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カレーリーフ（大）
長らく成長が止まっていて剪定にも失敗したカレーリーフ（大）は、今年の春頃にはてっぺんにだけちょろっと葉がある心細い感じでした。他のカレーリーフも成長していなくて一時はカレーリーフの採取を諦め掛けたほどです。夏前に液肥を定期的にやるようになって新芽が出てきましたが、その時点でもビジュアルはこんな感じでした。2021年6月
2021年9月
今ではこんな感じになってます。元気のない姿は面影もなく上は手が届かない高さまで伸びました。なんだよ、「鉢が小さくてこれ以上大きくなれない」んじゃなかったのかよ。高さは1.5倍ほどになりましたがそれに比べて幹が太くなるスピードは非常にゆっくりで、おかげで今年の夏は台風に煽られて大変でした。今までは長めの支柱を1本立てているだけでしたが、それだけではかなり不安だったので少し太めの支柱を買ってきてやぐら組みにして支えました。
当初は冬になったら新芽が生えてきたところからばっさり剪定する予定でしたが、ここまで大きくなってしまうとなあ。新芽が頑張ってくれるから大丈夫だとは思うんですけど、切ったカレーリーフを保存するのも大変だしなあ。変わらず剪定する予定ではいますが、時期や規模に関してはもう一回考えようかなと思っています。
ひこばえを大きくした小鉢組
続いてひこばえから育てた通称「小鉢組」です。冬を越えた時点では2株あった小鉢組ですが、不安があった小さい方が堅実に成長する一方で大きい方はまったく成長しなくなってしまいました。一縷の望みを掛けて枯れかけていた葉や枝を落とし弱めに剪定してみたのですが変わらず……と思ったら、なんと先端ではなくて根元から新しい芽が生えてきて、しかもあれよあれよという間に急成長。結果、一番の成長株に育ちました。先端優位とはなんだったのか。2021年7月 – 小鉢組（大）
2021年9月 – 小鉢組（大）
高さは大体21cmぐらい。苗としてはまだまだこれからと言ったところですが、冬を越してあんなに頼りなかった、すぐにでも枯れてしまいそうだった小鉢組が紆余曲折を経てこんなに立派になってくれたことに素直に感動しました。強いなあ、カレーリーフ。諦めたらダメですね。
なお、ドラマチックに成長する小鉢組（大）に対して堅実に成長を続ける小鉢組（小）も夏の間に大きく成長してくれました。高さはあまりありませんが、こんな大きな葉を広げるまでに。
2021年9月 – 小鉢組（小）
本来ならより深く大きな鉢に植え替えてやればもっと高く成長出来るんだろうなと思うんですけど、でもそれをやっていくとうちのベランダがジャングルになってしまうんですよね……なかなか悩ましいところです。どうしようかなあ。
種から育てた年少組
種から植えて「ダメ元」で育てた通称「年少組」。大きく芽を出した7鉢のうち冬を越えられたのは4株でしたが、夏の間も問題なく成長を続けてくれました。4鉢のうち小さい鉢のまま残した2鉢はどうしても成長に限界があり大きくはなりませんでしたが、それでも元気は元気。2021年6月
2021年9月
大きな鉢に移した2株はもう少し高く成長してくれるかなと期待していたのですが、夏が終わってみてこのぐらいでした。高さはだいたい13センチぐらい。夏前に高さが5.6cmだったので、それでも倍以上には成長してることになるんですね。毎日見てるとわからないもんです。（本来春に蒔くところ先走って秋に蒔いた）種蒔きからちょうど1年、ここまで大きくなったら上出来ですよね。
2021年6月 – 年少組1
2021年9月 – 年少組1
今後について
カレーリーフ（大）の成長が心配でバックアップを増やしておきたいと思って栽培に取り組んできたんですけど、ひこばえからの育成、種からの育成、結果的に両方とも成功しまして全部で7株のカレーリーフがベランダで育つことになりました。このまま育てていきたいのはやまやまなんですけど、マンションのベランダだし育成出来る数にも限りがあります。他にも家庭菜園やりたいし。というわけで現在育成中の「年少組」に関しては来年春ぐらいをめどに譲渡も検討していこうかなと思っています（今のところまったく未定ですけど）。
で、もしまた今年も花が咲いて種が出来るようなことがあれば、採種して種蒔きして育ててみようかな。別にカレーリーフ栽培家になるつもりはありませんが（大変すぎる）、継続的に繋いでいけるのは楽しいですよね。でもまずは今の子達の越冬をどうするかだなあ。11月ぐらいになったら部屋に入れようかな。今年の冬も僕の部屋はカレーリーフだらけになりそうですね。
