「雑炊」

19_01.jpg 「水でご飯を洗って炊いたもの以外は雑炊じゃない」という話を聞いたので雑炊について少し調べてみた。 といってもこういう文化的なことを真面目に調べようとすると、ネットでも文献でも意外に資料を探すのが大変だしってことで手抜きですがWikipedia先生に頼ってみ増した。「雑炊」ページの「おじやと雑炊の違い」項目にはこうあります。

雑炊 – Wikipedia

おじやと雑炊は同じ意味で用いられる例が多いが、地域や家庭によっては、別種のものとして認識されることもある。ただし、その区別は広く共通のものとはいい難い。以下はその例。

  • 調理にあたり、米飯をいったん水で洗い、表面の粘りをとってから用いることで、さらっと仕上げたものが雑炊。そうでないのがおじや。
  • 汁とともに温めるだけ、または水分が飛ぶほどには煮込まず、米飯の粒の形を残すものが雑炊。煮込んで水分を飛ばし、米飯の粒の形をさほど残さないのがおじや。
  • 味噌や醤油で味付けをしたものがおじやと呼び、雑炊は塩味または煮汁が白いものと認識している地域がある。その一方で塩味に限らず醤油味のものも雑炊と呼ぶ地域もある。

ご飯を水で洗って表面の粘りを取って作ったものが雑炊、そう定義している地域もあるものの、必ずしてもそれだけが唯一の定義というわけではなく、大雑把にはご飯を汁で煮込んだものを「雑炊」または「おじや」と呼ぶというのが一般的な認識のようです。味付けについてもきっちり味を付けているものも、あっさりさらっと作ったものも「雑炊」と呼ぶ場合があり、なんとも。 基本的には「雑炊」と「おじや」は同じものであり、ご飯を水で洗ったかどうかも「雑炊」であるか否かに関する決定的な理由にはならないということのようです。もちろん、ここ近畿地方ではそういう定義になってるんだぜというのも十分にありえる話ではあるのですが。

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自家製ラー油を作りました(2014年版)

久しぶりに作った自家製ラー油。海老油に、国産ニンニク、白州産激辛唐辛子、自家製小葱、ごま油、菜種油、醤油、下田の天日干し塩、黒砂糖。もちろん、辛い。 先日、職場で試作品?的な海老油(大量の海老の頭を油で煮て香りとうま味を油に移したもの)を味見したらどうしてもラー油のことが思い出されてしまい、少し分けてもらえたので久しぶりにラー油を作って見ることにしました。参考にしたのは自分が書いたレシピ記事。 自家製ラー油を作ってみました。 | mutter 超、美味しく出来た!

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「クレーム・ブリュレ」と「クレマ・カタラナ」の違い

22_01.jpg 「クレーム・ブリュレ」はフランスの、「クレマ・カタラナ」はスペインのデザート。「クレマ・カタラナ」は「カタルニア風クレーム・ブリュレ」と表記することもあり、どちらも卵を使ったよく似たデザート……なんだけど、同じじゃない。以前いたスペインレストランで出していたのは「クレマ・カタラナ」だったけれど、今いるところで出しているのは「クレーム・ブリュレ」。仕上げが違うけどそれは多分シェフの方針の問題で、2つのデザートの根本的な違いでは無さそう……何が違うんだろう?よくわからなかったので調べてみる。

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「たけのこの木の芽和え」改良バージョン

木の芽和え、作りました #dinner 前回よりも木の芽マシマシ&母親のを真似してイカ入り 前回の「たけのこの木の芽和え」はこちら。 「たけのこの木の芽和え」作りました。 | mutter 前回との違いは、

  • 木の芽を大幅に増量した
  • イカを入れた
です。前回は少し木の芽の風味が足りなかったので木の芽増量、またゲソを入れるのは母親の木の芽和えの特徴です。うちの家だけなのかなと思って調べてみたら、結構入れるご家庭も多いんですね。歯ごたえと木の芽和えとの相性の良さとで、美味しさ倍増です。 作り方は基本的に前回と同じなのですが、一応書いておきます。

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