【今日のニュースから】中国経済の影響で景気後退局面へ

国内景気、すでに後退局面か 「下方へ」に判断引き下げ(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

政府は1月末、景気の拡大が戦後最も長い6年2カ月に達した可能性が高いと宣言していたが、そこまで達していなかった可能性が出てきた。中国経済が減速している影響が、想定以上だったためだ。  内閣府が7日に発表した1月の景気動向指数(2015年=100)の速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月より2・7ポイント低い97・9となった。悪化は3カ月連続だ。  指数を構成する九つの指標の一つ、鉱工業生産指数の1月分が前月比で3・7%減ったことが響いた。中国経済の減速が、日本からの工業製品の輸出や、そのための生産を押し下げている。

中国の経済情勢が公式発表よりもかなり悪いらしいというのは公然の秘密ですが、その影響が中国国内だけで収まるわけもなく、こういう形で周囲の国に影響を与えていくのですよね。中国経済は何年も「ゆっくり破滅に向かっている」と言われていて、アメリカの対中国政策は単なるきっかけに過ぎないだろうとは思うのですが、それにしても日本の同盟国たるアメリカの政策によって少なくとも経済的には打撃を受けるというのはなんとも皮肉なもんだなあと思います。中国もアメリカも仲良くしてればどっちも勝つんだから喧嘩すんなよと思ったりするんですが、大国ってのはそういう思考回路にはならないんでしょうね。よくわかりませんが。 世界最先端を行く中国が没落するというのは、中国が出してくる玉石混交の驚きを割と気に入っていた僕にとってはちょっと残念ですが、日本の経済にも大きな影響があるとなると残念とかいうレベルじゃないですねえ。仮に中国が後退したところで、日本にはその後釜を占めるだけの体力はないわけですから、なんかこう上手いこと中国・日本・韓国で金を回してやってけないんすかねと思うんですが、政治的な問題もあって表立ってそういう話をするわけにも行かず、なかなか難しいところですね。 TPPでなんか面白いこととか出来ないっすかねえ。。

続きを読む

【今日のニュースから】最近の日本人サッカー選手の海外移籍が凄まじい

なぜ東京五輪世代の海外移籍が急増しているのか?(THE PAGE) – Yahoo!ニュース

このオフはともに22歳のDF中山雄太が柏レイソルからPECズヴォレ(オランダ)へ、DF板倉滉が川崎フロンターレからマンチェスター・シティへそれぞれ完全移籍。イギリスでの労働許可証を取得できない関係で、直後にFCフローニンゲン(オランダ)へ期限付き移籍した板倉はMF堂安律とチームメイトになった。  東京オリンピックに臨む、森保一監督に率いられる日本代表への招集歴はないが、レイソルからは21歳のMF安西海人がSCブラガ(ポルトガル)へ完全移籍。U-18に所属していた期待の18歳、身長193cmの大型GK小久保玲央ブライアンも、ベンフィカ(ポルトガル)へ完全移籍している。 (中略)  U-19日本代表でキャプテンを務めた経験をもつ、20歳になったばかりのMF齊藤未月は、練習参加の先にこんな青写真を描いている。 「湘南ベルマーレから他のJクラブへ移籍する選択肢はありませんけど、東京オリンピックの前にヨーロッパへ移籍する選択肢は持っていたい」  オファーには発展しなかったものの、すでに2017シーズンのオフにブンデスリーガのマインツ、オランダのユトレヒトの練習に参加。昨夏には高卒ルーキーのMF新井光も、スペインのエイバルの練習に参加している。

