【読書感想文】アガサ・クリスティー / そして誰もいなくなった

アガサ・クリスティーの代表作であり超有名作品、そして恐らく子供の頃に1回読んでいると思うのですが、なぜかストーリーが全然思い出せなかったので中古で購入して読んでみました。 状況が全くわからない中でたんたんと過ぎていく島での生活、人々の心理と意識の死角を利用した殺人。最後の最後までわからない真相と、それが明かされたときのカタルシス。 過去の名作を今さら読むのってなかなか気が乗らないというか、忘れがちというか、敬遠しがちなのだけど(そしてなぜかベストセラーや新作にばかり意識が行ってしまう)、それだけの評価があると言うことはそれだけ多くの人が認めたと言うことなのだし、つまみ食いでも良いから色んな名作を読んでみるのはアリだなあと思ったのでした。 とりあえず10年くらい前に文庫版の上巻だけ読んで下巻途中で放り出してしまった「罪と罰」にもう一回トライしてみるか…… U.N.オーエンは彼女なのか? 本家 高画質・高音質

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腰痛が良くなるまで(【読書感想文】 ロビン・マッケンジー / 自分で治せる! 腰痛改善マニュアル)

今年の1月に風邪を引いて寝込んでいる間に腰をひねって痛めてしまいました。 腰痛悪化で静養中。 | mutter そんなことでまさかと自分でも思いましたが、症状的には完全にぎっくり腰。年末からかなり忙しかったし、疲れが溜まっていたんでしょう。また新しいことに挑戦している間余裕がなく運動が出来なかったことも関係があるかも知れません。そういういくつかの理由が重なって硬直した筋肉が限界に達し、結果的にいたったのがぎっくり腰だったんだろうなと思います。

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夏休みの宿題「読書感想文」

Twitterで「「本を読むのはいいけれども読書感想文を書くのは苦手」なよくいるタイプの子供だった」というツイートを見掛けたので。そう言えば僕もそうだったなあ。みんなそうだったんだな。感想って言われても困るよなあ。でも今振り返って考えてみると、僕が書いていた「読書感想文」っていうのは感想文ではなかったよな。 まず書こうとしていた内容が間違ってる。「読書感想文」というからには、それを読んでどんな感想を抱いたかという「私」の話なのに、僕が書こうとしていたのはその本がどんなに面白いかとか、その本がどんなストーリーなのかという「本」の話。本の概要が「読書感想文」に必要なんだとしても比重は「私の感想」にあるべきであって、本の概要の終わりに私が思ったことを添えるようでは本末転倒も良いところ。 で、「読書感想文」を書く上で一番面倒で難しいのが、本の内容を短くまとめるってことなんだよね。そりゃそうだ、プロの作家さんが1冊を費やして書き記そうとしたことを、400字詰め原稿用紙の半分くらいで説明しろって言うんだからまあそりゃ無理だ。筋立てとしては、「こんな話でした」「こんな部分に感動しました」「こうしていこうと思います」で終わりたいけどそのとっかかりが上手くまとまらないから、「読書感想文」がいつまで経っても終わらないという。 小論文のテスト対策だったらもうちょっと違う理論でやるべき何だろうけど、夏休みの宿題としての「読書感想文」なんて、提出してしまえばOKなんだから、考え方をもう少し変えてみたらどうか。つまり本の概要なんて書くのは止めてしまう。どうせ推薦図書から選んで書くんだから他の誰かが本の概要なんて書いてくれてる。もし自由に選択できて「こんな本、先生ぜってー読んでないな」と思っても気にしない。僕らの書く概要で、本の中身が解ったりしない。世界観の設定「親戚の家に引き取られいじめられ孤独な生活を送っていた少年が、ある日を境に偉大な魔法使いへと成長していく物語です」くらいを書いておけば良し。それが終われば、本の中で一番気に入った部分とそれについて何を感じたか、「悪戯を仕返してやる部分が痛快でした」「僕も悪戯し返してやるくらいの強さと遊び心が必要なのかも知れません」くらいを書いておけば体裁は整うはず。書評とかなんとかいうともっとあれだけど、「感想文」なんだからさ。 「苦手」といってもクオリティが上がらないという話ではなく単に手が動かないという話の場合、やり方をちょっと変えるだけで何とかなるってこともあるよねと思ったり。やりづらいことはどんどん避けて行っちゃえば良いのさー

