『*』 … これなんて読む?

正解は、アスタリスク。 雑学なんていう学問が流行ってるせいもあって、知ってる人も多いかも。 微妙に、『雑草という植物はない』という名言が思い出されたりしますが。 まぁそれはそれとして、何で『*』の読み方を聞くかというと、 これ、僕がDJするときに付けてるからなんですよね。 クレジットに関しては、基本的に、 デザインに関するものは、is、もしくはis/nobody。 DJするときは、is*。 で、『この、is*ってなんて読むの?』ってよく聞かれるわけですよ。 なんて読むの?って言われたってねぇ… 基本的に、『is』もそうなんだけどさ、プリンスじゃないけど、 読み方なんか考えて付けてないわけですよ。 一般的には『イズ』って読まれてるし、まぁそれで良いんだけど、 例えばそうじゃなくても良いのね、俺は。 なので、なんと読まれても良いんだけど、 まぁねぇ。。。そういうわけにゃいかんよな。 で、『is*』の呼び方の、正解はと言うと、自分的には、『イズ』。 デザインのクレジットと区別するためにアスタリスクを付けているだけなので、 別に無理して発声してもらう必要はなく。 まぁ、普段通りで良いんじゃない?と思ってるんだけど。 大体、もしアスタリスクって読むとして、 『イズアスタリスク』さん、とか呼ばれても、 まどろっこしくてねぇ。やになっちゃうよね。 と、そう思ってたら、こんな記事を読んで、 同じようにアスタリスクを使いつつも、別の呼び方を与えてる団体があることが判明。

ITmedia エンタープライズ:活路を見いだしたdb.*
第一級の技術者たちが作り上げた成果や、そこに対して行った投資を無駄にすることなく、プロプライエタリな製品をオープンソース製品として世に送り出した事例を紹介しよう。  オープンソース・データベースdb.*(デー・ビー・スター)は、その出自であるプロプライエタリ製品の消滅にもめげず、ドットコム・バブルの崩壊をも乗り越え、オープンソース製品としての新たなる道を探り当てた。
スター! つまり要するに、is*は、『イズ・スター』! うーむ、にしきのあきらみたいだな… ちょっと考え直した方が、良いかもしんない。

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Nothing leads me to.

13年間生きていた犬が死んで、昨日で1年、でした。 実家を離れて以来、会えても年に数回だったので、 そんなにすぐ側にいたわけではないけど… それでもやっぱり、確かに、心のどこかに居場所がありました。 少し、感じたのは、 実家に帰省する理由が、なくなっちゃったなぁ…ということ。 別に家族と仲が悪いわけではないけど、 相手が人間なら、電話ででも話せるし、 近況を知らせることも出来る。 ほんの数時間で、京都に来ることだって出来るしね。 でも、相手が犬だと、 会って、話してみないと、何も伝わらないんだよね。 僕はきっと、 彼女に会うために、帰っていたんだろうな、と。 今が特別、ということではなくて 去年の夏も、今年の正月も、春も、感じたけど、 実家に向かう、きっかけが見つからない。 家族に顔を見せてあげればいいじゃない、ってそれはそうなんだけど、 もちろん、そうしたら、 特に何もなくても、喜んでくれると思うけど、 やっぱりね、何とも言えない、寂しさ…手持ちぶさたな感じが、 どうしても残ってしまう。 去年の昨日、 その日はちょうど、SWITCH-OVERの日だった。 彼女が死んだ、3時頃、僕はちょうど、レコードを掛けていた。 僕が、心配と諦めを抱えながら、静かな甘い曲を掛けてるときに、 彼女はここからいなくなったんだ。 ウェラーズの、青白い光の中で、 その曲が旋律を残したまま、 フェードアウト、していくように。

