【新型コロナウィルス】 合理的な対策と精神的な不安を抑える方法とは必ずしも一致しない、それはわかってる

コロナウイルスのイラスト

「ウィルスは30℃前後で死滅するから白湯を飲め」という情報を聞いたのはいつのことだったか。多分、彼女の人のFacebookのタイムラインでシェアされていた情報だったと思うのだけど、「白湯は健康に良いからねえ」とは思うものの、それでウィルスを死滅させるとかものすごくものすごく、ものすごくて大笑いしました。だってさあ、今までよくあった「正しいかどうか誰にもわからないけど、やっとけば安心出来ること」みたいな話ですらないじゃんそれ。

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子どもだけでなく高齢者のネット使用もコントロールが必要な時代なのかもな

一頃、アプリ課金による高額請求なんかを契機として、子どものネット使用をコントロール(多くの場合制限)しようという話が盛り上がってました。今どうなってるか解りませんけど、一応一定以上の請求額になったら課金出来ないようになるんでしたっけ?子ども向けの携帯端末であれば、それ以外にも機能制限やらGPSによる現在地把握やらなんやら出来るようになっているはずです。 もちろんリテラシーを鍛えるためには、そういうリスクがあるものだと教える方が良い、という考え方もあると思いますけれど、「今も目の前で子どもがモバマスのガチャ回してる」みたいな「今そこにある危機」への対処を考えると、コントロール出来るようにシステムを設計したり、使用に当たってのルールの取り決めを行ったりしておくのは必要だよなあと思います。まあ子どもがいない僕が書いても仕方ないんですけど、子どもがいる人の話を聞くとそんな印象。 んで、最近、身内で起きたことを考えてみると、同じようなことって高齢者に対しても同じように必要になるんじゃないのかなと思うのですね。もちろん一口に「高齢者」と言っても色んな方がいらっしゃるので、中には憤慨される方もいらっしゃるかも知れませんけれど、やっぱりね、ネットに馴染みのないまま60歳を迎えたような人を今さら無防備でネットの海に放り投げたらそりゃ溺れるよねという感じなんですよ。成人していてクレジットカードも印鑑も担保すらあるから余計に始末が悪い。 検索して得られた情報に簡単に踊らされたり、たこつぼ化していく狭いコミュニティでの評価に一喜一憂したり、ネットで知り合ったことを過剰に捉えたり、軽い衝動を与えただけで安易にものを購入したり。そういうネット上のリスクに疎くまた弱いというのは、ネットを始めたばかりであれば、子どもも大人も関係なく共通して存在する「リスク」であるなあと。「リテラシー」なんて言葉で片付けがちですけど、それは「ネットに対する知識」と「ネットにおける経験」とを得て初めて軌道に乗る性質のものであって、その2つを実社会のもので置き換えて「リテラシーはあるだろう」と考えると、大きな間違いを犯すことになります。 自分が病気になったとき、ネットで検索して自分把握し安心したいという気持ちは解らなくもないですし、同じくネットを検索して「医療関係者は信用出来ない」という煽りをたくさん浴びて「医者は信用出来ないし自分の体調は自分で見極める」となる状況も解らなくはないですけれど、だからといってそこから、自分で勝手に抗生物質を変えてしまったり、抗生物質を飲むのを止めてしまったり、体調が良いからと雨に打たれて放って置いたり、胃痛と独断してキャベジンだけ飲んで寝てみたり、もしくは癌だと勝手に騒いで医者の診断を受け入れなかったり。 ネットにいるバカ共が何を信じてようが勝手にすれば良いと思いますけど、そのバカが自分の父親だった場合のだるさといったら。仕方がないから1つ1つ、声を荒げない程度の厳しさを保ちながら丁寧に論破していくんですけど、実際の話、論破したところで悲しみしか残りませんしね。 健康問題以外にもあれこれトラブルを起こしてるみたいで、もうな、お前いくつになるんだよ今年。いい加減ちゃんとせえよ、常識的に考えて自分がおかしいことくらい解るだろう、そう思っていたのですけど、冒頭に戻って、そうか子どもと一緒なんだよねと考えると腑に落ちました。そもそも「常識」が自分の中に醸成されていない。リテラシーが十分でない可能性があるのを知っていながら、「多分大丈夫だろう」と思って野放しにしてた僕らも悪かったのかもなあ。ちゃんと見てやるべきだった。今さら手遅れではあるけれども。 20年とか30年とか経って、僕の世代が年金を受け取るような時になれば、どの高齢者もネットに触れた時期があるような、そんな時代に移り変わっていくだろうと思いますけれど、それまでの20年くらいはネット上にカモが溢れている状態であり、そのカモとは卑近な例を出せば例えば自分の父親であり母親であり、ネット上のリスクから彼らを守るために考えるべきことというのはあるんじゃないか、これから大事になっていくんじゃないかと感じています。 もちろんすべての子どもが高額請求されるわけでないのと同様、すべての知識の乏しい高齢者がリスクにぶち当たるわけではないのですけれど、何かあってからでは遅いので考えくらいはしておいた方が良いんじゃないだろうか。いや、良いと思います。すごく面倒なことになります。マジで。

