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間違っていることを知っていても、一度始めたプロジェクトは止められない… 失敗の本質 _(:3 」∠ )_
遭難して半数以上生きて帰れなかった…そういう系のまとめ動画を観てるんだけど「仕事できないチームにそっくり」だった。 – Togetter
ここ数日 youtube で山岳事故っていうの?
— える/tweet 420;METHOD_FAILURE (@ellnore_pad_267) October 6, 2022
遭難して半数以上生きて帰れなかったとか、そういう系のまとめ動画観てるんだけど。
これすげー既視感あるなぁと思ったら、案件先で見かけた仕事できないチームのそれにそっくりだった。
・準備不足や計画不足で突っ込んで大失敗
— える/tweet 420;METHOD_FAILURE (@ellnore_pad_267) October 6, 2022
・練度の低いメンバで編成したので色々と予定通り行かなかったり、不測の事態への対応が悪くて不幸が重なる
・実はみんな当日初対面で連携がきちんと取れてなかった
契約更新に関する返答の期限が今週末なんですよ
エージェント会社と2回面談して「今後1週間で状況変わらなかったら契約更新しないつもりである」と伝えていて、企業側担当者としてはなんとか頑張って欲しいという思いもありつつあまりの惨状に「仕方ないですね」という気持ちも滲みつつの状況なんですけど、今の感じがまんまそんな感じ。案件先で遭遇した仕事できないチーム、完全にこれに合致しててさ。
— える/tweet 420;METHOD_FAILURE (@ellnore_pad_267) October 6, 2022
・準備不足や確認不足でレビュー突っ込んでフルボッコ
・練度の低いメンバで編成どころかその会社の役職者すら案件にマッチして無くて全員デバフ状態
・実は殆ど全員初対面で、社内教育体制も整ってなかった
そりゃ遭難して当たり前やん・・・みたいなアレで既視感通り越して「同じ奴だこれ」になったよね。
— える/tweet 420;METHOD_FAILURE (@ellnore_pad_267) October 6, 2022
- 準備不足や確認不足でレビュー突っ込んでフルボッコ
- レビューどころか作業範囲が確定していない、要件定義が終わってない、開発環境が整っていない、コミュニケーションツールも決まっていない、連絡系統も定まってない、でもプロジェクト始まってる(謎)
- このうちプロジェクト開始から1ヶ月半で進んだのは、作業範囲が確定、要件定義は70%、開発環境はほぼ放置、コミュニケーションツールはSlackと自社ツールをなんとなく併用、連絡系統はなんとなく決めてるけど乱してくる人複数あり
- レビューどころか作業範囲が確定していない、要件定義が終わってない、開発環境が整っていない、コミュニケーションツールも決まっていない、連絡系統も定まってない、でもプロジェクト始まってる(謎)
- 練度の低いメンバで編成どころかその会社の役職者すら案件にマッチして無くて全員デバフ状態
- PMはマネージメントするのに不慣れで、エンドクライアントと話をしつつエンジニアに仕事を振りつつといったことが上手に出来ず、進捗が驚くほど遅い。管理方法もかなりアナログ。素早さ低下
- 介入し業務管理してこようとする受託企業担当者の言動がガキの使い同然で、下請けの質問をエンドクライアントに投げ、エンドクライアントのリクエストを下請けに伝える以上の仕事が出来てない。全員に攻撃力低下、守備力低下効果
- 参画エンジニアのキャリアにばらつきがあり、他ジャンルでのキャリア(組み込み系とかマイコン系とか)はあるもののプロジェクトにマッチしたスキルがない人や、必須スキルは「7ヶ月のみ」の人、元接客業の人などなどなかなかの多様性
- 1ヶ月で1人体調不良で離脱、1ヶ月半経過後に2人増員
- 実は殆ど全員初対面で、社内教育体制も整ってなかった
- 企業として参加しているメンバーを除き全員が初対面かつリモート。1ヶ月経ってようやく細い連携のライン(サカつくとか)が何本か見えてきたかな程度
うんまあこれ、遭難するヤツ ですよね。知ってた。
自分だけ「生還する」のは許されるのか?
この惨状を目にして「この状態で今から雪山に入るとかやってられん」と離脱して良いものかどうか。僕が抜けたら他のメンバーはより死が近くなるわけで、「プロ」としてそんな中途半端な態度で良いのか。正直迷うところですけど、でも僕だって死にたくないんですよね。。「抜けられないからみんなと一緒に死ぬ」、そういう考え方は正社員の頃には多少あったと思いますけど、フリーランスになった段階でなくなりました。
僕は僕の責任範囲の仕事を全力でやります。チームにとって必要なら責任範囲からはみ出した分だってフォローします。でもまったく僕の責任範囲じゃない部分、プロジェクトマネジメントとか、ステークホルダーとの交渉とか、そういうところに支障があってプロジェクト進行がままならないとき、今回のように自分以外の要因が原因となって責務を果たせない場合、横から出ていってその仕事を代行する気はありません。それはそれを責任範囲とする人間の仕事ですからね。
出来るのはケツを叩くぐらい。遭難しないように今からでも出来る準備を一生懸命リストアップして要請して腫れ上がるぐらいPMのケツ叩いてたんですけど、現場の人数と同じぐらいその上のマネジメントの人間がたくさんいて、その上層部のログ見ると口々に思ったこと言っててとりまとめる人間もいない超絶他人事状態。そりゃ進まねえわ。こんなんで遭難せずに全員無事に帰ってこれるとはとても思えない。
まあそんなわけで、組織はどうすれば失敗してどうすれば成功するか?をこの八甲田雪中遭難事件は教えてくれるので中学高校の授業の時間に生徒に『八甲田山』を観せて準備の大切さを学ばせよう。企業の管理者研修でもオススメだ。 pic.twitter.com/4iQe0L1FH2
— Simon_Sin (@Simon_Sin) January 23, 2018
本当のことをいえば9月から「雪山に入る」予定が、装備品の調達すら行われていなかったために10月になっても「雪山」に入れていないのがイマイマの状態なんですけど、じゃあ1ヶ月経って「雪山」に入る準備が万全かというと、準備の完了図を描いている人が誰もいないので「雪山」に入れるかどうかもよくわかってない。でも時間は進んでいくのでどこかの段階で「もういい、入山しよう」ってなると思うんですよね。
ちなみに
先週1週間掛けてなにやってたかというと、このままだと終わらないからマスタースケジュールを引き直しましょう。2パターンに分けて策定したのでこれをエンドクライアントに提案しましょう
というのを週明けにも週末にもやってました。ええからはよ承認もらって来いや!!お前の手元に1週間も置いとく意味なんかないやろがい!
いやあ、僕、このチームにいて大丈夫なんでしょうか。11名の生存者に残れますかね?できれば弘前31連隊の方に入りたかったなあ。