速報:アマゾンがプライム会員費を値上げ、年4900円/月500円に。4月12日から – Engadget 日本版
アマゾンジャパンが2019年4月12日、Amazonプライムの会費を改定しました。新しい価格は年会費が4900円(税込)、月会費が500円(同)となります。これは従来と比べるとそれぞれ1000円、および100円の値上げです。
すでにプライム会員の登録ページなどでは改定後の価格が適用されており、また目に付く形での予告などはなかったため、「突然の」と呼んでもいいであろう改定となります。
既に入会しているユーザーが更新した場合の価格改定は、5月17日以降の請求からでの適用となります。ただしプラン変更(月回避から年会費への切り替え、あるいはその逆)の場合は、4月12日以降に改訂後の価格が適用される――つまり自動的に新価格となる――とのこと。
まあね。正直言うと、1,000円ぐらいどうってことない値上げです。
アメリカでは年間$119(今日時点で約13,000円)ですからそれに比べれば格安なんですけど、問題は額というよりも値上げ自体を契約継続を見直す契機にするかもしれない、ということなんですよね。
一番大きな理由は、自分がAmazonプライムでどれだけのメリットを得ているか?ということです。
プライム会員に提供されるサービスの自分の利用状況を考えると、
- Prime Delivery …… お届け日時指定便は便利だったけど、TMGになるなら利用しない
- Prime Now …… 対象エリア外
- Prime Video …… たまに見る。月に2~3回
- Prime Music …… ほとんど利用していない
- Prime Reading …… 利用していない
- Amazon パントリー …… 利用していない
- Amazon フレッシュ …… 対象エリア外
- 定期おトク便 …… TMGが嫌で利用を止めた
- Wickedly Prime …… 利用していない
- Amazon カード …… 利用中
- Amazon Photos …… 利用していない
他にもあるけど主要なサービスはこんな感じかな。で、利用しているのは何かというと、Amazonでの買いもので付与されるポイントが1.5%から2%になる特典と、たまーにPrime Videoぐらい。TMGの存在がなければ定期おトク便もお届け日時指定便もお急ぎ便も使うんだけど、特別急いでるわけでもなし、どう注文してもTMGで配送されるんであれば利用する必要はない。
というわけで、もはや年会費が見合うかどうかは、年間Amazonでいくら買っていて、その0.5%が年会費を上回るかどうかにのみ依拠することになっているわけですね。2018年1年間に僕がどれぐらいAmazonで買いものをしていたかというと、なんと約26万円。で、その0.5%がどれぐらいかというと約1,300円です。3,900円の年会費を払ってメリット1,300円。
2018年まではそれでも「日時を指定すればヤマトで配送してくれる」そのためにプライム会員を維持する価値が十分あったんですけど、
日時を指定してもTMGで配送されるんであればその意味もない……今までもコスト的には見合っていなかったけれど、そこから1,000円値上げされたらいよいよ割に合わない。
というわけで、僕の結論
僕の次の更新は6月なので、それまでに配送が改善されなければ残念ながら解約ですね。
フェアに言うならば、プライム・ビデオはすごい楽しいです。比較的最近の映画でも無料で見られるし、今期のアニメも大体無料。ニコニコ動画などでは無料期間が終わってしまった「ケムリクサ」とか「ポプテピピック」の特別版とか、ずっと無料で見られます。映画公開に合わせて無料になったガルパンもプライム・ビデオで見れたなあ(今は有料になってます)。もちろん過去の名作もたくさんあります。僕の視聴予定リストは常に見たい映画でパンパンです。
そういう意味で、映画好きの人もアニメ好きの人も4,900円ぐらい是非払って加入すべきだと思うんですけど、そこまでの時間がなさすぎた。どう考えてもこの素晴らしいサービスを満喫出来てない。僕にもう少し時間があればなあ……
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