先日のアジアカップではついに日本代表のスタメンが全員「海外組」になりましたが、その1つ下の世代でも海外移籍が加速しています。しかもただの「体験留学」みたいな感じではなくて、中島や堂安や富安のように早くも実績を残して次のステップアップを狙う、かつての本田のようなレベルで活躍していて、海外所属の選手が珍しかった時代とは隔世の感があります。すごい。 愛読しているサッカー漫画「GIANT KILLING」でも今ちょうどアジアカップを戦っているところなんですが、漫画の中のフィクションの世界がリアルの世界に追いつかれ、追い抜かれています。連載当時は、複数の海外組(SBに1人、MFに2人、FWに1人かな)が合宿途中から日本代表チームに合流するという表現がリアルにおいても「日本代表の最新の姿」だったんですが、もはやそれも懐かしいと感じるようになってしまいました。オリンピック代表チームでも「海外から合流」というのが今や普通になってきていて、今なら椿や窪田には海外移籍のオファーが届いているかもしれません。 プロ野球のMLB移籍はこのところ下火ですが、次から次へと若い世代が台頭するサッカーの状況を見ていると、新しい才能が生まれるための下地として、ある程度のレベルの選手がより高いレベルの(多くの場合は海外の)リーグに移籍するというのはあるなあと思います。「レベルが下がる」「若手が枯渇する」という意見もあるけれど、移籍した若手全員が海外で活躍出来るわけではないし、経験を得て日本に戻ってきた選手が、日本で活躍し続けた選手、これから海外に行く選手たちと上手く馴染んで行けば、より面白い状況になるんじゃないかなと。やっぱり海外でプレーしている選手は戦術の引き出しが多いよね、と代表戦見ていても思うし。 結局のところ、こういう若手が活躍する状況になったのも、JリーグとJリーグの各チームがそれぞれに育成に力を入れて来たからであって、決して偶然ではないですよね。1人の天才が偶然生まれることはあるけれど、複数の秀才が同時に生まれたらそれはきっと必然なんじゃないかな。場当たり的ではなく、先を見据えて足下からきちんと積み重ねていく、そのことの大事さを教えてくれるような気がします。ほんとすごい。

続きを読む

【今日のニュースから】バイトテロ訴訟問題

バイトが不適切動画をアップ くら寿司は法的措置も検討 – ライブドアニュース

回転寿司チェーンのくら寿司が6日、公式HPでアルバイト従業員が不適切動画を投稿したことを謝罪した。アルバイト従業員は魚を一度ゴミ箱に入れた後、再びまな板の上に乗せようとする姿を映していた。 (中略) 従業員に詳しい確認を行ったところ「撮影されていた食材は、その場で廃棄処分し提供されていない事を確認致しました」と、ゴミ箱に入れた魚は廃棄したと説明。「当社では、この度の事態を重く受け止め、当事者への対応含め、法的に厳粛な対応を進めて参ります」と、動画投稿のアルバイト従業員へ“法的”に対応する可能性も示唆。「改めて、従業員教育の徹底、再発防止に全力で取り組んで参ります」と約束した。

セブンも不適切動画に「法的措置検討」…くら寿司騒ぎの最中に愚行 おでん口から出す(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース

セブン-イレブン・ジャパンは11日、横浜市の「セブン-イレブン横浜高島台店」の従業員2人が商品を使った不適切動画をSNS投稿した問題で、すでに解雇した2人に対し「法的措置を含む厳正な処分を検討してまいります」との方向性を明らかにした。

なんなんでしょうね……良く理解出来ないってのが正直なところです。 なんだろう、こういうモラルのない行為みたいなのって昔からあったとは思うんですよ。知人の話で、某製パン工場で深夜バイトして1袋に2つ入れたとかそんな話を聞いたことはあります。別に恨みがあったとか、給料が安くてイラついていたとかそういうことじゃなく、シンプルに悪ふざけ。歳を取るといたずら心というのは減っていくし、心に浮かんでも自制してなかなか実行まではしないものですけど、中高生や精神年齢の幼い大学生ぐらいだとまあやってしまうことはあります。全然良いことではないので、まったく擁護するつもりはありませんが。 よく解らないのはそれを動画で撮って公開するっていう行為の方で、自分でもやってることがいけないことだってのは解ってると思うんですよ。深夜のコンビニバイトだったら、深夜テンションで変なことやったぐらいで収めておけば良いのに、なんでそれを動画に撮って公開するのか。本人は面白いと思ってやってるのかも知れないけど、痛いだけで1ミリも面白くないんですよねえ。 ……と思ったらこれ、Instagramストーリーだったんだ。なるほどなー。 Instagramストーリーと言えば「24時間で消える」「限られた友達にだけ公開」という機能なので、それで安心して投稿してしまったと。油断しすぎだろ。

