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2009年のWBC決勝韓国戦で決勝打を打ったイチローが喜ばなかった理由こそがイチローらしい
例えばMLBではホームランを打ったあとの派手なガッツポーズはマナー違反とされています。それが打たれちゃピッチャーのプライドを傷つける行為だとされているからです。マナー違反があった場合、相手チームの投手から本人またはチーム主力選手に対して、四球やブラッシュボールなどの報復措置が行われることもあります。いわゆる「unwritten rules」、ルールブックには書かれていないが守らなければならない不文律とされているルールです。
イチローはやっぱりかっこよかった【MLB】
9/15(日)(現地時間9/14)に行われたシアトル・マリナーズのホームゲームで、イチローのセレモニーが行われ、イチローが実質的な引退スピーチをしました。ウィットに富んだ掴みから、イチローの野球とチーム、ファン、家族への愛情が詰まったスピーチで、聞いているだけで胸が熱くなりました。
イチローがプロ野球選手を引退。
昨日は、今日に備えて早く寝ようと思っていたんですよ。ええ。 でもあの記者会見を見始めたら見ちゃいますよね。イチローが格好良すぎて。 イチローがプロ野球選手を引退しました。 みんなわかっていたことだと思うんですよ。シアトルで「イチローはもうボールが見えていない」「ボロボロになるイチローなんて見たくないしもう辞めろ」っていってる記者が何人かいて、言ってることはわかるけどみんなわかってるし、なによりイチローがそんなかっこ悪いことするわけ無いじゃないか信じてないの?彼が何か言うまで黙って見てろよ、そんなことを思ってました。何も書かなかったけど。ていうか、書けないよね。何も。あのイチローが周りがどう思っているかわかっていないわけないし、自分自身のことについてわかった上である地点まではいこうと懸命に努力していて、それを見守るしかない中で、その上何かを言うのは過剰だと感じてました。そんなの見ればわかるよ。 キャンプインしてからも、日本に帰ってきてからも、イチローの表情には笑顔がなく、プレー中の顔には余裕がなく、きっと見ている全員が「これで終わりなんだな」と思っていたと思います。でもイチローのすごいところは、そう思っている全員が心のどこかで「それでももしかしたら急に調子を取り戻して現役続行ということになるかもしれない」と思っていることで、そして最後には1本だけでもヒットを打たせてあげて欲しいと願っていたはずで、残念ながら最後まであと1本は出なくて、凡退してダッグアウトに帰る後ろ姿にも拍手があり、周りがそんなことを思っていること自体がイチローのプライドを傷つけ彼の美学に反するのかも知れないとも心配していたけれど、記者会見を見てそれも覚悟の上での挑戦で、その事実を受け入れながらのプレーだったんだということを知って、そう願って良かったと思うし、本当に最後なんだなと深く実感しました。 イチローが引退しちゃったか。 誰にでも引退はあるし、それはイチローにもあったんだな。 カズはまだやってるけど。 でもなんだろうな、不思議だけどイチローに関しては寂しさみたいのがないんですよね。昨日の今日だからかも知れないけれど。普通は「もう見られない」と思うんだけど、彼に関しては引退しようが何しようが、ユニフォーム着てグラウンドにいそうな気がする。4月からシアトルの三塁コーチボックスに立ってても不思議じゃないし、試合前にバッティングピッチャーやってても不思議じゃないし、「鈴木一朗」になったあとでもそこにいてくれるような気がします。わかんないけど。なんとなく。イチローって偉大だけどでもなぜかそういう存在ですよね。遥か高いところの存在だと思うのに、なぜかそこに良そうな感じ。 イチロー選手、28年間本当にありがとう。 イチロー選手がグラウンドにいてくれるだけで勇気をもらっていた気がします。ジョージ・シスラーの記録を抜いた瞬間は、野茂さんのデビューの時と同じぐらい印象に残ってます。28年間か。ほぼ丸々平成じゃないか。すごいなあ。お疲れさまでした。でもこれからも、かっこいい鈴木一朗を見せてください。 僕らは、イチローだけでなく、鈴木一朗も大好きです。 本当にありがとう。
