精神論的な物は当然…

先日、体育会系について、みたいなことを書いたのだけれども、 自分的にはいまいち不満の残る文章だった。 ただ、『体育会系的』と呼ぶな、といってるだけな気がする。 本当はそうではなかったのだけど、 感じていることを上手く言葉に出来なかった。 もどかしい。 そんなことを思っていたら、 いま、意外な場所で、意外なほど的確な言葉を見つけたので、 それを転載しておきます。

今回行った、ハメコ。氏へのインタビューの席で印象的だったのが、筆者の「格闘ゲームで強くなるためには何が必要だと考えますか?」という問いに対しての回答。 氏は「環境が一番大事だと思います。それは、一緒にプレイする人たち、プレイする時間、それからお金も含めて」と答えた。そして「あきらめないで練習しよう、とかそういった精神論的なものは、当然持っているべきものであって、その上で環境を作り出すことですね。センスだけじゃ勝つのは難しいでしょう」と続く。
これはどこからの引用かというと… ITMediaの記事、『ITmedia Games:あの「HORI」がオリジナルスティックを製作―― 加熱するEVO2005 チャレンジ』から。 記事内、鉄拳のトッププレイヤーの1人、ハメコ。氏のインタビューがあるのだけど、 その中でのやりとり。 注目したいのは…精神論なんて、あって当然、という考え方。 勝ちたい、という気持ちの部分があるのは当たり前のことで、 その上でなにが出来るか、準備をどうするかという部分なわけだよね。 全く違う分野だけど、やはりそうだよなぁ、と思う。 アトランタだったっけ? オリンピックの選手が『楽しむこと』をやたらと全面に出して主張していて それに強く違和感を持ったのだけど、 結局それって…無い物ねだりというか、アレルギー反応というか。 MLBなんかでもそうだけど、必死に、がむしゃらにやっていることを楽しんでいるんだよね。 自分がすでに楽しめていないことを分かって、 むしろ緊張感を犠牲にしてまで、緩めようと思ったというか… 精神論なんてのは…成功するためには当然のことで、良い悪いじゃない。 『なんだって、やる気があれば出来る!』 という焚き付け方は確かに間違っているかもしれないけれども、 (やる気があったって、出来ないときは出来ない) 安直な精神論忌避の流れで行くと、 『やる気』そのものから否定するでしょう? 気持ちなんかひとっつもプラスにならねぇ、みたいな。 いや、違うんだよ、 何が違うかっていうと、見ている物のレベルが。 ひくーいところで満足したいんなら、それでも良いけれども。 もちろん、アトランタに関して言えば、 あのときのヒステリックな行動の裏に、 メンタルな部分に関する取り組みがあまりに遅れている、 日本のスポーツはメンタルな部分はひたすら個人の特性に任せるだけだったからね、 そのことがスポーツ全体で認識されたという意味で、 十分に意味があったんじゃないだろうか。 競技者は、どんなときに楽しめばいいのか、ということを、 選手も把握したと思うし。 そのことが、アテネでの超好成績に繋がっているのかもしれないし。 しらんけど。 まぁ、とにかく、そういうことです。 (やっぱりまとまってねぇ)

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マウス購入(仕事用)