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脳内に「一時保管フォルダ」を持とう(追記あり)

最近Twitterが話題になっていまして。ざっくり見た感じ、RSSやはてなブックマーク、Tumblrなどに比べると(Webに関する知識的な意味で)かなりライトなユーザにも受け入れられているなという感じがします。まぁ例によってそのうち飽きが来て廃れる程度のことかもしれませんが、規模で言えば現在のmixiをちょっと下回るくらいには来てるかも(mixiのアクティブ率はかなり下がっているので)。

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Amazonで発売前の商品のレビューが出来なくなった件

この辺から。 日刊スレッドガイド : 『期待を込めて星○つで』 Amazonで発売前レビューが原則出来なくなりました 実際のAmazonの表示はこんな感じ。

レビューガイドライン 更新日:2009年7月3日 レビューの長さは800字までに収めてください。目安として、75 ~ 300字が適当です。 すでに読んだ本、見た映画、遊んだゲーム、使用した商品など、実際に目にした作品や手にした商品に焦点を置いて、感想や使用感を伝えてください。その作品または商品の好き嫌いだけではなく、その理由も分かるようにし、他に類似した商品があれば、それらと比較をして評価するのもよいでしょう。 発売前の商品については、基本的にレビューすることはできません。それらについての情報交換はクチコミで行っていただけます。
 

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事実と異なる指摘に対しては、くどくても書いておくべき。

なんだか友達のブログが不穏な空気でなんだなんだと思ってたら、友人の名前を騙って事実と異なる(もしくは事実を誇張した)書き込みがなされていた模様。慌ててその名前の友人と連絡を取ってみたらそれが本人ではない書き込みだったということがわかり、書かれていた内容についても事実ではないということらしいのだけど、なにぶん遠方でしばらく会ってないので徹頭徹尾なんのことやらわけわからん。何が起きてるんですかね… 諸事情により傍観者から踏み込むわけにはいかんのだけど、それでもやはり古い友人だけに心配だったり。なんかうざげな登場人物がいそうな気配がするんだけど、とりあえず今のところ他人事なので一連のエントリやらコメント書き込みやらなんやかやを眺めて思ったことをつらつら書いてみる。 あ、内向きじゃないように問題提起とセットできちんと書こうかとも思ったけど面倒なので止めました。だいぶチラ裏なのでスルーの方向で。考えたことは多分そのうち他の件でフィードバックされると思います。

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(あくまで個人的な)週刊ニコラン見るときのやくそくごと。

