一時期、105円台まで突入していたドル円相場ですが、アメリカの雇用統計の数字が予想以上に良くない数字だったことを受けてドルが売られ、一気に103円台半ばまで値を戻しています。
ドル/円が1カ月ぶり安値、米雇用統計が圧迫=序盤の欧州外為市場 | マネーニュース | 外国為替 | Reuters
ドル/円は0.8%安の103.30円。一時103.26円と12月18日以来の安値をつけた。10日の取引時間中の安値103.83円を割り込んだ後、下げが加速した。
米連邦準備理事会(FRB)が緩和策を縮小する一方、日銀はさらなる緩和策を講じる可能性もあるとの見方から、ドル/円の上昇基調は続くとみられていた。
しかし、10日に発表された12月の米非農業部門雇用者数の伸びは7万4000人となり、予想の19万6000人を大幅に下回った。これを受け、先週中ごろに3%台だった米10年債利回りは2.85%近辺と12月中旬以来の水準に低下し、ドルの圧迫材料となった。
現在の値を見る限り徐々に戻してはいるので、円安基調であることは変わらなさそうなのですが、アメリカの景気がどうなるかは「依然として読めない」というのが現実なのだなあという感想を持ちました。難しいね。
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