【今日のニュースから】「平成台」完売

改元にギリギリ間に合った 分譲宅地「平成台」完売にめど : 京都新聞

今月末で幕を閉じる「平成」の名を冠した京都府南丹市園部町小山東町の市分譲宅地「平成台」に完売のめどが立った。JR園部駅から徒歩5分の好立地ながらも長い不況で販売不振が続き、分譲開始から20年以上の歳月が流れたが、市は改元を前にした完売のめどに胸をなで下ろしている。

分譲開始は1997年(平成9年)ということなので、計画が持ち上がった当時は平成が終わるなんて考えもしなかったんでしょうね。21年掛かったとは言え無事完売出来たようで何よりです。

改元にギリギリ間に合った 分譲宅地「平成台」完売にめど : 京都新聞

一方で、10年にはJR山陰線の京都―園部駅間の複線化が完了。13年には京都第二外環状道路(沓掛―大山崎インターチェンジ)が開通し、都市部へのアクセスが向上した。  市は販売や宣伝担当の職員を配置して、「京都市内(二条駅)まで快速電車で31分」とアクセスの良さをPR。

マジッスか。超近いじゃないの。感覚的には草津より少し近い(南草津ぐらい)。でもそんなこと言って電車の本数ないんでしょう?と思って調べてみると、たしかに昼間は1時間に2本しかないけれど、快速電車が6時台に1本、7時台に4本。まあそれなら出勤には問題ないか。終電は二条駅0時14分発で園部着は0時52分。え、そんな遅くまであるの。便利じゃん(ただし乗り過ごしたら詰む)。 園部駅│時刻表:JRおでかけネット 二条駅│時刻表:JRおでかけネット 一般道で移動する場合は36km。通勤時間帯だし自動車なら1時間ぐらい?自転車だったらロードなら片道1時間半ぐらいか。夜は超怖いと思うけど。 近年急速にアクセスが良くなったからではあるけれど、案外遠くないんですね。ちょっとびっくりした。園部町なんて北の果てだと思ってました。

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【今日のニュースから】知恩院で今夜「ミッドナイト念仏」なんだそれは

長蛇の列でも「ミッドナイト念仏」唱えないと!京都・知恩院 : 京都新聞

夜を徹して木魚をたたき念仏を唱える「ミッドナイト念仏in御忌(ぎょき)」が18日午後8時から、京都市東山区にある浄土宗総本山・知恩院で営まれる。  当日は、三門(国宝)楼上にある通常非公開の仏堂を会場に、午前7時まで休憩なしで続く。開始に先立ち、午後7時からは「開白(かいびゃく)法要」と呼ばれる幕開けの法要がある。  宗祖法然をしのぶ、8日間に及ぶ法要「御忌大会(ぎょきだいえ)」初日夜の恒例行事。近年は仏堂に入るため順番を待つ長蛇の列ができる。主催する知恩院おてつぎ運動本部は「19日午前1時~2時ごろには行列も解消しているのでは」としている。

割とちゃんとした恒例行事なのにそれに「ミッドナイト念仏」って名前付けちゃうそのネーミングセンス、嫌いじゃない。

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【今日のニュースから】浮島ガーデン京都店が1/27をもって閉店

浮島ガーデン

<京都店:閉店のお知らせ> 1月27日をもちまして、営業終了いたします。 これまでの皆様からのご支援、心より感謝申し上げます。  沖縄本店は新たな取り組みのもと、営業しておりますので、  引き続き宜しくお願いします。

浮島ガーデン | 京都
ニュースと言っていいのかわかりませんが、個人的に残念だったので。

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【今日のニュースから】町家を保存するのはもう限界

最古級京町家消失「京都市に失望」元所有者自ら選んだ解体の道 : 京都新聞

市は、条例で町家を解体する場合は1年前までに所有者が市に届け出ることを今年5月から義務付けた。義務化と同時期に運用を始めたマッチング制度を組み合わせ、保全を図る構えだ。マッチングでは、市に登録した不動産や建築などの団体が、所有者らに利用希望者や活用案を紹介し、売却や賃貸を促す。条例の義務化前に開発計画が動き出した川井家住宅は適用外だったが、貴重さを鑑みてマッチングを試行し解体を防ごうとした。  業者側は市との協議に応じ、建物解体を遅らせた。「条件次第で別業者への売却も検討した」という。市の仲介で10社ほどが関心を示したものの、現地見学に来たのは、わずか数社だった。住宅のほか宿泊施設への転用を検討したとみられるが、転売は成立しなかった。そこで当初のマンション計画との両立に向け、マンション玄関部などにして残し、現地保存する代わりに市の高さ規制を緩和したり、市による移築を求めたりしたが、市は高さ規制の特例緩和や未指定文化財への公金支出は難しいとして、応じなかった。  業者は「文化財に指定されていない点を確認し、一般家屋と同様の私有財産として購入した。工期を遅らせて協議したが、その間の税金や金利負担が軽減されることもなく、市への提案も断られた。これ以上の対応は難しかった」とする。

