【メモ】Vagrantのスナップショット機能の補足【#np2020】

vagrant Vagrant1.8以降ではスナップショット機能が使えます。 コマンドを打つだけでスナップショットの作成、復元が行えてとても便利です。

保存

$ vagrant snapshot save backup

復元

$ vagrant snapshot restore backup
詳しくはこちらの記事にまとまっているので参考にしてください。 Vagrant1.8で追加されたSnapshot機能のまとめ – Qiita

続きを読む

AT車のローギアを駆使するタクシードライバー

car_taxi2.png 先日、カフェでのランチ営業のあと疲れ果てて信頼できるM社のタクシーに乗って帰宅していたのですが、そのドライバーがヤケに気合い入って運転する人で。もともとM社のタクシードライバーは良くも悪くもタクシードライバーらしくない人が多いんですけど、運転大好きとか運転得意とか言う人はあんまり少ないのでちょっと興味深く見てしまいました。 注目すべきはそのギア操作。 タクシーはAT車ですから、普通は走行中ギアに手をやることは稀です。AT車ってのは、基本的にはアクセルとブレーキだけで走行できる車ですから、走行中はギアは「D」に入りっぱなしで、駐停車するときにPを、長い下り坂で「ロー」を使うくらいですよね。 でもその時の彼は違いました。まるでMT車に乗ってるかのように、スピードが落ちると自分でセカンド、ローに入れてるんですよ。それ多分車が勝手にやってくれてますよと思うんだけど、確かに自分でギアを入れた方が立ち上がりがいい。気がする。彼の前職はわからないけど、彼の中では明らかに「1速」→「2速」→「D」(3速以上)という捉え方でAT車を操っている模様。 「僕は止まらずにお客様を目的地までお届けするのが信条なんです」とにこやかに笑う初老の男性は、軽快なギアワークで路地を快調に進み、確かに普段より1メーターか2メーター分安い値段で家まで着いてくれました。運転自体は危険ではなかったし、スピードをめっちゃ出すというわけでもなかったんで、ルート選択とギアコントロールの賜かなあと思うわけですが、しかしなんだろう、僕はMTで免許を取ったから興味深く見る部分もあったけれど、でもタクシーの運転手がギアを変えまくるのって今見ると妙に焦って運転してる感じがして落ち着かないですね(笑) 昔は普通だったんだろうけどなあ。 それ以来、彼の車には乗り合わせていませんが、機会があったらもう一回乗ってみたいなあ。 エンターテイメントとして、楽しい。

続きを読む

【今日のニュースから】沖縄宮古島市の地方紙「宮古新報」が廃刊・会社清算

社長が清算意向、パワハラ・セクハラ訴えも 宮古新報、全社員に解雇通告 労組は退陣要求 – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース

沖縄県の宮古島市内で日刊紙を発行する宮古新報社の座喜味弘二社長(87)が10日、全社員に解雇通告し、宮古新報を廃刊し会社を清算する意向を示した。座喜味社長によるパワハラ・セクハラ行為があったとして、宮古新報労働組合は昨年11月、退陣を要求していた。組合は今後、社に団体交渉を申し入れるなどして事業継続を模索し、新聞発行も続けていく方針を示している。   宮古新報労によると9日、会社側代理人から「解雇通知を10日付で出す」との通告が口頭であり、10日に全社員に対し文書で解雇通知が出された。  業績不振による赤字経営が続いており、事業存続が困難と記載されていたという。

パワハラ・セクハラについてはどうやらあったっぽい(関連:宮古新報でセクハラ行為 社長、会社清算通告も – 産経ニュース)ので擁護は全く出来ないけれど、赤字経営にもかかわらずここまで経営を続けてきた87歳の座喜味社長の情熱については、すごいと思うんですよね。同社の 会社概要 によると、宮古新報は今から51年前の1968年に座喜味社長(当時36歳)が創業した会社で、それから51年間宮古島市で地方紙を発行してきたわけです。どれだけ儲かってきたのかはわからないけれど、近年は事業譲渡もしていたようだし(設備の評価額を巡って決裂)、創業者として87歳になる現在まで50年以上会社を引っ張ってきたらもう十分だと思うんですよね。 でもそれがこういう話の流れだと、社員に、

社長が清算意向、パワハラ・セクハラ訴えも 宮古新報、全社員に解雇通告 労組は退陣要求 – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース

