どんな場面で脇汗がすごかったか
例えばオンラインミーティングとか。別に吊し上げられるわけでもなんでもなく、例えば週次のミーティングならその週にやったことの中から特に報告したいことを簡単に述べ、来週以降の予定を簡単に述べれば終わります。事前に準備出来ますし鋭く突っ込まれることも殆どないので、緊張するような時間ではないのですがなぜか脇汗が止まらない。
それから誰かの発言に対して突っ込むときとか、提案するときとかも脇汗がだらだらと。別に喧嘩するわけでも、いや議論するわけですらない、単なる意見のシチュエーションなので特に緊張するわけでもないしもちろん顔は平静を装っているんですが、脇汗びっしょり。
新しいクライアントを探して面談なんていうときは言わずもがなです。間違っても色の薄いTシャツなんか着てはいけない。黒T一択です。
いつの間にか脇汗をかかなくなりました
やはり場数を踏んできたというのが大きいんだと思うんですが、割と強めに突っ込むような場面でもいつの間にか脇汗をかくことはなくなってきました。何か「やらかし」が発覚したみたいなシチュエーションだったらさすがに今でも脇汗ぐっしょりになるのかも知れませんけど、そんなことは滅多にないし、なんですかね、、良い意味で「どうでもいいや」って最近は思うんですよ。元来が小心者なので、言いすぎたらどうしようとか、これは頑張ってきっちり言わなくちゃならないとか、そういう余計な重荷をたくさん背負いがちな人間なんですけど、なんというか、文字通りだと誤解を生みそうですが、思っていることや考えていることをきちんとぶつけてコミュニケーションを取ってみた結果、「この人とは合わない」となった人間関係は、それが仕事の関係であっても捨てて良いんだってことに気付いたんですよね。
良いんですよ別に。契約更新のタイミングで「更新しません」って言えば良いし、仕事の依頼があったときに「多忙なのでお請け出来ません」って言えばいい。もうあと5年もしたら仕事選んでいられる立場ではなくなっていると思うけれど、今のところはまだ大丈夫。
「誤解を生みそう」って書くことの意味は、合わない人間との関係を断ち切りたいということを言いたいんじゃないってことです。
そうではなくて、この人との関係を維持するためにと考えることが心理的負担になっているのであれば、「最悪、関係が切れても良いんじゃない?」と自分だけは自分に言ってあげるって感じですかね。そう思って付き合った方が案外付き合いやすかったりもするんですよね、、不思議なことに。頑張って取り繕ったり背伸びしたり妥協したり黙認したりしていたときの方が、お互いにストレスが大きくて上手く行かないみたいな。
そういうのも大事なんですけどね。社会人としてね。でもそれはあくまで「手段」であって「目的」じゃないんですよね。コミュニケーションさえ取れればいいわけだから。
これが不惑なんですかね
もう40歳を6年と8ヶ月も過ぎてしまってこのタイミングで不惑も何もあったもんじゃないですけど、ただまあ、不惑っていうのはこういうことなのかなあとちょっと思います。頑固とはまた違った感じで自分のスタイルを認識・推進しつつ、良いバランスで色んなことを諦めて行ける感じ。曰く、いいじゃないか主義。
人間そんなもんかも知れませんねー。最近なんかそういうの楽だもんなー