距離をたくさん走れば良いってもんじゃないですし、実際走っているペースはかなりゆっくりなので、250km走ってるからと言って距離走のタイムが良いわけでもなんでも無いんですけど、個人的にそれだけ走れると言うことそのものが健康のバロメーターになっているので、良かったかなと。
(上のグラフでは「265.4km」となっていますが、これはウォーキングを含めた距離です)
9月の目標は
先月立てた8月の目標はこんな感じでした。- 怪我をしない
- ランニング単独で200km
- 月内2回の20km走(またはLSD)
- 月内1回のインターバル走
最優先事項だった「怪我をしない」については、後半両太ももに張りを感じながらのランニングが多かったので、ある意味では「怪我に繋がらない範囲で留められた」とも言えますし、全力で走れないという意味では「万全の状態を保てなかった」とも言えるかなとも思います。ただここでの「怪我」は夏によくある調子に乗って飛ばしすぎての炎症とかそういうことなので、そういう点ではまあ怪我せず走り切れたかな。
その下3つに関しては200kmはクリア出来たものの、20km走とインターバル走に関しては太もも裏を痛めかけた(そして大事を取った)ことが影響して実施出来ませんでした。まあ、深夜でも30℃近い中で20km走るというのはなかなかにツラいので今月に関してはやらなくて正解だったかも知れませんが、インターバル走に関してはやってみたかったな。来月は是非やってみたいですね。
そういったことを踏まえつつ9月の目標はこんな感じ。
- 怪我をしない
- ランニング単独で250km
- 月内1回以上の20km走(またはLSD)
- 月内1回以上のインターバル走
今現在はリハビリ中という位置づけで、jog以外のメニューを組んでいないんですが、そろそろ調子も上がってきたことですしビルドアップやインターバル走などのスピードトレを取り入れつつ、距離面でも20km、25kmぐらいのロング走を取り入れて行ければ良いかなと。次のシーズンもどうやらマラソンレースは軒並みオンラインになりそうな気配ですが、2022-23シーズンにはレースが復活できることを祈りつつ、そして年齢を重ねてもタイムを伸ばしていけることを信じつつ、研鑽を積むだけです。
ま、走ること自体が楽しいんで走ってるだけなんですけどね。ほんとは。
毎日走るようになったきっかけ
東京オリンピックを最後に引退した、僕が大好きなランナー大迫傑さんの書籍を先日読んでたんですよ。最新刊も買ってあるんですが、読んだのは既刊のこっち。その中で「走らない理由を探さない」「ランナーなら痛みは必ずあるし痛まない範囲で走りながら治す」といった感じのことが書かれていました。ランナーではない人にとってはある意味で精神論にも取られかねない表現ではあるんですけど、でもそう言われてみれば確かにそうだと納得できる部分もあり。なんでしょう、痛みにも色んな種類があって、動かせば動かすほど悪化してしまう痛みと、一定以上の負荷を掛けると悪化するけどそれ未満であれば特に影響がない痛みとあるんですよね。前者のような痛みは休むことでしか治しようがありませんが、後者は違う。レースゲームなんかで良くあるような、一定時間エンジンに負荷掛けるとオーバーフローしてしまうけど、定期的に負荷を抜いていけばずっと最高速で走って行ける的な。そして痛みのほとんどは後者です。
今までも自分の体と会話しながら走ってきたつもりでしたけど、痛みと会話したことはあんまりなかったです。走ることを諦めることが多かったので。これを読んで以来それを止めて、体と相談して痛みが残らない範囲の負荷(ランニング中は主にペース)を掛けて走ることで、体に多少の問題があっても走り続けることは出来るということを学びました。今現在僕は両太もも裏に若干の炎症を抱えていますが、体と相談しながら走り続けることで大事に至ることなくまた休むことなく走り続けながら治すことが出来ています。今までは、痛みが生じるのは自分の何かが悪いせいなんだと思っていましたけど、ランナーならみんなどこか痛いって聞いてちょっと安心しました。ですよね。通常掛けないような負荷を掛けてるんだから当たり前ですよね。
大迫さんが見ている風景はトップランナーのそれで、僕とはまったく違うわけですけど、楽しみながらいつかはフルマラソン3時間ぐらいまで行けたら良いなあと思いながら最近は走っています。
そのために「毎日20km」ぐらいの感じで本当は走りたいんですけどね。サブ4レベルのランナーでそれをやると時間が掛かりすぎるんですよね。せめて1km、5分未満で走り続けられないとなあ。涼しくなって良い季節になってきたので、よりレベルアップするためにも今年の秋は気合い入れて走ろうと、今から思ってます。やるぞ。