職場で使用していたマウス(私物)がもう相当に痛んできたので、 そのマウスは自宅のノートPC用に隠居させることにして、 仕事用には、新しくマウスを買うことにした。 そういうわけで、汗だくになりながらも、 仕事中に寺町までマウスを買いに。 ツールに関しては基本的に、フィーリングが合えばあんまり値段は関係ないんだけど、 (仮に1万円のマウスでもいいと思えば買う) 今回は、私物ではなく、会社の経費で買うので、値段も厳しく。 さらに、林淳(グラフィックデザイナー)の分も買うことになり、 結果的にMac OS9.1対応でないといけないことに。 これも、自分で買うんであれば、ジャンク品でも買って行って、ダメだったら、 あーダメだったなーまぁいいや、誰かにあげよう、 くらいで済むんだけど、会社の金となるとねぇ。さすがにそんないい加減な。 そういうわけで、Mac対応を唄っていて、なるべく安いもの、 で、出来ればワイヤレス、サイズは少し小さめ。 その希望を満たしたのが、タニヤマムセンで特売されていた、 SONYのワイヤレスマウス『SMU-WSM2』。 そこそこのデザインと、堅実な性能という感じで、 ウリは、無線の受信部分を、 受信ユニット(USB延長みたいなもの?)に接続することにより 机下のPCであっても、電波が遮断されずに快適に使用できること。 受信部分は、ユニットを使わなければ直接USB端子に接続可能だし、 おお、これ一つでデスクトップもノートもいける。 そしてお値段、2,980円。 ジャンクに比べれば高いけど、 (ジャンクワイヤレスで1,980円、ジャンクUSBで980円てところだ) ちゃんとした製品でカツワイヤレス、 ということを考えると、お買い得だったかな、と。 まぁそういうわけで、ニューマウス。 スクロールホイールが微妙に遠くて、 人差し指と少し合わない部分もあるけど慣れかな。 それより、いままで、ラインを気にしてたところがあったので、もの凄い快適。 いい買い物したかも。

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本日のITニュース。 – 2005/08/08 vol.02

午前中に、週明けニュースをピックアップしたのだけど… 午後になって、また興味をそそられるニュースが“入荷”していたので、 想定外の第2弾。 まず、一番驚いたのは…これ。