オールジャンルカバーしてるだけあって週刊ニコランは色んなジャンルの動画が上がっててデフォルトでカオスなんだけども、どうも最近荒れ気味。人によってジャンル毎の好き嫌いがあるのは当然なんだけど(例えば僕は、ソウカネタは見ません。笑いどころがよくわかんないし、どうしてもそれだけネタとして切り離して考えられないんだよね…しゃーない)、だからといっていちいち叩いて回らなくても良いんじゃないかと。嫌いなのがあるのは分かり切ってるんだからスルーしておけばいいのにね。 NGリストに入れつつ見てるとわかるんだけど、だいたいニコランで粘着的に叩いてるやつはどのジャンルが出てもお行儀が悪い。んで、目当てのジャンルの時だけ大はしゃぎしてたりとかするわけですね。コメント連投してるからNGでモロバレです。はずかしー。10代前半かもしれんけどだとしても、はずかしー。カテランでやれ。もしくは専門のランキング行け。多分そっちのが幸せです。 というわけで「個人的なやくそくごと」は、どんなジャンルであろうとニコランで荒らしてるやつは速攻でNGリスト行き。個別の動画での叩きや荒らしはある程度仕方ないときもあるけど、ニコランの場合は要はコメントで悪態ついて憂さはらしたいだけなので。そのユーザーそのものに価値無し。どんだけ思い入れがあるのか知らないけどさー。

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【毎日新聞】 素人並みの誤報で個人名さらした上に記事削除でばっくれの件。(追記あり)

素人のブログでは良くあることだけどさ… この件ね。

痛いニュース(ノ∀`):【元次官襲撃事件】 毎日新聞、「Wikipediaで犯行予告」と誤報→各テレビ局も釣られて報道
1 名前: カマス(コネチカット州) 投稿日:2008/11/19(水) 03:40:56.66 ID:1ToBF6l+ ?PLT 元厚生事務次官、吉原健二さんの妻靖子さんが刺された事件の約6時間前に、インターネット上のサイト「フリー百科事典・ウィキペディア」に犯行を示唆する書き込みがあったことが分かった。 ウィキペディアは百科事典のネット版で、誰でも新しく項目を追加したり、すでにある記事を自由に編集できるサイト。 書き込みがあったのは18日正午すぎ。「社会保険庁長官」という項目で、「歴代の社会保険庁長官」というタイトルのすぐ下に「×は暗殺された人物を表す。」という ただし書きがあり、一覧表の中の吉原さんの名前の前に「×」がつけられていた。 利用者の書き込み履歴によると、「Popons」と名乗る人物が、18日午後0時27分、 「下村健」(故人)の前に「×」を記入。同29分には、この「×」を削除し、「吉原健二」 の前に「×」を記入。タイトルの下の「×は暗殺された人物を表す。」は同32分に書き込まれた。 同日午後11時の時点で、書き込みはすべて削除されている。アクセスの記録などから 書き込みがなされたパソコンが特定できるとみられ、捜査本部は慎重に調べている。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081119k0000m040155000c.html(削除済み) Web魚拓: http://s02.megalodon.jp/2008-1119-0246-50/mainichi.jp/select/jiken/news/20081119k0000m040155000c.html

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違法な情報の取り扱い。

少し前の記事ですが、「あとで」タグの棚卸しと言うことで。

「URLに.jpgをつければ空港で無料アクセスが可能じゃね?」でLifehackerが炎上中・・・ | IDEA*IDEA
Lifehackerで「空港でWiFiアクセスはURLに.jpgをつければ無料でいけるんじゃね?」というTipsがあがっていました(画像データにはブロックがかからないはずだから、らしい。未検証)。 ? Wi-Fi: Get Free Airport Wi-Fi with a Simple URL Hack ただ、これをとりあげたLifehackerに対して「それって泥棒だろ!」というコメントの雨あられ。そういう対策をしていない方が悪い、という反論もあるにはありますが、大勢は「Lifehackerのくせに泥棒推奨記事を書くとはなんたることか」というトーンですね・・・。

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痛いブックマーカー。

シナトラさんがこんなこと書いてたので、ちと気になった。

をリストにしようかと3分ぐらい思ったけれど、「痛いブロガー」になりそうなのでやめた。 しかしこういう「やめておくか」フィールドを拡大していくと、だんだんとひとはネットで書くものがなくなっていくのだろうな。なんというか、「後退りコミュニケーション」というべきか。
 

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