WBCを通して感じたもの。
WBCは、我々日本人にとっては、優勝という最高の形で幕を閉じた。 仕事の関係で、殆ど生で見られなかったのだけど、 それでもやっぱり興奮したし、ニュース番組でのダイジェストだけ見ても、 どれだけ盛り上がったかを実感できて、なんか嬉しかった。 アメリカが予選で敗退した、その決勝トーナメントに、 4万人以上の観客が訪れるなんて、 よほどアメリカ人は野球が好きなんだな、と。 もちろんWBCとしての課題はもの凄くたくさんあるけれども、 僕は今回は、コレはコレで成功だったと思う。 成功だった、が曖昧なら、『意義がある大会だった』でもいいや。 その上で、母国が優勝したんだから、 これ以上嬉しいことはないなぁ。 この大会を通じて、一番、僕の印象に残った言葉は。 イチローや、王監督の言葉… …ではなくて。 優勝が決まった後、インタビューを受けた小学生が言っていた言葉、 『日本が誇らしいです』 この言葉、これは僕にとって相当に衝撃的だった。 日本国民がここまで誇らしく思うことって… 例え、オリンピックで金メダルを取ったとしても、無いような気がする。 柔道なら『日本生まれのスポーツだから』 スケートなら『それでも所詮はヨーロッパのスポーツ』 そもそも、その個人が凄い、 そんな、エクスキューズが付く。 掛け値無しに、世界に通じるスポーツで、 胸を張れるって、案外他にはないような気がする。 僕はその小学生の笑顔をテレビで見て、 なんかもう、すべて、 『良かったなぁ、』 と思ってしまったのだ。 今年は野球が楽しめそうだなぁ。