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サッカーへの愛情。

[カンポをめぐる狂想曲] ケルン「ドイツへ直行」 – goo スポーツ:NumberWeb – 杉山さんは何を考えてそこにいたのか。 だいぶ時期をハズしてしまった感があるけれども、 コンフェデレーションズカップでの日本代表の戦いぶりは、 非常に玄人受けする、素晴らしいモノだった(らしい)。 僕自身は仕事の関係などもあって、試合そのものを見れていないのだけど、 サッカー先進国のメディア、解説者、監督経験者、 日本国内の(太鼓持ちやにわかではない、きちんとした目を持つ)解説者、 などがこぞって賛美を送る…そんな状況を見るのは、僕は初めてだ。 もちろん、細かいところを見れば、 決定力とか色々な面で瑕疵はあるけれども、 日本代表が提示した『日本人によるサッカー』、日本人のメンタリティ、 そうしたことが称賛を浴びたことは、素直に嬉しいと思う。 ラグビー日本代表が、長い間苦しみ続けているとおり、 『日本人らしいスタイル』というものを確立するのは一般的に非常に困難だ。 日本人のメンタリティもあって、そうしたスタイルは、結果を伴わないときには、 むしろ伴っていたとしても、欠点の一部として解釈される。 ボールを回すことは、手数を掛けすぎるとか、 スピードがあることは、フィジカル(当たりの強さという意味)が弱いとか。 サッカーにおいても、長い間、 日本人のサッカーとはいかなるモノであるべきか? という問いの答えを探すような取り組みが行われてきた。 多くの代表監督はそれにトライしたkれども、結果を残せなかった。 (オフト然り、加茂周然り…) 逆に結果を残してきたのは、日本人であることを否定する、 最低限汲み取れる部分だけを導入するスタイルだったように思う。 (岡田然り、トルシエ然り…) Jリーグでは必然的に、日本人らしさを追求せざるを得ないのに、 代表に行くとそこに迷いが生じるのは何でなんだろう? まぁそれはひとえに勝てないから、なんだが、 ジーコは、日本人の持つモノに対して、 多くの信頼を寄せてくれているような気がする。 (信頼…信用ではない) 監督未経験、というキャリアが示すとおり、 ピッチ上での指示や、マスコミに分かりやすいコンセプト、 その辺りは非常にぎこちない。 でも、もちろんあくまで結果として、だけれども、 こういう形で、スタイルが立ち上がり、それが多くの人に評価された、 そのことは非常に重要だったように思う。 ああ、表題から離れてしまった。 杉山茂樹というサッカー狂のライター。 同じ静岡出身と言うことを差し引いても、僕はこの人の文章が一番好きだ。 Numberという雑誌は、他のマスコミと比べると、少し性格が違う。 書かれている記事に要は、Number編集部の編集ではなく、 基本的にそれを書いたライターの意見、と言うことになる。 だから、この雑誌を読む上で一番重要なのは、 この記事を書いたのは誰なのか?と言うことを把握することなのだけど、 そういえば最近、杉山さんの記事がない。 日本代表一色になっているからか?よく分からないけれど、 かわりに、WEBでは、連載コラムが読める。 基本的にこの人は、日本サッカーに対して批判的というか… いや、むしろ、『日本サッカー』みたいなモノなど最初っから無くて、 良いサッカーを知っていて、後はそうではないサッカーがある、 そういう世界に生きている気がする。 だから、日本に限らず、全世界、全ての試合において、感覚が的確だと思う。 あくまで想像だが… 試合を見て感じてから、何故そうなのかを書くのではないか? つまらない人の文章の典型は… 『こうなら○、こうだと×』 というような図式を頭に入れたまま試合を見る、 その試合が良いか悪いかは、前提によって判断する、 出てくる記事も前提以上にはならない、そんな文章。 わかりやすいが、つまらない。 誤解を恐れずに言うと、 サッカーが好きな人が書く文章ではなくて、 サッカーのことを書いて食っている人の文章でしかない。

もっとも、正直に告白すれば、その一方で、僕は、ブラジルの好プレーにも、気が付けばしっかり拍手を送っていたのである。
これこそが、サッカーを愛する人間の正直な姿ではないか? モノがなんであれ、自分の中に入ってきたモノが基準を満たしていれば、 賛辞を送るべきだし、 そうでないなら、賛辞を探す必要なんて無い。 愛情を、感じる。 僕は代表監督ではないのだから、詳細な戦術レポートなんて要らない。 良い試合と、ビールが在れば満足な、普通の観客だ。 一方で、『観戦記』と銘打った観光レポートを読むつもりもない。 感じたものを、感じられる文章が、僕は好きなのだ。

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野球、ソフトボールを除外【12年ロンドン五輪】

野球、ソフトボールを除外 12年ロンドン五輪
【シンガポール8日共同】国際オリンピック委員会(IOC)は8日、シンガポールでの第117回総会で、2012年ロンドン五輪の実施競技から野球、ソフトボールを除外することを決めた。1992年バルセロナ五輪で正式採用された野球は、世界的な普及度の低さなどから支持を得られず、5大会で五輪から姿を消すことになった。ソフトボールと合わせた日本のメダル有望種目である両競技の五輪除外は、日本スポーツ界に大きな衝撃となった。 総会はこの日、現行の28競技が存続にふさわしいかを1競技ずつ投票にかけた。野球とソフトボールを含めた現行競技は、存続陳情などが功を奏し、直前の見通しでは全競技が存続するとみられていた。しかしIOC委員の投票では、野球とソフトボールだけが、存続に必要な過半数の賛成を得られなかった。(共同通信)
…2,3日前のニュースでは、すべての競技がほぼ大丈夫で、 ソフトはもちろん野球は残るだろうという話だったのに…。 世界中の人が参加するイベントでの競技だから、普及率の低さは致命的だろうけど… 少なくとも、先進国内での認知度が無いと厳しいか。 確かに、オージーボールとか、クリケットとか、 オリンピックにはないもんなぁ… ソフトボールを、本気でやってる知り合いもいるし… 野球もソフトボールも、もっと普及活動をしていかないとダメだねぇ。 ヨーロッパだとイタリアぐらいしか俺、知らないし。 柔道みたいになれば、きっと復活できると思うんだけど。 …残念だ。

