この夏の減量の結果について 【2014夏】

14_01.jpg 大体こんな感じになりました。 腰痛が癒えてようやく走り始めることが出来たのが6月の初めで、その時の体重は74.3kg。それが7月の終わりには67.4kgまで。おおよそ2ヶ月間でマイナス7kgという結果になりました。年を取ると体重を減らすのが難しくなるといいますし、個人的にも20代後半の減量が30代後半の今でも通用するか不安でしたが、バランスの取れた食事をして、適度な運動を続ければ年齢とは関係なくきちんと体重を維持出来るというのを確認出来ました。毎日遅くまで働いている社会人にとって、「月間ジョギング100km」というのが達成可能な目標かはちょっとわかりませんが、1日3kmでも4kmでも地道に続けていくことで、きちんと体重は管理出来ます。誰しも中年になったら太るというわけではありません。 これまでの減量と違うところは、ある程度体重が減った時点から並行して筋トレを行うようにしたことです。筋トレはダンベルトレーニングのテキストを参考に、3日に1回程度の頻度で行ってきましたが、2ヶ月でも十分に成果が出ています。具体的には体のシェイプの変化と、重いものが片手で持てるようになったこと。部位によって高い負荷を掛けられる部分とそうでない部分がありますが、その辺上手く見極めながら無理のない範囲で行っていくのが良さそうです。無理して怪我したら元も子もないですし。 ちなみに体脂肪率は今日現在、14.8%となっています。アスリートやモデルであれば体脂肪率10%を切ってきます(例えばサッカーの長友佑都選手は体脂肪率3%だそうです)が、僕は別にそういうわけではないのでこのあたりがベストかと。マラソンを走る分には、体脂肪率が少なければ少ないほど良いですけどね。プロテイン摂って筋トレを行い、筋肉量を増やさない限り、有酸素運動だけでは難しそうですね。まあそこまでする必要は全くないんですけど。最近、腹筋の形が見えてきたのが密かな楽しみです。嬉しい。

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【ドル円】 ちょっと目を離してた隙に円安進んでた(執筆時点で1ドル105円30銭) 【定点観測】

ドル円 2014/09/05 しまった! 忙しくて目を離してる隙にドル円相場が大変なことになってました。なんたる不覚。8月の中旬くらいまではそれまでの水準「102円と103円を行ったり来たり」と同じ水準で推移していたのですが、8月の中旬以降ぐぐぐっと円安が進んで、今日にはついに一時105円台後半に突入。

円相場 一時1ドル105円台後半に NHKニュース

5日の東京外国為替市場は、4日にアメリカで発表された非製造業の景況感を表す経済指標が市場の予想を上回ったことなどから、円を売ってドルを買う動きが強まりました。 このため、円相場は一時、1ドル=105円71銭まで値下がりし、2008年10月以来およそ5年11か月ぶりの円安水準をつけました。 円安ドル高の進行は、アメリカ経済の着実な回復が背景にあるため、世界経済や日本経済にとって好ましいという見方がある一方、一段の円安は今後、輸入に頼るエネルギー価格の上昇などを通じて企業収益や家計を圧迫するとの指摘も出てきています。

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【健康に関するメモ】第13回:醤油の製法の種類と原材料および安全性について

#sky #イマソラ 良い空

「健康に関するメモ」シリーズについて

このシリーズは健康に関する話題、特に「根拠無く危機感を煽る」または「根拠無く安全性を訴える」ような話題について、科学的な情報を持ち根拠を提示できる人の意見を集め、可能な限り文献や論文、公的機関の報告書に目を通した上でまとめています。情報源としては正しさが疑われるページが多数あることは承知していますが、記述に出典元が付けられており出典元と合わせて合理的であると判断できる場合には、Wikipediaの記述を根拠として採用する場合もあります。 このシリーズの性質上いわゆる「トンデモ」や「似非科学」と言われている話題を扱うことが多くなりますが、始めからトンデモだと決めてかかるのでは無く、もちろん正しいと決めてかかるのでも無く、きちんとした根拠が揃うまでは出来るだけフラットに話題を捉えるよう心がけます。 ただ僕自身は専門の知識を持っているわけではありませんので、どう努力しても1ブロガーのメモ書きを越えるクオリティを保証することは出来ません。基本的には自分が考えるためのベースとしての資料集積でありますし、内容の正しさについて疑問に感じる部分があれば独自に調べることをオススメします。 第13回は、醤油について。 彼女の人がかねてから気になっていたこだわりの醤油を買うことにしたらしく、「自分の興味だから家計じゃなくて自腹で買うね」的な話をしていたのだけど、その話の流れで「一般的な醤油は本醸造じゃないし脱脂加工大豆入ってるし安全性に疑問がある」的な話になって、健康に興味がある人というのはどうしてこう「既存の食品」を敵視するのだろうか、そしてなぜきちんと調べないのだろうかとちょっとうんざり。 やあ、ブログで彼女の人の悪口を書きたいわけではないのだけど、基底部分にある「市販の製品が体に良いわけがない」的な概念ってのは、もう心の中にこびりつくようにしてあって取れないのだろうなあ。僕のようなニュートラルな人間から見ると、正直、強迫神経症じゃないのかなと思うときもある。醤油の話なんてほんとそう思う。 というわけで、少し調べてまとめました。

