ランニングのピッチと歩幅とタイムの関係
自転車のスピードを決めるのがケイデンスとギア比であるのと同様に、ランニング時の速度を決めるのもピッチと歩幅です。ランナーの筋力や柔軟性、必要する距離などによってこのバランスは変わり、ピッチを上げることをより目指すのがピッチ走法、歩幅を広げることを目指すのがストライド走法です。どちらを採用するかは好みもありますし、どちらにもメリット・デメリットはあるのですが、個人的には歩幅を広げれば広げるほど筋力が必要になり、長い距離を走る上では不向きなような気がします。体がまだ温まっていない走り始めではピッチを上げずに歩幅広めで走る方が楽なのですが、体が動き始めてしまえば、ピッチを維持するように努めつつ、歩幅は余り広げ過ぎないようにするほうが楽です。