今日の『びっくりしました。』

ITmediaニュース:AdobeがMacromediaを34億ドルで買収
FreeHandとIllustrator、GoLiveとDreamweaver。戦場を変えながら常にライバル関係にあった2社、Adobe SystemsとMacromediaがついに合併した。 Adobe Systemsは4月18日、Macromediaを買収する契約を締結したと発表した。買収金額は約34億ドル。>> 記事を読む
うわっ…びっくりした。 そんなデカイ買収劇が… 僕はどっちかというと、昔からMacromedia派なのだけど、 今後の製品ラインアップがどうなるのか、興味半分、不安半分(期待は特にない) ライバル関係が一転して合併…じゃないや買収。しかも、両方が超一流企業。 さすがにこれは驚くよなぁ… Intelと、AMDが合併したようなもんでしょ。 (…それはちょっと言い過ぎか?) 買収額が34億ドル。すげーな。 Macromediaの経営陣も有る程度残り、Adobeの子会社になる、と。 親密な技術提携が行われて、新しい形のプラットフォームが創出される… ことを期待しようかな。

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携帯業界 vs 米通信会社

携帯業界 vs 米通信会社の戦いが始まりそうな予感ですね。

日本の携帯電話で新規参入を=「不透明で差別的」と批判?米報告書
【ワシントン31日時事】米通商代表部(USTR)は31日、包括通商法1377条(電気通信条項)に基づく年次報告書を発表、日本については携帯電話の周波数割り当てが不透明で差別的であり、新規参入者に不利になっているとして改善を求めた。
ドコモの接続料金高すぎる 米通信報告、値下げ促す
【ワシントン31日共同】米通商代表部(USTR)は31日、世界各国の電気通信分野に関する年次報告書を発表、日本についてはNTTドコモの他社からの携帯電話接続料金を「過度に高い」と批判し、適切な料金設定のため総務省が「さらに積極的な役割」を果たすよう促した。 報告書は同時に、携帯電話向けの周波数割り当てで、ドコモなど既存事業者よりも新規参入業者を優先するよう求めるとともに、ほかの通信会社がNTTの回線を借りる際の接続料を引き下げるよう重ねて要請した。 今年の報告書は携帯電話料金や他国の免許料金など5項目に焦点を当てており、携帯料金の高さでは日本のほかドイツ、メキシコ、ペルー、スイスに強く是正を迫った。 報告書は高額の接続料金により米国の消費者や企業が不利益を被っていると指摘した上で、ドコモによる最近の料金引き下げの動きについて「変化の歩みが遅くなっている」と批判した。
まぁ、対象は日本だけじゃないんですけどね。 外部の力だろうがなんだろうが、便利になるならそれでいいと思うけど、 多分、アメリカの会社が作る端末では勝負にならないと思うなぁ。 でも、アメリカ人はシステムを作るのが得意で、日本人は物を作るのが得意なわけだから、 アメリカ的な合理的経営をしてもらった上で、 日本製の高機能携帯を売る、っていう経営体制は意外とありかもしれんね。 グローバルを押し出し過ぎると、どこぞの会社みたいに失敗するけど。 でも、仕様のローカライズは多分アメリカではデフォルトだろうから、 ヨーロッパの会社よりは上手くやりそうだけどなぁ。

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仏から見た日本経済?

「日本に学べ」と社説掲載=ライブドア問題、変化象徴?仏紙
【パリ26日時事】26日付のフランスの保守系フィガロ紙は、シラク大統領の訪日に合わせ、「日本の教訓」と題する社説を掲げ、日本経済がバブル崩壊から脱して一定の成長軌道に乗ったことに学ぶべきだと述べた。仏紙が日本経済を手放しで評価するのは珍しい。  この中で同紙は、ライブドアのニッポン放送買収問題を、硬直的だった民間経済の変化の象徴として取り上げるとともに、日本の完全失業率が4.5%にとどまっていることや終身雇用制の崩壊などを高く評価。「日本の労働市場は仏独よりずっと柔軟だ」としている。 (時事通信)
フランス人が日本をどう見てるかはよく分からないけど、 こうやってフィガロに言われると、あーそうなのかもしれない、とも思えるな。 精神性の変化というか。 僕はライブドア?ニッポン放送問題に関しては敢えて言及を避けていて、 出演しないとギャーギャー言う芸能人に対しても、 客のことなんかひとっつも考えてないのな、 これからどういう物が作れるか、ひとっつも分かんないのに 作れねぇ、やらねぇ、って馬鹿じゃねぇのか? 大事なことでそしてやるべきことは、客に何を届けるか、それだけだろうが。 と、白けた目で見ているわけだが、 (大体、ルパートマードックが世界の世論を破壊したとか聞いたことがない) その視点はひとまず置いておいて、 今まで無かったことが起きるようになっている、という意味で考えれば、 確かに何らかの予兆ではあるのかもしれない。 終身雇用制が崩壊したと言われて久しいのに、失業率が上がらないことも、 確かに日本のメディアが指摘しない点だし、 もちろん、褒めることの裏には何らかの思惑があるのは確実だが、 それはともかくとして、そういう変化、を感じられないことは、 本当に貧しいことだと思う。 ただし、もしこの予兆が、日本経済の復活への予兆だったとしても、 今後ある『豊かな社会』は、今までとは違うだろうな、 そう、富めるものと、貧しき物が二分されるような、 ニートなんかやってる人、その周辺はどんどん貧しくなるわけで、 恐らくそれでも良いんじゃない?という価値観も確立していくことだろうし、 いろんなことが変わるんだろう。 フィガロが、決して、日本国民の未来が明るい、とは 言っていないことをよく覚えておくべきだろう。 日本経済が明るければ日本国民も明るい、という時代は終わったのかもしれない。

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