以外の原因で死亡した患者は6132人だった。 今回の調査では、食事からのコレステロール摂取が1日当たり300ミリグラム増えると、心疾患に関連したリスクは3.2%高まり、早死にする可能性は4.4%増えるという結果が出た。 卵は1日当たりの消費量が半個増えるごとに、心血管系疾患のリスクは1.1%上昇し、早死にリスクは1.9%上昇するとしている。

コレステロールが上がるとか関係ないとかやっぱり病気になるとか一体どっちなんだよと思うわけですが、最新版のコレステロール論では「やっぱ心疾患のリスク高くなるわ」だそうで、もうなんか好きにしてって感じ。コレステロールの上下に様々な要因があって、食品との関連性がなかなかわかりづらい(他要因と分離しづらい)ってことなんだろうなと思うんですけど、卵の黄身に多くのコレステロールが含まれているなら、血中コレステロール値が上がることがあっても不思議ではないし、コレステロールの作用について良く言われていることが正しいならそれが病気の原因になってもおかしくないわなとも思うわけですけど、でもいつも思うんですが、病気になりやすいかどうかは血中コレステロール値で判断したらええんちゃうのと思うわけですよ。摂取食材それぞれじゃなくて。 よく知られていることだと思いますけど、コレステロール値の高い低いにも体質があって、同じ食事をしている似たような習慣の2人であってもコレステロール値が全然違うというようなことはままあります。我が家であれば、粗食で薄味でお酒があまり飲めなくて痩せている彼女の人の方が、毎朝卵かけご飯を食べ彼女よりは濃い味好き(一般的には薄味だけど)でお酒好きで中肉中背の僕よりもコレステロール値が低いように感じられますが、実際には僕の方がコレステロール値は低いです(というか下限ギリギリです)。 なので、コレステロールを上げ下げする要因についてあれこれ議論したところで、それが誰にでも当てはまるものかどうかって微妙だと思うんですよね。 この話は多分2段階になっているはずで、
  • コレステロール値が上昇しやすい食品とは何か
  • コレステロール値が高いと病気になりやすいのかどうか
ここで語られているのは「卵を摂取するとコレステロール値が上がる」だけであり、その後病気になるかどうかは「人による」としか言いようが無いのではないかと思うのですよね。仮に高コレステロールが病気になりやすいのだとして、大事なのは総量としてのコレステロールであるはずなのに、それを飛ばして病気を語るのはなんか端折りすぎじゃないのかなと(記事のせいかも)。 しかもこれがアメリカの研究であることを考えると、
  • 卵の摂取が病気のクリティカルな要因となっている
ということではなくて、比較的コレステロールが多い食事をベースとしている人にとって、
  • さらに卵を食べることがどんなリスクを引き起こすか
ということでしかないんじゃないかとさえ思います。まあ研究なので、その辺の食生活の要因は調整しているだろうとは思いますけども。 結局のところ、コレステロール値が高い人は卵の摂取を控えれば良いし、そうでもない人は気にしなくて良い程度のことかなと。でもまたこういうのでテンション上がる人たちっているんだよなあ。なんか「理由」があると「付加価値」を付けられて、最終的に商売になるからなんだろうけどねえ。なんだかなあ。 次回、コレステロール食が寿命を延ばす!(再)ご期待ください!

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受動喫煙を防止するための改正健康増進法が順次施行されています。

jyudokituenn_pages-to-jpg-0001.jpg jyudokituenn_pages-to-jpg-0002.jpg (クリックで拡大) そろそろ話題になっても良い頃だと思うのですが、受動喫煙防止を目的とした健康増進法の改正が、順次施行が始まっています。第1弾は今年1月24日に既に施行済みで、今後7月1日、2020年4月1日と段階を踏んで順次施行されていきます。

1月24日の施行内容

  • 国及び地方公共団体は受動喫煙を防止するための措置を行うこと
  • 屋外や家庭などで喫煙するときには、望まない受動喫煙を生じさせないように、周囲の状況に配慮しなければならない

