関西は冬も節電になるらしい

関電、冬の節電で生産調整要請も 「夏以上に厳しい」 – 47NEWS(よんななニュース)

関西電力の森詳介会長は12日、大阪市での関西経済連合会会長としての記者会見で、定期検査で停止中の関電の原発が再稼働できない場合、冬場は「夏以上に需給が厳しくなる」と述べ、メーカーの生産調整を含めた本格的な節電策を要請する考えを示した。  原発の再稼働が遅れれば電力不足が続くことを訴え、企業活動への影響を強調して、政府や地元自治体に対し再稼働に向けた調整を促す思惑がありそうだ。

「原発稼働させたいだけだろ」という読みが横行するんだろうなぁという予感はありますが、ぶっちゃけ電力を安定供給するためには安全性の確認できた原発から稼働させるしかないと思いますけどねぇ。
関電の原発は、停止中のものが再稼働できなければ、年末までに11基中10基が止まる。夏にフル稼働した火力発電所の一部も点検に入る。
ということらしいので。

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イギリスでの暴動がフーリガンそのものでちょっとアレな感じ

より大きな地図で London riots / UK riots: verified areas を表示 あんまり原因とかよくわからないんで書くのもどうかなぁと思うのですが。 友達のツイートを読んで、そうだよなぁと深く納得したので。 .bbpBox{background:url(https://a1.twimg.com/profile_background_images/237702090/qureation_bg_twitter.jpg) #ffffff;padding:20px;}

なぜに人為的に傷つけ合わなければならないのか暴力で根本的なことが解決できるなんて皆無なのに。2011年8月9日 12:16 via web

つまり、解決なんか望んでないのだよなぁ。行き着く先に解決がある場合の行動じゃないよなぁ。

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寛容な社会でありたい(アニメ「日常」と漫画「究極超人あーる」におけるアンドロイドの描写について)

まぁなんというか、毎週日曜日にアニメ「日常」をニコニコチャンネルで見ているわけですが。 結構最初の頃から思っていて、今回第16話を見てそうだなぁと特に思ったのだけど、 日常 #16:日常の第十六話 なんというかこれ、「究極超人あーる」(ゆうきまさみ)にあったのと同じテーマを感じるのよね。

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タバコの増税が相変わらず微妙な件

昨日見かけたニュースから。

政府が、東日本大震災からの復興策の財源として、たばこ税率の引き上げを検討していることが6日わかった。  菅首相の諮問機関である「東日本大震災復興構想会議」の提言を受け、政府は所得税、消費税、法人税の「基幹税」を臨時増税して復興財源を賄う方針だが、大幅な増税には強い反発が予想されるため、国民の反発を比較的受けにくいたばこ税の増税も検討対象に加えることにした。  政府内には、たばこ1箱当たり最大50円程度増税し、増収分を全額、復興財源に充てる案が出ている。早ければ来年度から実施したい考えだ。1箱50円増税した場合、販売量が減らなかったと仮定すれば、最大で年2000億円規模の増収になるとみられる。  たばこ税は2010年10月にも1本あたり3・5円増税され、メーカーによる本体価格の引き上げと合わせ、1箱当たり平均で100円を超える値上げが行われた。 (2011年7月7日07時36分 読売新聞)
 
税収のためなのか国民のためなのか、実施の時点でコロコロと根拠を変えることで、 以前からきもさ全開のタバコ増税ですが、今回は東日本大震災の復興のためですってよ奥さん。 消費税みたく国民全体からあまねく公平に集める税収を復興に回すというなら解りますけど、 喫煙者のみから集めた税収をってどういう理屈なんでしょうかね。 目的税だろうがなんだろうが財布に入っちゃえば同じではあるんですけど…なんか気持ち悪い。

