【今日のニュースから】サブウェイ大量閉店進行中

「サブウェイ」FC店運営会社“破産” 4年半で200店減のサブウェイ、今も大量閉店進行中(佐藤昌司) – 個人 – Yahoo!ニュース

サンドイッチチェーン「サブウェイ」のフランチャイズ(FC)店を首都圏を中心にピーク時に約20店を展開していたエージー・コーポレーションが1月16日に東京地裁から破産開始決定を受けたと東京商工リサーチが同日に報じた。エージー・コーポレーションはサブウェイの他にチーズケーキチェーンなどを展開していたが、厳しい経営が続いていたという。サブウェイの不採算店の見直しを行い、1月上旬までにサブウェイFC店を9店にまで縮小するなど業務の改善を図ったものの、資金繰りが限界に達し今回の措置に至ったとしている。

 今回の破産はサブウェイの苦境を如実に物語っている。サブウェイの国内店舗数は激減している。2014年の夏には約480店あったが、その後は減少が続き、現在約280店にまで減っている。4年半で約200店も減ったかたちだ。筆者は昨年5月に約310店展開していたことを確認しており、それからさらに減っているので、店舗数の減少が現在も続いていることがわかる。閉店ラッシュが止まらない。



サブウェイなー。

  • カスタマイズが割と自由に出来る
  • ファストフードと言うにはリッチで美味しいサンドイッチ

という2点でわりと好きなんだけど、でも1つずつ指定して行く注文方法には最初抵抗がありました。今でもあんまり慣れない。それよりもメニューから選んでサクッと買える方が便利って思っちゃう。その注文が他との差別化であるんだけど、でも他が余りに同じすぎてそのシステムになかなか慣れないっていう。システムの違いというのは善し悪しだよねえ。

ただまあ、サブウェイの盛衰はそんな僕の個人的な印象とはあまり関係ないらしく(そもそもが野菜豊富なサンドイッチを求める女性など、ニッチな需要に刺さっていたんだから当然だ)、どうも全体のマネジメントが拙かったみたい。




「サブウェイ」FC店運営会社“破産” 4年半で200店減のサブウェイ、今も大量閉店進行中(佐藤昌司) – 個人 – Yahoo!ニュース

サブウェイは多くの店舗で老朽化が目立っている。そういった店舗では入店するのを躊躇させる雰囲気があり、内装はおしゃれな感じはなく、ゆったりできる雰囲気もない。席と席の間が近く窮屈な印象もある。カフェ的な雰囲気は薄く、メインターゲットの女性客がくつろぐことができない店舗が多いように思える。

 今回破産となったエージー・コーポレーション運営の「サブウェイ南青山外苑前店」(東京・港)を訪れてみたが(すでに閉店)、やはり老朽化が目立っていた。壁の色はあせ、店内の席間は狭く窮屈な印象があった。同店の数軒先には「スターバックスコーヒー南青山2丁目店」(東京・港)があるが、こちらと比べるとどうしても見劣りしてしまう。スタバもサンドイッチを販売しており、競合度は低くはないだろう。いずれにせよ、サブウェイ南青山外苑前店が敬遠されてもおかしくないように思えた。

 閉店した「サブウェイ代官山店」(東京・渋谷)も同様だ。軒先のテントや看板は雨染みの汚れが目立っている。筆者は同店が閉店する前に何度か同店の前を通ったことがあるが、その時から軒先のテントや看板の状態は変わっていない。同店が立地する代官山はおしゃれな店が多いことで知られているが、サブウェイ代官山店はその中でも外観の悪さが目立っていたように思う。店内もやはり老朽化と席間の狭さが目立っていた。



本来であればFC本部(日本サブウェイ)が強く指導して、改善を促すべきところなんだろうけど、なんだろうFC本部があんまり力を持ってなかったのかな。もしくは資金に乏しいか。FCが全部改装資金を持つってのは難しいだろうけど、本部が金を出すってなれば改装を嫌がる店はないだろうし……2010年から14年の拡大期に味をしめて(もしくはサントリーHDの離脱で苦しくなって)、そういう部分を蔑ろにしてしまったのかも知れないですね。難しい。


「このままなくなっていくのかな」と思っていたマクドナルドが復活しつつあったり、ファストフード界も栄枯盛衰が激しいので今後どうなるかはわかんないけど、何か食べたいときの選択肢の1つとしてサブウェイは残っていて欲しいので、是非頑張って欲しい。ていうかまずは、京都府に出店してください。いまもう、五条の一店舗しかないんですよ……(驚愕)