ITmediaニュース:マードック氏のメディアグループ、Skype買収を試みる
メディア王ルパート・マードック氏率いるNews Corp.はSkypeを約30億ドルで買収する交渉をしていたが、話し合いは決裂した。8月7日にIndependent紙が報じた。 匿名の信頼できる情報筋によれば、Skype TechnologiesとNewsの交渉は先月、物別れに終わったと同紙は報じている。これは、マードック氏の息子であるラクラン・マードック氏が父親の帝国を離脱する直前のことだ。 Independent紙によれば、ルクセンブルクに本社を置く未公開企業、Skypeは自社の売却話を否定しているが、業界の情報筋は同社の売却が間近だと予想しているという。 NewsおよびSkypeからの公式コメントは、すぐには得られなかった。 SkypeはKaZaAの共同創設者としても知られるニクラス・ゼンストロム氏により設立された。KaZaAはファイル共有ソフトウェアプロバイダーでNapsterの競合。ユーザーがインターネット上から無料で音楽ダウンロードできる仕組みだ。Skypeが提供する無料ソフトウェアを使うと、ユーザーは世界中で無料インターネット通話が可能となる。同社の無料ソフトウェアは4200万人以上に利用されており、新規ユーザーは毎日15万人ずつ増えている。
いまや、中級以上のユーザなら必ず知っている無料電話、Skype。 一般電話とも通話可能な有料サービスが出るなど、 圧倒的なパワーを誇っているのだけど、会社自体は未公開で、 資本的には極小さい(知名度と比べて) そう言うことを考えると、なんらかの企業が獲得に乗り出してもおかしくはないし、 逆に創業者がそろそろ売却を考えてもおかしくはないのだけど、 それが、マードック氏だというのが、なかなか興味深い。 『マードック氏のメディアグループ』といえば、 泣く子も黙る、NewsCorp.なんだけれども、 最近そう言えばよく見るなぁ…と思ったら、 スターウォーズの配給元、20th FOXが、その傘下なんだった。 お決まりのロゴの下の方に、News Corporationのクレジットが見える。 Skypeは今現在ですら十分に成功してるといえるだろうけど、 儲かっているかというとどうなんだろう?微妙なところっぽい。 有料サービスの導入に当たって、それまで無料だから…と黙っていたようなクレームも、 ガシガシ届いているという話も聞く。 (それでも十二分に安いはずなのだけれども) サービスの人気と、儲け話は必ずしも一致しないのかもしれない。 赤字ってことはないにしても、規模に比べれば、それほどは儲かっていないのでは。 (儲かってるだろうけど、もっと儲かっていいはず、ってことね) 記事では結局、買収の話し合いが今後も続くのか、 という点で曖昧になっているけれども、 マードック氏に限らず、なんらかの巨大な資本を味方に付けたら、 もの凄いことになりそうである。 (多分、既に、国際電話のかなりの部分を食ってると思うけれども)
ITmediaモバイル:真夏の暑さも“蚊”も吹き飛ばす、韓国携帯の夏サービス
「蚊が嫌う周波数を出して、蚊退治」「胃腸に効く体のつぼを紹介」「脳を覚醒させる音を出して眠気払い」。韓国の、夏向け面白携帯サービスを一挙紹介。
韓国の携帯に、 蚊よけアプリ搭載のものがあるのは知っていたけど、しかし凄いな。 日本では、今はそんなに多機能志向ではないけれども、 とにかく色んな機能を盛り込んじゃおう、っていう姿勢が明らか。 蚊よけアプリ一つとっても、 確か、東南アジアや、東アジアなど、 様々な地域の様々な種類の蚊に対応した周波数のプログラムを、 追加でダウンロードできるんじゃなかったっけか? 機能にしても、日本みたいにデジタルで出来ることをさせるんではなくて、 無理矢理でも何でも、アナログとデジタルを携帯で繋いでしまう、 というようなところがスゴイ。 記事中紹介されている、 『胃腸に効く体のツボを、「消化不良」「急な食あたり」「胃腸障害」の 症状別に教えてくれるソフト』 だって、いやそれってただのツボ辞典だと思うんですけど、 そんな声などものともせず、 『消化不良アシスタント』としてサービスにしてしまう辺り、 強引なのか、柔軟なのか。 もちろん、デジタル的な機能もあって、 テレビやエアコンを動かせるリモコン搭載、 様々なファイル形式を読み込めて、海外SMSとのやりとりも可能… なんていう機種も登場している。 さすが。 やはりこの辺りは大陸的思考があるような気がする。 昔、子供の頃、誰かの香港土産でもらった、 『100in1』とか言う、1本のソフトに100本のゲームを詰め込んだソフトがあったんだが、 (実際には、ゲームの種類は4分の1くらいで、様々な“リミックス”バージョンが入っている) その辺の発想と、ある程度似ているような気も。 日本人みたいに、こだわるのも大事だけど、 えいやっと出してしまうのも大事かもね。
ITmediaニュース:48時間で消えるDVD、600円で発売
開封すると48時間で中身が“消える”DVDを、日販が首都圏のコンビニで販売する。  出版取り次ぎ大手の日本出版販売は、開封後48時間程度で再生できなくなるDVD「48(よんぱち)DVD」を、9月17日に首都圏のコンビニで発売する。税込み600円と安価だが、レンタルと違って返却不要なのが売りだ。  米FlexPlay Technologiesの技術を活用した。ハムの真空パックのように、DVDを真空パックして販売。開封するとディスク表面で化学反応が始まり、48時間あまりで再生不能になる。
これに関して思うことは… なんだか、デジタルなんだか、アナログなんだかわかんねーなーってこと。 高い科学技術なんだけど、でもこれってデジタル技術じゃないよね… CDのデータを読み込めないようにするには… 専用シュレッダーを使って傷を付けましょう、 または、はさみで切りましょう、 なんていうことを言われているけれども、 それと同じで、デジタルが発展しても最後のところはアナログというか、 でもそのアナログ手法も、科学的に高度になっていって また、なんだかもう、高度なのかどうなのかよくわかんねーよ、と。 さっきの例で言えば、たとえば、 『1分間に500枚のCDを裁断できます!』 っていうシュレッダーがあったとして(あるかどうか知らんが) それは高度なのか、そうでもないのか、微妙だなーみたいな。 そもそも、大きなサイズのデータを長期間保存するために生み出されたメディアを、 なるべく短期間(それも一定の)で、使用不能にするという、 一見矛盾した技術の進歩。 いや、 まことに、人間らしくて良い。