目次

  1. 醤油の製法の種類について
  2. 醤油の原材料
  3. まとめ
  4. 参考サイト

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京都のLV8ポータルの偏り具合&各都市の現状 #Ingress

02_01_kyoto_lv8.jpg (リンク:https://www.ingress.com/intel?ll=35.009797,135.766611&z=13) 京都市全域でLV8ポータルに絞って表示させるとこんな感じ。 こうやって見ると、勢力の偏り具合がよくわかるな……特に中心部のファーム具合がえぐい。 全体的に見ると支配地域は青側の方が広く、西部と南部で広い地域を確保していますが、 LV8ポータルの維持には至っていないようです。

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なんとか3ヶ月連続Running月間100km達成

01_01.jpg Runningする上で「月間100km」というのを一応の目標にして毎日走っているのですけど、今年の8月のように雨が続くとなかなか距離を伸ばせなくて大変です。日で割れば1日3kmちょっとであり大した距離ではないんですけど、雨が降ったり忙しかったりして結局走れるのは2日に1日くらい。158km走った6月は1ヶ月に24日走れましたが、7月は18日、8月は14日しか走れませんでした。あらら。結局8月は、最後の2日で15km走る(正確に言うと8/30の夜に10.8km、8/31の昼に4.8km)という無理矢理な感じで何とか達成。そりゃそうなるよねえ。 9月もやっぱり「月間100km」を目標に走る予定ですが、8月よりはもう少しコンスタントに距離を稼げると良いなあ。自分の体の疲労度とも相談なのでなかなか難しいところですけど、時間を見つけてちょいちょい走りに行ければ良いかなと。てか、そろそろハーフマラソンくらいの長い距離も走っておきたいんですけどねえ……2連休でもない限り難しい。涼しくなって日程が合ったら走ってみようかな。

ちなみに体重は

一応、ジョギングを再開した6月から今までの体重の推移も記録が取ってあるのですが、ざっくり言うと3ヶ月で6kgくらいの減量ですかね。体重は基本的に階段状に落ちていきますし、体重が多いときの方が減る量も多いので、必ずしも1ヶ月2kgずつ減ったわけではないですが、食べるものを普通にして有酸素運動を増やせば、自然に体重は落ちますよね。 昔とは違って歳を取って基礎代謝も落ちているだろうし、良く言われる「なかなか痩せない」というのが僕にもあるのかなと思って試してみたのですけど、まあそういうことはなかったです。落ちた基礎代謝を考慮しても数字上はきちんと痩せることになっていたし、実際ちゃんと痩せました。まあそうだよね。 歳を取って痩せなくなったのは、基礎代謝の変化もあるけどそれ以上に生活の変化の方が大きいんじゃないですかねーと思います。通勤以外の運動をしなくなったとかね。外食が増えたとかね。付き合いで飲みに行く機会がふえたとかね。そういうの。Ingressやりながら街を徘徊したり一駅、二駅歩いてみたりすれば良いと思うよ!

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「大学3回生」と「20歳」が上手く結び付かないんだけど

鯖寿司ヤバすぎる #dinner 若いスタッフと喋る機会がほんと多くて、たまに深夜に飲みに行ったりもします(この間5人で飲みに行って僕以外の4人は20歳だった。なんで俺を誘ったし)。僕は37歳だし、社会人としても10年以上働いているわけで、20歳の若者達の話を聞いて「未熟だなあ」と思うこともあるけれど、だからといってそのことに対して「もっとちゃんとしろ」とは思わなくてむしろ、「自分もそういうときがあったなあ」とニコニコ眺めている感じ。 いやあ、そりゃおっさん間近の人間としては「社会に出たらお前そんなんじゃダメだろ」とか「もっとこういうこいと考えて生きていかなきゃダメだろ」とか思うことだってたくさんあるけれど、でもさーそういうのって社会に出たら嫌でも感じるじゃん?教えられるじゃん?責任とか義務とかさ。敬語とか体調管理とかも。今ここで僕がそんなのわざわざ言わなくたって、いずれ他の誰かが教えてくれるんだろうしそういうのは止めて、単純に楽しく話を聞いてます。「そう言えば自分も20歳の頃そうだったな」と「最近の20歳はそんな風に考えてるのか」と両方あって面白い。 で、タイトルの話。 大学4年間部活をやってた人間としては、「大学3回生」って言うと結構責任ある立場なんですよね。下の1回生、2回生を指導していなかくちゃいけないということもあるし、夏には4回生が引退して自分たちが一番上になり部を引っ張っていかなくちゃならないというのもあります。大人にしてみたらまだまだ狭いコミュニティかも知れないけれど、それでも色んなことをきちんと考えて、時には大人の社会と連携しながら取り組んでいくという感じ。もう子供じゃない。 でもそれとは別に「20歳」って聞くとすごい幼い感じがします。だってほんの3年前は17歳ですよ。高校生ですからね。周りが見えてなくて自分のことしか考えられないとか、良いと思ったら他の意見を聞くことができないとか、異性に対する関心が高くて自己顕示欲も強いとか、そういうの。もちろん個人差はあるけれど、だいたい多かれ少なかれ誰にでもあります。そういう「20歳の自分」に全部当てはまっていたような特徴を、今の20歳もやっぱりみんな備えていて、そういうのって年代で変わったりしないんだなーと思って見ています。 結局のところ、そのあたりの年代って言うのは、子供と大人の境目にあるってことなんでしょうね。「大学3回生」と「20歳」が僕の中で上手く結び付かないのは、前者は子供目線(想い出の中の子供目線)、後者は大人目線で判断してるからなんでしょう。大人から見ると「まだまだ子供だなあ」と見えるけれど、子供から見ると「自分より随分オトナだなあ」と見える。自分が1回生の時の4回生の先輩なんてものすごい大人に見えたけれど、今見てみたら多分そうでもないんだろうなあ。 たぶん今僕が見ている若者も、2年後くらい、大学を卒業して働き始めたらば今持っているなんとも分類しがたいもやもやしたものは無くなってしまって、大人の社会で生きる大人になっていくんだろうな。自分が迷惑を掛けられてイラッとすることもたまにはあるけれど、今しか見れないような感じを結構面白がって見ています。楽しい。

