まやかしは時代を動かす

最長の景気拡大を期待 主要100社アンケート
大手企業トップの8割以上が、景気拡大は少なくとも2006年後半まで続くとみていることが、共同通信社の主要100社アンケートで3日までに明らかになった。景気拡大局面は既に4年近く続いており、戦後最長の57カ月を記録した「いざなぎ景気」(1965年秋?70年夏)を年内に超えるとの期待が、経営者の間で高まっていることを示した。  日銀の量的緩和政策は6月までに解除されるとの見方が過半数を占めた。政府は02年1月を「谷」に景気回復が始まったとしているが、企業もデフレ克服に自信を深めていることが鮮明になり、実感を伴う景気拡大が持続する見通しが強まった。春闘での賃上げも含め、企業経営も「攻め」の姿勢に転じることになりそうだ。(共同通信)

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本日の気になったニュース。 – 2005/12/23

まず、スポーツ関連。

マラドーナ氏大暴れで拘束 – nikkansports.com > サッカーニュース
日本代表のジーコ監督が主催のチャリティー試合が、同監督が主宰するブラジル、リオデジャネイロのクラブ「CFZ」のグラウンドで行われた。ジーコ監督と、元アルゼンチン代表のマラドーナ氏が組んだジーコスターと、現役選手を含めたブラジルスターとの試合は4?4の引き分け。約2500人の観衆を前に、ジーコ監督は「今なら幸せな気持ちで死ねる」と感激した。またマラドーナ氏も「友だちのジーコとプレーできてうれしい」と喜んだ。しかし翌日、空港で帰国便に遅れた同氏は激怒し、暴れて警察に拘束され、血液検査を受けた。(エリーザ大塚通信員)[2005/12/23/10:00 紙面から]
マラドーナ!(苦笑) アルゼンチン当局も大変だろうなぁ…(苦笑) どれだけダメになっても、それでも国民に愛されるスターだもんなぁ。 僕ら外国人にとっては、昔スーパースターだった人、 今は麻薬の常習者から更生中…とかかもしれないけれども、 アルゼンチン人にとっては、永遠の英雄だよな…当局も下手なことは出来ない。 自分で遅れて激怒して大暴れか…一体何したんだろ? 暴力でもふるったか。 それとも器物破損? にしても、拘束→血液検査って…準備良すぎ(苦笑) 一時よりは、健康そうだし良いけどねぇ。
スポーツナビ | ニュース | 矢沢永吉、Dynamite!!に電撃参戦
K?1を運営するFEGは22日、歌手の“永ちゃん”こと矢沢永吉の「Dynamite!!」参戦決定を発表した。
『参戦』と言っても、どういう形での参戦かは、何処を探しても見つからなかった… まさか、選手として試合をするってんじゃないとは思うけど。 だからといって、エキシビジョンで歌うってのも違いそうだし、 セコンドに付く、とかかな? と思っていたら、正式発表が。
スポーツナビ | ニュース | 永ちゃん参戦正式発表
【Dynamite!!】ロック界のスーパースター、矢沢永吉の参加も正式に発表された。谷川プロデューサーは「視点を変えて、歌でも紅白に勝ってみたいと思った」と矢沢参戦の経緯を説明。「具体的には何をやるか決定していないが、史上最強のコンテンツを目指していく」と打倒紅白に向けて気合を込めていた。
なるほどね。 歌もあり、か。 いやー良いかもね、盛り上がるよ、きっと。中入りみたいな感じでね。 ハーフタイムショーみたいな。 しっかしホントに大晦日、各局、各団体、なりふり構わなくなってきたなぁ(苦笑)