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本日のITニュース。 – 2005/08/08

いくつか文章があるんですが(カタいのも、ネタなやつも、恒例のも)、 どうも筆が進みませんで…とりあえず、最近気になったニュースなど。

ITmedia ライフスタイル:iTMS-J、わずか4日で100万曲販売突破
アップルコンピュータは8月8日、音楽配信サービス「iTunes Music Store」(以下 iTMS-J)での楽曲販売が、8月4日のサービススタートから4日間で100万曲を突破したと発表した。
やはりこれでしょう。 基本的には、うちの店とはかぶらないハズなんですが、 (メジャー系は和洋共に店頭に殆ど無い) まぁ取りそろえ方によっては影響もあるでしょうし、 やたらと心配してた社長の気持ちもわからんではない。 でもまぁ、どーーも、焚き付ける元というか、 無駄な焦りというか、になっていた感があって、 あんまり正しく評価できなかったんだけど、 正式開始ってことで、これから嫌でもその実態がつかめるようになるかな、と。 暫く、注目していたいと思います。
ITmediaニュース:「CiscoがNokia買収を検討」の報道
米Cisco Systemsがワイヤレスインフラ技術を手に入れるため、世界最大の携帯電話メーカーNokiaの買収を検討している。Businessが8月7日に報じた。 同紙は情報源を明かしていないものの、Ciscoはこれまでニッチな技術企業の買収に集中してきたが、ジョン・チェンバースCEO(最高経営責任者)はワイヤレスインフラ企業との合併に関心を持っていると考えられていると伝えている。
すごいな。 規模がでかすぎて、もうなんだか全然わかんないよ。 Ciscoの時価総額がおよそ約1230億ドル(約14兆円)、 Nokiaの時価総額が約710億ドル(約8兆円) これがどれくらいスゴイかというと… あの楽天の時価総額は約9000億円ドコモでさえ、8.7兆円。 Ciscoと肩を並べる会社というと… トヨタ自動車の約15兆円くらいか。 つまり、トヨタが、ドコモを買収すると言っている、 と解釈すれば、規模としては同じくらい? って、でかすぎるよ(苦笑) もちろん、きちんとした戦略に基づいて行われるわけだが… 果たしてどうなることやら。
ITmediaモバイル:iモード用フルブラウザ「サイトスニーカー」正式版公開
ユビキタスエンターテインメント(UE)は8月8日、iモード用フルブラウザ「サイトスニーカー」の正式版を公開した。ダウンロードは、8月8日午後8時8分から。
遂に正式版、リリースらしい。 以前一度取り上げたので、紹介しておくけど、 そう言えばそれ以来、携帯用フルブラウザが出てくること、出てくること。 あんまり種類が増えすぎると、ウェブ管理者側では対応しきれなくなるので、 PCと同じデータがロードされることを覚悟して欲しいけど、 むしろ、UAで振り分けられない方が都合良いのかな? なにはともあれ、ライバルがたくさんいて大変な業界だが、 (そして多分、ユーザは早い『淘汰』を待ってるんだ、これが) 頑張って下さいませ。 ちなみにこれは蛇足だけど、 リリース日、時間まで8並びという懲りよう。末広がり祈願かな? でも午後8時って一般的には20時であって、 ちっとも8並びじゃないんだが… まぁその辺りはご愛敬、ってことで。