訴えるべきか否か

訴訟をしても事態は良くならない、憎悪を呼ぶだけという言説も見掛けたんですが、

「バイトテロ」は訴えても抑止できない、3つの理由 (1/6) – ITmedia ビジネスオンライン

報道対策アドバイザーとして、この手の不祥事が発生した企業のサポートを行うこともある立場で言わせていただくと、損害賠償をちらつかせるなど「厳罰」は、今回のようなトラブルの抑止・再発防止にはあまり効果がない。というよりも、事態をさらに悪化させてしまう恐れもあるのだ。理由は以下の3つである。 (1)有能な人材から敬遠され、「問題バイト」がさらに増える (2)「厳罰」への反発・反抗心 (3)元バイト・従業員からのリークが激化

どうなんでしょうかね。 個人的には訴訟したら良いと思うんですよね。これはもう、教育と実社会の境目みたいな話になるんですけど、つまりミスを教育の機会と捉えるのか、実社会における損害と捉えるのかという話ですが、若者だからといって許されない線引きみたいなのはしておいた方が良いんじゃないかなと。いつぞやの渋谷の車横転とか、構造としては同じです。悪ふざけをどこまで許せるか。最近の日本社会はあまり寛容ではないけれど、食品に対しては特に寛容じゃないからなあ。「訴訟を提起する」という公表自体が、食品に対する悪ふざけに非寛容な日本社会への「謝罪」みたいな側面があるしね。仕方ないんじゃないですかね。

厳罰を科すべきか、科さぬべきか

難しいですよね。会社によるとしか言いようがないです。僕が知っている例を2つあげます。
  1. ごく一部の社員の遅刻が止まず、業務上支障を来すレベルであったため、全社員に対して「遅刻1回5,000円、同月内2回目は10,000円、3回目は15,000円」(特別な事情がある場合を除く)という罰金制度が導入された。結果、社員の遅刻が劇的に減ったかというとそんなことは無かったが、ごく一部の社員を指導する人間のストレスが減った。
  2. 30分区切りで時給が発生していたために16時32分にタイムカードを押すと17時扱いだったが、労働基準法に則り1分単位で給与が出ることになった結果「都合で5分遅れる」などカジュアルに遅れるスタッフが増えた。が、その代わり多少遅れても急いで来てくれるようになったので、全体としてはメリットの方が大きかった。
どちらも遅刻に対してどう対処するか?という問題です。 1つは厳罰を科した結果、基準がはっきりして指導する人間のストレスが減りました。しかも罰金を原資とした「無遅刻無欠勤ボーナス制度」も同時に導入されたため、遅刻の被害を受けているスタッフも報われるようになり、全社的にストレスが減りました。個人的に「厳罰」は好きではありませんが、このマネージメントは絶妙だったなと思っています。 もう1つはシステムの変更で遅刻という概念がなくなった例です。5分遅れても残りの25分は給与が出ることになったおかげで、バイトのモチベーションが上がりました。まあもちろん上がるときも分単位で上がるので実は給与が増えるわけではないんですけど、その辺は気持ちの問題です。 どうするのがベストというのはなくて、それぞれの組織に合わせた施策というのがあると思うんですよね。くら寿司なんかただでさえ管理が厳しい会社なので(厨房にカメラがあって中央の管理システムから監視されているらしいです)、これ以上厳しく出来ないんじゃないかという気もしますけど、でもそのおかげで逆に「制度では縛るけど縛る人間はいない」みたいになってたのかなあと思います。それだとなかなかね。限界ありますよね。制度を尊重出来る殆どの人は正しいけれど、今回みたいな特異なバカは弾けないという。  単純に厳罰化だとか憎悪だとかそういうことじゃなく、これを機会に「ちょうどいい管理システム」を考えるきっかけになったら良いんじゃないかなと思います。あんまりバカに合わせた制度を作っても生きにくいですけどね。

