「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2023年10月のデータを掲載)

国会議事堂
内閣支持率のグラフを更新しました






使用データ

NHK世論調査 内閣支持率 | NHK選挙WEB



内閣支持率



43% → 38% → 33% → 36% → 36%

内閣改造が行われましたが見た目地味だったこともあってか支持率には特に影響がありませんでした。世論調査の個別の質問への回答を見て行くと、


支持しない理由では「政策に期待が持てないから」が56%、「実行力がないから」が20%、「人柄が信頼できないから」が10%などとなりました。

(中略)

岸田内閣の発足から2年がたちました。

この間の内閣の取り組みをどの程度評価するか尋ねたところ、「大いに評価する」が2%、「ある程度評価する」が38%、「あまり評価しない」が39%、「まったく評価しない」が15%でした。

(中略)

政府は、物価高対策などを盛り込んだ新たな経済対策を、10月末をめどにとりまとめる方針です。

対策の効果に期待しているか聞いたところ、「大いに期待している」が6%、「ある程度期待している」が32%、「あまり期待していない」が41%、「まったく期待していない」が16%でした。

内閣支持率変わらず 女性起用は 統一教会解散命令は 世論調査 | NHK | 内閣改造


となっていて、全体的にやってることが評価されていないか、期待されていないという結果になっています。まあ、、岸田さんが悪くしたわけじゃないけど生活費が上がってるのは事実だからなあ。ただ岸田さんが増税ばっかりやってるってのは濡れ衣なんじゃないのかなと個人的には思います。検索するとめっちゃ煽ってる人見つかりますけど、


今回は2023年8月1日時点で判明している情報をもとに、政府が計画している13個ものステルス増税を年度別にまとめました。どれだけ負担が増える可能性があるのか、ぜひ今からしっかり確認しておきましょう。

【2023年最新】岸田政権が計画する13のステルス増税!ターゲットはサラリーマンと高齢者? | 不動産投資の基礎知識 | 不動産投資TOKYOリスタイル


中身見てみると森林環境税とか後期高齢者医療保険とか別に岸田さんのせいじゃなくね?だからといって岸田さんを支持するとはなりませんが、要は経済政策をきちんとやって欲しい or やってるよっていう姿勢を見せて欲しいって感じですかね。やってダメならまだ我慢出来るけど、「今は何も出来ないから静観します」みたいな感じだと「お前」ってなりますよね。そんな感じ。外交問題を中心にご本人は頑張ってると僕は思うんですけど、でもやっぱりなんというか外務大臣でよかったんじゃねえのと思ったりもします。器ですかねえ。


次の首相を誰がやっても別に構わないんですけど、上手いこと国民とコミュニケーション取れる人であって欲しいですね。ポピュリストがいいということじゃなくて、全てを明らかにしなくとも知りたいと思っていることだけでも先回りして言及してくれるような感じだと、「まあもう少し頑張るか」ってなるわけで。最終的に意味が薄かったとしても「アベノミクス」とかね。一定期間(メンタル的な意味で)元気に生きていけましたしね。そういうモチベータータイプの人が首相になって欲しいなと思います。安倍さんの任期が長かったことの反動なのか、最近、実務的な人ばっかり続いたのでね。

そんな人材が自民党にいるのかどうなのか、仮にいたとしてその人が党内政治で総裁までのし上がれるのかは知りませんけども。



政党支持率



先月に比べて支持なしが減って自民党がぐっと盛り上がりました。これはきっと内閣改造のせいでしょうね。こういう機会があると自民党の色んな議員にスポットが当たって、僕ら素人が知らなかった実力者がいることが見えるようになりますし、そうなると支持率も上がるという。もちろん時間とともに漸減なんですけど。


政党支持率(野党)



一方、野党はというと。

立憲民主党と日本維新の会が、支持率野党1位を巡ってここ数ヶ月争っています。今月は僅差で立憲民主党の勝ちでした。この2党は今選挙やってもそこそこ議席は獲得出来るだろうなという感じです。ただ別に風が吹いているわけでもないので、立憲民主党泉代表の「150議席取れなかったら辞任」は今のところちょっと難しそうかなと。


立憲民主党の泉代表は、次の衆議院選挙で150議席を獲得できなければ代表を辞任する考えを示しました。党内では、支持率が伸び悩み、野党連携も見通せない中で獲得は容易でないといった声も出ています。

立民 泉代表「衆院選150議席未達なら辞任」発言 党内からは… | NHK | 選挙


聞いた話では最近、枝野さんが復権に向けて準備運動を始めてるとかいうことなので、再び枝野時代が来るのかもしれないですね。中身はともあれ、会見的には岸田さんより信頼されそうだしなあ。大震災後の会見の印象なんでしょうけど。


両党以外で言うと地味に国民民主党が伸びてきているのが気になりますね。共産党に迫るほどではありませんが、泡沫政党からは抜け出しつつあるように見えます。イデオロギーにこだわる立憲民主党に比べて柔軟そうに見えるのがいいんですかね。柔軟なのは(熱心梨地が多くないという意味で)諸刃の剣ではありますが、金はあるらしいからなあ。次の選挙で意外に伸びるかもしれません。知らんけど。



以上、今月の内閣支持率、政党支持率まとめでした。



注記
旧民主党の政党支持率をそのまま国民民主党が引き継いでグラフにしてきましたが、全盛期の旧民主党の支持率と現在の国民民主党の支持率があまりに乖離しているため、実質的な国民民主党の結党を2018年5月としてそれ以降の支持率をグラフに採用するように変更しました。

なお正確に言うと現在の国民民主党は2018年5月結党の旧国民民主党が主体となって2020年9月に結党されたもの、同じく立憲民主党も2017年5月に結党された旧立憲民主党が母体となって2020年9月に結党されたものですが、このグラフでは便宜上、新旧両党を一体とみなしてグラフ化しています。