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喫煙に対するスタンス。

今、手元にある、『SevenStars MENTHOL LIGHTS』にはこう書いてある。

喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます。
その他、商品によって、 脳梗塞との関係や、肺ガンとの関係を示すものもある。 これらは、2005年2月27日に発効した、 『たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約』に基づくもので、 (→ 外務省プレスリリース) 警告文に関しては、その条約の中で、
たばこの包装及びラベルについて、消費者に誤解を与えるおそれのある形容的表示等を用いることによってたばこ製品の販売を促進しないことを確保し、主要な表示面の30%以上を健康警告表示に充てる。
と定められている。 まぁ正直に言うと、この警告文のおかげでデザインが台無しなんだが、 (出来ることなら、片面全部を警告文にし、もう片面は警告文無し、とかにしてもらいたい) まぁ多分、それも狙いの内なのでしかたあるまい。 こうした警告文の影響かどうかは分からないが、 周りでも、タバコを止める人間がちらほら出てきた。 僕自身は、吸うも止めるも個人の問題だと思うから、どちらでもかまわないのだけど、 タバコを止める人間というのは、どうしてあんなにうっとおしいのか、 たまに疑問に思うことがある。 個人の意志で吸い、個人の意志で止めるわけだから、黙っていればいいと思うのだが、 多くの場合、とってつけたように、健康へのリスクや、財政的な負担を主張し始める。 要するに…止めた自分を自慢したいのと、 本当に止められるか不安なので、主張したいのと、 その両方なのだと思うのだけれど…うっとおしい。 褒められるために止めるんであれば、吸うこととあんまりかわらんのに。 僕自身は、そのうち止めるつもりでいる。 喫煙が体に良くないのは明らかだし、 内蔵や、アレルギーやその他の健康的に見ても僕には多分、良くない。 ただ、今すぐに止めればいいじゃないか、という気分にもならない。 それまでスパスパ、人前でも吸っていたのに、 ある日突然、大した理由(商品に臭いがつくとか(笑))もないのに、 禁煙の正当性を主張する人間にはなりたくない。 そういう、アレルギー反応的な反射活動は、 非常に薄っぺらいだけでなく、かっこわるい、と思う。 かっこいいと思ってタバコを吸っている行為自体が、 かっこわるいのは間違いないが、 だからといって、いきなり翻すのも別にかっこいいとも思えないし。 なるべく、自然な形で生きていきたいと思う。 おそらくそのうち、自然な形で、止めようかなと思えるかも知れないし、 もしそう思わなければ、僕はそれはそれで良い。 自分の、決めたことだから。

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仕事のポリシー。

あくまで暫定的ではあるけれども(修羅場になったらそれどころではないし)、 一応、自分なりに、2つの『ルール』を作って仕事をしている。 守らなくても大して変わりはしないが、 それに従う方がベターだ、と感じるようになったからだ。 ひとつは、仕事に対し、安易に『出来ない』と即答しない。 企画やデザインていうのは、大体、やってみないとどうなるかわからない。 見た目が簡単そうで、実は気を遣うことが多くて複雑、 そういう作業もある一方で、意外にすんなり片付いてしまうものもある。 完璧ではなくても、とりあえずすんなり片付ける方法があるものもある。 だから、何かを持ち込まれたとき、 忙しさに苛ついて『出来ません』と言ってしまわないように、 (なるべく)気をつけている。 と、同時に、『出来ます』と即答することも避けるようにしている。 全てのことに対して、『なんでもOK!』と言えれば格好は良いけれども、 一つの作業を入れれば、他が圧迫されるのは当然で、 そしてそれがタチの悪いものだったら、大変なことになる。 それならば、少し時間を割いて、掛かる時間や労力を見極め、 それがプライオリティと比べて割が合うかどうかを見て、返答する方が効率的だ。 まぁそれでも、ノリで引き受けて苦労することもたくさんあるけれども。 もうひとつは、まぁ現実的ではないかもしれないが、 残業をしない、ということ。 問題がなければ、定時から1時間以内には帰る。 というのも、ことさらにこれを主張するのは、ひとえに僕の作業内容の特徴によると思う。 僕の仕事は、多くの場合、小さな作業の集合、になっている。 ひとつひとつは毎回違うので、毎日のルーチン的な作業はない。 また、一日中、一つのプロジェクトに掛かりっきりというのもまず無い。 ベースに、中期的には完成すべきという大きめのプロジェクトがあり、 その上に、日々更新すべき様々な作業が乗っている、という感じ。 僕は、その中で、頭を切り換えつつ、色んな作業をしているんだが、 そのスイッチングの回数にも限度というものがあって、 疲れてくると、なかなか上手く切り替えられなくなる。 元気であれば、二つ以上のことを同時進行というのも可能なのだけど、 疲れてくると、一つのことしか出来ず、且つ能率も落ちる。 残業すれば、明日に回すはずだった仕事を片付けられて、 多少は楽になるけれども、その分、明日のスタート時点でのエネルギーが減る。 結局…あんまり変わらないんだよね、全体としては。 残業をしまくって、必死になって作業を片付けてた時期もあったけれども、 疲れて画一的になってしまったり、後でやり直しが必要だったり、 なんかそう言うことにぶち当たって、 あー、僕の場合は、残業は合わないな、と実感した。 将来的にもずっと守り続けるかどうかは分からないが、 まぁ、とりあえずこのところは、こんな感じで動いてる。 そう、悪くない。