続きを読む

【今日のニュースから】韓国で通貨危機が起きそうらしい

韓国、輸出急減で通貨危機の足音 日米に見放されたらジ・エンド?(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース

韓国経済に赤信号が灯った。貿易黒字が急減するうえ、日本や米国との関係が悪化。資本が逃げ出す可能性が出てきたからだ。 (中略)  今後、資本逃避が起きた時に米国と日本は韓国を助けない可能性が高い。それどころか、それを助長するかもしれない。1997年の通貨危機の際、米国がドルを貸さなかったのは「韓国にお灸をすえて言うことを聞かせる」ためだった。 (中略)  同盟国ではなくなり、下手すれば中国の傘下に入る韓国の経済を痛めつけておこうと米国が考えても不思議ではない。それは日本も同様だ。「米国を通じた準同盟国」でもなくなり、北朝鮮と民族の核を持とうとする韓国は仮想敵として取り扱われるであろう。敵の経済は弱体化するのが常道だ。

「赤は止まれ」なので、経済が「止まりそう」だったら点ったのは黄信号じゃないのかなんて思うんだけど、それはともかくとして韓国の経済状態が悪いらしいです。米中摩擦で中国向け輸出が減っていると言っているけど、どうだろう。多分筆者はわかっててあえて米中摩擦に焦点を置きたいからそう書いてるんだろうけど、本質的には世界的な景気後退によるアメリカの中国への発注減と、中国自体の景気後退による輸入減の方が政治的な影響より大きいんじゃないのかなと思ったりします。アメリカと中国が喧嘩しているだけなら、中国はこれ幸いと韓国を抱き込めば良いだけなので。それをする余力が今は無いってことなんだろうなと。 状況分析は上のコラムの通りだとして、個人的に思うことは、政治的には確かに微妙だけど経済的には韓国が元気でいることは日本にとっても利益になることなんだから(対韓国輸出額は小さくない)、まあアメリカを逆なでしないぐらいの規模で助けてやれば良いんじゃないのと思います。アメリカだって自分から助けるのは嫌だけど、一方で韓国に破綻されたり暴走されたりしても面倒だし(安全保障上も問題になる)、日本を迂回して最低限助けるくらいなら妥協できるんじゃないかと。 もちろんその際に何らかの交渉があっても良いけど、こと政治的な交渉に関しては韓国は約束を守らないんで、まあするだけ無駄かなと。契約書を交わそうが、条約を結ぼうが、共同声明発表しようが、大統領が替わったら破棄されるんでね。大統領個人と結んでる住宅ローンだってもうちょっと厳しいぜ。なんで、そういうのはもう期待せずに金だけ貸してやれば良いんじゃないかな。文句は言い続けるだろうけど、金は返さなくちゃならないんで。韓国が潰れて困る日本業もたくさんあるもんね。 隣人てそういうもんかなと思います。

続きを読む

【今日のニュースから】カタール代表失格処分?

“疑惑”向けられるカタール、日本との決勝が没収になる可能性も? | ゲキサカ

アジアカップ決勝を前に思わぬ波紋が広がっている。UAEサッカー協会(UAEFA)がカタール代表の帰化選手の出場資格について、アジアサッカー連盟(AFC)に対して正式に異議申立てを行ったようだ。UAE『ガルフニュース』などが報じている。  UAE代表は29日の準決勝でカタールに0-4で敗れ、ベスト4敗退。この試合でカタールの2点目を挙げ、現在8ゴールで得点ランク首位に立つFWアルモエズ・アリ、そしてDFバサム・アルラウィの2選手に対してUAE側から疑惑の目が向けられているという。  もともとアルモエズ・アリはスーダン、バサム・アルラウィはイラクの出身。国際サッカー連盟(FIFA)の規定では、選手が国籍を変えて出場する場合、両親または祖父母がその国籍を有しているか、選手本人が18歳以降、その国で最低5年の継続居住歴を持たなければならない。  アルモエズ・アリは現在22歳で、バサム・アルラウィは21歳。両選手の年齢を考慮すると5年の居住歴を満たしているとはいえず、さらにUAEFAは家族の国籍に関しても違反を証明する文書を持っているという。

