顧客の要望をどこまで聞くべきか? 【小ネタ】

そうだろうなぁ。そうだと思うよ。 自動車が出てきたときの「鍛冶屋の逸話」という有名なたとえ話があるのだけど、その辺の話かな。

「自動車」と言うものが世に出てて来たとき、世の中の一般的な乗り物は馬車であり、馬の蹄鉄を打っていた鍛冶屋は皆、「あんなものが役に立つか」と嗤っていたのだけど、その後自動車は馬車に変わって普及していき、結果的に鍛冶屋の殆どは職を失った
もちろん「顧客の要望を聞くべきではない」という話ではなくて、今あるものの延長線上でちょっと良くするという話であれば当然顧客の要望を聞くと言うことは効果絶大なのだけれど、何でもかんでもそれで上手く行くかというとそうでもないから、その辺バランスを考えながら上手いことやっていかないとダメだよね的な。 上手く行かないときに、
  • 要望を拾い上げる
    • → 要望に応えようと様々な改善案を実施する
      • → 目的がぼやけて迷走する
とか良くあるパターンっぽい気もする。 難しいね。

引用元:

Startup Quote 日本版

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クーポンサイト(グルーポンとポンパレ)を触ってみて思ったこと(追記あり)

やはり同業界に身を置く人間の嗅覚は鋭かった。昨年の暮れ、リクルートが運営するクーポン共同購入サイト「ポンパレ」の前澤隆一郎編集長は、まるで「おせち騒動」を予期していたかのごとく、こう話していた。  「グルーポンのクーポンの質について、けっこう危ないのでは、そこがアキレス腱(けん)になる可能性があるんじゃないかと見ている。景品表示法も含めて、いつ刺されてもおかしくないなかで、サービスをなされている印象。勢いで伸びている業界だけに、何かが起きたら騒ぎになるかもしれない」――。  その危惧が現実のものとなった年明けのおせち騒動。クーポンを購入する消費者側、提供する店舗側ともに不信感がまん延する結果となり、急成長を遂げてきたクーポン業界は踊り場にさしかかった(詳しくは「クーポンサイト、隆盛の陰にひそむ危うさ」を参照)。そのなかで、首位グルーポンの後塵(こうじん)を拝していた2位のポンパレが反転攻勢に出ている。
 
おせち事件のこともあって全然良い印象はない。けれども上のような熱いPR記事も読んだので触ってみたんだけど、 クーポンのサービスって何であんなに使いづらいんだろう。 ポンパレを触って2分で思うことは、
  • 自分の地域で現在販売中のクーポン一覧を出すにはどうしたら良いんだろう?
であり、なんとかかんとかして見つけ出して思うことは、
  • なに?これしかないの?
という期待はずれであり。 そうそう、グルーポンも確か同じこと思ってそれ以来触ってないんだった。

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マウスって随分と進化したよね…

毛布の上でも使える2年駆動マウス Logicool M515 は3月4日発売、4980円

「布団の上でも使えるマウス」こと Logitech / ロジクール M515 が国内向けに発表されました。発売は3月4日、ロジクールオンラインストア価格は4980円。M515はデスク上に加えてリビングでの使用を想定して開発された製品で、ベッドやソファ、布団の上でも使えることが特徴です。従来のマウスでも布の上で使うことはできなくもありませんでしたが、M515はセンサー部分を密閉したことで毛足の長いカーペットや毛布などの上ですら使うことができ、また繊維が入り込むことによる誤動作を防止します。 さらに平坦ではない場所でマウスを使うと起こりがちな「手を離した隙にマウスもポインタも逃亡」現象を防ぐため、手でマウスをグリップしたときしか動作しないセンサーを採用。同時に単三乾電池 x 2本で最大2年間使える長いバッテリー寿命も実現しています。 マウスとしての仕様は解像度1000 dpi の光学センサ、高速慣性スクロールとクリックモードの切り替えに対応したスクロールホイール、左右チルト含む5ボタンなど。PCとの接続はロジクールの機器ならひとつのUSBレシーバで複数同時接続できる Unifying 無線方式。対応システムは Windows XP / Vista / 7 およびMac OS 10.5以降。国内向けのカラーバリエーションは写真のダークシルバーのほか、ブルーとレッドが用意されています。

