米Googleは24日、広告キャンペーンの戦略を容易に立案できるようにするための支援ツール「Google Ad Planner」のベータ版を発表した。
このツールでは、まず広告を見せたいユーザー対象のデモグラフィックを入力する。例えば、性別、年齢層、教育階層、年収などだ。Google Ad Plannerはそれに基づいて、こうした人たちが利用しているWebサイトの一覧を表示する。これらのサイトには、Googleコンテンツネットワーク以外のサイトも含まれている。
表示されるリストには、それぞれのサイトのユニークビジター数、リーチ、ページビューなどのデータとともに、そのサイト訪問者が、ほかにどのようなサイトを利用しているかといったデータもグラフなどとともに見ることができる。こうしたサイトを選んで比較・検討していくことによって、広告戦略を立案する作業がこれまでよりも一層容易になるとしている。