  1. 両親または祖父母がその国籍を有している
  2. 選手本人が18歳以降、その国で最低5年の継続居住歴を持つ
どちらかの条件を満たさない限り、出場が認められないらしいです。FIFAの方では登録選手の国籍自体は把握しているけど、細かい状況を加味した「プレー可能な国籍」については把握していないということなのかな。バサム・アルラウィについてはイラク出身だということなので、もしかしたら両親のどちらかがカタールと繋がりがあってもおかしくないかなと思うけど、スーダン出身のアルモエズ・アリはどうだろうか……微妙じゃね。 正直言うとこんなことで失格になって欲しいとは思わないし、「繰り上がりで日本が優勝です!」とか言われても、あれだけやられて今さら喜べるやつ人なんか1人もいないとは思うけれど、それはそれとしてルールの確認はしておいて欲しいなあ。シンプルにカタールが国籍を偽ったのかどうなのかということだけでなく、FIFAや各国のサッカー協会は再発防止を行えるのか、そういうシステムになっているのかということを考え直して欲しい。 まあヨーロッパだと、地域によってはそんなの無意味なくらいカオスなところもあるかも知れませんが……

続きを読む

【今日のニュースから】最強イランに3-0で快勝!(アジアカップ準決勝)

エース・大迫が復活の2発! 日本代表、イラン撃破でアジア制覇に王手 | サッカーキング

AFCアジアカップUAE2019準決勝が28日に行われ、日本代表とイラン代表が対戦した。 (中略)  後半に入り56分、日本は柴崎の縦パスを受けた大迫が南野にスルーパスを通すと、相手DFに倒された南野がすぐさま起き上がりボールへ追いつき、ゴールライン際からクロスを供給。このボールを大迫がヘディングで叩き込み、先制に成功した。  さらに63分、エリア内左に抜け出した南野の折り返しが相手DFのハンドを誘い、日本がPKを獲得。67分、このPKを大迫がゴール右に決め、日本のリードが2点に広がった。  その後も集中を切らさない日本は終了間際の後半アディショナルタイム2分に速攻から原口がダメ押しゴールをマーク。試合はこのまま3-0でタイムアップを迎え、日本がイランとの大一番を制して決勝進出を果たした。日本は2月1日に行われる決勝でカタールvsUAEの勝者と対戦する。

