「Kindle Paperwhite」に防水機能 IPX8 が付いて風呂で読めるようになってた!購入を検討したけれど……

風呂で浴槽につかりながら本を読む習慣があるのですが、悩みの種は読んだ本がまず間違いなくボロボロになること。好きな本であればあるほどボロボロになるので、読了後にメルカリなどで売るのが難しく増える一方です。増えすぎたらブックオフなどに送りつけて安く買ってもらうんですけど、それもまた面倒で。電子書籍なら解決出来る?




防水性能のあるタブレットってのが欲しいのよ

Kindleほか電子書籍用ハードウェアは、iPadなどのタブレットも含めて一通り検討したことはあったんですけど、「風呂で使いたい」という要件を満たそうとするとなかなか良いのがなく。最善策は「タブレットを買ってジップロックなどに入れて防水対策して使う」でした。それもなー。毎日風呂入るごとにやるのはすごい面倒。

そんなこと思ってたんですが、先月のAmazonセール中にふと見掛けた「Kindle Paperwhite」、いつの間にか防水機能それも深さ2mの真水に60分沈んでもOKな「IPX8等級」がついて入浴中も使用可能になってました。最新モデル「第11世代」の発売は昨年2021年11月だったみたいなのでそこから?




定価16,980円(税込)でタブレット端末としてはかなり安い(電子書籍専用のモノクロ端末なんだから当然だけど)けれど買いものとしては安くはない。でもこれを買えば風呂の中で好きな本を好き放題読める。これは購入を検討すべき……と思ったんだけど、思わぬところで躓いて現在頓挫中。それは?



そもそも電子書籍が安くはない

新刊の定価で比べれば、フィジカルな書籍より電子書籍の方が10%ぐらい価格は安いです。ただ当たり前ですけど電子書籍には「中古」がない。フィジカルな書籍は一部の稀少になった書籍を除き発売から何ヶ月か待てば中古が出回って値段が下がりますが、電子書籍は特別なセールがない限り値段が下がるということはなさそうです。劣化しないし。そう考えると結果的に電子書籍の方が値段は高く、購入にお金が掛かる。

え、それじゃあ本末転倒なのでは?



本音を言うと欲しいんですけど

仮に電子書籍の方が安ければ、価格差を積み上げて「何冊買えばKindleの元が取れる」と検討しやすいんですけどこの状況だとなかなか。利便性だけを考えて買わなければならないわけで、それだったら今の状況でも別に良い。良いというか変わらない。自分会議財政部会の中でも強力に推進する方向には持って行きづらい。んむー。

自分会議議長の立場で言うと本音ではただ単純に「欲しい」んですけど、好奇心と欲求だけで買っちゃうだけの財政的余裕はないわけなので、Kindleは再び「継続審議」ということになりました。買って読んで2度と読まない新書とか一掃できるかもと思ったんですけど、同時にフィジカルな書籍を買うのも止めない気がしますし、そうなると単にガジェットがひとつ増えただけになっちゃうからなあ。


なんかこう上手く自分を説得できるような材料がないものかしら。便利だろうとは思っているので利便性以外で。