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Google、音楽検索サービスを開始

Japan.internet.com Webマーケティング – Google、音楽検索サービスを開始
検索大手の Google (NASDAQ:GOOG) は15日、音楽検索サービスを開始した。 この新サービスは、書籍検索サービス『Google Book Search』(旧『Google Print』) のモデルを踏襲している。検索ボックスにアーチスト名や曲名を入力すると、音楽に関係ない結果は出ず、音楽関連の検索結果だけが表われるのが特徴だ。
これはなんていうか…、もしかすると大きなものになるかもしれない。 Googleの検索オプションのような形であれば、 かなりのユーザが利用することになるんじゃ無かろうか。 実際、オプションの一つ、イメージ検索など、 素材の手がかりを探してるときなど、便利なことこの上ない。 同じ機能は、Yahoo!Japanにも搭載されているし、 場合によっては、他社が、この音楽検索サービスに追随する可能性もある。 ユニークなのは… あらゆるデータから検索をした結果、 『店舗を選んで音楽を購入することが出来る』 という点。 これは、各音楽販売業者にとっては、 クリティカルなものになりうる。 (もちろん、Googleの広告収入的にも) 費用的にマイナスにならない限り、販路は幅広く確保しておきたい、 というのが一般的なスタンスであるし。 記事最後には以下のような文章があり、非常に気になる。
同社の商品マネージャ Dave Alpert 氏が Blog に投稿した記事によれば、音楽検索サービスが扱っている情報は、主に米国のポップアーティストだが、将来的にはクラシック音楽、米国以外のアーティスト、そしてあまり知られていない音楽家の情報にも広げる予定だという。 この Blog の中で Alpert 氏は、音楽検索サイトに掲載を希望する音楽販売業者に対して、連絡してほしいと書いている。
レコードというフォーマットではかなり苦しいとは思うが、 もし、費用対効果的に、極端な割高になってしまわないのであれば、 参加を検討してみてもいいかもしれない。 Japan.internet.com Webマーケティング – Google、音楽検索サービスを開始 Official Google Blog: Searching for music

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Follow up – 大量誤発注問題

一度取り上げてしまったんで、一応フォローだけしておこうかと。 というのも、重大なことが解って、結局話の流れが変わってしまったため。 ITmediaより引用。

ITmediaニュース:東証システムの不具合が判明 大量誤発注取り消せず
みずほ証券の巨額誤発注問題で、同証券が誤発注を取り消すことができなかったのは東証のシステムに起きた不具合が原因だったことが判明し、東証が謝罪した。
やっちゃった感ありありだ… 不具合が起こる動作要件は、
「新規上場銘柄で、かつ、特別買気配の表示中に気配の差引数量を超え、初値決定後も売注文が残るほどの大量の注文がみなし処理の対象となるような値段で発注されたような場合」
ということで、 通常はあり得ないような事態らしいが… まぁ言い訳にはならないよね。 それに、ついこの間、システム障害を起こして問題になったばかりじゃないか…
ITmediaニュース:東証システム障害、原因は富士通の項目記載漏れ
東証が取引を一時停止したシステム障害の原因は、富士通の資料に必要事項の記載漏れがあったため、と東証が発表した。
東証は、株式市場としての信頼を損なったけれども、 それ以上にソフトウェアメーカーとして富士通、どうよ?みたいな。 また、やっちゃった、と。 大丈夫か、富士通。 だって、洒落にならん被害額だぞ。 それにしても… 景気が回復軌道にあり、 マンションの販売数が増加というニュースが出たと思ったら、 違法建築が発覚して不安感を煽るし、 個人投資家の増加などで、株取引が活発化してきた…と思ったらこれだし。 なんだか、誰かの陰謀じゃないのかっつーほど、 冷や水を浴びせるような状況だね。 なんだかなー

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うっかりにもほどがある…!

