【メモ未満】 TPPについて

一応、休日の半日を使ってあれこれ読んだり聞いたりしてみたのですけど。 反対とか賛成とかいうか… よくわかりませんでした。 唯一共感できたのは、小田島隆さんのコラムと、松永さんのエントリかなぁ。 TPPと野田総理の態度のわかりにくさ:日経ビジネスオンライン TPPに関する素人考え[絵文録ことのは]2011/11/10 どちらも、なんとかせなあかんけど、その手段がTPPかどうかはわからんみたいな感じ。 基本的に「あちらを立てればこちらが立たず」みたいな話だと思うんですよ。 で、大体の流れとしては、経済を立てて農業は立たないのを諦めるみたいな話。 なんですけどねぇ…賛成派も反対派も「TPPで起こりうる最悪のリスク」を「TTPのリスク」としてなんやかや言ってて、現実的に「何が起こるか」とか「何が出来るようになるか」みたいなことって言わないんですよね…「今買わないと損しますよ!」っていうのは大体において詐欺師の常套手段なわけでして、繁華街で定期的に店を移して365日「閉店セール」をやってるやくざな店と同じなんですけど、そういう煽りじゃない、明るい未来を見せてくれる解説はないんでしょうか。明るい未来のために必要な手段がTPPならそれを選ぶし、TPP無しで明るい未来を描けるのであればそれを選びます。TPPは手段であって目的じゃないですから。 ああ、解説して欲しいっていうわけじゃないので、解説とか送りつけていただかなくて良いんですけど、少なくとも政府にはそれをわかりやすくまとめる義務があるよなーとは思いました。わからないひとがわかるようになるための何か。 あとねーうん、今までもずっと思ってて改めてやっぱり思ったんだけど、正直、影響範囲が広すぎて考えるの面倒。この利害を短期間で調整するのって無理ゲーっぽくね?農業と経済だけに焦点当てて、農業の金銭的支援をベースに日米FTAやった方がわかりやすくて良いんじゃないかと思いました。それ以上広がっても、僕、理解できる自信ないです。

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ドル円の壮絶な攻防戦

介入初日のドル円推移。 (2011/11/01 01:00まで) 01_01.png いつもだと、東京市場が終わる15時以降は潮目が変わります。今回も、79円台から77円台までじりじり下がって「やはり効果は限定的か」と思ったのですけど、その後の情勢を見る限り78円あたりに見事に防衛戦が引かれている感じです。外国為替市場は株式と違って明確な営業時間がないわけだし、もしかして24時間態勢で介入が続いてる? そもそも円高の原因はアメリカと中国の思惑、それとヨーロッパの状況にあるわけだから、単独で介入したところでどうかなーというところではあるけれども、ある程度意地を見せて日本の態度を明確にしておくのは、今後の状況に対して大事かも知れないですねぇ。なめられたら終わりだしね。 でもまぁ、庶民としてはとりあえず、円高の恩恵を得たいのだけど、いざとなると買うものないのなー みんな何買ってるんだろ。 ヨーロッパのビールとか個人で購入できたりするのかなー

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「スワップ協定で韓国に5兆円あげるなんてけしからん!(キリッ」

昨日書こうと思ったんだけどタイミングを逃したので。 .bbpBox{background:url(https://a2.twimg.com/profile_background_images/152410216/eco4.jpg) #006850;padding:20px;}

生まれて初めて官邸に電凸しました。被災地に3兆円しか使ってないのに、増税決めた後で、韓国に5兆円って…おかしくないか?と。私のような意見がたくさん寄せられているそうです。同じ思いの皆さんは電話で国民の意見を伝えましょう→首相官邸の電話番号は 03-3581-0101 です。2011年10月19日 15:5 via Tweet Button

こういう状況という理解でよいですか?

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貿易赤字ってどうなん

財務省が25日発表した4月の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4637億円の大幅赤字だった。月間ベースの赤字は、原油高が影響した1月(4794億円)以来3カ月ぶりで、4月としては80年以来31年ぶり。東日本大震災による部品供給網の寸断で自動車などの生産が大きく落ち込み、輸出が大幅に減ったのが主因。原油高で輸入が増えたことも響いた。  赤字幅は現在の統計方式となった79年以降過去7番目の高水準。輸出は前年同月比12・5%減の5兆1557億円と2カ月連続で減少。減少率は3月(2・3%)から大幅に拡大し、09年10月(23・2%)以来の大きさだった。輸入は8・9%増の5兆6194億円と16カ月連続で増加した。震災が発生した3月は、貿易黒字が前年同月比79・7%減の1894億円とかろうじて黒字を確保したが、4月は減産の深刻化が全面的に影響した。  足元でも部品供給網寸断の影響が続いているほか、電力需給が逼迫(ひっぱく)する夏場の減産も予想され、市場では「生産体制が回復する秋ごろまで貿易赤字が続くだろう」(SMBC日興証券の牧野潤一チーフエコノミスト)との見方が強い。貿易赤字が長期化すれば、輸出主導の日本の国内総生産(GDP)成長率の下押し圧力が強まる懸念がある。
 
