「龍が如く7 光と闇の行方」をクリアしました。

龍が如く7
プレイを始めたのが7/26、クリアしたのは9/8なのでクリアするまでに1ヶ月以上掛かってしまいました。思った以上にボリュームありました。楽しかったなー






プレイ時間は約100時間でした

「龍が如く6」が45時間だったことを考えると大幅にプレイ時間が延びました。「龍が如く5」のときは1周目だけで95時間掛かりましたが、あれは主人公が複数いてサイドストーリーもあってとにかくボリュームがでかかったので時間が掛かるのもわかる。でも今回は主人公1人だ、サブストーリーが多いわけでもない、時間が掛かるミニゲームもないし(会社経営もそんなに重くない)、マップは3カ所あるけどやりこみ要素があるのは異人町だけで他の2カ所(神室町と蒼天堀)にはない。飲食店のメニュー制覇すら実績にならない。

じゃあなんでこんなに時間が掛かったのかというと……ひとえにストーリーがボリュミーだったからということなんでしょうね。新しい主人公と言うことで春日一番の自己紹介も兼ねてるし、その中で過去作との繋がりやその決着を見せつつ、春日一番自身のストーリーも展開させなければならないわけで、いやまあね、長かったですよ。いろいろあった。序盤でホームレスやって小銭漁ってたのなんてすっごい遠い過去に思える。当時はもしかしてアイテムひとつ買うのにも缶ごみを延々拾わないといけないのか……なんて思ってましたよ。まさか程なく会社経営で億単位で金を稼ぐ社長にまでなるなんてなあ。すげえな一番。


龍が如く7



RPGは違和感ありませんでしたが、でも正直面倒ではあった

アクションゲームからRPGゲームに様変わりした本作でしたが、ぶっちゃけ違和感はあんまりありませんでした。コマンド入力後のアクションがすごくスムースでストレスがなかったからかな。コマンド入力は今までのアクションでのコマンド入力が自動入力されるようになった程度の感じ。楽しさは違うんだけど、楽しいことに変わりはない。

ただなあ、自分の上達が実感出来るアクションと違ってコマンド入力式の戦闘はやっぱりダレるんですよね。いつもだいたい同じだし、考えながらコマンドを入力していくのがだんだん面倒くさくなってきて。最後の方はほぼほぼオート進行でした。オート進行にしておくとちょっとした状態異常でも薬使っちゃうので、万能薬は買わないようにしたりとかね。ボス戦とか厳しい戦いは手動で楽しんでやりましたけど。「MOTHER」にあった、レベル差の大きい敵との戦闘は一瞬で終わるシステムは革命的だったんだなあ。雑魚戦を回避出来るアイテム(鬼子母神のお守り)を出すぐらいなら、あのシステム導入して欲しかった。「MOTHER」以外で見たことないけど。



サブストーリーは薄めだけど、やること多いからちょうど良い

サブストーリーは少なめで、キャバクラ関連、ミニゲーム関連も含んでるのでかなり少なめです。そうなんですが、バイトヒーロー関連のミッションがとにかく多くてね。それこなすので必死なのでちょうどよかったです。これでサブストーリーが盛り盛りだったらちょっとやりきれない。

でも蒼天堀と神室町にもなんか欲しかった

ただねー、上でにも書きましたけど、サブストーリーも異人町だけなんですよね。蒼天堀はバトルアリーナと近江連合本部、神室町は最後の決戦のためだけに街全体が描かれている感じ。いやまあ確かにストーリーの重心はどこか?と考えるとそれも解るんだけど、せっかく街をまるっと作ったんだからもうちょっと遊べる要素を配置してくれても良かったんじゃないのかな。

蒼天堀で言えば釣りがあっても良かっただろうし、ステイルでダーツが出来ても良かった、現存してる「フォーシャイン」で遊びたかった。神室町で言えばニューセレナでもうちょっとなんかあって欲しかったし、秋山さんや花屋はどうなったのか気になる。あんなやる気満々の警視庁総監がきちゃって亜細亜街もなくなった谷村さんは大丈夫なんだろうか。神室地下ダンジョンは今まで通り児童公園入口でも良かったのでは?

