AKB48にイマイチはまれなかった僕が乃木坂46は好きな理由

乃木坂46
この辺の記事を読んで。そういえば乃木坂46ってAKB48の対抗として結成されたんでしたね。AKB48より人数は少ないけど負けないみたいな意味で「46」だったんでしたっけ?いや僕が乃木坂46知ったのはここ2年ぐらいなんでその頃は知らないんですけど。



7月にスタートしたテレビ東京系の番組『乃木坂に、越されました~AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!』が、各方面で話題を集めています。

AKB48の現役メンバーたちが自らの現状や課題を、「2ちゃんねる」の創設者として知られる実業家のひろゆき(西村博之)氏にブツけ、共に解決策を見出していくという番組。

「世間からはオワコンと思われている」「自分たちには話題性がない」など、メンバーから飛び出す意見は自虐的ながら率直なもので、彼女たちの真剣さが伝わってくる一方、アイドルグループを続けていく難しさも垣間見られる点は、賛否を含みながら、ファンの間でもテレビ業界内でも注目されています。

そのAKB48を「越した側」とされている乃木坂46は、8月21日で結成からちょうど10年の節目となりました。今年だけで6名もの卒業(予定を含む)メンバーを出すなど、こちらはこちらで転換期を迎えていますが、グループそのものは依然好調さを持続。7月下旬からは「新メンバー(5期生)募集」が開始され、現在審査中。この後、オーディションを経て、12月には新メンバーが発表される予定となっています。

(後略)

乃木坂46「過去の有名アイドル」との決定的な差 | テレビ | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース


周りにはAKB48やその関連グループ(NMB48とか)が好きな友達や知人も大勢いたしAKB48に対して思うことも別にないんですけど、改めて振り返ってみるとなんとなーく苦手だなーと思う部分がAKB48にはあって乃木坂46にはないってことに気付きました。批判とかそういうことじゃなくてグループの性格的な意味で。







「競わせ競い合ってやり合いながらセンターを目指す」みたいなのが苦手

なんだろうなー、そういうドラマがあっても別に良いとは思うんですけど、こうギスギスしてやり合って蹴落として私がトップになる!みたいな感じのが苦手なんですよね。芸能界なんだからどこにだってそういう競争はあって、女優・俳優でもお笑い芸人でもニュースキャスターでもどこの世界でもあることだとはわかってるんですけど、あんまり好きになれないんです。

乃木坂46にだって競争はあるけれど

競争があるのはもちろん乃木坂46だってそうで、40人前後のメンバーがいる中でシングル曲に参加出来るのは15人前後、他のメンバーは「アンダー」と呼ばれて別路線の活動をすることになります。当然選ばれたメンバーの方がテレビの露出は多いし、モデルやドラマや映画や演劇のオファーも来やすいしそこに競争があるのは間違いないんだけど、なんだろう。

乃木坂46ってなんかね、メンバー同士仲が良いんですよ。不思議なんだけど。グループにありがちな派閥とか敵対関係とか蹴落とすとかそういうのがあんまりない。「完全にない」っていうと嘘になるし(かつて関係がギクシャクしたってのはあったらしい)、昔の映像を見ると主力メンバーが若いせいかAKB48の影響が大きいせいか今と雰囲気が違うけど、でも基本的に今はない。例えば先日の乃木坂工事中の企画は3期生だけで撮った企画だったけど見てるとほんとに仲良いんだなって感じて和む。




見てて疲れないのがいい

AKB48に限らず今まで遠巻きに見てた他のアイドルグループにそういうのを感じたことがなくて、女の子はかわいいんだけど見ててツラいみたいなことになることが多くて好きになれなかったんですよね。乃木坂46はメンバー同士が仲良いからかおっとりした子が多く目に見える形で「お仕事頑張って取ります!なんでもやります!」みたいなのがなくて(彼女らももちろん気持ちはあるとは思うんだけど)、見てて疲れない。普通の気持ちで「ああ、なんかやってんなあ」って思いながら見守れる。

熱心な乃木坂46ファンの人はもちろん違うだろうけど、個人的には「僕の方も見て欲しい!」とも思わない。なんか、楽しそうにしてるのを見てるだけで良いっていうかね。そういうの今まで感じたことがない。



アイドルとまったく接点のない人生だったけど

僕が44年間ほとんどまったくアイドルと接点を持たずに生きてきたってのもそういう僕の性格によるものなんだろうと思います。おニャン子クラブとかモーニング娘。とかいっぱいいたはずなんですけど、一切興味持てませんでした。かわいいなとは思うんですよ?思うんだけど、ずっとは見てられなかったんですよね。なんかね。

でも乃木坂46は僕にとって初めて「まあいいかな」と思って楽に見てられる存在。結成時はそうだったかも知れないけど、今現在は「AKB48を越す」という発想自体がもう乃木坂46っぽくない。メンバーがどう考えてるかはわからないけど(AKB48さんは凄い的な感じのことを言ってた気がする)、なんかね、そういうことじゃない気がするんですよね。






「「過去の有名アイドル」との決定的な差」

これからも色んなメンバーが卒業していくだろうし、好きなメンバーが卒業してしまうこともあるだろうけど、たぶんそんな感じで眺めていけるような気がします。あ、もちろん記事の中で触れられている卒業メンバーの活躍も含めて。まあ、ななみんとももこは引退しちゃったんですけども……そういうことも含めて。

個人的にはそういうとこが「「過去の有名アイドル」との決定的な差」なんじゃないかと思っています。個人的に、ですけど。