労組幹部の伊佐次郎さんは「地域で果たす役割の大きい新聞を、個人の判断で一方的に清算するのはあってはならない」と述べた。

って言われちゃうわけです。 パワハラ・セクハラは許されることではないし退陣請求は正当だけれど、その一方で事業譲渡が進まない実質個人会社である会社を畳もうとしたら「個人の判断で精算するな」ってお前らどんだけ当事者意識ないんだよとも思うのですよね。87歳の社長が経営不振の会社を畳むのがそんなにダメなことかな。公共性を訴えたいなら、残された社員で金出しあって社長の株を買い取ったら良いじゃん、地域に果たす役割のために(いわゆるEBO)。例え晩節を汚すことになったとしても、創業以来51年間会社を引っ張ってきてくれた社長に対して、それぐらいのリスペクトはあっても良いんじゃないか。その上で縁を切るなり、名誉職に残すなり好きにしたら良いと思う。結局会社なんて資本を用意してるやつが一番偉いんだから。 それが出来ないのなら、結局やっぱり創業社長に甘え続けた50年間だったというだけですよね。副社長(座喜味正/宮古エアー社長、息子さんかな?)は事業継承しないのかな?赤字のめんどくさい会社なんか引き継がないか。社長は高齢、事業は赤字、継承も譲渡も出来ないっていう、いま日本全国で社会問題化してる「事業継承」の典型的なパターンであると思うので、宮古新報さんにおいてはそこに焦点を当てて特集でも組んでみると良いんじゃないかなーと思ったりします。その中で解決方法は見つかるんじゃないかな。大株主で創業者の社長が退陣したところで、会社の経営が上手く行くってわけでもないしさ。

続きを読む

Vagrantで共有フォルダのマウントに失敗するときの対処方法(原因がGuestAdditionsでは無いとき)

vagrant.pngのサムネイル画像 いくつかVMを動かしていて一つだけ上手く動かない。 どうやら共有フォルダをマウントするときに失敗している様子。

manager: /vagrant => E:/project/ansible_manager
Vagrant was unable to mount VirtualBox shared folders. This is usually
because the filesystem "vboxsf" is not available. This filesystem is
made available via the VirtualBox Guest Additions and kernel module.
Please verify that these guest additions are properly installed in the
guest. This is not a bug in Vagrant and is usually caused by a faulty
Vagrant box. For context, the command attempted was:

mount -t vboxsf -o uid=1000,gid=1000 vagrant /vagrant

The error output from the command was:

/sbin/mount.vboxsf: mounting failed with the error: Protocol error
ログを見てわかるとおり、WindowsのフォルダをゲストのCentOSにマウントしたい。 Vagrantfileは以下の様に設定されていて、他のVMではきちんと動いているのになぜかこれだけ動かない。。
manager.vm.synced_folder "E:\\project\\ansible_manager", "/vagrant", owner: "vagrant", group: "vagrant", type: "virtualbox"

続きを読む

【今日のニュースから】ベネズエラのインフレ率が1,000万%

10000000.png

インフレ率、170万%=IMF「今年は1千万%」-ベネズエラ:時事ドットコム

【サンパウロ時事】南米ベネズエラの国会は9日、2018年のインフレ率が170万%に達したと発表した。国際通貨基金(IMF)は今年のインフレ率を1000万%と予測している。  ベネズエラは有数の産油国だが、原油相場低迷やマドゥロ政権の価格統制などの失敗により経済が破綻。近年200万人もの市民が国外に脱出した。マドゥロ大統領は8月にデノミ(通貨呼称単位の変更)を実施したが、混乱は収まらなかった。(2019/01/10-09:46)

1,000万て……インフレってレベルじゃねーぞ…… 2018年のインフレ率が170万%ってことは、年始に100円で売られていたおにぎりが年末には1億7,000万円になってるってことですね。誰が買えるんだそんなものおい。通貨暴落にもほどがある……といってもそんな状態になっている国で自国通貨が広く流通しているとも思えず、多くの国民はドルとかで持ってるんでしょうけど、それにしても酷い。ベネズエラと言えば南米では有数の産油国のはずで、いくら原油価格が下落したからってそんなに簡単に財政破綻するわけないと思うんだけど、いったい何をやらかしたらそうなるんだ……資源も産業も何も無いってならわかるけど…… デフレも大変だけどインフレは直でインパクトあるからなあ…… インフレこええ

続きを読む

冪等性(べきとうせい)

