牛すじとメンブレン

昔はおでんに入れてたけど最近はあんまり入れてない牛すじ。たまには入れてみようかなと思ってスーパーで見てたら精肉コーナーではなくいわゆるおでんコーナーにある牛すじに「メンブレン」て書いてあるのに気付きました。なんだろう、「メンブレン」て。「メンブレン」っていうとキーボードのイメージしか。






精肉コーナーにある牛すじはこんな感じ





普通に「牛すじ」としか書いてませんねえ。



キーボードの「メンブレン」てこんなの

メンブレン

メンブレンは、キートップの下に、ラバードームがあるタイプです。 キーストロークが長いので、しっかりとしたタッチ感を好む方におすすめです。 デスクトップのパソコンに付属のキーボードに多くこのタイプが採用されております。

メンブレン、パンタグラフとは何ですか?


構造の違いかな。ちなみにノートパソコンのキーボードでよく採用されてるのは「パンタグラフ」らしいです。



牛すじには3種類ある

1. アキレス腱(腱)
脚の腱そのもので、大きい円柱状。ほとんどがスジの部分で脂身は少ない。スジ肉で最も美味とされるが入手が難しい地域もある。九州では一般のスーパーでも販売されている。

2. スジ(筋)
肉を各部位に切り分ける時、下処理で肉に付いている余分な筋を取り除いて集めたもの。細切れになっているものが多く、肉とされる部分も多く付いているが、処理されていない脂身も多く付いている。

3. メンブレン(膜)
ハラミの外側についている膜状の部分を剥がしたもの。白い板状になっており、処理時に脂身を付けたままにしたものもある。コンビニエンスストアなどで販売されているおでんに使われることが多い。また、食品の原材料名に「ハラミ」と記入されることもある。

スジ肉 – Wikipedia


これを見た感じだと精肉コーナーで売ってる「牛すじ」って分類的に言うと「スジ(筋)」のことなのかな。名前も「スジ(筋)」だからこれがほんとのスジなのかも。ということはおでん材として売られている牛すじと精肉コーナーで売ってる牛すじは正確には別物なんですね。「スジ(筋)」は出汁がたくさん出る一方で時間が掛かるらしいでので、「メンブレン」の方がお手軽なのかな。



次のおでんは良い牛すじを入れてみましょう

奥さんが牛肉が苦手なのであんまりがっつり味が出るのはダメだと思うけれど、牛すじ自体は好きみたいなのでちょっと良いやつ選んで入れてみましょう。まあ値段全然違うけどね……国産黒毛和牛のスジが100g298円。それだけ聞くと凄い高い気がするけど、おでん材として売られているカネテツのメンブレンは72gで560円。100g換算で778円。えっめっちゃ高い!まあスジは手間掛かりますからねーその値段が乗ってるんでしょう。

アキレス腱が見つかるならそれも使ってみたいけど(めっちゃ出汁を吸って良い感じになるらしい)、まあ見つからないので、良い牛すじを買う方向で。何が良いかな。