イチロー移籍の話。
昨日の話ですがイチローの移籍は衝撃的でした。 MLBファンとしてそういうことがあるというのはよく知っていましたが(ダブルヘッダーの合間に移籍が成立してロッカールームを移動して試合に出たという話もあるくらいです)、イチローと言えばマリナーズにとっては完全にフランチャイズ選手ですし、つい先日もGMが「(今シーズンの成績はいまいちだけど)契約は更新するつもりだ」と語ってたこともあって、こういう話が日本と縁の深いヒーローに起きるとは予測していなかったので。
特別イチローのファンということではないですが、色んなことを考えてしまいました。 ただ、絵に描いたような弱小だったマリナーズに比べるとヤンキースは絵に描いたような強豪。今のイチローの成績では、レギュラー選手が怪我から復帰したときに定位置を守れるか解りませんが、ここ何年かイチローが語っていたモチベーションの問題は、ヤンキースでは起こらないと思います。これを契機に、キャリア終盤にさしかかったイチローがまた暴れてくれるような、そんな展開を望んでいます。 期待してます!イチロー 来季もマリナーズ?GMが契約延長の意向と報道 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
FOXスポーツ(電子版)は15日、今季が契約最終年となるマリナーズ・イチローについて、マ軍が来季も契約を結ぶ意向を持っていると報じた。 ジャック・ズレンシックGMに7月末のトレード期限までに放出する考えはなく、来季もマ軍でプレーするだろうと話したとした。 同GMは同サイトに「彼はチームの中で大きな役割を担っている。彼はフランチャイズ・プレーヤー(同一球団で長くプレーする選手)で、私たちは多大な敬意を払っている」とのコメントを寄せている。イチローは同日のレンジャーズ戦は3打数無安打で打率・258。去就問題が注目されている。
シアトル・マリナーズの成績が悪い原因はイチローなのか?
Yahoo! Japanにて気になる記事を見かけました。こんなの。
なんだこれ?イチロー外野手が所属するマリナーズは9日、ドン・ワカマツ監督の解任を発表した。米メディア「FOXスポーツ」は11日、「ワカマツ監督だけの過ちではない」と題したコラムを掲載し、イチロー選手の「利己主義」がマリナーズ不振の原因のひとつだと主張。韓国メディアもコラムの内容を紹介し、同話題に注目が集まっている。 「FOXスポーツ」は、「イチローは長打を打てる能力がある」とした上で、「個人的な欲望のため打順の変更を自ら求めなかった」と批判。3番を打つべきイチロー選手が「10年連続200安打の達成」に執着し、チームのための決断をしなかったと指摘。 また、ワカマツ監督とショーン・フィギンズ内野手の関係不和にも言及した。ワカマツ監督がフィギンズ選手の希望どおり、彼を1番打者に起用していれば二人の関係がそこまでこじれることはなかったと分析。韓国メディアは「2人の不仲の背後にはイチローの存在があったと主張するようなものだ」と伝えた。 韓国メディアは「貧打に苦しむシアトル、すべてがイチローのせい?」、「イチローの欲望が、シアトル不振の原因?」などの見出しで同話題を報道。記事は、「去年、チームの同僚が利己的なイチローに対して集団暴行を計画したとの記事もみられた」と紹介、イチロー選手がチームの勝利より自身の記録だけにこだわると非難されるのは初めてではないと指摘した。 同メディアは、イチロー選手はメジャー最高の選手となったが、マリナーズは2001年以降、プレーオフに1度も進出できず、「満身創痍」になったと酷評。そして、「マリナーズ不振の責任がイチローにもあるのか、野球ファンたちに論争の種ができた」と結んだ。(編集担当:永井武)
【読書感想文】 石田 雄太 / イチロー・インタヴューズ
石田雄太さんと言えば、イチローを始め様々なアスリートに密着し、距離感の短いインタビューをすることで定評のあるスポーツ・ライター。その石田さんが今までしてきたイチローのインタビューを一冊にまとめたって言うんだからこれは買わない手はないでしょ、ってことで購入。