Numberは岩崎夏海に対談をさせるべきではなかった(Sports Graphic Number 782号「答えは過去にあり。」 )

僕は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んでいない。 映画も見ていないし、アニメも漫画もそれに類する全てのものに目を通していない。 それは単に「流行に乗りたくない」とか「ドラッガーなんか興味がない」ということではなくて、 著者の過去の発言に、「これはヒトとして許せない」と思った発言があってそれを今でも忘れてないだけ。 自分にとってそう言う距離感にある人の創作物に対して自分の時間を使いたくないということ。 ただ、自分の住んでいる領域に彼が入ってくることは止められないし、 僕が評価したくないからと言って彼の作家としての評価が低いと言うことにはならない。 端的に見て評価されているからこそこういう展開になっているのだろうし、 であるからこそ、連続でNumber誌に取り上げられるようなことになっているんだろう。 実際、「野球」という競技への愛情は昨日今日のものでは無さそうで知識もあるようだし、 素人と侮られていたヒトがプロよりも鋭い指摘をすることは稀にある。

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プロ野球の経営はどうなってしまうの?(Sports Graphic Number 754「Number on Number」より)

LINK 小川勝さんによる巻末コラム「Number on Number」で、プロ野球の年棒の推移とに関するデータが取り上げられていました。

プロ野球は開幕から1カ月が過ぎ、今年も選手会から年某調査の結果が発表された。 (中略) 全選手の平均が3830万円となって、6年ぶりに史上最高額を更新したのである。 (中略) 球界全体の収入も伸び始めたのであれば、それも当然だろう。だが、どう見てもそうではない。
調べてみたところ、年棒に関するデータは日本プロ野球選手会の公式ページにて公開されているデータのようなので、少しそれを見てみつつ小川さんの論を後追いしてみます。 日本プロ野球選手会公式ホームページ

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昨日の夢(野村謙二郎)

昨日の夜、野村謙二郎の夢を見た。 野村謙二郎は元広島カープの選手で、攻走守に秀でた内野手として活躍した(2005年引退)のだけど、その野村謙二郎がシーズンが終わって何らかの賞を受賞(それはタイトルとかではなくMLBで言えばシルバースラッガー賞とかゴールデンクラブ賞みたいに実績を正しく反映するような賞)し、今年は実績を残せたし…みたいなことをインタビューで答えながら涙ぐんでいて、それを見て感動して自分も泣いてしまって、 起きた。泣いてた。なんでだw 選手として尊敬してはいたけれども自分は広島カープのファンでなければ野村謙二郎ファンでもないので(むしろ全盛期には巨人ファンだったので良い意味で嫌な存在だった)、ファンの方にはは何か申し訳ないのだけれども、ともかく、なんだか凄く良いシーンだった。良い夢だったなぁ。 2010年、野村謙二郎新監督率いる、広島東洋カープの健闘を祈ります。 野村謙二郎 – Wikipedia 生え抜きスターが監督に。野村謙二郎が見せた潔さ。~来季の広島は”脱ブラウン”~ [SCORE CARD] – プロ野球コラム – Number Web – ナンバー

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MLBの年金制度とNPBの年金制度。

今朝、いつも通りニュースをチェックしてたらこんな記事が。

MAJOR.JP|MLB ニュース – 大家が野茂に次ぐ快挙! ソーサ斬りでメジャー50勝目

トロント・ブルージェイズの大家友和投手は29日、地元で行われたテキサス・レンジャーズ戦に先発登板。7回を5安打、3四球、2奪三振、1失点に抑え、勝利投手の権利を得たまま降板した。ブルージェイズが7?3で勝ったため、大家は今季2勝目(2敗)、メジャー通算50勝目(59敗)を手にしている。なお、レンジャーズの大塚晶則投手は、登板しなかった。

おお、すげぇ。 調べてみたら、日本での成績は5年間で1勝2敗、横浜を退団してボストンと契約なんだそうで。昨日読んでた本(後でエントリ書く予定)の中で、『這い上がった』という表現はどうかと…日本でも続けてたら勝てたかもしれないしみたいなことを言ってたけど、ま、それも無理からぬコトかなと。知らないもんよ、日本での大家がどうだったかなんて。実際の話。 ま、それはそれとして、そんな話を仕事中に隣の同僚(野球好き)としてたら、
『あ、あれじゃないですか?もう年金貰えるんじゃないですか?』
『メジャーの年金で2000万くらい出るんですよ』
と言いだしたので、気になって調べてみた。

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