Sankei Web 経済 ジェイコム株の取引停止 東証、市場の混乱回避(12/09 10:13)
東京証券取引所は9日、みずほ証券による大規模な注文ミスがあったジェイコム株の取引を終日停止すると発表した。みずほ証券は注文ミスによって、大量の「空売り」をした形になっており、決済のためにジェイコム株をさらに買い戻す必要がある。こうした買い戻しの動きが、市場に混乱をもたらす恐れがあるとして売買停止することにしたもようだ。
成り行きによっては、ことによると死者が出るかもしれないので、 そう手放しで笑えないんだが、それにしたって! うっかりするにもほどがある!(笑) 1株61万円で売却するところを、61万株1円で売却してしまい、含み損が270億! 平均株価は301円の大幅下落! いやー笑えない、 笑えないんだけれども、 笑っちゃうなぁ… この操作を行ったみずほ証券の担当者、まだ生きてる?大丈夫? もちろん、初値との関係で、丸々1円で売られることはないんだけど、 結局、ストップ安(初値マイナス10万)で売却、ストップ高(同プラス10万)で買い戻しという ひたすらアホな取引をすることになるわけで… 仮に、1株当たり20万の損失(含み損)が出たとしたら、 61万株のから売りで、1,220億。 もちろん、発行株式数などから見てすべての取引が成立したわけではないとおもうから、 それで、270億の含み損、という数字が出てきてるんだと思うけど… それにしたって。 ポチッと間違えて、会社に270億の損失。 担当者、今後どうするんだろう… ちなみに、これ、取り消しをすることも出来たはず、らしい。 取り消しのための注文を、取引できる範囲内(初値のプラスマイナス10万)にしておけば、 それが通って取り消されたようだが、 慌てすぎて、それも出来ずにひたすら誤操作を繰り返してしまったわけだ。 気をつけて生きましょうね、皆さん…

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客単価(ARPU)

Japan.internet.com Webマーケティング – 客単価アップの仕掛けは十分か
カタログ通販業界のeコマースが絶好調だ。トップ企業は年商100億目前。前年度30億弱、今年度90億弱と3倍の伸びを示した企業もある。もっとも大手でも20億に届かず苦戦しているところもあるが、これはトップの理解度と体制に原因があるようだ。
『客単価を上げる』 そう一言で言っても、なかなかに難しい。 上記ピックアップした記事は、Japan.internet.comの3年も前の記事だけど、 それから、客単価はもう注目されないとか、 客単価を上げるにはこれが鉄則、とか、聞いたことがない。 聞こえてくるのは、客単価を上げることに四苦八苦している声か、 成功している例を挙げる声ばかりだ。 まぁ、ここまで書いて、勘のいい人はわかると思うんだけど、 『どうやって客単価を上げればいいのか?』 という問題について、 未だヒントを探している状況で、 むしろその構造すらつかめていない僕なわけで。 ただ、そこを目的に、さまざまな話題がリンクしているというのも事実ではあるし、 そのことくらいは把握できる。 難しいのは…、同じ小売りであっても、 取り扱う商品の種類や、規模によって、取り組み方が全く異なってくるし、 恐らくこの記事を書かれた頃と比べても、 手法はだいぶ変化してしまっている。 このころは、まだメールマガジンも元気があったと思うのだけれど、 今はメールマガジンは…SPAMの影響もあってか、下火になりつつあるような。 基本的に手法ってのは、成功した後に明かされるわけで、 そしてもちろんその時には既に出遅れているわけで、 結局は自分で工夫しなくてはいけないんだけれども、 客単価が、売り上げを考えるときの物差しとして、 最も単純な物の一つで、かつ重要であることはずっと変わっていないし、 普通の小売りであっても、ここに目を付けざるを得ないなぁ、と、 最近、思い始めている。 うーむ、何か新しいアイディアを…

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340兆円のつかいみち…?

Community Engineの日本CEO、中嶋さんのblog(Ringo’s Weblog)で 話題が出ていたのだけど、そうそう、郵政民営化は良いけど、 郵貯・簡保の340兆円をどう運用するのかって結構大事だよね。 ぶっちゃけ、340兆円で何が出来るのか…って全く想像が付かないけど、 そこ基準にしてみてみると、 Macromediaの3500億円なんて全然安いんだよね。 中嶋さんが上げていたmojixさんのブログによると、 TOYOTAの時価総額が17兆円くらいらしい。安い。 わかりにくいな、と言う人は、自分の貯金通帳を開いて、 その20分の1くらいの痛みだと思えばいいわけですよ、 貯金が300万ある人だと、15万くらい。 まぁ…『そろそろテレビでも買うか』くらいのつもりで、 TOYOTAが買えてしまうわけです。 340兆円の資産というヤツは。 もちろん、ただ所有するために使うわけにもいかないので、 やはりなんらかの物を得る(または投資価値を得る)ことが必要なのだけど、 そのへんは、mojixさんが文中で、