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「クラブ来場者の2割が危険ドラッグを経験している」と言う報道とそのソースについて

これね。

危険ドラッグ、クラブ来場者の2割が経験 厚労省調査:朝日新聞デジタル

東京都内で開かれたクラブイベントの参加者で、過去に危険ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)を使ったことがある人が2割以上いることが、厚生労働省研究班の調査でわかった。研究班は「クラブに集まるのは学生や会社員などごく普通の若者。危険ドラッグがいかに広まっているかを示している」としている。

クラブ来場者4人に1人が危険ドラッグを使用 : J-CASTニュース

DJが奏でる音楽とダンスを楽しむ「クラブ」来場者のうち4人に1人が危険ドラッグを使用した経験があることが厚生労働省研究班の調査で2014年8月8日に分かった。 この調査は12年8月から13年11月にかけ東京都内で開催された4回のクラブイベントで行われ、16歳以上の男女307人の回答のうち使用経験があると答えたのは75人で全体の24.4%だった。使用場所は自室が37%と最も多くクラブでの使用も16%あった。入手経路は友人や知人が61%と最多で、販売店は24%だった。

記事が公開された直後から「たった4回の調査で何が解るんだよ」「特定のクラブだけ調べてクラブ全体に敷衍するのは無理があるだろ」という意見が多く、調査としても記事の体裁としても杜撰だなあという印象だったのだけど、どちらの記事も研究自体のソースを掲載していなかったので、調査が適当なのか記事が適当なのか見分けが付かなかった。「厚生労働省が」って言うから厚生労働省にあるのかなと思ったけど見つからなかった。 ……で、そのソースというのはこちらになります。 http://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/drug-top/data/researchSHIMANE2013_2.pdf 記事では「厚労省調査」となっていたけど実際には厚生労働省の補助金を得て、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の薬物依存研究部が行った調査であり、報告書自体も独立行政法人国立精神・神経医療研究センターのサイトにありました。 報告書には記事には掲載されていない情報がいくつか掲載されています。
  • 欧米で行われているドラッグの使用状況を調べる調査を東京都内でも行ったものである
  • クラブで調査を行った理由は、クラブ利用者層におけるMDMA等の薬物使用率は、一般人口に比べてはるかに高いことが報告されているため
  • 調査は同一オーガナイザーの運営するイベントで行われた
  • 音楽ジャンルは、すべてreggae/dancehall
で、具体的にどんなことを調べているかというと、クラブがいかに危険な場所か……ではなく、
  • 脱法ドラッグを経験している若者が実際に使用しているドラッグの種類
  • その後の薬物依存に繋がる可能性があるかどうか
  • ドラッグを使用する場所やシチュエーション
  • セックスドラッグとして利用されているかどうか
といった感じの内容。 結果として「調査対象の人の1/4が脱法ドラッグ経験者である」というデータは出ているものの、報告書全体の印象としてはその割合を調べたかったというよりかは、脱法ドラッグ経験者をより多く集めるためにそういう人が集まる場所(クラブやイベント)を選んで出向き、脱法ドラッグの使用状況を調べたというのが正確なようで、前述の記事のように「1/4」に焦点を当ててクラブの危険性を煽るような報道の仕方は、報告書の主旨からすると適切では無いのではないかな。 クラブの安全性を訴えるためには、クラブでのドラッグ使用について広範に網羅的な調査が行われるべきだなあとは思うのですけど、それとは別に、この調査は脱法ドラッグの使用状況や危険性についての研究なのでそこまで求めるのは酷かなと。ちゃんとソースを読まずに(もしくは読んだ上で敢えて)、「ほらね、クラブってみなさんが思ってるように危険なとこなんですよ」みたいな煽り記事を書いた朝日新聞と、それに載っかったJ-Castはもうちょっと反省してください。 終わり。

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