ここまで対アジア勢39戦無敗、FIFAランキングは29位でアジア1位(日本は50位でアジア3位)、今大会も予選3試合、決勝2試合で無失点、準々決勝でも3得点と圧倒的な強さを誇ってきたイラン。ボールを支配されて苦しかったサウジアラビア戦以上に厳しい戦いになると思われていたんですが、フタを開けてみると3点取った上に無失点で快勝。試合内容も、イランにチャンスは作られたけれど限定的で、逆に日本は隙を突いて1点、崩して1点、ダメ押しで1点と理想の展開。決勝前にこんなに上手く行っちゃって良いのか、決勝に取っておけば……と思わなくもないですけど、出し惜しみした瞬間に負けるのがサッカーですし、特にこれだけ実力の均衡したアジアではそう。そこまでの余裕はないよね。 予選、決勝と苦労して勝ち上がってきたんですけど、そのときずっとこれはラッキーだと思っていたんですよね。苦労して勝ち上がってきたといっても、先制点を取られてギリギリ逆転とかそんなのではなくて、上手く行かないことや課題が出てくるのを都度修正しながら「日本としてどんなサッカーをしていくか」を作り上げながらの勝利だったと思うんです。普通はそういうフェーズと結果を出すフェーズとは分かれているもんだと思うんですが、これだけ海外でプレーする選手が増えるとなかなかそういうわけにもいかない。そういう意味で「大会の中で何とか勝ち進みながらチームを作る」というのは、強豪国なら当たり前にやっている、日本にとってはとても「モダンなチーム作りの仕方」だったんじゃないかなという気がします。もちろん発展途上でも勝ち進める地力あってこそなんですけど。強くなったなあ。 とにかく大迫が半端ない、半端なさ過ぎて変わりが見つからないってのは、まあもう試合見たら一目瞭然なのでいまさら言うことでも無いですが、でも多分まだまだ新しく出てくる人材はいると思うから。北川は点こそ取れていないけれどセカンドトップとしては良い動きもしていたし、五輪世代にも、今回招集されていない選手の中にも前線でボールを収められる選手がいるかも知れないし、まあなんとかなりますよ、きっと。たぶん。知らんけど。 決勝はUAEとカタールの試合(日本時間で今日23時キックオフ)の勝者とやるわけですが、日程の関係で日本は中3日と1日休養が長い。後半のイラン見ても過密日程でコンディショニングに苦しんでるのはどこのチームも同じだと思うし、この1日は大きいですね。どちらがきても中東のチームと言うことで楽な戦いにはならないとは思うけれど、きっとやってくれると信じてます。決勝なら審判のレベルも一番良いはずだしね(とはいえ準決勝でもあれなんだけどね)。 さてどうなるかなあ。

個人的には

なぜこの試合のイランがダメだったのかという解説が読みたいですね。サウジアラビアと何が違ったのかも。「富安がとにかくスーパーだった」というのはそうだったんだけど、それだけじゃないですよね?戦術の噛み合わせなのか、フォーメーションなのか、チームとしてのクオリティが何か違ったのか。本来はもうちょっと強さを出せるチームだと思うんだよなあ。すごい不思議でした。

続きを読む

【今日のニュースから】LIXILグループがシンガポールに移転

スクープ LIXILがMBO検討、日本脱出も:日経ビジネス電子版

LIXILグループに激震が走っている。プロ経営者の瀬戸欣哉社長からCEO(最高経営責任者)の座を取り戻した創業一族の潮田洋一郎会長が、MBO(経営陣が参加する買収)で日本の株式市場から退出し、さらにシンガポールに本社も移そうとしていることが明らかになった。年間売上高が2兆円に迫る巨大企業の日本脱出計画は、本当にこのまま進むのだろうか。  関係者によると、LIXILグループは昨年、MBO・本社移転・シンガポール上場という一連の計画を検討することを取締役会で決議している。つまり、この計画は潮田氏が独断で進めている話とはもはや言えない。一連の計画に反対していた瀬戸氏をCEOから降ろしたことからも、潮田氏の本気度がうかがえよう。瀬戸氏を退任させるのは、この驚きの計画を前に進める布石だった。

この記事が出たのが1/21(月)。LIXILは即日、そのような事実はないと否定。

MBOや本社移転、検討・決議した事実ない=一部報道でLIXILグループ | ロイター

[東京 21日 ロイター] – LIXILグループ(5938.T)は21日、MBO(経営陣による買収)や本社移転などを検討しているとの一部報道について「取締役会では、検討および決議を行った事実は一切ない」とするコメントを発表した。 日経ビジネス電子版は、LIXILグループの潮田洋一郎会長がMBOにより日本の株式市場から退出し、シンガポールへの本社移転やシンガポール取引所への新規上場を計画していると報じた。報道では、同社は昨年、一連の計画の検討を取締役会で決議している、という。

実際のところどうなのかはわからないけれど、まあでもシンガポールに住んでいる会長がそこへ本社を移そうと考えても不思議ではないよなあという気はします。LIXILの規模がでかすぎてほんとにそんなことできんの?とは思うけど。まあ、本社機能はしばらくは東京に残るんでしょうけどね。 で、今日のニュースでこんなん出てました。