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飲用茶の放射性物質の基準がよくわからん

生茶葉や、それを乾燥させた「荒茶」、さらに製茶については暫定規制値として1キログラムあたり500ベクレルが適用される。これまでに神奈川県南足柄市や茨城県全域などで、この数値を超えた茶の出荷停止が政府から指示された。 だが川勝知事は、暫定規制値を「根拠なし」と切り捨てる。理由のひとつとして、原子力安全委員会が規制値を見直す必要があるとの見解を示した事実を挙げた。6月2日、班目春樹委員長が数値を「非常に粗っぽいもの」と表現し、いつまでも暫定値を使っているのは「ちょっとおかしい」とコメントしている。専門家が見直すべきだと指摘する「物差し」など信用できない、というわけだ。
 
静岡出身者として静岡の肩を持ちたいと思っているのだけど、川勝静岡県知事のイメージ戦略がどう考えても悪くてなんとも擁護しづらい状況であります。静岡の財界や政界がどんなつもりだったかはよくわかりませんが、端から見れば「放射性物質に汚染されているのを隠してお茶を出荷しようとしている」とか見えないんですよねぇ。いや、絶対、「そんなつもりではない」と強く反論されるとは思いますけど、「人にどんな印象を与えるか」と「どんなつもりか」との間にいつも関係があるわけではないのですよ。本当に「そんなつもりではなかった」のであれば、やっぱり川勝県知事の立ち回りが下手すぎたと言うことだと思います。全然伝わってないもんよ。 まぁでもそれはそれとしまして。 県知事が上の記事で語っている「基準の不自然さ」については一理あるかなぁと思います。

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原発の話、なんで色んなことにずれを感じるのか

比較的まじめで素直で善良な市民である友人・知人が原発について語ることがいまいちピンと来ないことがあって、「これっていったい何なんだろう」「おかしいのは俺なのか?」と思っていたんですけど、なんでそうなるのかについて個人的にもの凄く腑に落ちる結論に至ったので書いてみます。 ていうかまぁ2行くらいで書ける話なんですけど、

  • 「原発の状況がどんどん悪くなって行ってる」と考えてる人がいるけど、それ間違いだよ。原発の状況は、地震発生1週間後くらいからずっと悪くなってないよ。
  • じゃあ良くなってるのかってそういうことじゃなくて、最初から最悪でそこから1つも変わって無くて多分これからもずっと変わらないんだよ。
頑張れば良くなるんだと思ってるみたいなんだけどね…… 別に善良な市民が悪いと言うことではなくて、徐々に出てくる悪いニュースを少しずつ摂取していったらそういう感覚に陥るのは仕方がないなぁという気もします。ニュースを詳しく読めば、4月や5月に出てきた「悪いニュース」の日付が3月後半だとか地震発生直後の話だとかしてる事が多いんだけど、理屈と感覚は必ずしも一致しないからねぇ。感覚としては「悪いニュース」が明らかになるたびに悪くなってるような錯覚に陥りますね。 確かにそれはそう。 んでもう一つ。 「徐々に悪くなっている」というイメージには、実は希望もくっついてきます。流れを変えれば徐々に上向くかも知れない、次に出てくるのは良いニュースかも知れない。一組のトランプからカードを引いて赤なら悪化、黒なら良化、というような。でも本当はそんなことは全然なくて、最初からずっと絶望的な状況だったのですよ。地震翌日にメルトダウンが起き、冷却水が漏れ、それは現在も全く変わっていない。ストロンチウムが発見された?それはね、今日そこに落ちたのではなくて、建屋の爆発からずっとそこにあったんだよ。 ずっと最悪な状況で、これからもずっと最悪な状況なんだ。 だからね、なんというかさ。見込みの薄い希望を押しつけるのはもう止した方が良いと思うんだよ。1ヶ月、3ヶ月、半年、1年待てば、元の家に帰って今まで通りの暮らしに戻ることが出来る、なんて今の段階でなんの根拠も実現性もないんじゃないの? 校庭の土の汚染度の基準をどうこういうのだって、帰ることを前提にした議論だと思うのだけど、現実的に考えたらその土地を利用し続けようとする試みは正しいのかどうか。基準が5mSvだろうが1mSvだろうが、子供はそこにはいてはいけないんじゃないか。「なんとかそこで子供が活動できるように」という目的自体が間違ってるようにしか思えないとね。 実際に被害に遭われている人たちが覚悟を決められないのは仕方がないと思う。 自分だったらと考えれば、やっぱりずっと引きずってしまうだろうとも。 生まれてからずっと住んできた土地をある日突然に離れなさいなんて受け入れられないよ。 でもさ、周りもそれに合わせていたらなにも出来ないじゃん。メディアはやっぱり明るいニュースも伝えたいと思って、希望のある「見込み」を積極的に報道するけどさ、何日までに復旧して収束しますなんていう見込みはひとつも達成できてないし、だいたい出来るわけもないよね。 だからもうね、暗い未来は憂鬱だけどさ、それをきちんと直視して覚悟をしていかないと行けないんじゃないのかな。 例えば、「避難」ではなくきっちり全部調べて「放棄」する土地を決める作業をしないとだめじゃないか。頑張ることは大事だけど、頑張っても残念ながら良くならないこともあるんだよ。少なくとも頑張ったところで汚染された土地がすぐに元に戻ることはないんでね。仮に土地が除染されたとしても相応の廃棄物との長い格闘が待ってる。そう言う意味で、東北の津波の被災者とは違うんだよね。支援するこちら側も違う覚悟をしないといけないよね。 あんまり解ってもらえないのだけど、僕は議論に興味がないのではなくて、そういうことを考えてます。 どうするのがベストなのかなとね。

