【カレーリーフ近況】最近のカレーリーフの状況について【2021初夏】

6月に入って最低気温も20℃を上回るようになってきました。と同時に太陽の高度が上がりベランダ床面まで到達する陽射しが随分少なくなってしまった(壁で遮られてしまうため)ので、ベランダ内の限られた20センチ幅ぐらいに並べるようにしてカレーリーフを育てています。太陽が直接当たるのとそうでないのとでは育成に差が出てしまいますし、日陰に置いておくと苔むしやすいんですよね。まあ苔が生えたら何か悪影響があるっていうわけではないんですけど、カレーリーフはあまり湿りすぎない方が良い植物なので(根腐れしやすい)、その辺少し気にしています。







土の栄養分を見直しています

これまでカレーリーフに対してあまり追肥をやってきませんでした。控えようということもなく単純に気が付いていなかった(なぜなら1年草的な野菜ばかり育てていて樹木を育てたことがなかったから)のですが、大きなプランターに入れているとは言えどこと地続きでもないベランダで育てている以上、植え替え時に入れた栄養分のまま何年も育てるのは限界があります。栄養分の追加は絶対必要。しかもその上、ほかで使った土を再生して使っていることも多いので……まー栄養分は多くないですよね。

友達のカレーリーフとの差はその辺なんだろうな、切り戻したカレーリーフ(中)を枯らしてしまったり、育成が遅れているのもすべてそういうことが原因なんだろうと反省して、最近は土の栄養分について意識するようにしています。有機発酵肥料を買ってきて、移植するときに元肥として入れたり、長く追肥していないプランターには有機発酵肥料を撒いて土を被せたり(虫除け)しつつ、適度なスパンで「メネデール活力液肥」を与えるようにしてみました。






それで即座に何かが解決するほど植物を育てるのは簡単ではないのですが、週に1回くらいのペースで「活力液肥」を与えるようになって1ヶ月、成長が止まったと思われていたカレーリーフ(大)が再び大きく成長し始めました。それだけだったら気温の上昇かな?というところなのですが、重ねてこんな変化が。



カレーリーフ(大)の幹の途中から葉が生えてきました!

これまで1メートル50センチほど葉のない幹があり、上部30センチぐらいにだけ葉が付いていたカレーリーフ(大)の幹の途中から葉が生えてきました!しかも複数!










何年も音沙汰のなかった、そして芽の気配もなかった幹からの突然の発芽にはさすがに驚きました。なんで今ここから?写真上下の枝があった場所付近にもかつて枝があった頃に芽だったもの(そして枝が落ちると同時に成長を止めたもの)が映っていますが、この枝ももとはこの芽と同じような状態でした。それが急に芽吹いて葉を出し、しかも同じような場所がほかに2カ所ぐらいあります。

いやあ……なんというか、今までいかにちゃんと栄養を与えていなかったかということかなと思います。Amazonの「活力液肥」のレビューコメント、絶賛のコメントばかりでもはや逆にサクラのようですが、使うとその効果が実感出来ちゃうんですよねえ……ちなみに、メネデールにせよこの「活力液肥」にせよ、いわゆる化学肥料や農薬ではありません。食用の植物に対しても安心して使えます。またあげすぎると良くない(特に夏場は夏バテしてしまうらしい)そうなので、規定の濃さを守って薄めを多く撒くのが大事だそうです。なるほど。



小鉢組の成長が止まってしまいました

カレーリーフ(中)のひこばえからの育成組、通称・小鉢組なんですが成長がすっかり止まってしまいました。

小鉢組の大きい方の現在の大きさは大体10センチぐらい。春先に先端部分に芽が出て、これからどんどん成長していきそうな気配を漂わせていたのですが、寒さのためか残念ながら芽は溶けてしまいました。その後、溶けた芽の部分を含む枝を落とし、2センチほど切り戻したのですが、それから音沙汰なく1ヶ月ぐらい経過しています。このまま枯れちゃうのかな……適度に液肥を与えてはいるのですが、心配です。







一方、小鉢組の小さい方はゆっくりではありますが少しずつ新芽が大きくなってきました。葉も青くしっかりしていて暑くなるのにつれてしっかり育っていってくれそうです。







年少組のうち育成の早い2つを大きなプランターに移植します

種から育てている通称・年少組。冬には7鉢あった年少組ですが、春先にベランダに出した際に1鉢、またベランダに出した後に2鉢が枯れてしまったので現在は4鉢になっています。







成長度合いには若干の差があり、2鉢は大きく成長して小鉢組の小さい方に追いつきつつあるものの、残りの2鉢はまだまだ成長がゆっくり。成長がゆっくりな方はまだしばらく小さいプランターで様子を見ることにして、大きくなりつつある2鉢はそれぞれより大きなプランターに移植することにしました。カレーリーフは根があまり横に張らない&根が強くない植物であり移植を好まないので、移植は慎重にやる必要があります。


土の準備の関係で2番目に成長している年少組から先に移植したのですが、本人気付いてないんじゃないかというぐらいスムースに移植出来たのでたぶん大丈夫なんじゃないかな……







1番成長している年少組に関しては異例の抜擢、カレーリーフ(中)が植えられていたかなりでかいサイズのプランター(32型/16L)に移植の予定です。土が準備出来るまで1週間ぐらい掛かるので、移植は来週かな。今現在、成長点の高さが5.6cmぐらい、葉が一番高いところは7センチぐらい。







3月末時点では成長点の高さが4.4cmぐらい、葉が一番高いところは5.5センチだったので2ヶ月で1.2cmぐらい。冬の4ヶ月で1.3cmの成長だったので暖かくなって成長は加速してますね。







カレーリーフを栽培している人の様子を見ると、5号プランターで高さ20センチぐらいで葉がわさわさなるぐらいまで育てているので、今移植する必要があるのか?という思いはありますし、大きく育った後の方が環境の変化に強いかなあ、移植のタイミングは今じゃないかもなあという迷いはあるんですけど、ちょうどプランターが空くのでやってみようかなと。メネデールと活力液肥でなんとか頑張って欲しいところです。頼む!



今後の予定について

カレーリーフ関連の今のところの予定としては、こんな感じです。


  1. 残っているカレーリーフの種の種蒔きと年少組第2世代の育成
  2. カレーリーフ(大)の切り戻し(来春を予定)


種に関してはもう成熟しきっていない小さな種しかないので、どうなるかわかりませんが一応やってみようかなと。いずれ友達にちゃんとした種をもらって植えてみたいところですね。


さてこれからだんだん暑くなりますが、どうなるかな。楽しみ半分、不安半分。