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体育会系。

『体育会系』 まぁ、一般的には、 脳が筋肉で出来てるとか、 精神論で語りまくるとか、 無理をやる気で通すとか、 そういうことが言われてるわけですけどねぇ。 古いね。 感性も古いし、語彙も貧弱だなぁ、と、 まぁ、主に『文化系』の人々の糾弾系文章を読む度に思ってるわけです。 単純にしらんだけだよなぁ、この人ら、と。 その単語以外に、状況を説明する言葉を持たない。 まぁ、指導者も選手もピンキリなワケなんで、 体育会に所属する全メンバーが同じ事を考えてるわけでもなし、 そりゃ、いろんなやつがいますよ。 そもそも、古い価値観の体育会系だけで勝ち残れるほど、 実際の競技の場面は甘くはないわけだし、 はっきり言って、融通の利かない古い精神論者を『体育会系』と呼ぶ、 日本国民の習慣はどうにかならんのかな、と思う。 キリの奴らを引っ張り出して名前付けて、全体を呼ぶのは止めてくれんかな、と。 例えば、集団行動、なんてのがありますね。 『俺はみんなで同じ事とか嫌いだから』=『非体育会系』みたいな感じだけど、 体育会系だって、みんなと同じコトしてたら一生勝てません。 力を合わせないと出来ないようなこと(掃除とか)に関しては、最低限ルールを。 個人のことに関しては個人の裁量で。 当たり前ですけどね。 じゃあ、最低限のルール抜きで社会は成り立つかって、そりゃないよね。 例えば、9時までに出社して、5時までは働く、だって立派な集団行動。 降りる人を先に下ろして、それから乗り込む、ってのもそう。 程度の低い奴らの言ってることが間違ってるだけであって、 集団行動そのものに非があるわけじゃない。 あと、上下関係、なんてのもありますね。 僕も大学時代よく見ましたよ、他大学のやつらで、 同回のヤツが、先輩になった途端に威張り散らしてる光景とか。 まぁ、だいたい、上下共に頭が足りないんだけども。 まぁしかし、コミュニケーション能力の欠如を、強制で埋めるのは、 体育会に限った事じゃないっしょ。 痛いところ突かれた教授とか、生徒の苦情にうんざりしてる学校職員とか、 社会の至る所にあるでしょう?無意味な上下関係。 だからさ、物事の認識の順序が逆なんだよ。 良くある社会のパターンの一部としてダメな体育会系があるんであって、 そのパターンの名称が体育会系ではないワケよ。 で、実は上下関係がなかったら、社会システムはもっと非効率なわけで、 ああ、敬語とかではなくて、パワーバランスの話だけど、 要はそこにある必然性を説明できるかどうか、でしょう。 尊敬できない先輩に対しては、尊敬できません、と言えば済む。 僕もいましたよ、下らんこと言う先輩とか。 でも、幸運にも、殆ど全ての先輩はいい人だったし、尊敬できた。 尊敬してるから、敬語になるし、尊重する。 下らん人は、敬語しか、尊敬を感じる部分がないから強制する。 世の中もそうでしょ? 体育会系、と呼ばれていることの殆どは…知識不足による幻想だね。 僕は文化系の家庭に育ってきたし、 高校もそういう空気が強かったから思うけど、 ダメなヤツは、何系でもダメですよ。 ちゃらい会話する分には、 『あいつって、ホント体育会系だよねー頭悪いって感じ』 『だよねーハハハ』 で済むんだけれども、 (ネタとしての『体育会系』) 大事な話をするときには、その単語はかなり、 認識の省略を含んでるって事に気付かないと。 認識の省略ってのは… そのことの重大さをあんまり分かってない人が多いけど、 集団行動や上下関係の強制と同じ事ですよ。 アメリカの戦争行動だってそう。 戦争に導いた人間達は、 きちっと考えて世論を誘導していた(善し悪しは別にして)けれども、 それを支持した人間には、認識が足りなかったんじゃないかな。 尊敬を強制する人間や、言ってもわからんような、 いわゆる体育会系にばかりぶつかってきた人は、 本当に不幸だなぁ、と思う。 でもそれ、マジで底辺ですぜ。 まぁ、底辺が一番たくさんいるんで、仕方がないけれども、 その思想丸ごと否定すると、実は人間の活動を否定していることになったり、 自分も大して変わらない人間だったり、 (相手の非を説明できないから単語を出してるだけなんだよね) そういう残念な状況になるんだが、 多分、気付いてない。 体育会系じゃないところでも、同じ性質を持ったダメな奴らはたくさんいるのにねぇ。 僕は、一生懸命やってる人たちに、そんなこと言う気にはとてもなれんなぁ。 まぁ、残念な世の中なんだけれどもね。 概して。 こんな僕でさえ、気に入った世界も、その中には含まれているだけに、 その単語の使われ方には、少々神経質になるのでした。

