「天然」を有り難がるのはなんでなんだぜ?

ブリ大根 #dinner 世の中を見渡すと「天然」という言葉が非常にたくさん使用されていることに気付きます。「天然素材配合」「天然だから安全」「天然ものだから美味しい」などなど。気持ちとして天然物に良い印象を抱く気持ちがわからないわけではないのですが、そのことと、安全だとか美味しいだとかということとは特に関係が無いよね、と思います。

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二酸化炭素排出割合と国民1人あたりの二酸化炭素排出量

chart03_02.jpg ねたたまに二酸化炭素排出割合(2006年)のグラフがあって見てみたら、アメリカ・中国がダントツのツートップでなんじゃこりゃと。いやこの2国が多くて、アメリカが京都議定書を批准してない問題とかそういうのは知ってたんですけど、まさかここまでダントツとは思わなくて。まぁ国民1人あたりでは中国は全然少ないですけど。 で、最新情報を探したらばこれと同じデータが全国地球温暖化防止活動推進センターにあることが解ったのでそこから2008年版のデータを引っ張ってきたのが上の画像(データのソースは『PCC第4次評価報告書2007』)。まぁ見て解るとおり、2006年版に比べて中国がアメリカを逆転してます。国民1人あたりでもアメリカが19.3t/人→18.6t/人へと減っているのに対し、中国は4.3t/人→4.9t/人と増加。 んでもちろん、この2国には温室ガスを削減する義務はないので(アメリカは京都議定書を批准していない、中国は先進国ではないので削減対象ではない)、排出量は今後も増えていくと思われるんですけど、なんかこう空しい感じを覚えますね。だからといって削減しなくて良いとかそういうことじゃないんですけど。 いずれアメリカにも何らかの枠組みに参加してもらわないといけないし、中国もいつまでも野放しというわけにはいかなくてどこかでプログラムに入ってもらわないといけないし(緩い制限であったとしても)、日本は日本でせめてドイツくらいにならないといけないのかもしんないし、でもそんなん言うのは簡単だけどやるのは大変だし、結局傍観者としてしかいれませんねーという感じがなんだか。 そんなぼんやりした何か。 すぐ使える図表集 – JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター

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【メモ】 なぜごみを分別するのか?なぜごみを減らすのか?

「面倒くさいからしたくない」「神経質に分別するのはおかしい」というネガティブな感情がないわけではないですけど、それはひとまず横に置いておいて、素朴な考えとして、なんでごみを分別する必要があるのかな?という疑問があります。以前も書いたことがあるんですけど、ごみを分別することを推進したり、分別しないことを批判したりする人の主張には「分別することが良いことだから分別する」という底の浅い根拠があることが多くて、何か納得できないんですよね。トートロジーじゃんそれ。 ごみ分別に積極的な行政でもそこんとこを省略していることが多くて、ごみを減らしましょう、再利用しましょうとは書いてあっても、なぜそういう取り組みをしているのか?と言う部分はどの議事録にも書かれていません。きっとそんなの当たり前じゃんと言うことなんでしょうけど、なんとなくの行動で仕方なくやっているというのであればともかく、積極的、主体的に行っているのであればきちんと説明して欲しいです。エネルギー的、税金的負担を住民に強いているわけなので。 というわけで、色々検索して調べて考えてみました。 なお「分別に積極的な自治体」のモデルとしては、自分にとって身近にある中で最も積極的という意味で、滋賀県の草津市を採用したいと思います。以下、「分別に積極的な自治体」というのは基本的に滋賀県草津市のことを指します。

参考リンク

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