結局は開発ボリュームの問題なんだろうなと思うし、異人町だけでお腹いっぱいなんで別に良いんだけど、せっかく出すからにはもうちょっとなんか欲しかったな。







「せっかく出すからには」と言えば

常連客向けなんだろうけど、過去の登場人物がでてきたのは熱かった。真島の兄さんと冴島さんのコンビとの戦闘も熱かったけど、予想してなかった桐生ちゃんの登場もかなり熱かった。しかも戦闘になってその上マジで強い。もちろん「龍が如く6」のラストで生きてることはわかってたけど、まさかこんな近くにいるとは思わなかった。今後は兄さんと冴島さんがやるカタギの会社で働くことになるんだろうか?







なんとなーくヤクザが消滅していく展開の日本になってて、こんなんで続編出せんの?もしかしてこれで終わり?名越稔洋さんが中国のゲーム会社に移籍するっていう報道もあったりして、もしかしてこれで終わりなのかなあという寂しさも感じつつ、せっかくかなり良い印象で登場した春日一番なんだから、オンラインだけでなくコンシューマ向けナンバリングタイトルでも引き続き活躍を見続けたいなあと思っています。その中で、桐生ちゃんとか兄さんとかの活躍も垣間見れたら嬉しいなあ。蒼天堀に行ったら道路工事してるとか、そんなんでもいいから。












あと、どうでもいいけど開発チーム、権田原組長好きすぎやろ。どんだけ登場さすねん……まあ、僕も嫌いではないけど(笑)







2周目は?

2周目やるつもりです!今までの流れを踏まえて、最も難しいモード「EX-HARD」モードで2周目を開始しました!

開始したんですけどね。

「EX-HARD」モードがえげつなくハードモードすぎ

もうね。やばすぎ。Lv77で、雑魚敵に体力の1/3削られるんですよ。イベント戦なんかやってられないです。あかんこれはレベル上げが必要や、と思っても「横浜地下ダンジョン」が利用出来るようになる前に詰みます。これはあかん。問題は攻撃力は武器を改造することで上げられるのに対し、防具の改造が出来ないせいで守備力はステータスを上げるしかないってことなんですよ。最終、蒼天堀でステータスアップ本マラソンをしなくちゃならないらしくて、さすがにそれは無理……

「クリア後データ」でレベル上げが必要です

というわけで、2周目に入る前に「クリア後データ」でレベル上げが必要です。「クリア後データ」で再開するとファイナルミレニアムタワーが解禁されるので、そこでレベリングと金稼ぎをしつつ、強化して、良いところまで強化出来たら一旦ゲームをクリアしてまずは「HARD」モードでゲームを開始。それをクリアしたあとにレベルをカンストして、「EX-HARD」モードにトライ。そんな感じ。やるかどうかは決めてませんが、先は長い話だなあ……とりあえず、「クリア後データ」で再開はしてみましょうかね。

追記(2021/09/14)

クリア後モードではファイナルミレニアムタワーがあるんだから、改めてクリアって出来ないですよね。ということは、クリア後モードでレベル上げしてもそれを2周目に引き継げるわけじゃないってことか?多分そうですね。検証してみますが、もしそうなら2周目は「HARD」で始めてそこで限界までレベリングしてクリアし、3周目で「EX-HARD」突入ってことでしょうか。マジか。

最終的なプレイ時間は何時間になることやら……





まとめ

主人公もゲームジャンルも変わって正直不安もありましたが、結果的にかなり面白いゲームでした。「龍が如く6」は余裕で超えてる、一番好きな「0」「極」ほどではないけれど、シリーズの中ではかなり上位に来るでしょう。虎落としの爽快感がなくなったのは惜しいけど、それもいずれ解決策を提示してくれると信じてます。

良い仕事でした。ありがとう!!