「主たる給与」の精神的な位置づけ

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書

年末調整の時期がやって参りました。複数のところから給与をもらっている身としては、「扶養控除等申告書」を出す時期は自分が今メインで給与をもらっているのがどこなのかを確認する時期でもあります。最終的に確定申告をするので、どこの給与がメインであろうと税金的な意味では得も損もしないんですが、それでも「ああいま自分の収入は主にここでの仕事でまかなわれているんだな」とか「ここでの仕事を自分のメインに据えて働いているんだな」とか思うのは、仕事のモチベーションに関連してきます。プロならそんなことでパフォーマンスが変わってたらいけないんでしょうけど、でもなんしかありますよねそういうの。

続きを読む

洗いものだけするスタッフ

イタリアンシェフ14

レストランには週末だけ洗いもの専門のスタッフがいます。高齢の女性なので多分キャリア十分、某フードコートで働いていたときの同僚の女性達と同じぐらいの年頃か。入ったばかりで仕込み作業もなく(わからず)、オーダーも10分以上通らず手持ち無沙汰で気まずかったので洗いものをしようとしたら、その女性に怒られてしまいました。京都人らしい柔らくかつトゲを含ませた言い方で「私がいるときは洗いものは私が任せて頂いていますので、ここはすべて私がやります。洗いものはなさらないようによろしくお願いします」(意訳)。僕としては一瞬で「MLBのベンチでメジャーリーガーが捨てたひまわりの種の殻を掃除するスタッフ」のことが頭に浮かんで「そうですよね、仕事取っちゃダメですよね」と苦笑いして退散したんですけど、うひー。こういう人には近寄らないのが正解だわ。ろくなことにならない(多々経験済み)。

続きを読む

ストレスを抱えない努力を

プログラミングやコーディングやWebデザインに関するあれこれは今でも好きで、もし時間が十分取れるのであれば趣味的な活動にもっと時間を割きたいとさえ思っているのだけど、それがいざ仕事ということになると途端に巨大なストレス生産装置になるから不思議。働けば働くほど仕事が嫌いになる。飲食ではいくら会社がおかしくても、仕事を嫌いになるってことはなかったのでこれなんなんだろうなと考えてみるに、要するになんだろう「好きな仕事に介入される度合いの大きさ」によるんだろうと思う。

続きを読む

新しい職場はいつも緊張する、そして顔が覚えられない

楽しく同僚と話す会社員のイラスト

6年間で定期的に職場が変わっていろんな職場で働いてきて、いい加減新しい環境で働くにも慣れて来た……気がするんだけど実際にはそんなことなく、新しい職場では毎回緊張します。するよね。めちゃくちゃ人見知りっていうわけではないし、社交性がないってわけでもないんだけど、誰とでもすぐに仲良くなるとか話題が無限に出てくるとかそういうわけでもないし、その上とっつきづらい系統の顔立ちしてるし、一回り以上年齢が上だし、なかなかねえ。まあ日常的に会話する人たちであれば、3ヶ月もあれば仲良くなれるとは思うんだけど。

続きを読む

誰か午後のコーヒー付き合ってください。

カフェ・喫茶店のイラスト(建物)

新しい仕事のシフトの話をするときに、ついうっかり「火水金だったら11時から22時(の範囲内であれば)働けますよ」といったら、それが「11時から22時まで働ける」と解釈されてしまい、1時間の休憩を挟んだ10時間労働シフトを組まれてしまいました。まあはっきりさせなかった僕が悪いんですけどね。その話になる直前まで、「夜入れる方がシフト的に嬉しい」「店的にもそっちの方が」というような話をしていたところだったので伝わってると思ってたんだけど伝わってなかったわー。

続きを読む

関東的なものが京都で醸し出す空気感。関西へようこそ。

鴨川

少し働いてみてわかったことは、「感じ悪いな」と思っていた店長は悪い人ではなかったらしい。営業中の笑顔の無さは相変わらずだけど(格式高いレストランだってもうちょい笑顔で接すると思うぜ)、スタッフ相手であれば笑顔で話してるし、どちらかというと他の社員の間ではいじられキャラ的、学生に対しては兄貴分的な立ち位置であり、エキセントリックな言動があるとかいうこともなく普通の常識人みたいでした。良かった。安心した。

続きを読む