つまり、340兆円の運用方法として、お金を増やすことがただうまいだけの外国の投資家などに頼んではいけない。お金だけ増えてもあまり意味はなく、お金ではなく日本に「価値」が増えるように、お金を回せるかどうかが肝心。
と述べられているとおり。 そう、お金ってあるだけだとお金でしかないわけですよ。 お金って本当に大事だけど、一般的には物になって初めて価値を持つ物なわけで。 (もちろん、情報としてとか、存在すること自体に価値がある場合もあるけれども、 それはここでは例外) なにがしかの価値を生み出せないかと。 で、中嶋さんのblogへ戻ると、最終的に、 いや、なにかこう我々を象徴できる何かを残そうじゃないか、というところへ辿り着き、 つーか象徴できるものっていったい何なんだ、っていう およそ、哲学的というか、少なくとも文化的な問題に当たってしまっていて、 そう、ちょうどこれって、 『金はあるけど何に使えばいいかよく分からない』 日本の投資状況のミスバージョンなんではないかと思ったり。 結局作られる物って、新しい環状線を地下通して作るとか、 六本木にデカイビル立てるとか、そんなことだったりするわけですよ。 京都的に言うと、既に完璧な御所の中にさらに 迎賓館を建てることだったりするわけですよ。 で、そのお金を何処に回すべきか誰もよく分かってないと言う… 中嶋さんの『火星にロボットの国を作る』という構想も、 案外不可能ではないかもしれないし、 まぁそれがペイできるようになるのは22世紀頃のような気もしないでもないけど (そもそも、月とか火星とかって誰でも開発して良いのかなぁ…) 逆に、ペイを求めてないところが面白い。 (金銭によるペイではなく、価値として十分に得る物があるという指向) 340兆円て何が出来るんだろう… 現実的な話、北朝鮮と戦争くらいなら出来るんだろうね。多分。 もちろん、そこには何もないけど。 自然環境を無視すれば、東京湾を埋め立てて、 メガロポリスを作るなんていうSFチックなことも可能だろうね。 もちろん、そこにも何もないけど。 やっぱり、額が大きすぎて、上手く使い道が浮かばないな… 給料後の夕飯を豪華にする、は思い浮かんでも、 ボーナス一括で何を買うかは思い悩んだりするのと同じか。 例えば、プロ野球12球団の球場を新しく作り直しても、1兆円も掛からないよね。 各都道府県市町村に芝のサッカー場を作って、 Jリーグの100年構想を大幅に進めたところで… 全国で2,395市町村(2005年4月現在)、1つ5億としても1兆円強あれば足りてしまう。 同じように、1兆円もあれば、 日本野球機構を新設して、プロとアマのしがらみや、企業とチームの癒着から離れた、 新しいプロ野球の形を作るのに十分だろうし。 (30チームのリーグとして、1チームあたり100億程度、設備投資に1000億程度、 運営広告費に500億程度…やっぱり余るなぁ…) まぁ、言ってみれば『企業活動』に郵貯を持ってこれるかどうかの議論は省略してるけど、 仮に自由に使えるんだとすると、いろんなことが出来る。 で、これどう使うんだ?と思うわけですよ。 まさか、全部、借金返済とか言わないよな?そんなバカな。 韓国みたいに、投資専門の教育を、小学校から導入するその資金にしても良いだろうし、 (これも多分1兆円もあれば十分すぎるね) NTTが整備した、光インフラをすべて買い上げて、 他の通信事業者に安く貸与する、開放するのでもいいだろうし (これはいくらになるかちょっとわかんない…でもNTTの企業規模は超えないでしょ) 同じく韓国みたいに、アニメーションに関する専門学校を、 国出資で設立して、人材を計画的に育てても良いだろうし、 (今の日本は個人のモチベーションに頼ってるだけだ) そう、細々と言えばいっぱいあるんだろうけど、 デカイビジョンて言われると無いんだよねー… つい最近、NASAで、火星への人類の到達を見越した、 月への再上陸計画が発表されたのに、 日本のこの夢のなさは何なんだろうね。 なんか煮詰まってきた。 トラックバックしようかな、と思ったけど、全然上手いこと書けてないしやめ。 この件については、保留。 というか継続審議。 アイディア募集。

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