真面目な「読書感想文」対策はこの辺で

読書感想文がいくらでも書ける書き方 – Yahoo!知恵袋

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【読書感想文】 大泉 洋 / 大泉エッセイ ~僕が綴った16年

今や日本で知る人は少ないと言えるであろう人気「俳優」大泉洋さんのエッセイ集。内容は今年4月3日に40歳になられた大泉洋さんが、24歳から32歳の間に「アルバイトニュース an 北海道版」「じゃらん北海道発」「SWITCH」の3誌に連載していたエッセイに、2,013年の大泉さんの振り返りコメントと書き下ろしエッセイ4篇を加えたもので、これまでまとめられてなかったエッセイをまとめて読める、また道民以外の人間にとっては貴重な資料であり、同時に現在の大泉さんと一緒にかつての大泉洋さんを取り巻く状況を振り返るという、とてもお腹いっぱいの一冊に仕上がっています。

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【読書感想文】 伊賀 泰代 / 採用基準

「おちゃらけ社会派ブロガー」ちきりんさんの中の人、伊賀泰代さんの著作。素晴らしいキャリアを経て独立されているわけですが、そんな伊賀泰代さんの話題の1冊を読んで僕も社会人としてより一層のステップアップを……と思ったわけではなく、社長からベテラン社員宛に「これ読んでレポートを提出するように」というお達しと共に届けられたので、「課題図書」として読みました、という感じ。ちきりんさんの知見と明快な語り口は素晴らしいなあと思っているのですが、なにぶん興味を持てない1冊をレポート提出のために読むというのはつらいもんです。小学生かよ。 まあともあれ、ただレポート提出するんじゃ時間がもったいないんで、その下書きも兼ねてブログエントリでも書いてみることにします。「会社に提出するレポートの下書き」という性質上、「我が社の現状」を念頭に書くことになるので、まあいろいろと奥歯にものの挟まったような表現が見受けられるかも知れませんけれども、その辺は大人の事情と言うことで汲んでいただければと思います。

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【読書感想文】 finalvent / 考える生き方 【未満】

読んだあといろいろと心に残ったことがあり、それぞれについてきちんと考えてから読書感想文を書こうと思っていたのですが…無理でした。難しい。感じたことを1つ1つ掘り下げていると時間もスペースも足りないし、何か考えたことを本文を引用しながら書き出すとそれこそ1冊引用しかねないという。かといって全体に対する印象があるかというとそれもまた茫洋としていて、なんとも上手く言葉に出来ない。とある人の半生を垣間見るというのはこういうことなのかも知れないなと、なんだか変な納得の仕方をしてしまいました。書けない。 …といってそれだけで終わるのも悔しいし、だいたい心の整理が出来ません。打開策として感じたことを出来るだけ簡潔に箇条書きにしてみたので、それを書き連ねながら肉付けして「感想」としてまとめていきたいと思います。上手くまとまったら良いな。

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読書感想文は難しい

読んで何かを感じた本や漫画についてはなにか感じたことを書き留めておきたいという想いがあります。僕が書く文章は「書評」と言えるほど大したものではなくしょせん「読書感想文」ですが、それでもやっぱり何か書いておきたい。そういう想いがあります。だたねえ……実際問題、難しいんですよね。気に入った本、思い入れのある本であれば簡単に書けるかというとそうでもなく、考えることが色々あって逡巡しながら書く時期を逃してしまうとうことが良くあります。一応ブログの「下書き」には入っているのですが……なかなかテキストに起こせなくて。 そのうち棚卸し的に簡潔に書こうかなあと思ったりしますが……思い入れのある本に対して感じたことをまとめて書いてしまうのも何とかもったいない感じ。本当はもっとカジュアルに書いていきたいのだけど……誰かの創作物に対してコメントをするというのはとても大変です。いつも「1日1ニコ」「1日1ニコ編集後記」などでさらっと書いているようですが……やっぱりね、向こうにはそれを作り出した人がいるとね、、思うことが色々あります。 ま、簡単に言うと、絶対書きたいと思ってる読書感想文が下書きに少なくとも4冊入っていて、ものによっては初版から10年くらい経っているものもありますが、自分の中のタイミングを見計らいつつ書いていきたいと思っていて、でも難しくて遅れますけど書きます、ということです。 なんというかね……書くとき酔っ払ってる方がモチベーション上がるし勢い持って書けるんだけど、酔っ払うとちゃんと考えて文章を書けない(勢いベースになりがち)という悩みがあってね……。難しいもんです。頑張って書きます。

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