最近ずっと Ansible の勉強をしています。次に導入するサーバの設定を Ansible で設計・反映させる予定だからなんですが、ぶっちゃけ1台だけのサーバなら直接コマンド入力で設定した方がずっと早いし、Ansible を使う意味は限りなくゼロに近いです。でもまあ最近の環境構築ではこういう技術を使うのがスタンダードだって言うし、身につけておいたらどこかで役立つかも知れないので勉強がてらやってるって感じです。サーバを実際に設定できるようになるのはいつになることやら。 で、Ansibleを触っているとよくこの言葉を見掛けます。 「冪等性」 漢字だとわかりづらいですが、「べきとう」というひらがなであればどこかで聞いたことがあると思います。プログラミングでは割と普通に使われる単語です。

冪等 – Wikipedia

数学において、冪等性(べきとうせい、英: idempotence 「巾等性」とも書くが読み方は同じ)は、大雑把に言って、ある操作を1回行っても複数回行っても結果が同じであることをいう概念である。まれに等冪(とうべき)とも

続きを読む

RSSリーダー「Tiny Tiny RSS」を導入【#np2020】

tt-rss.png 「RSSリーダー」なんてもう絶滅危惧種なのかも知れませんが、確実に更新情報を得たい特定のブログやニュースサイトがある場合、やっぱり今でも必要だと思うんですよね、個人的には。Facebookの更新情報は並びが恣意的すぎて信用できないし、Twitterは埋もれるし。昔に比べるとRSSリーダーを見る機会はかなり減ったけれど、十分に有用だと思います。 で、今現在は、サイドフィード株式会社がかつて開発していたRSSリーダー「フレッシュリーダー」を利用しているんですが、開発が終了して9年半が経過していてセキュリティ的に不安があるし、もしソースが公開されていれば何かあったとき自分で直すことが出来ますが、フレッシュリーダーはソースが公開されていないのでそれも出来ない。長い間葛藤はあったんですけど、サーバ環境を一新するにあたってRSSリーダーも更新することにしました。使い勝手は少し変わるかも知れないけれど、まあ仕方ない。 選ぶ条件は以下の通り。

  • ソースコードが公開されている(OSSだとなおよし)
  • PHPベースのサーバインストール型
  • 複数ユーザーで使える
  • 日本語で利用可能
これが意外に候補が無くて、最終的になんとか「Tiny Tiny RSS」が見つかってこれに決めました。 Tiny Tiny RSS 要件の全てを満たしている上に、gitコマンドだけでインストール出来て設定も楽そうだったので。

続きを読む

【今日のニュースから】PanasonicがTechnicsターンテーブルの開発再開

パナソニックは、米国ラスベガスで1月8日~11日(現地時間)に開催される「CES 2019」において、テクニクス(Technics)ブランドのDJ用アナログターンテーブル新機種「SL-1200MK7」を発表した。グローバルでの発売は2019年夏を予定。地域別の発売時期は明らかにしていない。 Technicsが1972年より販売開始したアナログレコードのターンテーブル「SL-1200シリーズ」は、6世代目の「SL-1200MK6」が生産完了となった2010年まで、全世界で累計350万台以上出荷。今も世界中のクラブのスタンダードとして使われている。 新モデルの「SL-1200MK7」もダイレクトドライブ方式のターンテーブルで、伝統のアナログ音響技術と最新のデジタル技術を融合させて開発。CESにおいてDJパフォーマンスとともに披露する。

TechnicsのDJターンテーブル再び。「SL-1200MK7」夏に発売 – AV Watch
おおー。

続きを読む

「サラリーマンなんて指示された仕事をこなすだけだから楽」とその女性は言った

ニヒルな笑いのイラスト(女性)

飲食店で働くある女性が「サラリーマンなんて指示された仕事をこなすだけだから楽」(飲食はクリエイティブだからサラリーマンよりも大変、というニュアンス)と語っていたという話を聞きました。周りは怖い(または面倒)もんだから、特に反論はせずそのまま言わせてるみたいなんだけど、ものを知らずに「イキる」ってほんと恥ずかしいなあと、自戒を込めて思ったエピソードでした。無知って怖い。

続きを読む

Vagrantで複数サーバー起動してAnsibleを動かしてみるテスト【#np2020】

ansible.png

業務では前任者が選定した「Chef」を使って環境構築を行っているのですが、色々調べるに最近は「Ansible」を使うのが主流っぽいので次のサーバではそれを使うことにしてみました。概念としては、管理用のサーバを1つ用意してそこにAnsibleの設定を書いておいて、そこでコードを実行することで、更新対象のサーバに一斉に設定を反映できる仕組み、という感じですよね。なにそれやばい。しかし見たことも触ったこともないのでいまいち設定や実行のイメージがつかめない。だったらまあ、簡単な環境を作ってハンズオン(体験学習ぐらいの意味)してみればいいんじゃない? やってみた。

続きを読む