今年も「Number」の定期購読を更新しました

Sports Graphic Number 少し考えはしたのですけど、1年間を振り返ってみて去年ほどは悩みませんでした。なんでかと言われるとなかなかに困るのですけど、サッカーをテーマに掲げることが多いという偏りはあるにせよ「現在のスポーツ」に繋がる特集が多く組まれた印象があることと、特集に割く頁数が減って1冊を貫く特集の色が薄くなったけれどその代わりコラムや挟まれる読み切りが増え、しかもとても面白く、1冊全体としてむしろ濃くなっているという印象があったためです。まあ熱心なファンの感想なのでそうで無い人には多少間引いて読んでもらいたいと思いますが、今までの「1冊1テーマ」主義から「テーマを掲げながら幅広く網羅する冊子」へ上手く変換したなあというところでしょうか。旧来の解りやすい、そして印象に残る1冊空変わってしまったのは少し寂しいですが(生島さんのコラム「Number懐古堂」で取り上げられる冊子の印象が強烈なだけに余計に)、個人的にはアリだと思います。読みものとして面白い。お腹もいっぱい。風呂で読んでると余裕でお湯が冷めます。風邪引き注意。 まあそんなこんなでね、また1年我が家にNumberが隔週で届けられます。 2008年10月に注文してから定期購読5年目。 ものが増える一方なのが悩みの種ですが、やっぱり便利だし嬉しい。 今年も1年よろしくお願い致します。

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【読書感想文】 Sports Graphic Number 812 「日本サッカー総力特集 ロンドン五輪代表と考える男と女の未来図。」

読書感想文というか、吉田に対する応援メッセージというか。オリンピックが始まる前にも思ってましたし、オリンピック予選スペイン戦のUstreamでも言っていましたが、オリンピックのサッカー男子で一番期待していたのは吉田でした。なんでしょう、南アフリカW杯での中澤・闘莉王のDFコンビから吉田と今野のコンビに世代交代して以来、吉田はとても気弱で自信なさげで控えめに言っても信頼できない感じでしたが…でもまだ24歳なんですよね。しかも8/24になったばかり。すげー若い。んで、ヨーロッパに移籍してからは組み立て能力を開花させたり、チーム事情もあってかキャプテンシーを発揮するようになったり、途端にパワーアップしていて。そんな吉田を見るのが楽しみになっていたんです。いつの間にか。 で、「チームを引っ張る存在になりたい」といって臨んだオリンピック。その言葉通り、チームをまとめ、引っ張った1ヶ月でしたが、もうね、本当に頼もしい存在になりました。最初に注目したきっかけは単純に若い頃の大泉洋にそっくりだった(サイコロ1の頃ね)からだったんですけど、それにしてももうそんな感じではなくなりましたね。凄く頼もしくなった。先日のイラク戦は後半から見ることが出来ましたが、もうね、まったく心配なく任せられました。変わったのは吉田なのか僕なのか両方なのか解りませんが、とても。

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オリンピックで少し嬉しいこと(【読書感想文】 Sports Graphic Number ロンドン五輪特別編集)

僕が特別に感想を書く必要もないほど印象的だったロンドンオリンピック。その熱そのままにNumberの「ロンドン五輪特別号」も素晴らしい出来で、Amazonで即売り切れも解ります。売り切れてんだったら読書感想文書いても仕方ないでしょ(アフィリエイトにならない)というのもあるけど、まぁその辺は。アフィリエイトありきで感想文書いてるわけじゃないですからね(実際このサイト経由で売れる本なんでごくわずか)。 そうそう、オリンピックで少し嬉しいこと。

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Sports Graphic Number定期購読を更新しました。

いろいろうだうだ言ってたんですが、結局、そういうことにしました。 やっぱりねぇ…2週間に1回届く雑誌という形態が楽しいのですよね。Webで全部読めるというわけでもないし。 知ってるスポーツも知らないスポーツもNumberで読むとグッと来るし… というわけで、定期購読3年目。 今年も発売日前日に最新号が届く日々が続きそうです。わーい。 うん、好きな人には、定期購読オススメですよ。ええ。 Sports Graphic Number 購読のご案内 – Number Web – ナンバー というか、毎号買う習慣が無くなったので本屋も行かずAmazonも見ず、Number Plusの買い忘れが酷い。。 ボクシング特集と、欧州蹴球名鑑 2011-2012は読みたかったんだけど…まだあるかしら…? …あ、ありそう!

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Numberはどうなってしまうの

前回、最近のNumberが自己啓発本くさくてやってられんという話を書いたのですけれども、 今日届いた明日発売の最新号でも同じ流れを引き継いでいますので誰得ですけど引き続きご紹介。 こちら。 題して、「非エリートの思考法。 乱世を生き抜く力をつけろ!」です。 いや正直に言うとね、これ単体では面白そうな企画なんですよ。人選も渋い。 日ハムの武田勝が何を語るのかとかもうワクワクしてしまいます。 でもねー僕が買うはずだった雑誌とは違う雑誌なのです、これ。 前回も列記した、ここ何ヶ月かの特集ラインナップをもう一回書きますね。

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Number誌の最近の方針が主にキモい

つい書いちゃったエントリがえらいブックマークされててあらーと思ってるのだけど、まぁ書いてしまったものは仕方ないし、どうせブクマコメントも読まないのでいいとして、最近の「Sports Graphic Number」のラインナップを眺めるとちょっとアレ、というのをついでに書いておきます。主にキモい。

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Numberは岩崎夏海に対談をさせるべきではなかった(Sports Graphic Number 782号「答えは過去にあり。」 )

僕は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んでいない。 映画も見ていないし、アニメも漫画もそれに類する全てのものに目を通していない。 それは単に「流行に乗りたくない」とか「ドラッガーなんか興味がない」ということではなくて、 著者の過去の発言に、「これはヒトとして許せない」と思った発言があってそれを今でも忘れてないだけ。 自分にとってそう言う距離感にある人の創作物に対して自分の時間を使いたくないということ。 ただ、自分の住んでいる領域に彼が入ってくることは止められないし、 僕が評価したくないからと言って彼の作家としての評価が低いと言うことにはならない。 端的に見て評価されているからこそこういう展開になっているのだろうし、 であるからこそ、連続でNumber誌に取り上げられるようなことになっているんだろう。 実際、「野球」という競技への愛情は昨日今日のものでは無さそうで知識もあるようだし、 素人と侮られていたヒトがプロよりも鋭い指摘をすることは稀にある。

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