あおり運転に対する対策だけは覚えとこう

あおり運転のイラスト

運転免許は取ったものの運転する機会は年に何回かしかなく、そのうちの1回が旅先だったりして毎回緊張の連続です。幸い、沖縄の人たちも観光客も荒い運転の人は少ないので煽られるようなことはこれまでありませんでしたが(それでも沖縄の高速道路はここ数年で走行速度が上がった気がする)、慣れない分ゆっくり走りがちなのでどうしても「煽られリスク」はあります。

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【読書感想文】森井博子 / 労基署がやってきた!

働き方改革関連法の成立で今後もお世話になる機会が増えそうな労働基準監督署。なんですが、その実体ってなんなのか良く知らなくないですか。殆どの人にとっては組織がどういう構造になっているかもわからないし、労働基準監督署の上位組織にあたる労働局がどこにあるかも知らないし(京都労働局は烏丸御池にあります)、そこで実際にどんな人が働いているかも知らないと思います。僕もこの本を読むまでは労働基準監督官(職場に立ち入ったりして労働基準法が守られているかを確認、指導を行うほか、業務一般をこなす人をそう呼びます)がどんな仕事をしているか知らなかったし、ぼんやり「区役所の職員の人みたいな感じかな」「それともマルサみたいなもんかな」と思ってたんですけど、なんか全然違った。

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【続き】信号機のない横断歩道での停止義務について

横断歩道の前で止まる車のイラスト 昨日書いた記事について、「「信号のない横断歩道」についてのものですが、これが「信号のない交差点」であっても同じこと、とあるが同じではない」という趣旨の補足のツイートをいただいたので追記します。 【今日のニュースから】信号機のない横断歩道での停止義務について | mutter

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【今日のニュースから】信号機のない横断歩道での停止義務について

交通マナーではなく交通ルール、9割以上が交通違反に該当する可能性がある違反とは(中京テレビNEWS) – Yahoo!ニュース

JAFの調査によると、信号機のない横断歩道で、歩行者が渡ろうとしているのに一時停止をしない車が、全国で「91.4%」もあったといいます。 「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合は、止まって、通行を妨害してはならない」(愛知県警交通総務課 沢田章夫 警視)   信号の無い横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる場合、車は、一時停止しないと違反になります。 しかしJAFの調査では、該当する横断歩道で、一時停止した車の割合は、愛知県「22.6%」、岐阜県「2.2%」、三重県「1.4%」と、驚くほど少なかったことが分かっています。 「(愛知県では)3月は、交差点や交差点付近における “横断歩行者妨害”の違反の死亡事故が多い」(愛知県警交通総務課 沢田章夫 警視)

記事は「信号のない横断歩道」についてのものですが、これが「信号のない交差点」であっても同じことです。道路交通法第三十八条の二にこうあります。

道路交通法

第三十八条の二  車両等は、交差点又はその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩行者が道路を横断しているときは、その歩行者の通行を妨げてはならない。

その割に歩行者に譲らせようとする車、すごい多いですけどね。 交通違反て確かに法律なんですけど、状況がいろいろでなかなか線引きをしづらい面はあると思うんですよ。運転者にとって交通ルールを守るのは絶対だけれど、同時に「車の流れに乗るように」とも教えられるわけで、その流れに逆らうような振る舞いはしづらい。これだけ数が多いと言うことは現状の空気感と合ってないと言うことなので、見せしめ的に取り締まってもね、なかなか効果が期待出来なさそう。 そういう意味で、この記事・ニュースのように問題提起をきちんと行って「信号機のない交差点や横断歩道では前の車が停止することは十分ある」という認識が広まることで、徐々に無くしていけるのかなと思います。ほんと止まってくれないんだよなあ。

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