7月1日の施行内容

  • 「学校・病院・児童福祉施設など、行政機関」に於いては施設内禁煙とする(屋外の必要な措置がとられた場所に喫煙場所を設置することは可能)

2020年4月1日の施行内容

  • 「学校・病院・児童福祉施設など、行政機関」以外の多数の人が利用する施設や、鉄道・バス・タクシーなどは屋内禁煙(専用の喫煙室を内では喫煙可能)

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座る姿勢ってほんと大事(集中する前に正しておこう)

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どうやらもう低体温じゃないらしい……平熱がだいぶ上がったようです

kisotaion_miru.png 1月末に高熱が出て寝込んで、その時に買った体温計が20秒で計れるって言うんで試しにそれから毎朝検温してみてるんですけど、なんかね、平均体温が随分と上がってました。以前は僕、平熱35度台だったんですけど、今現在の平熱は大体36度3分から4分くらい。いつのまにか低体温の人ではなくなってました。そうだったのか。 低体温だと一般的に免疫機能が低く、様々な病気に罹りやすいといわれているので、それが人並みの平熱になったのは喜ばしいです。

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「ペラックT錠」を飲んだら喉の痛みが劇的に改善した

nodoame.png 1月の半ばくらいからどうも喉の調子が悪くて。 そのうち治るだろうと思って、うがい&プロポリスを続けてたんですが一向に治らない。そのせいかどうかは解らないけれど、1月末には風邪を引いて39℃の熱が出て寝込んでしまい(なぜか寝込んでいる間は喉は痛くなかった)、その後はつばを飲み込むときに少し痛んだり、ちょっとしたことで寒気を感じたりしていました。嫌な予感がすげーする。ライトで照らして見た感じ、白い点があるような気もするし(白い点があったら化膿しているってことらしいです)。 普段であれば特に何もせず治るのに任せるところなんですが、京都マラソンが直前に控えていて。深夜、超寒い中で走ると冷たい空気が良くないのか悪化するんですよね。ちと炎症が長引いてしまっているようなので、仕方なく薬に頼ることにしました。不本意ですが背に腹は代えられない。 最も常識的な判断としては「早く病院行け」だとは思うんですが、でもこの時期まだインフルエンザはすごいじゃないですか。内科にしても耳鼻咽喉科にしてもちょっとあんまり行きたくない……逆にインフルエンザもらって帰ってきたらその時点で終わるし。ので、代わりになりそうな薬を探してみたんですが、大体はスプレー式の塗り薬なんですね。喉って全体が粘膜で吸収しやすいのでそれが一番有効で、イソジンを直接塗布するっていう医師もいたりして、なるほどなって感じなんですけど、でもそれはもう既に試していてあんまり効果がなく。なんか別のアプローチがないかなと思って探したら、飲み薬ってのがありました。「ペラックT錠」。 抗炎症剤(トラネキサム酸)が入っていて、喉の炎症に効くということらしいです。その上、抗ヒスタミン剤が入っていないので眠くならないと。なるほどこれなら仕事しながらでも飲める。

というわけで、飲んでみた

飲んですぐに喉の痛みがなくなりました。薬ってスゲーな。 もちろん効果には個人差があるでしょうし、僕が普段薬を飲まないから余計に効きが良いってこともあるのかも知れませんが、それにしても効きすぎだろ。昼13時に飲んで、15時にはツバ飲み込んでも痛くなくなってましたよ。 もちろん炎症を抑えるだけで、炎症の下になっている細菌を退治するわけではないので、飲んで8時間ほどすると違和感が戻ってくるんですが、それでも痛みはなくなりましたし、徐々に違和感もなくなってきています。 「風邪様諸症状に対しては薬を服用しない」というのは割と意地張って通してたポリシーなんですけど、ここまで効き目を見せられるとなんだかもう……負けた気がする。すごいなあ。

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