「尿酸値の7~8割はプリン体の摂取量ではなく体重の増減で決まる」へー

健康診断の結果を見ている人のイラスト(笑顔)
ここ何年かの健康診断で尿酸値が基準値に比べて高めに出ていて、痛風にはなっていないものの気をつけなくちゃいけないと思っています。基準値が「2.1~7.0mg/dL」であるところ、2018年度が「7.9」、2019年度が「8.5」、2020年度が「7.8」でした。






対策して改善はしたものの

尿酸値改善のために毎日の水分摂取量を増やしたり、ビールの飲酒量を一時控えたりしました(夏になって戻った)が、効果があったのかなかったのか。2019年度に比べて2020年度が改善したのはそのためだと思っていますが、なーんとなくその日の体調次第で1ポイントぐらいは上下しそうな気がするんですよね。基準値を多少上回っても気にすることではないし、基準値を多少下回っても安心出来ないんじゃないかと。つまり2020年度の改善具合は誤差。


水分の摂取量が少ないんじゃないか – NOBODY:PLACE
健康診断(生活習慣病予防健診) 2020 結果編 – NOBODY:PLACE



「尿酸値の8割程度は摂取するプリン体が多いか少ないかではなく体重の増減によって決まる」

そんなことを思ってたら、ふと調べた資料にこんなことが書いてありました。


体重が増えると尿酸値が上がり、体重が減ると尿酸値は下がります。尿酸値の8割程度は摂取するプリン体が多いか少ないかではなく体重の増減によって決まると言われています。そのためどんなに摂取するプリン体を減らす努力をしても体重が増えてしまえば、尿酸値は増加してしまいます。体重が増えると尿酸が増える理由は次の2つになります。

(1)体重が増えるとエネルギー消費が増えます。エネルギー消費が増えるとエネルギー消費の燃えカスである尿酸も増えることになります。

(2)体重が増えると血糖をさげる物質であるインスリンが過剰になります。インスリンは血糖を下げる作用だけでなく、腎臓でのナトリウム再吸収を増加させ、これとともに尿酸も再吸収するため、尿酸の尿中排泄を低下させてしまいます。そのため、体重増加でインスリンが過剰な状態になると尿中への尿酸排泄が低下し尿酸値が増加すると言われています。

高尿酸血症 | 医療法人社団仁智会


えっ、マジで。

水分を摂ろうがプリン体を摂らないようにしようが、体重が増えてたら尿酸値は上がっちゃうらしいです。「プリン体ゼロ」だとか「ビールより焼酎」だとかそういうのは言わば欺瞞だってことですね。痛風対策のためには、そんなこと良いからとにかく痩せろってことらしいです。身も蓋もねー。


いや待てよ、逆に言えば今僕はかなり体重を減らしています。2020年度の健康診断時の体重は72.0kgでした。これを書いている今時点での体重は63.9kg。8.1kgも体重減ってるわけなので(-11%)、もしこれがほんとなら尿酸値はだいぶ減ってるっていうことになるのではないか……なんつて。ちょっと期待しています。



懸念してるのはランニングが与える様々な影響

「ランニングをすると尿酸値が急激に上がる」といわれています。それが恒常的な尿酸値に影響を与えるかどうかはわかりませんが、ランニングを習慣としているといろいろ健康に悪影響もあるので(一番顕著なのは貧血)、もしかしたら何かあるのかなとも思ってます。それに関してはまた改めて調べましょう。



今年後の健康診断は年明け(予定)

フリーランスになったことで協会けんぽから国民健康保険に変わり、協会けんぽの健康診断から国民健康保険の人間ドックに変わる(国民健康保険の健康診断は項目数が少ないので)んですが、まだ予約を取ってないのでいつ行けるかわかりません。ただまあ年明けには行けるんじゃないかな……と思ってます。てか、年末は混むから早めに予約しなくちゃいけないのに忘れてた。近々に予約します。

さてどうなるかなー。