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T-1グランプリ ─ きみが選ぶインターネット家庭教師

T-1グランプリ ─ きみが選ぶインターネット家庭教師 いや、面白いサイトを見つけたよ。からの パクリネタ(というか、そもそも的つっこみ)ですが、 いや、ていうか、あれだ、 なんなんだこれ(笑) 『家庭教師のトライ』が意図する、正しい投票の仕方は、

1. 家庭教師を指名する  ↓↓ 2. 授業を受講する  ↓↓ 3. 評価に従ってポイントを投票する
なんだろうけれども、 僕らの考える正しい投票の仕方は、まず間違いなく、
1. 家庭教師を品定めする(顔写真と妄想とで)  ↓↓ 2. 気に入った子に投票する(あくまで人気投票)
となるわけで。 ブログも用意されてるんだけど、 まぁ、家庭教師の殆どがバイトと言うことで、 まぁ要するに女子大生ですよ、 なんだかね、タレント事務所のオフィシャルサイトみたいになってます(笑) 面白いし、話題になって知名度は上がるだろうけど、 多分、マーケティング的には大したプラスにはならないと思います…(苦笑)

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mixiとNOBODY:PLACEを分割。

mixiに参加してから半年くらい経つんだけど、その間、 面倒だなーっていうことが先行して、 mixi上の日記は、ここの、MUTTERまたはDIARY(途中で変更した)だったのだけど、 最近何となく違和感を感じ始めて、 ってのは、なんかこう中途半端なんだよね。 mixi側の目を完全に気にしないことはできないので、多少は意識して書く、 でもmixiではないこちら側のことも考えて書く、 なんだか、もの凄く面倒。 『mixiでしか書けないこと』というのは今のところそうはないんだけど、 『ここでしか書けないこと』ってのは意外にある。 mixi宛に、技術情報とかのニュースをピックアップしたって仕方がないしな。 それ以上に、個人的心情は、実は、mixiよりこっちの方が書きやすい。 なんでかわからないけど。 まぁそういうわけで、書く方も読む方も面倒だとは思うけれども、 試験的にmixiはmixiで独自の日記ということにしました。 まぁ、読みたいという方がいるとは思えないけど(苦笑) 興味があったらどうぞ。

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