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メディアをテレビからTwitterに変えたところでリテラシが上がるはずもなく。

こちらのエントリを読んで感じたことがあったので少し。

最高裁は、ライブドアの粉飾決算事件で、ホリエモンの2年6ヶ月の懲役実刑判決を確定したらしい。ツイッターの約60万人のホリエモンのフォロワーは目が点になったのではないだろうか? 先日の東京都知事選挙の結果もそうだし、野村総研などが出す消費者1万人アンケートの結果などもそうなのだけど、ことごとく、わたしや友人の実態とはかけ離れていて、日本人という総体に対してもはや、共感できない自分がいる。 若者の大手志向、内向き志向、雑誌やTVで叫ばれ、またアンケート結果にも数値としてあらわれてくる、それらの傾向に、ぜんぜん共感できない自分がいる。「わたしの周りにいる人はぜんぜんそうじゃないのだけれど?」
 
エントリの内容は次の3本立て。
  1. 消費者アンケートなどに反映される意見と、都市部若者の意見とは大きくかけ離れている
  2. TVや新聞から受け身で情報を受け取っているだけでは、正しい情報は得られない
  3. ブログやTwitterを通して個人の意見をやり取りすることで、自ら動き正しい情報を得ることが出来るようになる
まぁ大体共感/同意できます。

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いつのまに健康保険値上がりしてんだ

給与の支給額が予想よりも少なかったので、あれなんで?と思っていて、 今日やっと明細を受け取って確認したらば、あー健康保険って値上がりしたのね。 都道府県によって対応が違うとは思うけれども、京都府の場合は、

  • 9.33% → 9.55%
    • 月額報酬41万円の場合: 月349円増加
    • 月額報酬28万円: 月238円増加
    • 月額報酬20万円: 月170円増加
微妙w これは微妙だけどでも値上がりに違いはないわけで… そういう話を自分が全然知らないって事がちょっとショックでしたよ。 なんなの?健康保険料って毎年度値上がりするものなの? 特にお知らせを見かけた記憶はないんだけど(府民新聞も読んでるのに)、 もしかしてどこかでがっつりお知らせされてた?それとも何となく上がるもんなの? まー一応厚生労働大臣の認可を受けて告示されたものだから、知らない僕が悪いって事なんだけども… なんだかなー理不尽。 上手いことカバーできるような仕組みって作れないのかしら。 んー。 平成23年3月分(4月納付分)から京都支部の健康保険料率が9.50%になります – 全国健康保険協会

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電力の話 – 見積もりどうなってます?

