「スパイス料理」に対するこだわりのようなもの【京都スパイス料理ユニット】

つきももキッチン

月に数回、「つきももキッチン」としてランチ営業をさせて頂いています。ご用意しているのはスパイスを使ったカレーとスパイスを使ったおそうざいで、カレーをメインにしたランチセットとおそうざいをメインにして盛り合わせたランチプレートをお選び頂けます。ベジタリアン対応もしています。

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陳腐化しているのかなあ【なぜアヒージョは人気がないのか】

秋鮭ときのこのアヒージョ

アヒージョ美味しいですよね。かつてはオシャレなスペイン料理という印象でしたが、オリーブオイルとにんにく、塩、こしょうがあれば簡単に作れることがわかって日本でも広く認識された印象があります。いまや、ご飯屋さんに行ったら1つぐらいはありますよね、アヒージョ。オリーブオイルで煮たら何でもかんでもアヒージョってどうなのよと思うけれど、大概の食材が美味しくなるんだから仕方ない。

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【レシピ】鶏ムネ肉で作る簡単鶏ハム

鶏ハム

紹介してくれる「料理の新常識」が毎回目からウロコの樋口直哉さんが、鶏ハムの作り方を紹介していたのでやってみました。初回は樋口さんのレシピ通り作ってみたんですが自分には若干塩辛かったので、2回目は分量・材料ともにアレンジ。今回のレシピはその2回目のものです。

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珈琲教室に行ってきました。

友人の紹介で珈琲教室に行ってきました。 最初は「自分もお客様のコーヒーをドリップすることがあるし、勉強しておかなくちゃな……」ぐらいの気持ちだったんですが、行ってみるとこれがやたら楽しくて。考えてみれば僕、珈琲の淹れ方をきちんと勉強したことがなかったんですよね。何か本を読んだりネットで検索したりしたことはあったかも知れないけれど、近くで淹れてくれた人の淹れ方を見て見よう見まねで淹れていた状態に近くて、なぜその淹れ方をすると美味しいのか?という理論の部分が全くわかってませんでした。「こうやると美味しいらしい」みたいな感じで。 実際に教室でレジュメをもらい、理論の説明を受け、焙煎の仕方や時間の経ち方で変わることを知り、先生の実践を見て、生徒それぞれもそれを真似する形でやってみて。ものすごくよくわかりました。今までの自分のやり方が大きく間違っていたということはなかったし、酷いコーヒーをお出ししていたと言うことはないけれど、でもそれは結果的に美味しい珈琲を淹れられていただけであって言ってみればたまたま?実際同じ「ように」淹れたコーヒーでも、先生が淹れたのは全然美味しいんですよねえ。 他のオーダーとの兼ね合いもあるし、カフェ営業中に全ての条件を完璧に満たした完璧な珈琲をお出しするのは難しいけれど、今までよりももっと美味しい珈琲を淹れられる余地はあるんだということを学びました。そうするにあたって注目するポイントがはっきりしたというか。やっぱりクオリティのチェックには、チェックポイントを明確にし、かつ増やしていくことが大事ですね。 とても良い時間でした。 ↓ 早速買ったやつ

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ぬか床の調整について(業務マニュアルから)

ひとつまみのイラスト(料理)

飲食店のシフトインを減らすのに伴って、簡単な業務マニュアルを書きました。一応パブリックドメイン扱いですが、広く公開するようなものでもないので公開はしません。ただその中の「ぬか床の調整」が自分で読み返してもなかなか面白かったので転載してみます。一部環境に合わせた記述になっているので、どんな環境でも適用出来るとは言いがたいですが、個人的には良く書けていると思います。

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自家製麻辣油を作りました。2019年版。

自家製辣油は定期的に作っているのですが、これまで辛さを強化する方向以外ではあまりレシピを変えてきませんでした。が、最近流行りの「麻辣」を口にする機会があっていたく気に入ってしまったので、それを自家製辣油に取り入れてみることにしました。考えてみれば日本の辣油は「食べるラー油」も含めて甘味の強いあっさりした辣油が多いですが、中国のものはもっとずっとスパイスの良い香りがする。アレってなんだろうなあとなんとなく思ってたんですけど、ようやく気付きました。そうかあれが花椒なんですね。いわゆる中国産の実山椒。唐辛子が「辣」なら山椒が「麻」。これは作ってみるしか。

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