マウスと言えばポインティング・デバイスとして進化しないものの代表のように言われることが多いのですが、進化していないのはその存在、ポインティング・デバイスとしての設計に関する部分で、機械としてみた場合には随分進化したよなぁと思うわけです。

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エジプトの件で思ったこと ― 海外メディアの伝える内容だって、よく見る必要があるのですよね

エジプト軍部がなぜ巧妙に偽装したクーデターを画策したのか。その背景を知るのに、ニューズウィーク記者クリストファー・ディクニー(Christopher Dickey)氏の、13日付けニューズウィーク記事「The Tragedy of Mubarak」(参照)が興味深いものだった。いくつか気になったところをメモしてみたくなった。ちなみに、今日付けの日本版にも抄訳が載っているが、かなり記事に手を入れている。まあ、それはそんなものかな。  NHKのニュースなどでも、ムバラク元大統領に関連する欧州銀行口座が凍結されたみたいな話があり、それを聞いていると、ムバラク氏もかなりの不正蓄財がありそうにも思えるが、そうでもないらしい。
 
引用したのは今回のエジプトの件に関するfinalventさんの見解。 安易な陰謀論に陥るのを極力排除しつつその上で客観的事実から推論を立てておられてなかなか説得力があるなぁと思うのですが、正直、僕には真実がどこら辺にあるのかまではよく解りません。だからまぁ、「そうなのねー」程度の感想しか抱かないのですけれど、ただ海外メディアの報道の仕方や内容を見ていて、海外メディアだってメディアなんだから主観は当然あるし偏向もあるし中身をきちんと見ないとダメだよね、と言うのを強く感じました。いやもう本当に当たり前の話なんですけど、今まであんまり意識的に考えたことがなかったので。

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【読書中】 ロバート・スコーブル/シェル・イスラエル / ブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたち

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積ん読になってたけど、なんとなく手にとって読んでる。 内容はたいそう面白いけれどもしかしいかんせん…古くさく感じるw 本書で「ブログのメリット」として語られてる要素のほとんどは今は失われてしまっていて、 現代ではTwitterのメリットとして置き換え可能になってる。 そういう意味で、「今さらブログを語られてもなぁ」というのはあるのだけど、ブログどうこうではなく、 「なぜブログ的なツールが企業に必要なのか?」という視点は何がどう流行ろうと恐らく不変であるはずで、 そういう意味で見るべき点が多い書籍かなと言う。 もう少し頑張って読んでみる。途中で投げたらすんません。

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部屋の照明を「スイッチで操作する」

自宅リビングにある照明にはリモコンが付いていて、明・暗・小玉を切り替えられる他、タイマーをセットして点灯→消灯なんてのが出来たりする(防犯用の機能らしい)のですが、正直、リモコンを使って照明を操作するという作業になれていない上にオン/オフの切り替え以外別に必要もないのでその存在はほぼ忘れかけていました。こういうのを便利だと思って使う人ってどれくらいの割合いるのかしらねぇ?僕が「古い」ということなんでしょうか。わかりませんが。 ところでそんなうちの照明ですが、時々「反乱」を起こすことがあります。いつも通り部屋に帰ってきてパチッと居間の照明を付けると小玉。もちろんリモコンなんか使ってないのでそんなになるわけはないんですが直らない。一瞬、蛍光灯切れたかな?と思いましたが、仮に蛍光灯が切れたにしても小玉が点灯ってことはあり得ないわけで。なんとも不思議。で、「おかしいなー」と言いながら何度も付けたり消したりをしているとそのうちに直ります。んでしばらくは症状は出ない。

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