少し前のニュースですが、これを読んで思うことがあったので少し。 京都新聞は基本的に行政に対して批判的なスタンスなので、全体的な論調としては「京都市が原理原則にこだわったおかげで貴重な町家が保存できなかった」と言うニュアンスになっているけれど、京都の「まちなか」に10年以上住んで感じていることは、本当の意味で町家を保存しようなんて誰も思っていないということ。そこに住んでいる京都市民は皆、町家に対する思い入れや愛着はあるものの、現実的には狭くて住みづらくて使いづらい町家なんか取り壊して、新しくて便利で住みやすい家を建てたいと思っています。京都市の援助が少ないとかそういうことじゃなくてね、そもそも町家に対する市民のスタンスが保存になくて、京都市の姿勢は保存に対する援助というよりは特定地域での町家の取り壊しを規制すると考える方が実感として正しいです。 そんなバカなと思うかも知れないけど、でももう仕方ないですよ。町家って風情以外に取り柄が無いんですもん。スキマだらけで気密性ゼロの空間、ふすま、底冷えする土間、細くて詰まりやすい下水管、バリアフリーにはほど遠い上がり、狭くて急な階段、低い天井。専門書も読み一通り勉強したので、町家に素晴らしい点がたくさんあることは知ってます。でも現実的にその改装は出来ないんですよ。改装するより建てた方が安いんですから。 現在「京町家」と言われている建物の多くは、明治から昭和初期に建てられた木造建築のことです。様式としてはそれ以前から引き継がれたものもあったのかもしれませんが、現存しているものはその程度、古くても築100年程度。そしてその工法は現代には引き継がれていません。京都市民は、戦後新しく家を建てるときに在来工法は捨ててしまったんですよね。在来工法を改良して現代の暮らしに合わせてアップデートするということせずに、現代工法で現代風の家を建てることを選択しました。善し悪しはともかく、とても合理的な判断だと思うし、とても京都人らしいと思います。京都というのはそういう街なんですよ。決して古いものを抱えて暮らしていくような街じゃないし、常に新しいものを取り入れていく街であり、それと古いものが共存していることに価値があるんです。 もし今後、町家を保存できるようになるとしたら、それはお役所に援助金を期待するのではなくて、市民自ら身銭を切って残すと言う決断をしたときだと思います。新築の何割かに在来工法もしくはそれに則った設計が必要とかね。以前住んでいたマンションの近くに、町家を一旦バラしてから町家を建て直した家があって、基本設計は町家ながら作りは現代風になっていてとても素敵でしたが、そういう選択をどれだけのひとができるか。市民の主体的な活動があり、それに対して行政が金を出すと言うのであれば、健全な形で保存が出来るでしょう。でも今は無理。町家の印象を使って商売をしようとする人以外は、町家の保存に興味が無いですから。 町家が大好きな自分にとってはとても寂しいことですけど、でも、それも京都であると思います。「京都という街の意志」がそれを選ぶなら仕方がない。その時は、未来の京都を描ければ良いんじゃないか、そう思います。

そういう意味では

三条柳馬場下がるに「イッセイミヤケ」が出来て、町家をものすごく綺麗に改装してくれたときはほんとに嬉しかったですよ。奥の土蔵まで綺麗にして展示に使ったりして。店に入ったことはありませんが、格子戸から中の様子を覗いては、素敵だなあといつも思っています。 住居ではなく、こういう形で残すしかないのかと思うとやっぱり少し寂しいですけどね。

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田中下柳町がわかりにくくてタクシー運転手とちょっと口論になった話

タクシーと運転手のイラスト イベント出店やカフェ営業がある日は、MKタクシーを予約して現地まで行くのが習慣になっているのですが、先週タクシーに乗って目的地を告げたら(アプリで目的地は入力済みだが確認のためかもう一度告げる必要がある)、

「その住所は今出川通の南側ではないですか」 いえ、北側です 「南側だと思うんですけど……アプリの予約でもそうなっていたので」 いえ、北側ですよ 「いや恐らく南側だと思うんです……」
とドライバーの方が譲らないのでイラッときてつい、
いえ、アプリの地図で検索し、地図上で指定して注文しているので、もし場所が間違っているのであればそれはMKタクシーさんのアプリの問題です。
と答えてしまったんですが(同居人には不評だった)、でもまあ僕は言ってることは間違ってないと思うんですよね。最初はこっちだって愛想良く答えてたわけだし、確認もせず(ナビも付いてるんだぜ)3回も同じこと繰り返すのはどうなの。結果的に僕が完全に正しかったし(つまりドライバーの方の「アプリでそうなってた」は嘘で、住所を確認しただけで場所までは見ていなかった)。

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