その後、胃腸は快調なようです
前回まで。【犬のいる生活】獣医師さん「便を確認したところ螺旋菌が増えてますね」
【犬のいる生活】おなかよわい仔（続き）
体調を崩して下痢をしてから治るまで結局10日掛かりましたが、おかげさまで今は元気に食べ元気に出しています。いやまあ、前半の「元気に食べ」の方は下痢の間も十分にやっていたんですけども。
大根おろしとジアスターゼ
獣医師さんに普通の下痢止め、胃腸の悪玉菌をコントロールするための抗生物質、漢方的な止瀉薬を処方いただきましたが、下痢自体は止まったのでそれらを飲ませるのも止めました。悪玉菌をコントロールする抗生物質は飲みきりで与えてみても良いかなと思いましたが、それもまた調子が悪くなったときに取って置く方向で。一方でお腹よわい仔だった場合に日々どうケアしていくかという部分についてもかなり詳細にアドバイスいただいたのですが、そのうちのひとつが大根おろしを食餌と一緒に与えてみてはというアドバイス。
論文が書かれたり書籍に載っていたりするわけではないのだけど、現場の体感としてそれで状態が安定する仔が多くいる印象なのでやってみても、良い、か も ね
とのことなので、まあそれなら犬への負担も大きくなさそうだし、今の季節なら辛さ控えめで価格も安いし暫くやってみようかということで最近は大根おろしを擦っています。
（「良い、か も ね」という言い回しは指導として責任取れるほどエビデンスがあるわけじゃないけど悪いことにはならないです、ぐらいの言い回しかな。先生の口癖だろうと思いますが）
実際に今効果が出ているかは正直よく解りませんけど、食餌に混ぜても特に抵抗なく食べているようですし、その後快便も続いているので、もしかすると効果があるのかも知れません。よくわかりませんけどね。大根下ろしを食べてても変なものを拾い食いすればお腹下すでしょうし（柴犬はさくらの落ち葉が大好きでよく食べちゃってよくお腹下すらしい）、その辺りの対策は引き続きひつようでしょうけど、まあ常用するサプリメントぐらいにはなるかなあと思っています。
つい2ヶ月ぐらい前まで回虫がいたお腹だしね。もうしばらくは大事にしてあげてもと。
調べてみると：割と肯定的な話多め
念のため犬に大根おろしをあげることについて調べてみましたが、概ね肯定的というか問題なしという感じの話を見掛けました。例えばで引用するとこれとか。大根には、犬が中毒を起こすような有害物質は含まれていないので、犬に与えても大丈夫です。 大根の栄養素でよく知られているのが、大根おろしに多く含まれる酵素の「ジアスターゼ」。大根をすりおろすと活性化して消化を助けてくれます。さらに、大根の辛味成分「イソチオシアナート」という成分には殺菌作用や血液をサラサラにする作用があるといわれています。これらの働きは、人間が食べた場合の効果として確認されているものですが、犬にとっても同様の働きが期待できるのではないかと考えられます。
【獣医師監修】犬に大根を与えても大丈夫。大根を食べるメリットと与え方を解説｜いぬのきもちWEB MAGAZINE
ほかにも、大根には豊富な水分やビタミンC、カリウム、食物繊維など犬の健康保持に役立つ栄養素が豊富に含まれています。また、大根の葉にもβカロテンや葉酸、カルシウムなどの栄養が含まれているので、根の部分だけでなく葉っぱも犬に与えて大丈夫です。
注意点としては甲状腺を悪くしている犬は要注意とのこと。
大根、小松菜、キャベツ、クレソン、カリフラワーなど「アブラナ科」の植物には、甲状腺ホルモンの分泌を阻害する「ゴイトロゲン（グルコシノレート）」という成分が含まれています。甲状腺ホルモンが欠乏すると、運動性の低下や無気力の状態になることがあります。大量に大根を与え続けなければ、それほど心配はないと考えられています。ただし、もともと犬は、甲状腺の機能がうまく働かない「甲状腺機能低下症」が発生しやすい動物なので、甲状腺の疾患と診断されている犬の場合は、大根を与えないほうがよいでしょう。
【獣医師監修】犬に大根を与えても大丈夫。大根を食べるメリットと与え方を解説｜いぬのきもちWEB MAGAZINE
それから消化のために食べさせるなら消化酵素「ジアスターゼ」が熱に弱いので火を通さずに生で。冷蔵庫から出してすぐに与えるとちょっと冷たいので、胃腸が弱っているときには常温に戻してからの方がいいかも。
正直、過保護なんじゃないかと思うことも日常良くありますけど、まあうん。いいんじゃないか。甘やかすだとあれだけど、本人が気付いていない範囲であれこれ世話を焼いてやるのは良いかなと思っています。
ちなみに下痢の原因には早食いもあるらしいので（実際結構早食いタイプ）、こちらの食器を注文してみました。まだ届いてませんけどね。届いたら使ってみます。食べにくいんだろうなあ笑
