【今日のニュースから】京都の感染者は「緊急事態宣言」「まん延防止重点措置」の基準を下回りつつあるが

ソーキそば・沖縄そばのイラスト
群馬、石川、熊本の「まん延防止重点措置」の解除が検討されているようです。



政府は、新型コロナウイルス対策の一環として、まん延防止等重点措置を適用している8つの県のうち、群馬、石川、熊本の3県は感染状況が改善されているとして、今月13日の期限をもって対象から外す方向で検討を進めています。

(中略)

重点措置が適用されている8県のうち、今月13日が期限となっている群馬、石川、熊本の3県は、人口10万人あたりの新規感染者数がいずれも「1週間で15人以上」の「ステージ3」の水準を下回るなど、感染状況が改善傾向にあります。

群馬 石川 熊本の「まん延防止」 今月13日で解除検討 政府 | 新型コロナウイルス | NHKニュース


「まん延防止重点措置」の基準として「ステージ3:感染者の急増」があります。基準は「人口10万人当たりの新規感染者が15人以上」ということなので、現在日本の状況がどうなっているのか調べてみましょう。




都道府県別 直近1週間の人口10万人当たりの感染者数

新型コロナウイルス 都道府県別の感染者数・感染者マップ|NHK特設サイト


これを見ると石川、熊本は5人を、群馬も8人を下回ってるので確かに基準を下回っていますが、同時に兵庫県(8.74人)、京都府(11.65人)、大阪府(13.72人)も数字の上では「ステージ3」の基準を下回っています。新規感染者数だけ見ているとそれほど減っていることが実感出来ませんが(京都府の6/8の新規感染者数は44人)、対人口比で考えると徐々に減ってきているのだと言うことがわかります。この調子で減りつつワクチン接種が進めば近いうちに収束させられるかな……「緊急事態宣言」の基準は人口10万人当たりの新規感染者数だけではないのでなんとも言えませんが、今のままであれば6/20(日)の解除も可能なのかも?



それにしても沖縄と北海道の状況が……

そういうわけで近畿2府1県の状況は上向いてきているわけですが、先の資料でわかることはとにかく沖縄と北海道の状況がヤバい。北海道が29.45人、沖縄に至っては102.89人。東京の5倍の規模になっています。沖縄は医療機関があまり充実していない地域が多いらしいのですが、果たして大丈夫なんでしょうか……


沖縄県は8日、新たに159人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。休み明けの前日より55人多かった一方、先週火曜日の223人よりは64人少なかった。感染者の累計は1万8762人。

病床占有率は88.7%。重症者用の病床占有率は62.9%で、重症の入院患者は22人。再び20人を超えた。

直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は106.87と微減傾向が続くが、依然として全国1位。宮古島市では3人、石垣市は4人が感染した。

沖縄コロナ159人感染、重症入院再び20人超す(6月8日午後) – 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト


琉球新報の報道ではまだ病床には余裕があるみたいですが、重症者22人で重症者用病症占有率62.9%ってことは、35床しかないってことですよね……予断を許さない状況、心配です。今年の夏こそ沖縄に行きたいと思っていたんですけどねえ……大丈夫かな。何ごともなく早めに収束してくれることを祈ります。