「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2022年2月のデータを掲載)

国会議事堂
内閣支持率のグラフを更新しました






使用データ

NHK世論調査 内閣支持率 | NHK選挙WEB



内閣支持率


49% → 53% → 50% → 57% → 54%

前月に比べると漸減ではありますが、安倍さんの政権後期(2017年6月以降)や菅さんの政権全般において支持率が5割を切っていたことを考えると、依然高い水準を保っているといえそうです。個人的には何を評価したら良いのかいまいちよくわからない感じが強いんですが、逆に言えばこれといって支持しない理由もないのでそんなもんかなあという気はします。今後の新型コロナウイルス・オミクロン株以降の対応や、外交問題への対応などによって変わってくるんだろうとは思いますが。

今のところの見た感じでは今年の夏の参議院選挙は与党の圧勝で終わりそうなので、少なくともあと1年ぐらいは岸田政権で安定……という感じで良いんですかね?新型コロナウイルスの影響で止まっていた世界が一気に動き出しそうな局面でもありますし、各方面素早い決断と展開が必要な状況になりそうなので、下らないスキャンダルで審議が滞ったり、本来的でない議員時間の使われ方がされたりしないよう願うばかりです。


今考えても安倍さんの時代の議員の生産性の低さは異常だったよなあ。与野党ともそういう戦略だったんでしょうけど、金返せって感じです。そんな空騒ぎするために税金払って議員雇ってるわけじゃないぞっていうね。



政党支持率



岸田さんの内閣支持率が高水準で安定していることもあり、自民党の支持率も高水準を保っています。何より特筆すべきは「支持なし」の割合の低さで、これは安倍さんの政権初期(2015年初頭頃)と同じようなレベルであり、国民からの期待を広く集めているということなのでしょう。また「支持なし」が減っているのは立憲民主党と日本維新の会がその受け皿になっているとも言えます。

政党支持率(野党)



意外ていうと失礼なのかも知れませんが、日本維新の会がいまだに5%以上の支持率を保っていて立憲民主党と野党第一党を争ってるのはなかなかに面白い展開です。まあ、立憲民主党の攻撃もあって道連れ的に徐々に印象を悪くしている感も否めませんが、立憲民主党は立憲民主党で夏の参議院選挙で与党を叩くために誰と共闘するのか、共産党と共闘するのかどうなのかについて内輪揉めもあってブレまくっていていまいち効果的な攻撃が出来ていないように見えます。それどころか国会対応で日本維新の会と協力すると取られかねないこともしちゃったりして、何が何だか。

共産党は共産党で2015年12月をピークに徐々に支持率が下がる状態から抜け出せず、かといって離れようとする立憲民主党にこだわればこだわるほど白けた感じが否めず、いまいち勢いがない。共産党の古くささは今の「普通の」若い人には受けないだろうしなあ。トップから末端までのあらゆる政治手法、連携する市民団体の使う単語から発声の方法までとにかく古くさいんでね……いつまで安保闘争するんですかねっていう印象を拭わない限り、もう無理なんじゃないですかねー。知らんけど。


岸田政権発足から5ヶ月経っても一向に安定できない野党に不安を感じますが、なんとか夏の参議院選挙までには足元固めてもらいたいと思う次第です。安倍さんみたいに岸田さんにも調子乗られると面倒くさいからなあ。頑張ってください。


今月はこの辺で。