「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2019年3月のデータを掲載)

国会議事堂

内閣支持率のグラフを更新しました。

年が変わるとNHKのサイトURLが変わってしまうので、確認が漏れてしまうんですよね。
というわけで2019年初の内閣支持率・政党支持率グラフレポートです。


使用データ

政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所



内閣支持率



43→44→42


お世辞にも「失策がない」とは言いがたい状況なんですが、それでも支持率は全く動きませんね。「反安倍」と言われる人たちの言動がたまにTwitterやFacebookで流れてきて、まあ品がないというか、人格攻撃、殺害予告、こじつけや事実のねつ造など何でもありなんですが、それだけやっても特に支持率が動かないということは、国民に届いていないというかそういうことに頷くほど国民もアホではないということなんだなあ、ノイジーマイノリティってことでただうるさいだけだよなあと思うわけですが、それはそれとして事実として上手く責任の分散をしてるよね安倍さんはと思うことはあります。

例えば官房長官であったり、文化庁であったり、経済産業省であったり、閣僚であったり、責任の所在を持ち回りにして誰か1人が被って批判の矢面に立ち続けると言うことが無いようになってるというか。周りが疲弊していると安倍さん本人が出てって矢を全面に浴びて、良いところで引っ込んで交代。矢が不足しているときに諸葛亮孔明が取った、藁人形を人間に見立てて弓で射させる策略を思い出します。全然関係ないけど。

沖縄の基地問題があったり、米朝会談があったり、もう少しなんかこう数字動くのかなと思ってたんですけど、びっくりするぐらい動かないですね。このまま4月の統一地方選挙、夏の参議院選挙へと進んでいくんでしょうか。状況が変わらなければ自民党が圧勝だし、安倍さんは続投だよなあ。いつまでやるか知らんけど。

国民のほとんどがトラウマになっている「悪夢の民主党政権」、あれってほんとに日本の政治史に影を落としてるよなあと思うわけです。国民民主党や立憲民主党、旧民主党の方々がどれだけ「良い政策もたくさんあった」と声を荒げたところで、大混乱の中成果がなく二度とそこに戻りたくないと国民が思っているのは事実なわけで、民主党政権の失敗のおかげで自民党以外に政権を渡すことに人々が慎重になってるという面はあると思うんですよね。もう一度「やらせてみてください」はねえぞと。あと何十年かは変わらないんじゃないかなあ。

伝統的に自民党には数を優先して人を受け入れる良く言えば「器の大きさ」(悪く言えば「節操の無さ」)があり、ややもすると一党で与野党化しがちなので、自民党に合流して中からぶっ壊すというのはありだと思うんですけどね。なんかそういう面従腹背みたいな、度量がデカくて腹黒い政治家出てきませんかね。



政党支持率



てっきり立憲民主党主導で今後の選挙を戦っていくのかと思っていたら、立憲民主党と国民民主党とで主導権争いをしてるんですね。立憲民主党が社民党と統一会派を組む一方で自由党との合流は断り、自由党は国民民主党と統一会派を。立憲民主党は政策的にはっきりさせたがってる感じなので相手を選んだってことなんでしょうけども、喧嘩せずに選挙協力だけはするみたいな方針でいけなかったんですかねえ。なんか揉めてるみたいですけど。枝野さんのこの方針でどれだけ数を集めて戦えるのか、注目したいと思います。万が一突き抜けることがあると面白いことになりそうなんですけどね。

ただ、支持率上がらないんだよなあ……選挙近くなったら変わるかな。



以上、今月の支持率チェックでした。