なんかもう日本ダメだ的なのを見かけたのだけど、本当にそうなのかな。 外貨を消化する良い機会と思ったんだけど、そう言う話じゃないか。そうなのか。うーん。 輸入が増えて貿易赤字ならまたポジティブだけど、単に輸出が減っての赤字ではネガティブということなのか。 外貨準備高が無駄に増えていく(4月末時点で約1.1兆ドル)のと、貿易赤字、 どちらが悪影響なんだろうってそんな簡単に比較できるもんでもないんだろうけど、 なんかよくわからん話だなぁと思った。 なんかどっちか悪い方を挙げて常に「もうダメだ」って言われてるような気がしてさー 被害妄想なんでしょうけども。 メディアに対する。 円安に関しては既に織り込み済みでこの水準らしく、すぐに90円までというのはなさそう。
正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて若干ドル安の81円後半。東日本大震災の影響で4月の貿易統計は大幅な赤字を計上したが、赤字額が予想を下回ったことから、ドル買い/円売りを狙っていた投機筋は出鼻をくじかれ、ドルは小幅に値を下げた。他方、ユーロや豪ドルは、様々な予想や観測が飛び交う中、ロングポジションの巻き戻しが加速し、下値を伸ばした。
 
それもそれでどやさーという話ではある。うーむ。

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「消費者物価指数(CPI)」をグラフ化してみた(2005年1月以降)

総務省が25日午前8時30分に発表した1月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI、2005年=100.0)は前年比0.2%低下の99.0となり、12月(0.4%低下)から下落率は縮小した。  マイナスは2009年3月以来23カ月連続。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比0.3%低下だった。  ガソリン等の石油製品の上昇が影響しつつあるが、家電エコポイントの制度変更が響く薄型テレビなど耐久消費財価格の下落圧力は根強い状態だ。ただ輸入小麦の価格が4月から18%引き上げられるなど国際商品市況の高騰が徐々に国内に波及しつつあり、今後の動向が注目される。
 
というわけで、気になったのでグラフ化してみた。 資料はこちらから。 統計局ホームページ/消費者物価指数(CPI)結果

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【速報】 円急落

本日夕方より、円が急落しています。きっかけは、S&Pが日本国債の格付けを下げたことみたい。

27日夕方の東京外国為替市場で、円が急落。S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が日本の長期ソブリン格付けを「AA」から「AAマイナス」に引き下げたことが材料視された。ドル・円は82円20銭近辺から大幅に上昇し、83円台を回復。豪ドル・円は81円80銭近辺から82円20銭台まで、ユーロ・円は112円50銭近辺から113円40銭台まで上昇した。
 
日本の国債の発行量、日本経済の先行きを考えたら格付け下げられても文句は言えないのだが…まぁ正直よくわからないので適当な感想を書くのは止めておきます。んが、これだけ材料が明確だと、「一時のブレ」みたいなんじゃなくて、ちょっとしばらくの間円がちょっと安めに向かう…かもねー? さすがにこのくらい急激に値が動くとビックリしますね。 特に最近はグラフの縦軸のメモリが解らなくなるくらい落ち着いてたからなー

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【外国為替情報】 何故かわかんないけど安定的に84円台に

すぐに戻るかなーと思って様子を見ちゃってたので「速報」じゃないんですけど、先日からの緩やかな円安の流れのまま1ドル84円になってますね。執筆時点での速報値は84円37銭から38銭。 ここ5ヶ月の移り変わり。 北朝鮮と韓国の間の武力衝突が強い円安圧力になってるなんてのをどこかで読みましたけどどうなんでしょうね。なんらかの危機が起きてもドルを買っておけば安心みたいなことでしょうけど、それ今も有効なのかねぇ?んで、そのアメリカも株安進んでてどうなんでしょうって感じ。あ、でも大型商戦の売り上げが良かったとかいう話もあるから「株安」は一時的な話なのかも知れないし、ヨーロッパがさらに悪いので、相対的にドルを買うみたいな話もあるのかな。

【ニューヨーク時事】週明け29日午前のニューヨーク株式相場は、欧州の財政不安の波及により続落している。午前10時15分現在、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比135.74ドル安の1万0956.26ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同29.50ポイント安の2505.06。  この日は特に主要な経済指標の発表もないことから、欧州の財政問題を嫌気した売りが続いた。欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)などによる総額850億ユーロのアイルランド支援策が決まったものの、ポルトガルやスペインなど他のユーロ圏諸国の債務問題への警戒感が高まり、欧州株式市場は下落。つれて米株式市場も売り優勢で寄り付き、一時は160ドル以上値を崩した。
 
【ニューヨーク時事】週明け29日午前のニューヨーク外国為替市場は、根強い欧州財政懸念を背景にユーロ売り・ドル買いが進み、ドルは対円でも強含んでいる。午前9時10分現在は1ドル=84円20~30銭と、前週末午後5時(83円95銭~84円05銭)比25銭の円安・ドル高。  東京市場では、欧州連合(EU)によるアイルランド支援策決定を背景にドル売り・ユーロ買いが強まり、ドルは対円でも弱含む局面も見られた。  ただ、その後は同様の財政問題を抱えたポルトガルやスペインなどに危機が広がるとの見方も根強く、ユーロ買いは一巡。これに伴いドルが買い戻され、対円でも強含む展開となった。  ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.3100~3110ドル(前週末午後5時は1.3236~3246ドル)、対円では同110円45~55銭(同111円30~40銭)。(了)
 
相変わらず為替の世界はよくわかんねーなー。 プレイヤーが多すぎるんですよね、基本的に。

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【速報】いつの間にか83円回復

「いつの間にか」なんて言って始まるエントリのどこが「速報」なのかという根本的な疑問がありますがまぁノリです。 というわけで、いつの間にか83円台に戻ってた。

直近3ヶ月の値動き:

てっきり今年中に70円台半ばまで進むと思ったんだけどなぁ。 いやあ、値動きを読むって難しいですね。

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