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携帯電話におけるローカルな状況。

携帯電話について語られるとき、よく指摘されるのが、 日本は、特殊性を進歩的と履き違えていることがある、ということ。 例えばUIにしても、自分たちが慣れていないからグローバルなものはダメだ、 等という論調が多いのは、結局はただ習慣に固執しているだけで、 実際には、もっと技術の熟成が進めば、プラグインの開発など、 ソフト面でより柔軟な開発が出来るようになるわけで、 自らをベストと言うような姿勢はいかがなものか…(以下略) というようなこと。 ああ、出典は記憶が曖昧なので、揚げ足とらないで下さいね。 そんなことは誰も言ってない、根拠を述べよ、なんていう発言が 恥ずかしくらい、だとは思います。 んで、まぁ別にどうだっていいんですけど、 例によって、ITMediaを見てたら、 『携帯メーカー・キャリアに望むこと10カ条』と言うコラムが掲載されていまして。 筆者のGrace Aquino氏(PC World.com)が、 現在の携帯電話に対して、10の提言をしていました。 10カ条ってのは以下の通り。

1. 全体的に性能を改善してほしい(もっさり感) 2. 特に音声通話に関して、ネットワークのカバー範囲を改善してほしい 3. キャリアのサーバで全データをバックアップしてほしい 4. GSM携帯のロック解除を簡単にしてほしい 5. スピーカーとマイクを強化してほしい 6. ユーザーインタフェースを簡単にしてほしい 7. USBポートをつけてほしい。USBケーブルも 8. Bluetoothのあらゆる機能を有効にしてほしい 9. 端末にモデル名を書いてほしい 10. 設計を改善してほしい
まぁ、どれももっともな提言なのだけど、 記事をよく読むと、そのうちの半数くらいは日本では解決されている。 例えば、7,8は、3G端末では搭載されてきているし、 9は、多くの端末で実現されている(海外と違って、キャリアベースな 開発だからかもしれないが) 1は、ああ、もっさり感ね、と思うけど、文章中、
わたしがテストした携帯電話の多くは、番号を入力するときに、ほとんどスローモーションで電話をかけているような感じになる。
とあって、我々日本人が感じているもっさり感とは 程度が違うということが分かる。 僕らのもっさり感てさ、何か機能やメニューを呼び出すときだよね。 2に関しては、もちろん日本という狭い国土のおかげもあるが、 地上地下問わず殆どの場所で、電波入るでしょう。 まだ3Gは厳しいかもしれないけど、 入らないことにびっくりするような環境にはなっているんじゃないか? 4は日本とはシステム的な違いがあるので省略。 3、5は確かにもっともなんだけど、 えーと、機種の問題で音声通話が困難、っていう状況にぶち当たったことはないなぁ。 大抵は電波の問題であって。 会社で使ってるIP電話が、びっくりするくらい聞きづらくて、 正直、また安物買いでだまされてるんじゃないかと思うけど、 それに比べれば携帯の通話なんて十分すぎる。 6は…賛否両論だけど、見た感じ、海外の端末の方がよりPCチックな気がする。 どうだろうね、日本の携帯は決して、 ビジュアル的に先進的なインターフェイスではないかもしれないけれども、 使いやすさという点ではわかりやすいんじゃないだろうか。 まぁ、この点は改善の余地もあるだろうから、 (そして慣れ…という問題もあるから) 日本を持ち上げるのはよそう。 ただ、外国人も、海外キャリアのUIに満足しているわけではない、ってのは、 大事な意見かと。 最後に10。 確かに、設計は日本でもまだまだ、改良の余地がありそうだ。 Grace Aquino氏の、側面に音量調節ボタンを、というのは良いアイディアかもしれない。 (ポータブルラジオの音量調節ダイヤルを想像した) でもなぁ、鞄の中に入れてて、 電話が鳴って受けたら音量最小とかありそうで心配だ(笑) まぁ、これをピックして何が言いたいかというと、 別に特にこれと言ってないけれども、 ああ、日本の携帯はやっぱり、一世代分くらい進んでるんだなぁ、と思った次第。 あながち、日本人がこだわりすぎ、ということもないんじゃない?とね。

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