シンガポールに本社移転 英ダイソン、意思決定速く – 共同通信 | This Kiji

【ダボス共同】英家電大手ダイソンは22日、本社を英国からシンガポールに移転する計画を明らかにした。英メディアが報じた。開発を進めている電気自動車(EV)をシンガポールで生産する方針を表明しており、本社も移すことで意思決定を速める狙いがあるとみられる。  英国の欧州連合(EU)離脱は関係ないとしているが、不透明感が広がっている英経済にとって、有力企業の流出は痛手となりそうだ。  中国やインドといった利益の期待できるアジア市場に近いことも移転の理由だ。まずは最高財務責任者(CFO)らがシンガポールに移る。  ダイソンは現在、英南部ウィルトシャーに本社を構えている。

ダイソンの年間売上は約35億ポンド(約5110億円)。それだけの企業がいきなりいなくなったら確かにそれは痛手だなあ。輸出も相当強いだろうし。ちなみにLIXILグループは連結で売上1兆6,648億円。ダイソンの3倍。それがシンガポールに移転したらそれもまた相当痛い。投資家が反応するのも無理ないよねえ。税金の安いシンガポールにっていう気持ちはわからなくもないけど、これだけの規模の会社が移転出来るのかどうなのか。 さてさて、どうなりますやら。。

続きを読む

【今日のニュースから】時給1,500円とはどういう水準か

最低賃金を全国一律に 自民有志が議連発足へ – 産経ニュース

自民党の有志議員らが、地域格差が生じている最低賃金額を全国一律にすることを目指す議員連盟を近く立ち上げることが14日、関係者への取材で分かった。先の臨時国会で成立した改正出入国管理法をめぐる議論では、地方と大都市圏で最低賃金額の差が大きければ外国人労働者が都市部に集中するとの懸念が出た。議連は地方の賃金水準を東京の水準に合わせるよう議論を進める方針だ。 (中略)  最低賃金全ての働く人に適用される賃金の下限額。昭和34年に当時の岸信介政権が導入した。毎年度、中央最低賃金審議会が引き上げの目安額をまとめ、その後各都道府県の地方審議会が地域の実情に応じて改定額を示す。最低賃金を下回る金額しか支払わなかった企業には罰則がある。安倍晋三首相は平成27年、将来的に全国平均1千円程度に引き上げることを表明している。

バイトを掛け持ちしてダブルワークしている身としては、時給というのは自分の生活を左右するかなり大きな数字なわけですが、一方で時給に囚われる過ぎるとそれが社会人としてどういうレベルの話なのか?というのを見失いがちです。具体的に言うと、アルバイトとして考えた場合に「時給1,200円」というのは結構な高額であるイメージがありますが、もしそれで生活しようとするととてもじゃないけどやってられません。そういう時給というのはお小遣い稼ぎのような短期バイトを対象にしたもので、生活の基盤になる賃金だとは今まで誰も考えてこなかったからです。いやほんとは昔からある問題なんだけど、誰もが見て見ぬ振りをしていたというか。金が欲しければ正社員になりなよってみんな思ってたというか。そういう意識は理解出来なくも無いけど、でも、その金額でフリーターを募集して週5日とか6日とか縛ろうとするのは理解出来ないです。その人を雇ってどうしたいんですかね。 短期バイト的な視点からフリーター的な視点に考え方をシフトするためには、月の標準労働時間を設定し社会保険と源泉徴収を差し引いて、手取額を算出するとイメージしやすくなります。ここでは一般的なサラリーマンの、残業無しの労働時間を「1日7時間週5日勤務」と規定し、「7×5×4.2=147」から月150時間を月の標準労働時間として採用しています。

続きを読む

【今日のニュースから】浮島ガーデン京都店が1/27をもって閉店

浮島ガーデン

<京都店:閉店のお知らせ> 1月27日をもちまして、営業終了いたします。 これまでの皆様からのご支援、心より感謝申し上げます。  沖縄本店は新たな取り組みのもと、営業しておりますので、  引き続き宜しくお願いします。

浮島ガーデン | 京都
ニュースと言っていいのかわかりませんが、個人的に残念だったので。

続きを読む