政府は29日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、2030年までに少なくとも14基の原発の新増設を目標に掲げた「エネルギー基本計画」を見直す方針を固めた。  新たな基本計画は、原発重視から太陽光などクリーンエネルギー重視へと転換する考えで、14基の原発建設計画の中断や大幅延期は避けられない情勢だ。  菅首相は29日の参院予算委員会で「太陽光などクリーンなエネルギーについて、日本のエネルギー政策をどうするべきか改めて議論が必要だ」と答弁。海江田経済産業相は閣議後の記者会見で「基本計画は、これまでと同じような形ではいかない。政府全体でエネルギー政策をどうするのか話をしなければいけない」と強調した。
 
僕自身は原発について、推進も反対もないのだけど(中間の立場を認めない人にとっては気持ち悪いかも知れないけどそうなんだから仕方ない)、現実問題として怖いし、将来的に可能なのであれば原発を使わずに電力を賄えるのが望ましいと思う。でも実際問題、どのくらいの計画を立てたらそこまで到達できるんだろうか?きっちりと絵を描いて述べられたのを見たことがないのでよくわからない。

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「個人の自由」の境界線

別に非常時に限ったことではないのだけど、特にこの10日間の間、 自分も含めて何度か混乱と矛盾を目にしてきて、その中で少し感じることがあったので。 例えば…「募金」に関する話。 多くの人は「個人の自由」という免罪符を付けた上で、「募金をしよう」という呼びかけや 「こういう理由で募金はしない」という表明をしてます。僕も「募金をしよう」という呼びかけをしています。 そういう人にとっては募金をしてもしなくてもそれは個人の主義によるもので自由なはずですね。 良いとか悪いとか個人的に思うことはあろうけれども、それが他の人と一致しないのもまたあることです。 僕が気になるのは募金を「する自由」と「しない自由」とはどの辺まで共存できるか?ということ。 表明や呼びかけをする辺りまでは僕は許容できると思うのですが、一部の人はそこからつい踏み込みすぎてしまう。 「自分はこう思う」という論理の補強のために、そうでない人を否定し始める。 自分の論理は「個人の自由」という言葉で補強しながら、酷い場合には人格を攻撃し始める。 (募金をするような無駄なことをする人は、など) それは矛盾ではないですか? 批判しても構わないけれども、批判するのであれば相手に主張する自由があることを認めた上で無ければ、 話がおかしいでしょう?どうも気付いてないみたいなんだけど。 募金したことを公表する話についても。 世の中の流れが仮に「どんどん公表して輪を広げていこう」だったとして、 それに対して「いや僕は公表しないよ」とするのはアリでしょう。 論理は通っているし、気持ちだって理解できるし、公表するのもしないのも自由です。 でもそこから踏み込んで「公表する必要なんか無いだろ、公表してるヤツはただの目立ちたがり」になると それはやっぱり話がおかしい。公表したい人にはさせておけばいいじゃないですか。 自分の主義を主張するのはいいけれども、そうではない人間を罵倒するのは不必要だし、 「放っておいてくれ」という自分の論理に存在している「自由」の概念に反しているのではないの? 同じ事は、買い占めの話でも「不謹慎」「自粛」の話でもあって、 片方の手に「自分の自由」を持ちながら、 もう片方の手で「他人の自由」を傷つけようとする人が多すぎるんじゃないか。 特に多数派の意見とは自分は違うと言いたい人の中に、 過激な表現で「ドヤァ…」とかしてる人が多すぎて、本当にもううんざり。 自分が放っておかれることの根拠として、多数派の意見の方も放っておけばいいじゃないのよ。 よくわかんないな。 結局、「個人の自由」なんて口だけで、誰も認めてないということなのですかね?

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