「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2022年11月のデータを掲載)

国会議事堂
内閣支持率のグラフを更新しました






使用データ

NHK世論調査 内閣支持率 | NHK選挙WEB



内閣支持率



59% → 46% → 40% → 38% → 33%

止まらないですね。


歴代の支持率の推移を見てみると40%というのは割と重要な境目でありまして、40%を割り込んで30%台が続くと辞任が取り沙汰されるようになってきます。最後まで支持率40%以上を維持出来たのは直近25年間では小泉純一郎元首相が唯一の例で(ただし就任1年後の2002年6月に1度だけ39%を記録している)、それ以外の内閣については比較的安定して支持されていた安倍晋三元首相も含めて概ね「支持率40%以下」が内閣終了への黄信号です。

「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2022年9月のデータを掲載) – NOBODY:PLACE


率直に言うともう手遅れ感がありますが、内閣はあんまり気にしてないのが不思議です。挽回する見通しでもあるんでしょうかね。


(朝日新聞社の世論調査で岸田内閣の支持率が初めて4割を切り、発足以来最低の37%だったことについて)世論調査の数字に一喜一憂はしないが、一般論として、世論調査に表れた国民の声を真摯(しんし)に受け止め、政府としての対応に生かしていくことが重要だ。

内閣支持率30%台 官房長官「一喜一憂せず、緊張感持ち取り組む」 [岸田政権]:朝日新聞デジタル


何かがあったと言うよりは、発足以来の失望が積み重なってこういうことになってると思うので、急に何か手当てして良くなるってもんじゃないよねえと思うんですけど、政府のみなさんはそうは思ってないってことかなあ。まあ、今まで何もしてないぶん何か1つでもやったら十分な実績になるような気もしないでもないですけどね。


今後の状況を見守りたいと思います。



政党支持率



内閣支持率は劇的に下がってるのに自民党支持率は上がってるの、凄い不思議なんですよね。もちろん答えはわからないことはわかった上で夢想するに、国民は岸田さん以外の首相候補が自民党にいて、その人なら何とかしてくれるっていうことを考えてたりするんですかねえ……河野太郎さんとか?うーん。まあ、野党よりは良いかなあ。


政党支持率(野党)



全体的に「支持なし」が減った分、各野党に支持率が振り分けられた感じです。良く言えば安定してる、悪くいえば動きがないという感じでしょうか。自民党に失点が付いてるにもかかわらずこの状況というのが野党のツラいところですね。

思い出すのは自民党が野党になってた時の自民党総裁だった河野洋平さんのこと。河野太郎さんのお父さんに当たる方です。今までライトを浴びてた自民党の総裁に上り詰めたのに下野したことでまったく光が当たらず、自民党が与党に復帰したときには次の首相を橋本龍太郎さんにさらわれるというなかなかにかわいそうな方だったんですが、なんかね。野党第一党って基本的にそういう部分ありますよね。


今後岸田政権がどうなるのか先は見えない状況ですが、多分岸田さんが辞めるにしても自民党内で回すことになるでしょうし、立憲民主党に出番がないのは変わらないでしょうね。。決められない岸田さんを放置するとぐだぐだになるだけなので、なんとか立憲民主党にネジを巻いて欲しいとこです。頑張っていただきたいですね。


今月はこの辺で。